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楽天の3年目、井野卓捕手(24)が、正捕手争いに殴り込みをかける。13日のオリックス戦(福島)で今季初先発する。捕手の人数を増やす20日からの交流戦に向け、藤井彰人(31)、嶋基宏(23)に続く捕手を見極める狙いだが、一気に正捕手獲得のチャンスでもある。昨年9月27日のオリックス戦以来となるスタメン抜てきで、結果を残す。

 ビッグチャンスがやってきた。橋上秀樹ヘッドコーチ(42)は「井野はあした(13日)の試合で先発で使う。リードとキャッチングで、バッテリーコーチからの評価が非常に高いからね」と話した。昨年9月以来となる、プロ入り2度目のスタメンマスク。燃えないわけがない。

 今季は久米島キャンプから1軍に帯同。実績のある藤井、嶋を脅かす正捕手候補として急浮上した。持ち前の明るさで、盛り上げ役としても活躍。ブルペンには毎日、井野の大きな声が響き渡っていた。開幕直前で2軍降格を命じられたものの、首脳陣の頭の中には、その存在がしっかりとインプットされていた。

 7日のソフトバンク戦で、一場が炎上して2軍行きが決まると、井野の昇格はすぐに決定。捕手への注文が厳しい野村監督も、スタッフ会議ですんなりと同意した。「とにかく、元気を出して頑張りますよ」と気合十分で1軍に合流したプロ3年生。猛アピールが、チャンスとなって返ってきた。

 13日の先発は永井。橋上ヘッドコーチは「リードが反映される投手。井野がどうなのか、よく分かると思う。1試合通して見てみたい」と首脳陣の狙いを明かす。さらに、20日からは交流戦もスタート。「交流戦からは捕手を3人にしたい。藤井、嶋に次ぐのは井野なのか、(2軍の)木村なのか、伊志嶺なのか。判断したい」と続けた。

 1軍定着へ、井野にとってはこれ以上ないチャンス。プロ入り初先発の試合では、第2打席で代打を送られる不完全燃焼に終わっただけに、リベンジもかかる。今回は一発回答といきたいところだ。

 ◆井野 卓(いの・すぐる)1983年11月23日、群馬県生まれ。24歳。前橋工高で01年夏の甲子園に出場。東北福祉大では4年秋の仙台六大学リーグ戦でベストナイン。05年の大学・社会人ドラフト7巡目で楽天が指名。プロ入り初出場は、昨年6月30日の西武戦。正確でスピードのあるスローイングが持ち味。180センチ、78キロ。右投右打。

 ◆チアリーダーが福島初登場
  ○…13日のオリックス戦は、今季1度しかない福島開催。前売り券は完売しなかったため、当日も全席のチケットが売り出される。今年の目玉は、チアリーダー・ゴールデンエンジェルスの福島初見参。試合中のパフォーマンスも実施され、地元のダンスチームとのコラボレーションも行われる予定となっている。試合以外でも、会場を盛り上げる。

参照元:スポーツ報知

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村中がさかなクンになる! ヤクルトの村中恭兵投手(20)が12日、10勝を達成したら、お立ち台で顔が似ていると言われる「さかなクン」のかぶりものパフォーマンスを披露すると公約した。ここまで3勝3敗、防御率2・14と抜群の安定感を誇る3年目左腕。かぶり物で一気に全国区に躍り出る。

 頭にかぶったハコフグのぬいぐるみと、甲高い声が印象的なタレント・さかなクン。「(似ていると)プロ1年目から言われています。昔は嫌でしたけど、テレビで写真まで並べられて笑っちゃいました」お立ち台のパフォーマンスを振られると「かぶり物?さかなクンですかね。10勝したら。それぐらい時間があると準備もできるから」と意欲を見せた。

 この日は、神宮外苑で先発陣の練習に参加。ランニングメニューで汗を流し、練習後には酸素カプセルで疲れを癒やした。1戦ごとに成長し、期待以上の働きを見せている若武者。パフォーマンスへ向けて、1つずつ白星を積み重ねていく。

参照元:スポーツ報知

ロッテの2軍本拠地の移転先として、ルーキー・唐川侑己投手(18)の出身地である千葉・成田市が有力候補にあがっていることが12日、分かった。現在ファームの球場、室内練習場、選手寮はさいたま市南区(浦和)にあるが、地域密着の一環として千葉県内へ移す道を模索。その中で唐川の活躍に沸く地元・成田市が急浮上した。早ければ3年以内の実現を目指し、今後検討していく方向だ。

 ロッテ2軍の本拠として、成田市が急浮上した。「将来的には2軍も千葉に移転させたい」と球団幹部が説明するように、移転の道を以前から模索。今年に入り、動きはより具体的になり「3年以内の実現」を目指し、ロッテ本社とも折衝に入った。複数ある候補地の中で、1軍で快投する唐川の出生地がクローズアップされてきた。

 移転は、長期的な地域密着の方針に沿うもの。2月には2軍キャンプを鴨川市で張った。茂原市などでも2軍公式戦が行われ、成田市営大谷津球場でも7月30日に巨人戦を開催。さらに、今春から1軍のキャンプを大嶺投手の出身地である沖縄・石垣島で実施するなど、選手とリンクした移転の前例もある。仮に成田への移転が実現した場合も、「唐川のロッテ」として地域への浸透もスムーズに進み、集客面のメリットもあると見られる。

 2軍本拠地は、1989年に東京・青梅市から移転。98年には、トレーニングルームを完備した選手寮も近くに完成した。しかし、1軍の千葉マリンまでは、電車や車で1時間以上かかる距離にある。唐川もそうだが、寮に住む若手選手が1軍に昇格した場合は、移動が不便。球場も老朽化し、スタンドの収容人数は数百人前後。こうしたデメリットを、移転で解消する狙いがある。

 問題は資金面にある。移転にはばく大な資金が必要。「球団単独での負担は難しい」と球団関係者は話し、自治体側の協力は不可欠だ。ただ、成田市は平成19年度には23億円以上の黒字を計上するなど、一般に財政難とされる千葉県内においては潤っている。現在、同市内にはナイター施設を完備した3球場があるが、新球場建設の計画も進行中だ。

 球団、成田市ともにメリットはあるだけに、唐川の今後の活躍次第では、一気に機運が盛り上がる可能性もありそうだ。今後は非公式な折衝を通じて双方の意向を確かめ、移転問題を具体化させていく。

 ◆千葉県成田市 千葉県の北部中央に位置する中核都市で、面積は約214平方キロメートル、人口は約12万人。北は利根川をへだてて茨城県と接し、西は印旛沼、東は香取市と接する。市の中心部である成田地区は、1000年以上の歴史を持つ成田山新勝寺の門前町。また、1978年には新東京国際空港(現成田国際空港)が開港。06年3月に香取郡下総町、同郡大栄町の2町と合併した。

参照元:スポーツ報知

◆マリナーズ6―3ホワイトソックス(11日・シアトル) マリナーズのイチロー外野手(34)はホワイトソックス戦で4打数3安打と固め打ち。4打数2安打だった城島健司捕手(31)と今季3度目のマルチ安打そろい踏みで、チームの連敗を5で止めるのに貢献した。

 試合後のクラブハウスの雰囲気が久々に明るくなった。「このホームスタンド(本拠地)で最初に勝って最後も勝ったから、オセロみたいにパタパタって(黒星も)白くなったらいいのにな」とイチロー。5連敗後の本拠地初戦、5日に白星を挙げてから再び5連敗。遠征前の試合でようやく勝利を手にした苦しさが冗談にも表れた。

 自身は今季3度目の“猛打賞”。初回の右越え二塁打に続き、3回はホ軍が三遊間を狭めたシフトを敷いたが、その深い位置へ落とす左前安打。「相手の動きによって、彼らが何を嫌がっているのか見えることがある。それをこっち側で遊んでる感じはいいわね」直後にリーグトップとなる今季16個目の盗塁を成功させ、8回2死一塁でも三塁内野安打を放った。

 これで11試合連続安打となり、この間の打率は4割5厘。今後もチームが浮上するために黙々と役目を果たし続ける。

参照元:スポーツ報知

◆レイズ8―5エンゼルス(11日・セントピーターズバーグ) レイズの岩村明憲内野手(29)が渡米後初の2試合連続3安打で2得点。球団創設11年目でチーム史上初の貯金5に貢献した。

 ア・リーグ西地区首位のエンゼルスも今やレ軍の勢いに勝てない。その先兵となったのが岩村だ。開幕6勝0敗の左腕ソーンダースから初回に中前安打で3点を奪う足がかりを作り、4―5の6回には2番手スパイアーから左中間二塁打でチャンスを広げ、勝ち越しのホームを踏んだ。

 2試合連続で、初回に安打しての先制点に「(ソーンダースの)連勝を止めてやろうという気持ち」で打席に立ったと胸を張った。

 2試合連続完封勝利に続いて、打撃戦にも15安打で打ち勝ったナインをマドン監督は「強豪チームが見せるような試合展開ができるようになった」と満足そう。キャプテン格で逆転3ランを放ったクロフォード外野手も「今、俺たちはすべての試合に勝てるようなそんな気持ちになっている」と豪語。過去10年間で9度最下位から生まれ変わったことを強調した。

 12日からは苦汁をなめ続けてきた同地区のヤンキースと4連戦。本拠地では9連勝中の勢いで名門チームも撃破する。

参照元:スポーツ報知

◆ドジャース3―8アストロズ(11日・ロサンゼルス) ドジャース・黒田博樹投手(33)の2勝目が遠い。アストロズ戦に先発し、7回2死までノーヒットに抑えるなど6回2/3を1安打1失点の快投を演じた。しかし、守護神・斎藤隆投手(38)が風邪で登板不能の影響で、2イニングセーブを目指したブロクストン投入が裏目となって逆転負け。これで100球未満の交代で3度白星をフイに。トーレ監督の投手リレーにも疑問が残りそうだ。

 2―0で迎えた7回も簡単に2死を取った黒田。夢のノーヒッターまであと7人となった場面で、ア軍の6番・ペンスに92球目のスライダーを左前へ運ばれ、ドジャー・スタジアムに詰めかけた約4万人の観衆からため息が漏れた。

 続くウィギントンにストレートの四球を与え一、二塁。代打ブラムへの1球目がボールになったところでトーレ監督は「疲れが見えた」と97球で交代指令を下した。地元ファンのスタンディングオベーションを受けて三塁側ベンチに消えた黒田は「ノーヒットは4、5回から頭にあったが、自分の記録よりチームの勝利を考えた。先発の仕事はできた」と渡米後、最高の内容を振り返った。

 試合中盤からは、握りを微妙に変えたスライダーが効果的に決まった。3年連続30本塁打、100打点のリー外野手も「素晴らしい内容だった。低めに投球が集まり、ボールも微妙に動いて我々のバランスを崩していた」と絶賛するしかなかった。

 ところが、チームと黒田の相性の悪さは深刻だ。2番手ベイメルが押し出し四球で1失点。再び2点リードとなった8回には、この日も風邪で登板不能だった斎藤に代わって抑え役だったブロクストンがマウンドへ。2番・松井稼から始まる上位打線を迎え、2イニングセーブを期待された。

 ところが前日まで15イニングで3失点、21奪三振の代役守護神が6安打6失点と炎上、黒田の2勝目はまたも幻となった。これで4月14日パイレーツ戦、同25日ロッキーズ戦に次いで、救援陣がリードを守れず、勝利投手フイは3度目となった。

 ド軍の日本人先発投手のデビュー8試合時で白星を消されたケースを見ると95年野茂は1度だけ。02年石井は1度もなく6勝1敗のハイペースで白星を重ねた。

 野茂は4試合目から、石井も5試合目から100球以上は投げさせてもらっていたが、黒田は4試合連続100球未満。トーレ監督の早すぎる交代で、救援陣に負担をかけ続けるのなら「結果(勝ち星)が出ないと乗っていくのは難しい。正直、勝ちたい」と願う黒田の2勝目は、まだ時間がかかるかもしれない。

 ◆稼頭央、黒田白星消す口火打 ○…アストロズ・松井稼頭央は母の日でピンクのバットを使用。1―3と2点を追う8回先頭、ブロクストンから左前安打。勢いづいた打線はこの回7安打を集めて6点を奪った。大逆転の口火となり「食らい付くことだけを考えた。よくためて振れた」と満足そう。日米を通じて公式戦初対戦の黒田に対しては無安打。同じ大阪出身の1学年先輩で、03年のアテネ五輪アジア予選の同僚を「低めに来ていた。あそこまで抑えられたわけだから」とたたえていた。

参照元:スポーツ報知

 レッドソックスの松坂大輔投手がメジャーの厳しさを思い知らされた。

 12日、チームはタバレス投手に戦力外通告した。今季は不振だったが中継ぎ、先発ともにこなす貴重な右腕。ドミニカ共和国出身の明るい性格で、松坂にとっては何かと声をかけてくれる存在だった。松坂は「タバレスだけは(戦力外は)ないと思っていた。去年はコミュニケーションを取るきっかけをつくってくれた。感謝することが多いし、寂しい」としょんぼりしていた。

参照元:スポーツ報知

◆オリックス0-9西武(11日・スカイマーク) 西武が6連勝で貯金を今季最多の13とした。帆足は緩急をうまく使い、5安打に抑えて2試合連続の完封で4勝目。打線は1回に中島の2ランで先制し、以降も着実に加点して14安打で9得点。投打に元気のないオリックスは借金10。

 帆足が4日のロッテ戦に続き零封。「たくさん点を取ってくれたおかげです」と謙虚に話す左腕を、渡辺監督は「ベンチから見ていても素晴らしかった」と絶賛した。

 昨季、3本の本塁打を打たれているローズ対策も万全。帆足は「イライラさせられたと思う」と振り返るように、サインにわざと首を振ってじらしたり、クイックも使ったりした。狙い通りに、4打数無安打に抑え込んだ。

参照元:スポーツ報知

◆阪神3―1横浜(11日・甲子園) 阪神が連敗を2で止めた。1回、新井のゴロが石井の野選を誘って先制。3回は新井、今岡の適時打で2点を追加した。岩田は4勝目。終盤は開幕戦以来となる「JFK」のそろい踏みで締めた。

 3月28日の開幕戦以来の1軍マウンドにウィリアムスが登場すると、満員の観客が沸いた。ウィリアムスは先頭の仁志にいきなり左前打を許したが、続く金城を二ゴロ併殺打に仕留めると、最後は村田をスライダーで空振り三振。「緊張したが、気持ちよく投げ切れた」。手応えをつかみ、笑顔が戻った。

 不調だった久保田も7回にマウンドに立ち、簡単に3者凡退。「自分はこれを続けていくしかない」と力強く話した。

 9回を危なげなく藤川が締め岡田監督は「いい形がまたスタートできた」今季初めて喫した連敗を最小限の2で食い止め、虎の勢いが戻ってきた。

参照元:スポーツ報知

◆タイガース2―5ヤンキース(10日・デトロイト) ヤンキースの松井秀喜外野手は「4番・指名打者」で出場、4打数1安打だった。打率は3割3分1厘。

 前日の9日に連続試合安打が17で途切れたばかりの松井秀が、1回に中前打を放った。ボンダーマンの低めの速球をライナーで打ち返し、カブレラの押し出し四球につなげた。

 途切れた記録については「別に意識していたわけじゃないので」とまったく意に介していない。

 松井秀「(第1打席で中前打)真ん中低めの甘いボール。いい当たりでした」
参照元:スポーツ報知

 ◆ツインズ2―5レッドソックス(10日・ミネアポリス) レッドソックスの松坂大輔投手は先発で7回を投げ、6安打2点に抑えて、開幕から負けなしの6連勝とした。3四球7三振だった。

 岡島秀樹投手は4―2の8回から2番手で投げ1回を3者凡退。セーブは付かなかった。

 松坂のスライダーに切れが戻り、7回を投げ切った。開幕から負けなしでリーグ最多に並ぶ6勝目を挙げた。それでも「全体的に良くなかった。自分の投げているボールが常に不安定で終わった」と反省が先に口をついた。

 確かに序盤は荒れ気味だった。味方が先制した直後の2回、先頭に四球を与え、1死から下位打線に連打を浴びて満塁。1番ゴメスに押し出し四球で同点とされ「1点目の取られ方は最悪」と苦々しく話した。

 5回にも1点を失ったが、下位打線の連続本塁打で逆転してもらった7回は、1番ゴメスをスライダーで空振り三振に仕留めるなど3者凡退で切り抜けた。

 時折、振り上げた足を止めるようにして投げるなど打者のタイミングをずらす工夫を織り交ぜたのも、自分自身納得のいく球が投げられなかったからだろう。それでも、これで松坂が先発したレギュラーシーズンの試合で、チームは昨季から10連勝だ。

 岡島は松坂の後を受け、8回に2番手で登板。ツインズの中軸を3人とも退け、勝利に貢献した。

 試合後は無言だった岡島だが、フランコーナ監督は「岡島の好投を見逃すなよ。2日連続で同じ打者とやるのは大変なのに、驚異的だ」と前夜の2回に続き、主力打者を完ぺきに封じた左腕をたたえた。

 松坂「勝ったから言えることだけど、全体的に悪い中でうまく調整して投げられた。自分の投げているボールは常に不安定なままだった」

参照元:スポーツ報知

◆カブス7―2ダイヤモンドバックス(10日・シカゴ) カブスの福留孝介外野手は「5番・右翼」で出場、3打数1安打2打点だった。打率は3割2分1厘。

 カブスが1―2から逆転に成功した7回。5―2とし、なお2死一塁で福留は打席に入った。ボールが2球続き「外の方だろうな」と予測した3球目は外寄り高めの直球。力いっぱいに振り切った一撃は左中間に伸び、緑に芽吹きはじめたツタのからまる外野フェンスを越えた。

 開幕以来となる2号は勝利を確かなものにする2ラン。1か月以上も間隔のあいた本塁打は、右方向に引っ張った強引なものではない。このところ打撃がやや落ち込んでいただけに、復調の手応えをつかめた当たりとも思えたが、福留は「まだまだ。左にしか打てない球が来ただけ」。打てた理由も「勢いで打たせてもらったようなもの」と、打線のつながりに乗じたと説明した。

 福留「(2号2ランは)勢いで打たせてもらったようなもの。(手応えは)まだまだ。本塁打よりも(直前の打席の)左飛の方が感触がよかった」

参照元:スポーツ報知

◆巨人6―5阪神(8日・東京ドーム) どうだ! これなら文句ないだろう!! ラミレスが前日(7日)、幻と消えた本塁打を打ち直した。1点を追う8回無死二塁、久保田からバックスクリーン左へ逆転2ラン。拙攻、拙守で敗色濃厚だったチームを、リーグトップを走る正真正銘の10号で救った。9回はクルーンが、4月27日にサヨナラ負けした阪神打線を完ぺきに抑え、リベンジ。何とか白星をつかんだ原巨人だが、9日からは中日戦。やるべきことをしっかりやらないと、なかなか上位浮上は見えてこない。

 感触は十分だった。ラミレスは打球の行方に目をやった。バックスクリーン左のカメラマン席へ一直線だ。観客はいない。誰にも邪魔される心配はない。赤星が追うのをあきらめた。ボールがしっかりフェンスを越えるのを確認すると、高々と右手を上げ、誇らし気にダイヤモンドを1周した。

 最悪のムードが一変した、奇跡のアーチだった。1点を追う8回無死二塁。久保田のカウント2―1からの内角寄りの146キロ直球をすくい上げ、逆転2ランとした。8年連続の2ケタとなる、キング快走の10号に「最高の気持ちです。昨日は1本損しちゃったけど、今日は誰もいない所を狙った。あれならテニスラケットでも届かないだろ」と笑った。前日(7日)は左翼席の観客の妨害で逆転アーチが二塁打になったが、打ち直しの千金弾だった。

 原監督も助っ人のひと振りに拍手を送った。「今のチーム状況で言うなら、起死回生です。今日の勝ちは大きい」とうなずいたが、ここから表情が一変。「今日のひとつの勝ちで有頂天になることはできない」と今季一番の怒りを込めて話し始めた。

 結果だけを責めているのではない。戦う姿勢が見られないことに指揮官は腹立たしさを覚えた。今季2度目の先発となった栂野は3回に1点を許すと、新井、金本に連続四球。2番手の越智も5回に1死一塁から同じ2人に四球を続け、結局3失点。「若い力が思い切って出せる状況で、もう少し堂々と勝負を挑めばいいが、課題は多い」と強い口調で反省を促した。

 主将の阿部もリード、打撃で精彩を欠き、ベンチに下げられた。代わった加藤も1点を追う7回無死一塁で、2日続けてバントを失敗。ヒーローのラミレスも逆転を許した直後の5回2死一、二塁で野口の左翼線の打球を二塁に送球し、一塁走者の生還まで許した。「致命傷になりかねないプレーだったし、だからその後、何とか取り返そうと思った。小さいミスをなくさないと阪神には追いつけない」とR砲もこのときばかりは表情を引き締めた。

 3連敗は免れたが、次は中日戦が待っている。「昨日(7日)も言ったが、もっと粘っこい勝負を一人一人やることが今は一番大事」と指揮官は締めた。二岡、李承ヨプ、高橋由、上原、豊田と主力がいない今、戦力的にはピンチだが、若手には最大のチャンスであるのも確か。全員野球で試練を乗り越えるしかない。

 ◆ラミレス“幻の逆転3ラン” 7日の阪神戦、2点を追う7回1死一、二塁、ラミレスの打球は左翼最前列に飛び込んだかに見えたが、阪神ファンがはじき返し判定は二塁打に。原監督の猛抗議も実らず、この回同点止まり。8回に勝ち越され、敗れた。

 巨人・原監督「(ラミレスは劇的だった?)チーム状況でいえば、起死回生でした。今は若い力がもっと堂々と勝負を挑む形にならないといけない。まだまだ課題は多い。ひとつの勝利に有頂天になることはできない。(あすから中日戦?)もっと粘っこい勝負を一人一人やることが一番大事です」

参照元:スポーツ報知

7日の日本ハム戦(西武D)でサヨナラ勝ちした際、歓喜の輪に入ろうとして、右太ももの肉離れなどを起こした西武の大久保博元打撃コーチ(41)が8日、座薬などを使って痛みをやわらげ、遠征先の大阪へ移動。今後も早朝トレーニング「アーリーワーク」を指揮する。

 「今終わらせてしまっては意味がない。なんとか続けますよ」試合開始6時間前からフリー打撃やウエートなどを行う「アーリー―」は自身が提唱して昨秋のキャンプから始めたもの。自ら打撃投手も務め、リーグダントツの54本塁打を誇る“フルスイング打線”を作り上げた。足のほか、ひじや腰も痛め、まさに満身創痍(そうい)の状態だが、「これだけ負傷しているコーチも珍しいよね」と笑い飛ばす。

 9日から18日まで3カード連続で大阪→宮崎→福岡→仙台という過酷なロードに入るが、宿泊ホテル内の施設や相手チームの室内練習場を借りるなどして指導を続ける。すべてはチームのため。自分の体を投げうつ覚悟だ。

参照元:スポーツ報知

楽天の大学・社会人1巡目、長谷部康平投手(22)が、14日のオリックス戦(Kスタ)に先発で1軍デビューすることが8日、濃厚となった。左ひざ半月板損傷で開幕に出遅れた即戦力左腕が、崩壊気味の投手陣の救世主に指名された。

 岩隈と田中の2本柱以外はほころびが見え始め、一場は2軍に降格。ローテ再編に迫られる中、紀藤投手コーチは「長谷部は試合をつくる能力がある。制球で崩れることもない」と左腕に白羽の矢を立てた。長谷部はチームとともに千葉へ移動。「ひざは投げた後にはズキッとしますが、投げるのに問題ない。早くアピールしていきたい」と意気込んだ。北京五輪の代表候補にも名を連ねる即戦力左腕は、チームの期待を一身に背負ってマウンドに立つ。

参照元:スポーツ報知

9日のロッテ戦(千葉マリン)に先発する楽天の岩隈久志投手(26)が、必勝を誓った。2日の日本ハム戦で5回途中までに5失点。今季初めてKOの屈辱を味わったエースは、“リベンジ”に向けて気合十分。7日のソフトバンク戦で、またも背信投球、2回をもたずに降板を命じられた大の仲よしの後輩・一場靖弘投手(25)に、無言のゲキを送るつもりだ。

 今度は、きっちりとエースの仕事をする―。岩隈が必勝を約束した。前日、ソフトバンクに大逆転勝ち。1日で5割復帰を果たしたチームが再び勢いに乗るためには、ロッテとの3連戦初戦は重要。エースとしての真価が問われる一戦だ。

 前回登板では、まさかの大乱調。先発投手の責任回数である5回までもたなかった。0点台を保っていた防御率も1点台に急落。チームに勝利をもたらすことができなかっただけに大きな責任を感じている。「また、貯金をつくれるように、先陣を切りたいですね」と岩隈。借りは1試合で返さなければいけない。

 奮起の材料が、もう一つ。7日の試合で、またしても結果を残せなかった一場の2軍降格が決まった。家族ぐるみの付き合いがある岩隈だけに、後輩の不調には心を痛めている。「あんなにいい球を持っているのに、もったいない。俺は早く戻ってきてほしい」ときっぱり。「アイツが(チームに)必要ないなら別だけど、みんな必要だと思っている」悩める一場に、貪欲(どんよく)に勝利を目指す自分の力投を見せれば、何かを感じ取ってくれるはずだ。

 ロッテ戦の次には、首位・西武戦での先発が待つ。前日には、日本ハム・ダルビッシュも打ち崩したリーグ最強の打線だ。「よく打ちますね」と驚きを隠せない岩隈だが抑える自信はある。「楽しみですよ」とニヤリ。まずはロッテを一蹴。首位撃破へ弾みをつける。
参照元:スポーツ報知

 

◆中日7―0広島(8日・ナゴヤドーム) 川上は、当たり前のようにゼロを並べた。「復活とかって、1年もやってないみたいじゃないですか」苦笑いを浮かべ、プライドをのぞかせた。カットボールを効果的に使い、タイミングを外した。直球はMAX144キロ、3回まではパーフェクト。8回に無死一、二塁とされたが、代打・森笠を二ゴロ併殺に仕留めた。

 「最近では一番良かった。自分のリズムにもっていけた」8回を5安打無失点、無四球で2勝目。下半身の張りが完治し、4月23日に再昇格。2試合の中継ぎ登板を経験した後、先発に復帰してからは2試合で計15イニング無失点を継続中だ。「きょうは何もなし。ノーコメントじゃなくて、何も言うことのないゲームだ」落合監督からの最大級の賛辞が、エースに贈られた。

参照元:スポーツ報知

 ◆巨人6―5阪神(8日・東京ドーム) 肩を落とし、久保田がひざに手をついた。ラミレスに2ランを浴びて逆転負け。チームの連勝を3で止め、セットアッパーの座から陥落した。

 1点リードの8回に登板も、先頭の小笠原にはフォークを左翼フェンス直撃の二塁打にされた。続くラミレスには2―1からの内角直球を、バックスクリーン左まで運ばれた。試合後は報道陣の質問にうなずくだけの右腕に、岡田監督は失望を隠せなかった。「毎回打たれたら、どないもならんやんか。(勝ちパターンを)みんながつないできたんが、パーになってしまう」4月30日のヤクルト戦、今月4日の中日戦に続く救援失敗で、ついにセットアッパー失格の決断を下した。

 中西投手コーチは久保田について「点差が少ない場面では、避けないといけないだろう」と当面は敗戦処理などで起用して復調を図る方針を示した。

参照元:スポーツ報知

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