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◆阪神0―2ヤクルト(1日・甲子園) バットを持ったまま、金本が大きくかぶりを振った。岡田監督も迷わずホームプレートめがけて飛び出し、猛然と笠原球審に詰め寄った。「カネは(普通は)文句を言わんからな。ボール? やったやろ」試合後の会見。苦虫をかむような表情で吐き捨てるように言った。
屈辱の1安打負け。フラストレーションを増幅させるかのようなシーンが9回裏に訪れた。先頭の金本がカウント2―2と追い込まれた後の、148キロ内角直球。低いと見て見送ったが、判定はストライク。阪神ファンからの激しいば声が、むなしく響き渡った。
立ち上がりから暗中模索。状況を打開しようと、セオリー度外視のギャンブルも打った。5回。1死から野口が中前安打で出塁すると、関本へのサインは送りバントだった。「あれ(ボーグルソン)も、バッティングがいいからな」続く打者はボーグルソン。犠打で2死二塁とし、投手の一打にかけた。「何とかきっかけをつかみたかった。1点を取りたいと」吉竹野手チーフコーチも補足説明した苦肉の策。ボーグルソンが四球を選んで一、二塁としたが、赤星が左飛で唯一の得点機を逃した。
頼みの主砲・金本は4タコ。4試合、17打席連続無安打となった。わずか1安打に終わったのは、2006年9月16日、中日の山本昌にノーヒットノーランされて以来となる最少のヒット数だ。「1本出なかったらやばかったな」岡田監督がつぶやいた。今季2度目の零封負け。開幕10カード目で、今季初の負け越しとなった。
参照元:スポーツ報知
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