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9日のロッテ戦(千葉マリン)に先発する楽天の岩隈久志投手(26)が、必勝を誓った。2日の日本ハム戦で5回途中までに5失点。今季初めてKOの屈辱を味わったエースは、“リベンジ”に向けて気合十分。7日のソフトバンク戦で、またも背信投球、2回をもたずに降板を命じられた大の仲よしの後輩・一場靖弘投手(25)に、無言のゲキを送るつもりだ。
今度は、きっちりとエースの仕事をする―。岩隈が必勝を約束した。前日、ソフトバンクに大逆転勝ち。1日で5割復帰を果たしたチームが再び勢いに乗るためには、ロッテとの3連戦初戦は重要。エースとしての真価が問われる一戦だ。
前回登板では、まさかの大乱調。先発投手の責任回数である5回までもたなかった。0点台を保っていた防御率も1点台に急落。チームに勝利をもたらすことができなかっただけに大きな責任を感じている。「また、貯金をつくれるように、先陣を切りたいですね」と岩隈。借りは1試合で返さなければいけない。
奮起の材料が、もう一つ。7日の試合で、またしても結果を残せなかった一場の2軍降格が決まった。家族ぐるみの付き合いがある岩隈だけに、後輩の不調には心を痛めている。「あんなにいい球を持っているのに、もったいない。俺は早く戻ってきてほしい」ときっぱり。「アイツが(チームに)必要ないなら別だけど、みんな必要だと思っている」悩める一場に、貪欲(どんよく)に勝利を目指す自分の力投を見せれば、何かを感じ取ってくれるはずだ。
ロッテ戦の次には、首位・西武戦での先発が待つ。前日には、日本ハム・ダルビッシュも打ち崩したリーグ最強の打線だ。「よく打ちますね」と驚きを隠せない岩隈だが抑える自信はある。「楽しみですよ」とニヤリ。まずはロッテを一蹴。首位撃破へ弾みをつける。
参照元:スポーツ報知