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◆阪神1―6巨人(30日・甲子園) 鉄壁の存在だったウィリアムスが8回、阿部へ押し出し四球で決勝点を献上すると、代打・大道に走者一掃の二塁打を運ばれ無残に散った。
「1イニングに4点も取られるピッチャーと違う。巨人を一番、抑えてほしいんやけどな」と岡田監督。8月29日のカード初戦も4点リードの9回に2失点したように、今季の対巨人戦は5試合計5イニングで7失点。防御率は12・60だ。
2位に6ゲーム差以内の接近を許したのは6月5日以来。マジック「25」に変わりはないが、失速ムードは肌に痛いほど感じる。「そうやな。8月はあんまりええことなかったな」と指揮官は、今年初の月間負け越し(9勝11敗)に顔をしかめた。新井が離脱し、Jも崩れたまま、虎が勝負の9月に突入する。
参照元:スポーツ報知
「1イニングに4点も取られるピッチャーと違う。巨人を一番、抑えてほしいんやけどな」と岡田監督。8月29日のカード初戦も4点リードの9回に2失点したように、今季の対巨人戦は5試合計5イニングで7失点。防御率は12・60だ。
2位に6ゲーム差以内の接近を許したのは6月5日以来。マジック「25」に変わりはないが、失速ムードは肌に痛いほど感じる。「そうやな。8月はあんまりええことなかったな」と指揮官は、今年初の月間負け越し(9勝11敗)に顔をしかめた。新井が離脱し、Jも崩れたまま、虎が勝負の9月に突入する。
参照元:スポーツ報知
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◆ソフトバンク0―0西武(31日、ヤフードーム) 数多くの劇的な勝利で首位を独走する西武が、またミラクルを起こした。史上初の同一カード3試合連続延長引き分け。3連戦で合計13時間32分、36イニングの死闘を繰り広げた。「歴史に名を残しましたね」と5打数無安打4三振の中村。帰りのバスに乗り込む選手たちの足取りは重かったが、優勝マジックを19にし、表情には達成感が漂っていた。
岸は7回、9回ともに2死満塁で小久保を迎え、二飛と遊ゴロに仕留めた。「最後は打たれたらしょうがないという気持ちで投げた」29日の涌井(8回146球)、30日の帆足(9回133球)を上回る171球は、プロ入り最多の球数。「そんなにいってるとは知らなかった」11勝目は手にできなかったが、「月間MVPを取らせてやりたい」という監督の親心に力投で応えた。
“未知の領域”に野手も集中力を切らさなかった。3試合にフル出場した片岡は「最後の方はなぜかハイテンションになってました」。中島は「試合に出てくるのが好きなんで楽しかったですよ」。サヨナラのホームを踏ませなかったリリーフ陣では、三井が「ブルペンのムードは重かった。疲れました」。セットアッパーの小野寺は「疲れたけど楽しかった」と興奮気味だった。
2位のソフトバンクに1勝もさせず、渡辺監督は「勝ちに等しい? そうだね」とニヤリ。黒江ヘッドコーチは「クライマックスシリーズに向けて、いい経験になった」。3連戦でマジックを3つ減らしただけではない。接戦での集中力という大きな収穫を手にした。
参照元:スポーツ報知
岸は7回、9回ともに2死満塁で小久保を迎え、二飛と遊ゴロに仕留めた。「最後は打たれたらしょうがないという気持ちで投げた」29日の涌井(8回146球)、30日の帆足(9回133球)を上回る171球は、プロ入り最多の球数。「そんなにいってるとは知らなかった」11勝目は手にできなかったが、「月間MVPを取らせてやりたい」という監督の親心に力投で応えた。
“未知の領域”に野手も集中力を切らさなかった。3試合にフル出場した片岡は「最後の方はなぜかハイテンションになってました」。中島は「試合に出てくるのが好きなんで楽しかったですよ」。サヨナラのホームを踏ませなかったリリーフ陣では、三井が「ブルペンのムードは重かった。疲れました」。セットアッパーの小野寺は「疲れたけど楽しかった」と興奮気味だった。
2位のソフトバンクに1勝もさせず、渡辺監督は「勝ちに等しい? そうだね」とニヤリ。黒江ヘッドコーチは「クライマックスシリーズに向けて、いい経験になった」。3連戦でマジックを3つ減らしただけではない。接戦での集中力という大きな収穫を手にした。
参照元:スポーツ報知
◆阪神1―6巨人(30日・甲子園) 過激な言葉でチーム、球団に危機感をあおった。虎の4番・金本だ。巨人・内海から4回に押し出し四球で1点を奪うのがやっと。連敗で巨人に6ゲーム差に詰め寄られた試合後は、黙っていられなかった。「対内海(の相性)という問題じゃない。ウチが弱いということや。これが今の力。スタメンを見てみろ。力のあるバッターがどこにおるんや」首位とは思えない貧打の現状を、真正面から指摘した。
8月は9勝11敗で、今年初めて月間負け越し。金本は「ほかの選手のことを責めるわけじゃない。それどころか、みんなが頑張ってきた。だけど、今までが出来すぎやったということ」と吐き出した。裏を返せば、優勝できる打線の力量はないという認識だ。優勝マジックは「25」。数字上は依然有利だが、カウントダウンへの道のりは険しい。
参照元:スポーツ報知
8月は9勝11敗で、今年初めて月間負け越し。金本は「ほかの選手のことを責めるわけじゃない。それどころか、みんなが頑張ってきた。だけど、今までが出来すぎやったということ」と吐き出した。裏を返せば、優勝できる打線の力量はないという認識だ。優勝マジックは「25」。数字上は依然有利だが、カウントダウンへの道のりは険しい。
参照元:スポーツ報知
日米通算1500勝を誇るロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が31日、来年3月開催の第2回WBCの監督選考に提言した。「第1回大会(06年)の後の3年間トータルで最も勝率の高かった監督を選ぶのもひとつの方法」と私案を披露した。
前年度優勝チームの監督を選ぶのも選択肢のひとつだが、「優勝まで長期間戦い、それから別のチームを率いるのは大きな負担」と指摘した。中期的に安定した数字を残している監督こそ適任という考えだ。
バレンタイン案を採用するなら、条件は06年から3年間、指揮を執っている監督。候補者はソフトバンク・王、楽天・野村ら両リーグで7人いる。昨年までの2年間で勝率5割8分3厘を残した中日・落合監督が最短距離にいるが、阪神が優勝すれば岡田監督が逆転する可能性が高い。
バレンタイン監督の勝率は5割1分9厘で、7人のうち4位。とはいえ、「大きな舞台で臆(おく)することなく戦え、それを楽しむことができる人がいい。私に打診はないが、聞かれれば『代表の監督になれるのならば光栄』と答える」とし、興味を隠さなかった。
ロッテは星野監督の続投を支持しているが、ボビーの意見は無視できない。球団幹部は実行委を控え、「会議の流れも見たい」と慎重だった。
◆岡田監督笑顔も就任要請なし ○…ロッテ・バレンタイン監督の発言を伝え聞いた阪神・岡田監督は「(勝率が一番いいのは)自分(バレンタイン)と違うんか?」と一度は手の込んだ“売り込み”と勘違いしたようだが、自らを指していると知るとすぐに白い歯がこぼれた。ただ、南球団社長は「現役監督は誰にせよ、ペナントレースが大事だし時期的に難しいのでは」と、岡田ジャパン誕生には否定的。また、現時点で就任要請が届いていないことも明かした。
参照元:スポーツ報知
前年度優勝チームの監督を選ぶのも選択肢のひとつだが、「優勝まで長期間戦い、それから別のチームを率いるのは大きな負担」と指摘した。中期的に安定した数字を残している監督こそ適任という考えだ。
バレンタイン案を採用するなら、条件は06年から3年間、指揮を執っている監督。候補者はソフトバンク・王、楽天・野村ら両リーグで7人いる。昨年までの2年間で勝率5割8分3厘を残した中日・落合監督が最短距離にいるが、阪神が優勝すれば岡田監督が逆転する可能性が高い。
バレンタイン監督の勝率は5割1分9厘で、7人のうち4位。とはいえ、「大きな舞台で臆(おく)することなく戦え、それを楽しむことができる人がいい。私に打診はないが、聞かれれば『代表の監督になれるのならば光栄』と答える」とし、興味を隠さなかった。
ロッテは星野監督の続投を支持しているが、ボビーの意見は無視できない。球団幹部は実行委を控え、「会議の流れも見たい」と慎重だった。
◆岡田監督笑顔も就任要請なし ○…ロッテ・バレンタイン監督の発言を伝え聞いた阪神・岡田監督は「(勝率が一番いいのは)自分(バレンタイン)と違うんか?」と一度は手の込んだ“売り込み”と勘違いしたようだが、自らを指していると知るとすぐに白い歯がこぼれた。ただ、南球団社長は「現役監督は誰にせよ、ペナントレースが大事だし時期的に難しいのでは」と、岡田ジャパン誕生には否定的。また、現時点で就任要請が届いていないことも明かした。
参照元:スポーツ報知
レッドソックスの松坂大輔投手は31日、ブルペンで78球を投じ、日本投手シーズン最多の17勝目が懸かる3日(日本時間4日)の登板に備えた。
この日はナイター翌日のデーゲームだったこともあり「眠くて、あまり気分が乗らなかった」という。それでも、中4日の登板の調整にしては、しっかりと球数を投げた。今季、中4日で先発した試合は8勝負けなし。
参照元:スポーツ報知
この日はナイター翌日のデーゲームだったこともあり「眠くて、あまり気分が乗らなかった」という。それでも、中4日の登板の調整にしては、しっかりと球数を投げた。今季、中4日で先発した試合は8勝負けなし。
参照元:スポーツ報知
◆インディアンス4―6マリナーズ(31日・クリーブランド) マリナーズのイチロー外野手は「1番・右翼」で出場、5打数1安打1打点だった。打率は3割1分3厘。
城島健司捕手は「7番・捕手」で4打数無安打。打率は2割8厘。
俊足サイズモアの三盗を阻んだ城島は「3年目で初めてのプレー」と誇らしげに言った。3回1死一、二塁。二塁を狙う一塁走者を刺すサインだったそうだが、一塁走者はスタートを切らない。ここで機転を利かせたベルトレが三塁カバーに入り、サイズモアの盗塁を阻止した。
イチロー外野手「(8回のピンチで浅い飛球を滑り込み好捕)下からすくえるかどうか、だった。見たままのプレーですよ」
参照元:スポーツ報知
城島健司捕手は「7番・捕手」で4打数無安打。打率は2割8厘。
俊足サイズモアの三盗を阻んだ城島は「3年目で初めてのプレー」と誇らしげに言った。3回1死一、二塁。二塁を狙う一塁走者を刺すサインだったそうだが、一塁走者はスタートを切らない。ここで機転を利かせたベルトレが三塁カバーに入り、サイズモアの盗塁を阻止した。
イチロー外野手「(8回のピンチで浅い飛球を滑り込み好捕)下からすくえるかどうか、だった。見たままのプレーですよ」
参照元:スポーツ報知
◆ヤンキース2―6ブルージェイズ(31日・ニューヨーク) ヤンキースの松井秀喜外野手は「7番・指名打者」で出場し、4打数1安打だった。打率は3割3厘。
2回までに4点を失ったヤンキースの流れは変わらない。得点は2本塁打の2点だけ。ヤンキースは2カード連続の負け越しで、首位レイズと12・5ゲーム差。ワイルドカード争いでもレッドソックスに7ゲーム差を付けられている。
松井秀喜外野手「(2連敗で首位とのゲーム差広がる)本当に可能性がゼロになるまでは、それを信じてやる」
参照元:スポーツ報知
2回までに4点を失ったヤンキースの流れは変わらない。得点は2本塁打の2点だけ。ヤンキースは2カード連続の負け越しで、首位レイズと12・5ゲーム差。ワイルドカード争いでもレッドソックスに7ゲーム差を付けられている。
松井秀喜外野手「(2連敗で首位とのゲーム差広がる)本当に可能性がゼロになるまでは、それを信じてやる」
参照元:スポーツ報知
<楽天6-8ロッテ>◇30日◇Kスタ宮城
楽天田中将大投手(19)が北京五輪後、初の先発マウンドに臨んだが、6回6安打6失点で復帰戦を飾れなかった。立ち上がりから伸びのある直球で三振を奪い続けたが、2点リードの6回1死満塁からサブローに人生初の満塁弾を浴びた。9回に味方打線が同点に追いつき黒星こそつかなかったが、6月3日以来の勝利は手にできなかった。
もうひと踏ん張りがきかなかった。6回、サブローをカウント2-1まで追い込んだが、決めにいったフォークがわずかに甘く入った。「そんなに落ちなかった。勝負どころの制球ですね」。右肩痛から復帰後、最長となる6イニング目。「調子は悪くなかった」だけに、悔やまれる1球でロッテ戦初勝利も手放した。チームは3連敗で借金も今季最多の12まで増えた。先発投手陣で岩隈が孤軍奮闘しているが、マーくんの力なくしては、悲願のAクラスはさらに遠ざかる
参照元:nikkansports.com
楽天田中将大投手(19)が北京五輪後、初の先発マウンドに臨んだが、6回6安打6失点で復帰戦を飾れなかった。立ち上がりから伸びのある直球で三振を奪い続けたが、2点リードの6回1死満塁からサブローに人生初の満塁弾を浴びた。9回に味方打線が同点に追いつき黒星こそつかなかったが、6月3日以来の勝利は手にできなかった。
もうひと踏ん張りがきかなかった。6回、サブローをカウント2-1まで追い込んだが、決めにいったフォークがわずかに甘く入った。「そんなに落ちなかった。勝負どころの制球ですね」。右肩痛から復帰後、最長となる6イニング目。「調子は悪くなかった」だけに、悔やまれる1球でロッテ戦初勝利も手放した。チームは3連敗で借金も今季最多の12まで増えた。先発投手陣で岩隈が孤軍奮闘しているが、マーくんの力なくしては、悲願のAクラスはさらに遠ざかる
参照元:nikkansports.com
◆阪神7―5巨人(29日・甲子園) 巨人が首位・阪神との直接対決で終盤、粘りを見せながらも敗れ、自力Vが消えた。先発の金刃が初回、2死から林、関本の連続適時打を浴びて3失点。3、4回にも2死からタイムリーを許すなど、中盤までに7点ビハインド。阪神の先発・下柳に6回まで無得点に抑えられていた打線は7回に反撃。2死からの5連打で3点を返し9回には2点差まで迫って球場を沸かせたが、連勝は4でストップ。クライマックスシリーズ進出マジックも消滅した。
あきらめることはなかった。6回までの7点差を、9回には2点差にまで詰め寄っていた。なおも2死一、二塁。一発が出れば逆転の場面も、小笠原が右飛に倒れて怒とうの反撃は終わった。勝利への執念はあと一歩、届かなかった。「やっぱり、前半の5点は重いですね」原監督は開口一番、そうつぶやいた。期待の左腕が序盤に試合を壊した。それが最後の最後まで響いた。
先発の金刃は初回、先頭の赤星に四球を与え、2死二塁からも金本を歩かせた。そこから連続タイムリーを浴び、いきなりの3失点。3回には1死からの四球がまたも失点につながり、4回5失点でのKOだった。4四球は自己ワースト。内角を攻めきれず、外角の際どいコースはボールとなり、勝負球は甘かった。父・朝則さん(56)が見守る中での試合だったが、負の連鎖から抜け出せなかった。
重圧はなかったという。「ボクには失うものはないですから。慎重になり過ぎてコントロールを乱し、フォアボールを出してしまったことが悔やまれます。勝負どころで真ん中に集まり打たれてしまった。まとまってしまったら意味がない。インコースを攻め切れなかった」試合後は気丈に言葉を並べたが、悔しさは隠せなかった。
原監督が監督室に金刃を呼んだのは5月中旬だった。大学時代に比べると年々、球速が落ちていることを指摘。「プロに入って下手になっているのはどういうことだ!」と叱咤(しった)し、2軍に落とした。約3か月間の2軍で結果を残し、1軍でも中継ぎで活躍、先発の座をつかんだ。指揮官は、だからプロ2年目のサウスポーに大事な一戦を託した。しかし、期待は裏切られた。「金刃は正面切って戦える選手だが、今日はハスに構えたピッチングになった」試合後の表情は険しかった。
打線も6回までは下柳の前に2安打と沈黙した。原監督も「仕掛けという点ではもう少し早めが必要だった」と振り返った。40歳以上の投手に敗れるのは今季4度目。阪神の40代となると、1949年10月8日の若林忠志以来で実に59年ぶりだった。敵地での3連戦は黒星スタートで、自力Vが再び消え、ゲーム差は8に開いた。クライマックスシリーズ進出マジックも一日で消滅。グライシンガー、内海での連勝。もう、これしかない。
巨人・原監督「やっぱり前半の5点は重いですね。(失点は四球から)金刃は正面切って戦える投手だが、今日はハスに構えたピッチングになった。打線は仕掛けという点では、もう少し早めが必要だった」
参照元:スポーツ報知
あきらめることはなかった。6回までの7点差を、9回には2点差にまで詰め寄っていた。なおも2死一、二塁。一発が出れば逆転の場面も、小笠原が右飛に倒れて怒とうの反撃は終わった。勝利への執念はあと一歩、届かなかった。「やっぱり、前半の5点は重いですね」原監督は開口一番、そうつぶやいた。期待の左腕が序盤に試合を壊した。それが最後の最後まで響いた。
先発の金刃は初回、先頭の赤星に四球を与え、2死二塁からも金本を歩かせた。そこから連続タイムリーを浴び、いきなりの3失点。3回には1死からの四球がまたも失点につながり、4回5失点でのKOだった。4四球は自己ワースト。内角を攻めきれず、外角の際どいコースはボールとなり、勝負球は甘かった。父・朝則さん(56)が見守る中での試合だったが、負の連鎖から抜け出せなかった。
重圧はなかったという。「ボクには失うものはないですから。慎重になり過ぎてコントロールを乱し、フォアボールを出してしまったことが悔やまれます。勝負どころで真ん中に集まり打たれてしまった。まとまってしまったら意味がない。インコースを攻め切れなかった」試合後は気丈に言葉を並べたが、悔しさは隠せなかった。
原監督が監督室に金刃を呼んだのは5月中旬だった。大学時代に比べると年々、球速が落ちていることを指摘。「プロに入って下手になっているのはどういうことだ!」と叱咤(しった)し、2軍に落とした。約3か月間の2軍で結果を残し、1軍でも中継ぎで活躍、先発の座をつかんだ。指揮官は、だからプロ2年目のサウスポーに大事な一戦を託した。しかし、期待は裏切られた。「金刃は正面切って戦える選手だが、今日はハスに構えたピッチングになった」試合後の表情は険しかった。
打線も6回までは下柳の前に2安打と沈黙した。原監督も「仕掛けという点ではもう少し早めが必要だった」と振り返った。40歳以上の投手に敗れるのは今季4度目。阪神の40代となると、1949年10月8日の若林忠志以来で実に59年ぶりだった。敵地での3連戦は黒星スタートで、自力Vが再び消え、ゲーム差は8に開いた。クライマックスシリーズ進出マジックも一日で消滅。グライシンガー、内海での連勝。もう、これしかない。
巨人・原監督「やっぱり前半の5点は重いですね。(失点は四球から)金刃は正面切って戦える投手だが、今日はハスに構えたピッチングになった。打線は仕掛けという点では、もう少し早めが必要だった」
参照元:スポーツ報知
◆横浜4―2ヤクルト(29日・横浜) 首位打者に向かって、内川の勢いが止まらない。右へ左へセンターへと打ち分けて、3安打1打点で2試合連続17度目の猛打賞。4安打した前日(28日)の巨人戦(東京D)から7打席連続安打を記録して、「打てるうちにたくさん打とうじゃないですけど、その打席ごとに集中することでいい結果につながっている」と胸を張った。
第4打席は中飛で記録は止まったが、シーズン終盤に入って独走モードだ。打率は3割7分5厘にまで押し上げて、3割5分3厘で2位のヤクルト・青木を、その目の前で大きく引き離した。「シーズン最後まで出続けるのが目標」が口ぐせだった内川も、こうなると「打率トップ? 意識しないといえばウソになる」と本音を隠せない。プロ8年目で初めて規定打席に到達した先には、タイトルが見えてくる。
参照元:スポーツ報知
第4打席は中飛で記録は止まったが、シーズン終盤に入って独走モードだ。打率は3割7分5厘にまで押し上げて、3割5分3厘で2位のヤクルト・青木を、その目の前で大きく引き離した。「シーズン最後まで出続けるのが目標」が口ぐせだった内川も、こうなると「打率トップ? 意識しないといえばウソになる」と本音を隠せない。プロ8年目で初めて規定打席に到達した先には、タイトルが見えてくる。
参照元:スポーツ報知
◆阪神7―5巨人(29日・甲子園) 阪神が頼れる5、6番の活躍で、4度目の優勝マジック25を点灯させた。初回、前夜にサヨナラ犠飛を放った5番・林が先制の中前適時打を放つと、続く6番・関本は8試合連続安打となる右中間への2点二塁打。好調コンビが計5安打5打点とチームを引っ張り、首位攻防の初戦を白星で飾った。新井が故障で離脱し、4番・金本が無安打に終わっても、猛虎打線に死角はない。
4番との勝負をきらったところを、林が襲いかかった。初回、2死二塁から金本を四球で歩かせた直後、金刃の2球目を中前にはじき返す先制適時打。関本もすかさず右中間を破る2点適時二塁打で続いた。
「徐々には慣れもある。このピッチャーなら変化球と読みが当たってきたときに、打ち損じがないように決めたい」林は3回にも右中間への適時三塁打。左ひざ痛から復帰し、長期ロードが明けたここ4試合で5安打5打点と、5番として頼もしさが増してきた。この日は故郷・台湾から、兄・威名(ウェイミン)さんを招待。愛する家族の前で活躍が光った。
好調の5、6番が打線に火をつけ、4回には赤星の6試合ぶりの適時打。5回にはまたも関本が、2死二塁から左越え適時打を放ち、着実に1点ずつ差を広げた。これで自己最多の44打点。「チャンスに回ってくる打順。1本打ちたいと思ってる」7回の遊撃への内野安打で、26日に30歳の誕生日を迎えてから初の猛打賞。「必死のパッチです」お立ち台では、お決まりとなった文句で締めくくった。
新井が腰の疲労骨折で離脱し、4番に大きな負担がかかる中で、5、6番がこの日、2人で5打点。「打つ方が序盤からね。5、6番に打点ついたからな。調子がいいところに、うまくチャンスが回ってくる」と岡田監督もにんまり。4度目の優勝マジックM25をともした。「すきを見せたら打つし、1点でも多く取らないと。追い上げられたけど、また明日、引き締めるという意味でもね」余力を残して首位攻防初戦を勝利で飾った。
参照元:スポーツ報知
4番との勝負をきらったところを、林が襲いかかった。初回、2死二塁から金本を四球で歩かせた直後、金刃の2球目を中前にはじき返す先制適時打。関本もすかさず右中間を破る2点適時二塁打で続いた。
「徐々には慣れもある。このピッチャーなら変化球と読みが当たってきたときに、打ち損じがないように決めたい」林は3回にも右中間への適時三塁打。左ひざ痛から復帰し、長期ロードが明けたここ4試合で5安打5打点と、5番として頼もしさが増してきた。この日は故郷・台湾から、兄・威名(ウェイミン)さんを招待。愛する家族の前で活躍が光った。
好調の5、6番が打線に火をつけ、4回には赤星の6試合ぶりの適時打。5回にはまたも関本が、2死二塁から左越え適時打を放ち、着実に1点ずつ差を広げた。これで自己最多の44打点。「チャンスに回ってくる打順。1本打ちたいと思ってる」7回の遊撃への内野安打で、26日に30歳の誕生日を迎えてから初の猛打賞。「必死のパッチです」お立ち台では、お決まりとなった文句で締めくくった。
新井が腰の疲労骨折で離脱し、4番に大きな負担がかかる中で、5、6番がこの日、2人で5打点。「打つ方が序盤からね。5、6番に打点ついたからな。調子がいいところに、うまくチャンスが回ってくる」と岡田監督もにんまり。4度目の優勝マジックM25をともした。「すきを見せたら打つし、1点でも多く取らないと。追い上げられたけど、また明日、引き締めるという意味でもね」余力を残して首位攻防初戦を勝利で飾った。
参照元:スポーツ報知
◆オリックス7―4日本ハム(29日・スカイマーク) 両手に残った感触が、打球の行方を教えてくれた。0―2で迎えた初回2死一、三塁。浜中は5球目となる141キロの直球を振り抜き、ゆっくりと左翼スタンドを見上げた。逆転の9号3ランが、左翼2階席ではねた。「会心の当たり? つまった、つまった」試合後は笑いながらはぐらかしたが、推定飛距離135メートル弾。特大の一発で、花火大会の始まりだ。
続く後藤が右翼席へ2者連続となる9号ソロ。5回にはカブレラが右翼ポールを直撃する29号2ランを放ち、リードを広げた。とどめは6回の北川。「久しぶりに感触のいい本塁打」と言う05年以来の2ケタ本塁打となる10号ソロを左越えへ運んだ。7月6日の日本ハム戦(帯広)で6本塁打を放ち大勝して以来、このカード7連勝。その間16本塁打と、クライマックスシリーズ圏内を争うライバル相手に、自慢の長打力が爆発している。
日本ハムに1ゲーム差。30日の同カードに勝てば、勝率で3位に並ぶ。コリンズ前監督時代の5月には、最多で11の借金を背負い込み、最下位に沈んでいたチームが、今や3位争いの台風の目。「これからも一戦必勝の気持ちでいきます」大石監督は気を引き締め直した。雨中の試合でみせた快勝劇で、オリックスが目指す場所へと再接近だ。
参照元:スポーツ報知
続く後藤が右翼席へ2者連続となる9号ソロ。5回にはカブレラが右翼ポールを直撃する29号2ランを放ち、リードを広げた。とどめは6回の北川。「久しぶりに感触のいい本塁打」と言う05年以来の2ケタ本塁打となる10号ソロを左越えへ運んだ。7月6日の日本ハム戦(帯広)で6本塁打を放ち大勝して以来、このカード7連勝。その間16本塁打と、クライマックスシリーズ圏内を争うライバル相手に、自慢の長打力が爆発している。
日本ハムに1ゲーム差。30日の同カードに勝てば、勝率で3位に並ぶ。コリンズ前監督時代の5月には、最多で11の借金を背負い込み、最下位に沈んでいたチームが、今や3位争いの台風の目。「これからも一戦必勝の気持ちでいきます」大石監督は気を引き締め直した。雨中の試合でみせた快勝劇で、オリックスが目指す場所へと再接近だ。
参照元:スポーツ報知
◆阪神7―5巨人(29日・甲子園) 打倒巨人の先陣を任された下柳が役割を全うした。6回までを無失点に抑える好投で味方打線の爆発を誘引。7回に3点を奪われ途中降板したが、6回2/3を7安打3失点で11勝目。40歳以上の投手として史上8人目、阪神では若林忠志以来59年ぶりとなる巨人戦の勝利をマークした。
岡田監督が「あの回(7回)を3者凡退なら完封させようと思っていた」と振り返ったマウンドさばき。本人は「攻撃が頑張っているんだから1人で投げきらないといけない」と、悔しそうに吐き捨てたが、2位で追うライバル打線を序盤から封じきったのは大きかった。
この3連戦の初戦を取るため、首脳陣は中6日から7日へ登板日をずらしてまで、ベテラン左腕の起用にこだわった。「下柳も意気に感じて投げてくれた」と、久保チーフ投手コーチ。その活躍でチームに4度となる優勝マジック「25」を点灯させた。5月に40歳を迎えた柱は、全く揺らぐ気配がない。
参照元:スポーツ報知
岡田監督が「あの回(7回)を3者凡退なら完封させようと思っていた」と振り返ったマウンドさばき。本人は「攻撃が頑張っているんだから1人で投げきらないといけない」と、悔しそうに吐き捨てたが、2位で追うライバル打線を序盤から封じきったのは大きかった。
この3連戦の初戦を取るため、首脳陣は中6日から7日へ登板日をずらしてまで、ベテラン左腕の起用にこだわった。「下柳も意気に感じて投げてくれた」と、久保チーフ投手コーチ。その活躍でチームに4度となる優勝マジック「25」を点灯させた。5月に40歳を迎えた柱は、全く揺らぐ気配がない。
参照元:スポーツ報知
◆ソフトバンク4―4西武(29日・福岡ヤフードーム) 星野ジャパンで活躍した西武・涌井、ソフトバンク・杉内が魂の投げ合いを演じた。北京五輪後では初となる日本代表同士による先発対決に双方、刺激を受けたのか、涌井は8回146球、杉内は9回139球を投げ、ともに3失点に抑える熱投。2人の降板後、西武が11回に細川の14号ソロでリードすると、その裏、巨人、近鉄などの2軍で通算100本塁打している苦労人の吉川が起死回生の1号同点弾。パ・リーグ1、2位の直接対決はドローに終わり、西武の優勝マジックは「21」となった。
意地と意地のぶつかり合いは5時間2分の熱闘に発展した。北京五輪で好投を見せた涌井、杉内が今季初のエース対決。ともに序盤に3失点したが、後半は両者譲らずの投手戦を演じ、試合も4―4のドロー。2人合わせて285球の投げ合いに、涌井は「監督に先に降りるなと言われてたんですが、降りちゃいましたね。杉内さんとは向こうでもよくしゃべってたので」と話し、杉内も「思った以上に力が入った。負けたくないから」とお互いのライバル心を隠さなかった。
杉内が3回にブラゼルの適時二塁打などで3失点すれば、涌井も3回に松中の23号2ランと4回の森本の適時打で3点を献上。涌井が「体がふわふわしてて気持ちは入りきってなかった。初回から良くなかったので5点くらい取られるかと思った」と話す立ち上がりも、落ち着きを取り戻した中盤以降は熱のこもった凱旋ショーを演じた。
先輩の杉内が4回以降、9回まで西武の強力打線をわずか2安打に料理すれば、涌井も5回から8回まで1安打に抑え込んだ。「終盤は気持ちが入っていいボールを投げられた。次につながると思う」(涌井)。「カーブを使い始めて緩急がうまく使えた」(杉内)。11回、細川の14号ソロで勝利を目前にしながら、吉川の一発でドローにされた渡辺監督も「(涌井に勝ち越しの)1点取ってやりたかったけど、杉内もさすが。見応えのある投げ合いだったね」と称賛した。
北京五輪でともに防御率0点台の好投を見せた2人。メダルを逃したこともあり、涌井は「得たもの? 特にないですよ」とクールに話したが「合宿中に星野さんと大野さんに体の開きを直してもらったのが良かった」と収穫も口にした。日の丸のプライドを胸に、涌井と杉内が佳境に入ったパ・リーグを盛り上げる。
◆北京五輪の杉内 1次リーグのオランダ戦と準決勝の韓国戦に先発。15日のオランダ戦では7回を4安打無失点。完ぺきな投球で五輪初勝利を手にした。22日の準決勝では、3回2/3を投げ3安打1失点。リードした場面で降板したが、救援陣が打たれて逆転負け。金メダルの夢が消えた。大会通算防御率は0・84と期待にこたえた。
◆北京五輪の涌井 1次リーグの台湾戦、中国戦に先発、さらに準決勝(韓国戦)ではリリーフと3試合に登板。14日の台湾戦では丁寧な投球を心がけ、6回3安打1失点で勝利投手に。中4日で登板した19日の中国戦でも7回2安打無失点で、チームのコールド勝ちに貢献、完封で2勝目をあげた。22日の準決勝では8回途中から救援し、2/3回を投げ1安打1失点。大会通算防御率は0・66。
参照元:スポーツ報知
意地と意地のぶつかり合いは5時間2分の熱闘に発展した。北京五輪で好投を見せた涌井、杉内が今季初のエース対決。ともに序盤に3失点したが、後半は両者譲らずの投手戦を演じ、試合も4―4のドロー。2人合わせて285球の投げ合いに、涌井は「監督に先に降りるなと言われてたんですが、降りちゃいましたね。杉内さんとは向こうでもよくしゃべってたので」と話し、杉内も「思った以上に力が入った。負けたくないから」とお互いのライバル心を隠さなかった。
杉内が3回にブラゼルの適時二塁打などで3失点すれば、涌井も3回に松中の23号2ランと4回の森本の適時打で3点を献上。涌井が「体がふわふわしてて気持ちは入りきってなかった。初回から良くなかったので5点くらい取られるかと思った」と話す立ち上がりも、落ち着きを取り戻した中盤以降は熱のこもった凱旋ショーを演じた。
先輩の杉内が4回以降、9回まで西武の強力打線をわずか2安打に料理すれば、涌井も5回から8回まで1安打に抑え込んだ。「終盤は気持ちが入っていいボールを投げられた。次につながると思う」(涌井)。「カーブを使い始めて緩急がうまく使えた」(杉内)。11回、細川の14号ソロで勝利を目前にしながら、吉川の一発でドローにされた渡辺監督も「(涌井に勝ち越しの)1点取ってやりたかったけど、杉内もさすが。見応えのある投げ合いだったね」と称賛した。
北京五輪でともに防御率0点台の好投を見せた2人。メダルを逃したこともあり、涌井は「得たもの? 特にないですよ」とクールに話したが「合宿中に星野さんと大野さんに体の開きを直してもらったのが良かった」と収穫も口にした。日の丸のプライドを胸に、涌井と杉内が佳境に入ったパ・リーグを盛り上げる。
◆北京五輪の杉内 1次リーグのオランダ戦と準決勝の韓国戦に先発。15日のオランダ戦では7回を4安打無失点。完ぺきな投球で五輪初勝利を手にした。22日の準決勝では、3回2/3を投げ3安打1失点。リードした場面で降板したが、救援陣が打たれて逆転負け。金メダルの夢が消えた。大会通算防御率は0・84と期待にこたえた。
◆北京五輪の涌井 1次リーグの台湾戦、中国戦に先発、さらに準決勝(韓国戦)ではリリーフと3試合に登板。14日の台湾戦では丁寧な投球を心がけ、6回3安打1失点で勝利投手に。中4日で登板した19日の中国戦でも7回2安打無失点で、チームのコールド勝ちに貢献、完封で2勝目をあげた。22日の準決勝では8回途中から救援し、2/3回を投げ1安打1失点。大会通算防御率は0・66。
参照元:スポーツ報知
◆第3回女子野球W杯 ▽決勝 日本11―3カナダ(29日、愛媛・松山) 「マドンナJAPAN」が、初の世界一に輝いた。日本は決勝でカナダを11―3で下し、1次ラウンドから6戦全勝で初優勝。「欽ちゃん球団」所属の片岡安祐美内野手(21)らナインは感涙。北京五輪で予想を上回る活躍をみせ感動を呼んだソフトボール、サッカーに続き、またまた日本女子チームが世界相手に快挙を達成した。会場の「坊っちゃんスタジアム」にちなんで命名された「マドンナJAPAN」が、メダルなしに終わった星野ジャパンの敵を討って、金メダルを獲得した。
誰もが泣いていた。歓喜の輪をつくり、指を立ててNO1のポーズを取るナインの横で、萩本欽一大会実行委員長(67)が得意のマイクパフォーマンス。「みんな…ありがとう…みんなのおかげだよ」1万人の大観衆に感謝の言葉を繰り返したが、涙で言葉が途切れた。欽ちゃんも感極まっていた。
決勝の大舞台でナインは硬くなっていた。3回には三塁・新井純子が先頭打者の平凡な飛球を落球。これがきっかけで1点を失った。致命的な落球から金メダルを失った星野ジャパンの悪夢が頭をよぎったが、「マドンナJAPAN」には、逆境をはね返す力があった。
1点リードされた4回1死二、三塁。2番・新井が逆転の2点適時二塁打。「何が何でも打ってやると思っていた」ミスを帳消しにする一打に、両手を突きあげ、渾身(こんしん)のガッツポーズ。ベンチの選手もグラウンドに飛び出し、喜びを爆発させた。この回打者8人、5安打の猛攻で4点を挙げ、試合をひっくり返し、5回には逆にカナダの三塁手と右翼手が立て続けに飛球を落球。ミスにつけ込み打者11人の猛攻で7点を奪い、勝負を決めた。
北京五輪で金メダルに輝いたソフトボール、五輪で初の4強入りを果たしたサッカーの「なでしこJAPAN」など、女子の活躍が目立った勢いを背に「マドンナJAPAN」も、2大会続けて決勝で敗れていた米国を撃破した。1次ラウンドから6戦全勝。うち5試合で2ケタ得点をマークする圧倒的な強さで金メダルを獲得。メダルなしに終わった星野ジャパンの敵を討った。
強さの秘訣はチームワークだ。大倉孝一監督も「特別なことはしていません。2年間みんなでやってきた成果です」と団結力の強さを強調。過去2大会は、直前合宿のみだったが、今年は5月に岡山で、7月には川越と開催地・松山で合宿。大会前にも松山で直前合宿を行い、連帯感を高めた。レベルアップしたチームでは茨城ゴールデンゴールズ・片岡安祐美でも簡単には先発出場できなかった。防御率0・00でMVPに輝いた野口霞は「毎日、砂浜を3キロ走ってますから」と自信を見せた。
閉会式には、直前まで代表候補入りしていながら、18人の登録メンバーから漏れた7選手に、大倉監督手作りの、金色の粘土でできた“金メダル”が授与された。思わぬ演出にベンチ入りの選手も涙。改めて絆(きづな)の深さを見せつけた。
大倉監督は「今までで一番強いチームだった。これをきっかけに、競技人口が増えてくれれば」と女子野球の発展を願った。ついに世界の頂点に立ったマドンナJAPANが、新たな歴史を刻んでいく。
◆女子野球の現状 1980年代から女子野球熱が高まり出し、97年に神村学園高などを中心に全国高等学校女子硬式野球連盟を結成。「全国高等学校女子硬式野球選手権」(兵庫・丹波市)が開催されている。02年からは関東地区の中学、高校、大学、専門学校、クラブチームが参加して硬式野球大会「ヴィーナスリーグ」が春秋に行われ、06年からは巨人が後援している。国際大会は01年に国際女子野球協会が発足し、「女子野球世界大会」で日本は03、04年と2連覇。04年からは2年に1度、国際野球連盟(IBAF)が主催する「女子野球W杯」が開催されて、04、06年とも米国が連覇。日本はともに銀メダルに終わった。
参照元:スポーツ報知
誰もが泣いていた。歓喜の輪をつくり、指を立ててNO1のポーズを取るナインの横で、萩本欽一大会実行委員長(67)が得意のマイクパフォーマンス。「みんな…ありがとう…みんなのおかげだよ」1万人の大観衆に感謝の言葉を繰り返したが、涙で言葉が途切れた。欽ちゃんも感極まっていた。
決勝の大舞台でナインは硬くなっていた。3回には三塁・新井純子が先頭打者の平凡な飛球を落球。これがきっかけで1点を失った。致命的な落球から金メダルを失った星野ジャパンの悪夢が頭をよぎったが、「マドンナJAPAN」には、逆境をはね返す力があった。
1点リードされた4回1死二、三塁。2番・新井が逆転の2点適時二塁打。「何が何でも打ってやると思っていた」ミスを帳消しにする一打に、両手を突きあげ、渾身(こんしん)のガッツポーズ。ベンチの選手もグラウンドに飛び出し、喜びを爆発させた。この回打者8人、5安打の猛攻で4点を挙げ、試合をひっくり返し、5回には逆にカナダの三塁手と右翼手が立て続けに飛球を落球。ミスにつけ込み打者11人の猛攻で7点を奪い、勝負を決めた。
北京五輪で金メダルに輝いたソフトボール、五輪で初の4強入りを果たしたサッカーの「なでしこJAPAN」など、女子の活躍が目立った勢いを背に「マドンナJAPAN」も、2大会続けて決勝で敗れていた米国を撃破した。1次ラウンドから6戦全勝。うち5試合で2ケタ得点をマークする圧倒的な強さで金メダルを獲得。メダルなしに終わった星野ジャパンの敵を討った。
強さの秘訣はチームワークだ。大倉孝一監督も「特別なことはしていません。2年間みんなでやってきた成果です」と団結力の強さを強調。過去2大会は、直前合宿のみだったが、今年は5月に岡山で、7月には川越と開催地・松山で合宿。大会前にも松山で直前合宿を行い、連帯感を高めた。レベルアップしたチームでは茨城ゴールデンゴールズ・片岡安祐美でも簡単には先発出場できなかった。防御率0・00でMVPに輝いた野口霞は「毎日、砂浜を3キロ走ってますから」と自信を見せた。
閉会式には、直前まで代表候補入りしていながら、18人の登録メンバーから漏れた7選手に、大倉監督手作りの、金色の粘土でできた“金メダル”が授与された。思わぬ演出にベンチ入りの選手も涙。改めて絆(きづな)の深さを見せつけた。
大倉監督は「今までで一番強いチームだった。これをきっかけに、競技人口が増えてくれれば」と女子野球の発展を願った。ついに世界の頂点に立ったマドンナJAPANが、新たな歴史を刻んでいく。
◆女子野球の現状 1980年代から女子野球熱が高まり出し、97年に神村学園高などを中心に全国高等学校女子硬式野球連盟を結成。「全国高等学校女子硬式野球選手権」(兵庫・丹波市)が開催されている。02年からは関東地区の中学、高校、大学、専門学校、クラブチームが参加して硬式野球大会「ヴィーナスリーグ」が春秋に行われ、06年からは巨人が後援している。国際大会は01年に国際女子野球協会が発足し、「女子野球世界大会」で日本は03、04年と2連覇。04年からは2年に1度、国際野球連盟(IBAF)が主催する「女子野球W杯」が開催されて、04、06年とも米国が連覇。日本はともに銀メダルに終わった。
参照元:スポーツ報知
◆インディアンス3―2マリナーズ(29日・クリーブランド) マリナーズのイチロー外野手は「1番・右翼」で出場、3打数1安打だった。打率は3割1分1厘。1盗塁で今季の盗塁数は40。
城島健司は「7番・捕手」で4打数無安打。打率は2割1分1厘。
参照元:スポーツ報知
城島健司は「7番・捕手」で4打数無安打。打率は2割1分1厘。
参照元:スポーツ報知
◆レッドソックス8―0ホワイトソックス(29日・ボストン) レッドソックスの松坂大輔投手(27)は、8回2安打7奪三振、無失点で今季16勝目(2敗)を挙げ、ドジャースなどで活躍した野茂英雄投手=引退=が持つ日本投手のシーズン最多勝利に並んだ。
松坂は今季、東京で開幕投手を務めた後、先発2試合目から8連勝を記録。8月19日に大リーグ1年目から2年連続15勝を達成していた。通算成績は31勝14敗。
松坂はテンポの良い投球で好投。8回を2安打2四球7三振で無失点。メジャー初完封こそ逃したが、日本投手のシーズン最多に並ぶ16勝目を挙げた。
1回、先頭カブレラへの初球だった。外を狙った速球が甘く入り、右中間へ大きな当たりを飛ばされた。だが、落下点へ最短距離で走り込んだ俊足のエルズベリーが、ダイビングキャッチ。ヒヤリとしたが、この日は球威、制球ともにすきがない。ホワイトソックス打線に対し、効果的な内角攻めでリズムを作り、三塁を踏ませなかった。
松坂大輔投手「負けられない試合が続く。我慢すれば、そのうち点を取ってくれると思っていた。いい内容だった。(野茂に並ぶ16勝目に)15勝から先、勝っていく難しさは分かっている。まだ試合があるので伸ばせるだけ伸ばしたい」
参照元:スポーツ報知
松坂は今季、東京で開幕投手を務めた後、先発2試合目から8連勝を記録。8月19日に大リーグ1年目から2年連続15勝を達成していた。通算成績は31勝14敗。
松坂はテンポの良い投球で好投。8回を2安打2四球7三振で無失点。メジャー初完封こそ逃したが、日本投手のシーズン最多に並ぶ16勝目を挙げた。
1回、先頭カブレラへの初球だった。外を狙った速球が甘く入り、右中間へ大きな当たりを飛ばされた。だが、落下点へ最短距離で走り込んだ俊足のエルズベリーが、ダイビングキャッチ。ヒヤリとしたが、この日は球威、制球ともにすきがない。ホワイトソックス打線に対し、効果的な内角攻めでリズムを作り、三塁を踏ませなかった。
松坂大輔投手「負けられない試合が続く。我慢すれば、そのうち点を取ってくれると思っていた。いい内容だった。(野茂に並ぶ16勝目に)15勝から先、勝っていく難しさは分かっている。まだ試合があるので伸ばせるだけ伸ばしたい」
参照元:スポーツ報知
◆ダイヤモンドバックス―ドジャース(29日・アリゾナ) ドジャースの黒田博樹投手はダイヤモンドバックス戦に先発し、5回4失点で降板した。
黒田が3・5ゲーム差で追う首位ダイヤモンドバックスとの3連戦の初戦に先発。連敗を7で止めたいチームの期待を背負い、序盤から飛ばした。
参照元:スポーツ報知
黒田が3・5ゲーム差で追う首位ダイヤモンドバックスとの3連戦の初戦に先発。連敗を7で止めたいチームの期待を背負い、序盤から飛ばした。
参照元:スポーツ報知