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休日返上で不振脱出だ! 巨人の1軍野手12人が2日、東京・よみうりランド内のジャイアンツ球場で、“ミニキャンプ”を張った。3日からの9連戦を前に、リーグ最低のチーム打率アップに向け、走り込み、ロングティーなどで汗を流した。中でも打率1割8分4厘と大不振の阿部慎之助捕手(29)は「悪いときは何かアクションを起こさないと」と9連戦中もミニキャンプを行うことを明言。投手陣も、野間口貴彦投手(24)を先発に回し、9連戦を一丸で乗り切る。

 練習開始前に、右翼定位置付近に小さな輪ができた。その真ん中で阿部が、主将として声を張り上げた。「今日、練習するという意味を、一人一人が理解しましょう」原政権下では06年の6月以来となる休日返上トレ。チーム力を上げるために何が必要か、集まった野手全員に語りかけた。

 1軍野手では、小笠原、木村拓、ラミレス、ゴンザレスを除く12人が集まった。全員で約1時間のウオーミングアップを行い、その後、それぞれが約100球のロングティー。チーム打率2割3分3厘と低迷を続ける打線に下半身を使ったスイングを取り戻させるために、首脳陣が春季キャンプのような練習を課した。

 さらにバットを握り続けたのは、生え抜きの2人だった。2か所の打撃ケージに高橋由と阿部が陣取り、約30分間フリー打撃を行った。「彼らは一人一人、自立しているから」と見守った原監督も多くを語らず、静かに不振脱出を待つ構えを見せた。2人ともこれまでの不振がうそのように快音を連発。「今まで打席で構えたとき、打とう打とうという硬い構えになっていた。いいときはもっとゆったりと構えていたはず。今日はそこを意識した」大粒の汗を流したキャプテンだったが、まだ納得できなかった。

 「最近は打つ方でもいいところでダメだし、キャッチャーとしても、点を取られるということは僕の責任だから。こういうときこそ練習しないといけない」と3日からの9連戦中も試合前練習でさらに“ミニキャンプ”を行うことを明言。1割台の打率からの脱出、本来の打撃復活のために体をいじめる覚悟だ。

 ようやく走れる体に戻ったための決断だった。開幕前、オープン戦で左すねを負傷し、さらに4月20日の広島戦(広島)では左足甲に死球を受けたが、その傷も癒えた。1日の試合前には階段を使っての下半身強化に取り組んだ。「特打もできる限りやりたいし、ああいう下半身強化もやっていく」と試合と並行して、下半身を鍛え直す。

 上位3チームとぶつかる試練の9連戦。篠塚打撃コーチも「1、2番、7、8番はいい。後は中軸だけだね」と復活に期待。慎之助の爆発なしに、チームの浮上はない。

 ◆阿部の今季 開幕から本来の打撃がなかなか戻ってこない。4月29日から5月1日の広島3連戦(東京D)では、得点機での不振がチームの敗戦につながる形になった。30日には得点圏に3度、走者を置きながらいずれも凡退し、1点差で敗戦。1日は原監督からリフレッシュを兼ねた休養を提案されたが出場。4打数無安打に終わった。28試合に出場し、いまだ3安打猛打賞はなし。本塁打も1本で打率も規定打席に到達している38人中、37位の1割8分4厘。

 ◆weak【形容詞】1.「物が」弱い、壊れやすい「人が」(体力の点で)弱い(⇔strong)。「体の器官が」衰えた「国家・法律・人などが」権力のあまりない

参照元:スポーツ報知

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◆日本ハム5―1楽天(2日・札幌ドーム) 楽天が日本ハムに1―5で完敗した。岩隈がまさかの大炎上で、5回もたずにKO。打線も初登板のルーキー・多田野に抑え込まれた。当然、野村克也監督(72)の口から出たのはボヤキばかり。「札幌上空を宇宙遊泳しているような試合だった。足が地に着いていない。長旅で体が宙に浮いてるのか」と力なく笑うしかなかった。

 岩隈の不調も痛かったが、打線が多田野を打てなかったのも誤算。7回をわずか1安打と抑え込まれた。「ID野球は初ものに弱いな。資料がないから指示が出せないんだ」とノムさん。「(多田野の)スピードが手ごろだから強引さが出る。引っ張りにいって術中にはまる。ああいう投手こそ、打撃の基本に徹しないと」工夫なく、凡打の山を築いた攻撃陣に苦言を呈した。

 「多田野の印象? 柔よく剛を制す…でもないか。こっちは剛じゃないな。柔よく弱を倒す。当たり前の現象だ」と終始、チームのふがいなさを嘆いた老将。「打てない俺らが悪かった。情けない」と猛省した主砲の山崎武ら打線の奮起に期待するしかない。

参照元:スポーツ報知

◆ソフトバンク13―0オリックス(2日・ヤフードーム) 久しぶりの白星に、杉内がホッとした表情を浮かべた。オリックス打線を8回3安打無失点に抑え、3月28日の西武戦(西武D)以来となる今季2勝目。その間に先発した4試合は自身3連敗を含む全敗。実に35日ぶりとなる勝利に「長かったね」と漏らした。

 1日の西武戦(西武D)で1点リードの9回2死から、守護神ホールトンが4連打されて逆転サヨナラ負け。「昨日が苦しい試合だった。サヨナラで負けたから、初めから飛ばしていこうと」初回先頭から4連続三振を含め12三振を奪った。積み上げた59奪三振は両リーグ最多。オリックス戦はプロ入り18戦無敗(8勝)となった。

 打線も先発全員安打で今季最多の13得点。「新顔には弱いと今まで言われていたからね」と、初対戦のオルティズを粉砕した王監督も左うちわ。だが、まだ借金は「3」残っている。

参照元:スポーツ報知

◆日本ハム5―1楽天(2日、札幌ドーム) 逆輸入右腕が、鮮烈な日本デビューを飾った。日本ハムの大学・社会人ドラフト1巡目ルーキー・多田野数人投手(28)が、プロ初登板初先発で7回1安打無失点。二塁を踏ませない快投で堂々の初勝利を挙げた。5年間の米国生活を経てプロ入りした右腕は、1月の自主トレ中に左手首を骨折し、キャンプも不参加。懸命なリハビリを続け、ようやくたどり着いたマウンドで最高の結果を出した。

 大仕事をやってのけても、多田野は平然としていた。4万1124人の観衆の前で初のお立ち台。「けがで出遅れてチームに迷惑をかけた。このような形で貢献できて、本当にうれしいです」逆輸入右腕が日本デビューを最高の形で飾った。

 魂の74球だった。これまでの実戦はイースタン(4月25日・楽天戦)の1試合のみ。MAXは139キロ、豊富な球種と抜群の制球力が光った。3ボールになったのは、初回先頭の渡辺直だけ。「不安もあったけど、米国でやってきた経験が生きたかな」調整が不十分で球数制限がある中、7回で出した走者は3回、中前安打の藤井のみ。04年7月2日、レッズ戦でメジャー初先発初白星をマークして以来“1400日ぶり”の勝利投手。2度目のデビュー戦をカッコよく決めた。

 試合前はリズムをつかめずにいた。グラウンドに出てきたのは、何と試合開始4時間前の午後2時。「本当は2、3時間前に球場入りしようと思ったけど、遅刻になるのも嫌だったので」2軍では4月に中田が練習に遅刻し、罰金と外出禁止を食らったばかり。同期のルーキーを教訓にし、初マウンドに立った。

 5年間の米球界を経て、即戦力と期待されながら、1月の自主トレ中に左手首を骨折。手術を受け、キャンプも不参加。ユニホームを着て練習したのは、ファームに合流した2月末だった。千葉・鎌ケ谷の2軍練習場では「今、できることはこれくらいしかないので」とサインや写真撮影を求めるファン一人一人に丁寧に応じた。左手首が回復途上の中でも「これがリハビリになるんです」と車のハンドルを握り、練習場と病院に通い続けた。元メジャーリーガーのプライドは捨てて、地道に復活を目指した。

 予想を上回る28歳のルーキーの快投に梨田監督は「やっぱり、タダノ投手じゃないね」とダジャレ交じりに称賛した。今後は3日に一度、登録から外れ、イースタン1試合を挟んでから1軍に戻る予定だ。「この1勝で終わりじゃない」7年越しでたどり着いた日本球界。多田野が力強くその第一歩を踏み出した。

 ◆多田野 数人(ただの・かずひと)1980年4月25日、東京都生まれ。28歳。八千代松陰では98年夏に甲子園に出場。立大に進学し、東京六大学リーグ通算20勝14敗、防御率1・51。03年に米インディアンスとマイナー契約。昨年10月、アスレチックス3Aサクラメントを解雇され、同11月の大学・社会人ドラフトで日本ハムから1巡目指名された。181センチ、80キロ。右投右打。独身。年俸は3000万円。

 ◆米国での多田野 立大で通算20勝したが、02年ドラフトで横浜が自由獲得枠での指名を回避。03年に6万7500ドル(当時で約720万円)の契約金でインディアンス入団。04年4月27日のWソックス戦でメジャー初登板も、1回1/3で1失点(勝ち負けつかず)。1度はマイナー落ちしたが、6月に再昇格。7月2日のレッズ戦で初先発し、7回4安打2失点10奪三振で初勝利。7月31日のロイヤルズ戦では3回2/3で8安打7失点(自責3)で初黒星。アスレチックス移籍後の06、07年はメジャー昇格できなかった。大リーグ通算15試合登板で1勝1敗、防御率4・47。

参照元:スポーツ報知

◆マーリンズ3―5ドジャース(1日・マイアミ) ドジャース・黒田博樹投手(33)はマーリンズ戦に先発、7回5安打3失点の好投を見せたが、4月4日のデビュー戦勝利以来の2勝目はならなかった。チームの6連勝も、「チームが勝ったことが一番。(自分の)勝利は付いた方がいいですが…」と新人右腕の心境は複雑だった。

 踏ん張りどころで粘れなかった。味方に2点の援護をもらった直後の5回。先頭打者に左前安打を許し、続く7番・ロスに左翼へ2ランを浴び、追いつかれた。その後、8回に代打を送られて交代。投球内容は良かっただけに、悔やまれる一発となった。

 トーレ監督は「黒田は素晴らしかったよ。きょうの投球は勝利同然の内容だ」とたたえた。しかし、5試合勝ち星なしの黒田は「勝ちが付いて乗ってくれば、もっと思い切っていけると思う」と表情は晴れなかった。

参照元:スポーツ報知

 レッドソックスの松坂大輔投手は2日、ブルペンで70球を投げ、5日(日本時間6日)に予定される次回登板に備えた。

 インフルエンザで先発を1度回避し、復帰した前回登板は7回無失点だったが、体調を理由に降板後の記者会見を欠席した。この日は気になる体調について「種火という感じですけど、そこからコトコト…」と表現し、すっきりしない様子。

参照元:スポーツ報知

◆マーリンズ6―4パドレス(2日・マイアミ) パドレスの井口資仁内野手は「2番・二塁」で出場、3打数無安打だった。打率は2割4分6厘。

 パドレスは4月後半からの16試合でわずか3勝。「足を絡めよう」というチームの方針通り、井口は積極的な走塁を見せたが実らなかった。

 6回2死から四球で出塁。次打者ゴンザレスのカウント1―1からノーサインで絶好のスタートを切った。だがゴンザレスが平凡な一ゴロに倒れ、二塁ベース上で思わず天を仰いだ。

 井口「かみ合わない。なかなか打線もつながらないし、何なんでしょうね」

参照元:スポーツ報知

◆ヤンキース5―1マリナーズ(2日・ニューヨーク)  ヤンキースの松井秀喜外野手は「5番・左翼」で出場、4打数1安打1打点だった。1回の第1打席で左前の先制打を放ち、12試合連続安打とした。打率は3割1分3厘。
マリナーズのイチロー外野手は「1番・中堅」で4打数2安打3盗塁。打率は2割7分3厘。城島健司捕手は8回から守備に就き、打席は回らなかった。

 イチローは第3打席、中前打で出塁した後、二盗、三盗を決め、内野ゴロで生還した。第4打席も中前打のあと、二盗した。

参照元:スポーツ報知

◆巨人0―6広島(1日・東京ドーム)  巨人が今季3度目の完封負けで借金を4に増やし、4月20日以来の5位に転落した。先発・木佐貫が赤松に3戦連発となる3号3ランを浴びるなど、6回12安打4失点で2敗目。打線もルイスから6安打しか奪えず、来日初完封を許した。月が替わってもチーム打率リーグ最下位の貧打は変わらず。3日のヤクルト戦(神宮)から始まる9連戦で、“巨大戦力”の真価が問われる。

 もう、座る気力すら起きなかった。会見場に入ってきた原監督は「きょうは座るに足らずだな」と初めて立ったまま報道陣を見渡した。「メリハリのきいたいいピッチングしていた」とルイスを評した後、「もういいかな」と足早に帰路に就いた。怒りと悲しみとやるせなさと…。背番号88の後ろ姿には、幾多もの感情が重なっていた。

 手も足も出なかった。140キロ台後半の速球とキレ味鋭いスライダーを武器に、抜群のコントロールで投げ込む広島の助っ人右腕に翻弄(ほんろう)された。巨人打線は追い込まれる前に早めに仕掛けたが、105球中、ボール球はわずか21球という圧巻の投球に、2時間26分の完封負け。4月20日の前回登板(広島)でも、小笠原の2ランのみの7回2安打2得点だった。まだ2試合だが、天敵のにおいがする。

 生え抜き2人の不振が、貧打線に暗い影を落としている。

4番の高橋由は、1回2死三塁、6回2死一、二塁と2度のチャンスにいずれも見逃し三振に倒れた。4月18日の広島戦で4番に座ってから12試合で、打率1割8分6厘、2打点、本塁打ゼロ。「本当の意味で巨人の4番になれるかどうか」と指揮官は大きな期待を込めて抜てきしたが、今のところ数字は出ていない。

 阿部にいたっては、この日の4打数無安打を含め最近5試合で1割5厘と、深刻なスランプが続いている。試合前には、原監督に呼ばれ話し合った。指揮官はリフレッシュを兼ねた休養を提案したというが、キャプテンは出場を選んだ。練習では一塁側の階段を使って下半身強化に約20分間、時間を割くなど、不振脱出へもがいているが、こちらも結果がついてこない。

 試合後には、2日の一部投手の練習が、小笠原、木村拓、外国人を除く野手を含めた全体練習に急きょ変更された。「ちまたのウグイスはよく鳴いているけど、こっちはいつ鳴くんだろう」伊原ヘッドコーチは打線の低迷を嘆くしかなかった。5月は完敗スタートで、2カード連続負け越し、5位転落という厳しい現実となった。4、6番の不振を問われた原監督は「企業秘密」と言葉を濁しきびすを返した。3日からは上位3チームとの9連戦。仕切り直して、反攻に転じたい。

参照元:スポーツ報知

◆オリックス6―1楽天(1日・スカイマーク) 期待が大きかったから、ノムさんの落胆も大きかった。約1か月ぶりの先発となった一場が4回1/3を5安打4四球4失点でぶち壊した。「病はそう簡単に治らない。(チームの)ムードまで壊しちゃったよな」6度目のビジター3連戦で5度目の負け越し。鬼門を破れず3位に転落した。

 気の弱さを指摘された一場は、専門家による心理カウンセリングまで受けて臨んだ汚名返上のマウンドだった。しかし、初回先頭にいきなり四球。ベンチによぎった不安の通り4回に捕まる。リズムの悪い投球はチームに伝染し、リーグトップのチーム打率(2割7分)を誇る打線でも敵失で1点取るのが精いっぱいだった。

 まだ9連戦のうち3試合消化しただけ。背信の一場でも先発ローテを外せない状況だ。「投手がいないから、次も(一場)で負け覚悟。(順位が)いいところにいるから、何とかへばりついていきたいんだけどなあ…」と野村監督。2日からも苦手敵地で日本ハム3連戦。楽天の踏ん張りどころが続く。

参照元:スポーツ報知

◆阪神0―2ヤクルト(1日・甲子園) バットを持ったまま、金本が大きくかぶりを振った。岡田監督も迷わずホームプレートめがけて飛び出し、猛然と笠原球審に詰め寄った。「カネは(普通は)文句を言わんからな。ボール? やったやろ」試合後の会見。苦虫をかむような表情で吐き捨てるように言った。

 屈辱の1安打負け。フラストレーションを増幅させるかのようなシーンが9回裏に訪れた。先頭の金本がカウント2―2と追い込まれた後の、148キロ内角直球。低いと見て見送ったが、判定はストライク。阪神ファンからの激しいば声が、むなしく響き渡った。

 立ち上がりから暗中模索。状況を打開しようと、セオリー度外視のギャンブルも打った。5回。1死から野口が中前安打で出塁すると、関本へのサインは送りバントだった。「あれ(ボーグルソン)も、バッティングがいいからな」続く打者はボーグルソン。犠打で2死二塁とし、投手の一打にかけた。「何とかきっかけをつかみたかった。1点を取りたいと」吉竹野手チーフコーチも補足説明した苦肉の策。ボーグルソンが四球を選んで一、二塁としたが、赤星が左飛で唯一の得点機を逃した。

 頼みの主砲・金本は4タコ。4試合、17打席連続無安打となった。わずか1安打に終わったのは、2006年9月16日、中日の山本昌にノーヒットノーランされて以来となる最少のヒット数だ。「1本出なかったらやばかったな」岡田監督がつぶやいた。今季2度目の零封負け。開幕10カード目で、今季初の負け越しとなった。

参照元:スポーツ報知

◆ロッテ1―6日本ハム(1日・千葉マリン) 日本ハムの虚弱打線に神が降臨した。敵地・千葉マリンで7年ぶりの3連戦3連勝。立役者は新4番の稲葉だった。先制打に始まり、中押し犠飛、最後はダメ押し3ラン。05年にヤクルトから移籍後、初の5打点を挙げ、試合を支配した。

 神がかり的な勝負強さだった。初回1死一、二塁。20歳左腕の吉川を気遣い、「早い回に援護があると心理的に有利になる」と右前に先制適時打を放つと、6回には左犠飛で貴重な追加点をたたき出した。締めは7回。右越えに2試合連続の5号3ランを運び、連投中の武田久、マイケルの温存に成功した。

 今季初めて4番に座った前日(4月30日)から2試合で7打数6安打7打点。「4番ですから(気持ちは)多少違います」と責任を感じている。開幕直後は打率1割台に低迷したが、この日で2割9分9厘とリーグ9位まで上昇した。

 昨季の首位打者を3番から4番に変更した新打線に、梨田監督も「機能している」と手応え十分。絶好調の主砲は「ウチは勢いに乗ったらずっと勝ち進むチームですからね」と大型連勝を予言した。4番で打率8割5分7厘。やっぱり稲葉。4番になっても大丈夫、だ。

参照元:スポーツ報知

◆西武5―4ソフトバンク(1日・西武ドーム) 今年の“西武劇場”は、豪快なアーチショーだけじゃない。9回2死走者なしからの4連打で逆転サヨナラ勝ち。「ホントにすごいよ。涙が出てきそうになった」劇的な結末に渡辺監督は声を震わせた。6戦連続3本塁打以上のプロ野球新記録はならなかったが、黒江ヘッドコーチは「記録は終わったけど、それに代わるものが大きかったね」と目を細めた。

 屈辱の2軍落ちから1軍に昇格し、この日の5号で5戦4発の「恐怖の9番」、ボカチカが奇跡の扉を開いた。「2アウト2ストライクでもネバーギブアップなんだ」今季無失点のソフトバンクの守護神ホールトンに試合終了まであと1球と追い込まれながら、粘って8球目のカーブを左翼線に運び二塁を陥れた。

 続く片岡が初球を右前へはじき返して一、三塁にすると、9回の守備で負傷した主将の赤田に代わって途中出場した大島が、初球を中前へ同点打。「すごいというか不思議です。絶対打ってやろうという気持ちが勝ったと思う」さらに前日の試合で負傷した中島の代役として「3番・二塁」で先発した石井義が3球目のチェンジアップを右前へ運んで、今季3度目のサヨナラ劇を完結させた。

 チームが一つになり、驚異の化学反応を起こした。中島に続いて、この日は赤田が身を呈して壮絶な守備を見せた。今季まだ2勝と波に乗れないエース涌井が調子は悪いながら、9回を完投していた。「みんなが作ってくれたチャンスだと思う。ワク(涌井)になんとか勝ちをつけたかったし。(赤田)将吾もナカジのこともあった」チームの気迫が石井義の一撃を呼んだ。

 「9連戦の最初のカードを最高の形で勝ち越せたね。ホントにすごいよ」会見の最初から最後まで指揮官は「すごい」を連発した。

参照元:スポーツ報知

◆レッドソックス2x─1ブルージェイズ(30日・ボストン) レッドソックスの松坂大輔投手(27)が病み上がりで快投を披露した。インフルエンザの感染で先発回避以来12日ぶりの登板となったブルージェイズ戦で今季最長となる7回を2安打無失点。8回に中継ぎ陣が同点に追いつかれ、5連勝はお預けとなったが、2試合連続のサヨナラ勝ちで不敗神話は継続。復活をアピールした。

 2試合連続のサヨナラ勝ちに、松坂の笑顔がはじけた。9回、バリテックの中前安打でラミレスが決勝のホームを駆け抜けると、背番号18はベンチを飛び出して歓喜の輪に加わった。自身の5勝目は消えていたが、心からチームの勝利を喜んだ。

 病み上がりの復帰戦で今季最高の投球を披露した。インフルエンザに感染し、4月23日のエンゼルス戦登板を回避してから中11日での登板。依然として風邪の症状は残り、せきも時折出る状態だったが、4回2死まで無安打。今季最長となる7回を投げ、ブ軍を2安打無失点に封じた。

 降板直後にオーティズのソロアーチで勝ち投手の権利が転がり込んだ。しかし、後をつないだデルカーメン、岡島が同点とされ、つかみかけた5勝目はお預けとなった。

 1956年以降、レッドソックスで4月に5勝を挙げたのは00年のマルチネス(現メッツ)と昨年のベケットだけ。歴史に名を刻むことは出来なかったが、開幕からの不敗神話は健在だった。

好投の裏には“けがの功名”もあった。「力が抜けた感じだった分、直球が生きていた」フランコーナ監督が指摘したように、力みが消えたフォームからの直球は最速94マイル(約151キロ)ながら球速以上にキレを感じさせ、打者の振り遅れを誘った。

 「序盤はカーブを有効に使って投球に幅を持たせていた」(ファーレル投手コーチ)とチェンジアップを含めた緩い変化球とのコンビネーションも効果的。丹念にコースをつき、凡打の山を築き上げた。

 試合後は体調管理に努めたい、という理由で会見を自重。「先発として最低限の仕事ができて、チームとしても勝つことができて最高です」とのコメントを広報に託して早々家路についた。防御率ランクも2・52でア・リーグ6位まで上昇。逃した5勝目は次回登板となる5日のタイガース戦(デトロイト)で奪ってみせる。

 ◆岡島、同点許して降板
  ○…レッドソックス・岡島秀樹投手は1点リードの8回、無死一塁から登板。ゾーンに左翼線二塁打を浴び、無死二、三塁からリオスの右犠飛で同点を許し、3試合連続でリードをフイにした。試合前はファンが選ぶ07年最優秀中継ぎ投手の表彰を受け、「昨年はファンのおかげで球宴にも出ることができたし、こういった賞をいただけることはうれしい」と笑顔を見せていたが、松坂をアシストできなかった。

参照元:スポーツ報知

◆ヤンキース2―6タイガース(30日・ニューヨーク) オフに右ひざ手術を受け、レギュラー獲得も微妙だったヤンキースの松井秀喜外野手(33)が、4月を渡米6年目で最高の打率3割2分2厘、4本塁打で終えた。

 主砲AロッドがDL入り。4番に戻って2試合目のこの日も、1回の無死満塁こそ中飛に抑えられたが、3回の第2打席では痛烈な右前安打。連続試合安打を昨年8月以来の10試合に伸ばした。

 「(1回は)ちょっと慎重にいきすぎて失敗した」2打席目はすぐに修正し、初球から積極的に打ちにいって安打をたたいた。ジラルディ監督も「(松井は)毎日いいバッティングをしてくれる。本当にありがたい」と安定感ある松井のバットに信頼を置いている。

 ア・リーグで5位につけている打率を残しているものの、走者得点圏では17打数3安打と今一つのためか、「(4月は)例年よりいいんでしょうけど、ボクの中ではまだ試行錯誤の日々が続いている」と歯切れが悪い。タイガースに連敗し、チームも再び借金1。55番のバットで首位戦線にチームが戻るまで笑顔はお預けだ。

参照元:スポーツ報知

◆カブス3―4ブルワーズ(1日・シカゴ) カブスの福留孝介外野手は「5番・右翼」で出場、4打数4安打だった。打率は3割5分3厘。

 福留が、メジャー自己初の4安打。右方向への3安打に加え、完全に詰まったボテボテの当たりが内野安打になる運も手伝っての4本。

 1本目は2回。カウント1―3からの内角直球を右前打した。2打席目は低めのカーブをすくい上げ、内野安打の後の8回は粘った末の8球目のチェンジアップをフルスイング。相手バッテリーを根負けさせた一打に大きな歓声が起こった。

 ただ、チームの逆転負けに福留は「僕のことはどうでもいい」と表情は晴れなかった。

 福留「(4安打したが)勝てるゲームだった。僕のことはどうでもいい。切り替えてやるしかない」

参照元:スポーツ報知

◆マーリンズ3―5ドジャース(1日・マイアミ) ドジャースの黒田博樹投手は先発で7回を投げ、5安打4三振無四球の3失点で勝敗は付かなかった。今季1勝2敗。

 斎藤隆投手は5―3の9回に4番手で投げ1回3者凡退、今季4セーブ目を挙げた。チームは6連勝。

 斎藤が4月29日の前回登板に続くセーブを挙げ6連勝に貢献した。2点を勝ち越した9回に投げ3者凡退。チームの調子が上がって登板間隔が短くなり、自身も調子を上げている斎藤は「球の走りが良くなって、制球も少し落ち着いてきた」。キャンプで痛めた下半身の不安がなくなりフォームが安定してきた。

 黒田はチームの6連勝には貢献したが、また白星はつかなかった。7回を5安打無四球で3失点。85球と余力を残しながら、8回に代打を送られた。右腕は「チームが勝ったのが一番。勝利は付いた方がいいけど…」。複雑な表情で振り返った。

 4月4日に初勝利を挙げた後、救援投手がリードを守り切れない試合もあり、これで5試合勝ち星なし。勝てない焦りからか、チームがリードすると大胆さを失っているように映る。

 斎藤「直球がいいからスライダーが多少ボール球になっても振ってくれる。ようやく軸足が思ったように切れるようになった。少し前、足を踏み出す方向をチェックしてから投球フォームが良くなった」

 黒田「チームが勝てたのが大きい。勝ちは付かないより付いた方がいいが、チームが勝つようにするのが僕の仕事。気持ちを切り替えたい。長い回を投げてゲームをつくり、中4日でしっかり回っていく時期なんだと思う。我慢の気持ちでやっていきたい」

 トーレ監督「黒田は素晴らしかった。勝利に値する投球だった。初登板と同じくらい、良かった。ストライクを先行させて質が高かった」

参照元:スポーツ報知

◆インディアンス―マリナーズ(1日・クリーブランド) マリナーズのイチロー外野手は3打席目までに2安打をマーク。日米通算2902安打とし、日本選手の通算安打数で野村克也(現楽天監督)を抜き単独2位に浮上した。日本のプロ野球記録は張本勲の3085安打。

 この日のイチローは第1打席凡退の後、第2打席の初球を右前に運び、第3打席は左前安打を放った。さらに4打席目にも右前打し、記録を伸ばした。

参照元:スポーツ報知

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