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右肩痛のため2軍で調整している西武のクレイグ・ブラゼル内野手(28)が12日、所沢市内の西武第二球場でフリー打撃を再開。室内練習場の窓ガラスを割るなど場外弾を連発した。これを見た片平晋作2軍監督(59)は「これ以上壊されてはたまらん。早く1軍へ行ってほしい」と異例の退去命令を出し、15日の楽天戦(Kスタ)にも1軍に合流する見込みとなった。
「危ない」「逃げろ」1日に登録抹消されて以降、初のフリー打撃。ブラゼルはストレスを発散するようにサク越えを連発し、球場周辺の報道陣らを恐怖に陥れた。センター奥にある室内練習場の屋根や壁に何度も打球をぶち当てた。レフト奥の選手寮は玄関のガラス戸まで、あと数センチ。そして、ついに室内練習場の2階で破壊音が響いた。窓ガラスが見事に割れていた。15分間で15本のサク越えを連発。ブラゼルは悪びれる様子もなく、「誰か弁償してくれよ」と他人事。「まだ右肩の奥に張りがあるけど、状態は良かった」と上機嫌で打ち終えた。
ブラゼルの連弾に舌を巻いたのは片平2軍監督。「これ以上ボコボコにされたらたまらん。今日のことは渡辺監督にすぐ報告しますよ。守備も問題なさそうだし、1試合出れば大丈夫でしょう」ひとまず14日にイースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)に出場させて状態を見るが、早ければ15日にも1軍へ上げる。
優勝へのマジックを13としながら、西武はブラゼルを始め、G・G・佐藤、ボカチカ、後藤の79発カルテットがけがをして、苦戦を強いられている。27本塁打のブラゼルは「チームは苦しんでいるみたいだから1日でも早く戻りたいね」。主砲が戻り、渡辺西武は優勝へラストスパートをかける。
参照元:スポーツ報知
「危ない」「逃げろ」1日に登録抹消されて以降、初のフリー打撃。ブラゼルはストレスを発散するようにサク越えを連発し、球場周辺の報道陣らを恐怖に陥れた。センター奥にある室内練習場の屋根や壁に何度も打球をぶち当てた。レフト奥の選手寮は玄関のガラス戸まで、あと数センチ。そして、ついに室内練習場の2階で破壊音が響いた。窓ガラスが見事に割れていた。15分間で15本のサク越えを連発。ブラゼルは悪びれる様子もなく、「誰か弁償してくれよ」と他人事。「まだ右肩の奥に張りがあるけど、状態は良かった」と上機嫌で打ち終えた。
ブラゼルの連弾に舌を巻いたのは片平2軍監督。「これ以上ボコボコにされたらたまらん。今日のことは渡辺監督にすぐ報告しますよ。守備も問題なさそうだし、1試合出れば大丈夫でしょう」ひとまず14日にイースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)に出場させて状態を見るが、早ければ15日にも1軍へ上げる。
優勝へのマジックを13としながら、西武はブラゼルを始め、G・G・佐藤、ボカチカ、後藤の79発カルテットがけがをして、苦戦を強いられている。27本塁打のブラゼルは「チームは苦しんでいるみたいだから1日でも早く戻りたいね」。主砲が戻り、渡辺西武は優勝へラストスパートをかける。
参照元:スポーツ報知
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◆カージナルス2―3カブス(11日・セントルイス) カブスの福留孝介外野手は、8回から右翼守備で途中出場し、9回の打席は左飛だった。打率は2割6分1厘。
福留が、好守でチームの勝利に貢献した。8回1死一、二塁から5番打者の大きな当たりをフェンス際まで追い、グラブを差し出しながら飛び上がり、フェンスに激突しながら捕球した。内野への返球も素早く、走者をくぎ付けにした。福留は「余計な塁を与えないで済んだ」と安堵(あんど)した。
福留孝介外野手「(8回の好捕は)点を与えなかったという意味では大きい。しっかり守れば勝ちにつながる。(ハリケーンでの試合中止は)自然には勝てない」
参照元:スポーツ報知
福留が、好守でチームの勝利に貢献した。8回1死一、二塁から5番打者の大きな当たりをフェンス際まで追い、グラブを差し出しながら飛び上がり、フェンスに激突しながら捕球した。内野への返球も素早く、走者をくぎ付けにした。福留は「余計な塁を与えないで済んだ」と安堵(あんど)した。
福留孝介外野手「(8回の好捕は)点を与えなかったという意味では大きい。しっかり守れば勝ちにつながる。(ハリケーンでの試合中止は)自然には勝てない」
参照元:スポーツ報知
【ダーラム(米ノースカロライナ州)】ヤンキース傘下3Aスクラントンの井川慶投手(29)が来季もメジャーでのプレー続行を希望した。今季3Aで14勝6敗。故障もなく中4日のローテを守り、「3Aで結果は出せた。来季につながります」と今季の最終登板を終えた。
今年はメジャーに2度昇格したが、7月26日にメジャー40人枠から外れた。他球団からのオファーはなく、マイナーで投げ続けた。「(他球団に)投球を見せることができたと思う」好成績でチームの最優秀投手に選ばれた左腕に日本へ戻る気はなく、大リーグ復帰へ声がかかるのを待つ。
この日は勝てば優勝というインターナショナル・リーグのプレーオフ、ダーラム戦に先発し、6回途中2失点もチームはサヨナラ負け。おそらく今季ラスト登板となる一戦で優勝投手を逃した。最後の試合は8時間のバス移動後、ほとんど眠らずにマウンドに上がった。過酷な環境で培った精神力で、来季のメジャー契約を目指す。
参照元:スポーツ報知
今年はメジャーに2度昇格したが、7月26日にメジャー40人枠から外れた。他球団からのオファーはなく、マイナーで投げ続けた。「(他球団に)投球を見せることができたと思う」好成績でチームの最優秀投手に選ばれた左腕に日本へ戻る気はなく、大リーグ復帰へ声がかかるのを待つ。
この日は勝てば優勝というインターナショナル・リーグのプレーオフ、ダーラム戦に先発し、6回途中2失点もチームはサヨナラ負け。おそらく今季ラスト登板となる一戦で優勝投手を逃した。最後の試合は8時間のバス移動後、ほとんど眠らずにマウンドに上がった。過酷な環境で培った精神力で、来季のメジャー契約を目指す。
参照元:スポーツ報知
◆エンゼルス7―4マリナーズ(11日・アナハイム) マリナーズのイチロー外野手(34)はエンゼルス戦で28試合ぶりの6号ソロを右翼席に運び、8年連続200安打へ、残り17試合であと9本とした。守備でも2度の好プレーで敵地のブーイングを浴びた。また、エ軍のフランシスコ・ロドリゲス投手(26)が今季57セーブ目を挙げ、1990年にボビー・シグペン(Wソックス)がマークしたシーズン最多記録に並んだ。
敵地アナハイムでイチローが攻守にわたり、激しいブーイングを浴びた。まずは7回の守備。1死からエ軍の6番クインランの打球が右翼の浅い位置に飛んだ。51番が勢いよくスライディングしながら好捕。折り曲げた左ひざが芝生を大きくえぐった。「あんなこと初めて。(ゴルフの)ロングアイアンで僕はよくダフるけど、それに近いよね。(見た目には)失敗。美しくはない」その際に観客席から沸いたブーイングには、「グラウンドクルーが(芝の修復に)大変だからってことかな? 彼ら(ファン)の優しさなのかな」と苦笑いした。
直後には、すでに地区Vを決めたエ軍のファンから、再び「BOO」の連呼を浴びた。8回先頭の第4打席。「トロントのときから知ってますからね」という3番手スパイアーの3球目、甘く入った内角低めのスライダーを思い切り振り抜き右翼席へたたき込んだ。8月9日のレイズ戦以来28試合ぶりの6号は、メジャー過去7シーズンで最少だった昨年に並ぶ一発だった。「(サク越えするかしないかは)そんなに変わらないね。得点と打点がつく。そこだけだね」8年連続200安打に残り9本と目標に近づいたことにも淡々とした様子。それでもリーグ最多196安打のペドロイア(Rソックス)にも5本差と迫り、年間最多安打のタイトルも視野に入ってきた。
さらには8回1死の守備でも、9番ロドリゲスの右翼フェンス手前の打球を好捕。3度目の激しいブーイングが起きた。詰め掛けた3万8205人の観衆は、ICHIROの見事なプレーだけは見たくなかったに違いない。
参照元:スポーツ報知
敵地アナハイムでイチローが攻守にわたり、激しいブーイングを浴びた。まずは7回の守備。1死からエ軍の6番クインランの打球が右翼の浅い位置に飛んだ。51番が勢いよくスライディングしながら好捕。折り曲げた左ひざが芝生を大きくえぐった。「あんなこと初めて。(ゴルフの)ロングアイアンで僕はよくダフるけど、それに近いよね。(見た目には)失敗。美しくはない」その際に観客席から沸いたブーイングには、「グラウンドクルーが(芝の修復に)大変だからってことかな? 彼ら(ファン)の優しさなのかな」と苦笑いした。
直後には、すでに地区Vを決めたエ軍のファンから、再び「BOO」の連呼を浴びた。8回先頭の第4打席。「トロントのときから知ってますからね」という3番手スパイアーの3球目、甘く入った内角低めのスライダーを思い切り振り抜き右翼席へたたき込んだ。8月9日のレイズ戦以来28試合ぶりの6号は、メジャー過去7シーズンで最少だった昨年に並ぶ一発だった。「(サク越えするかしないかは)そんなに変わらないね。得点と打点がつく。そこだけだね」8年連続200安打に残り9本と目標に近づいたことにも淡々とした様子。それでもリーグ最多196安打のペドロイア(Rソックス)にも5本差と迫り、年間最多安打のタイトルも視野に入ってきた。
さらには8回1死の守備でも、9番ロドリゲスの右翼フェンス手前の打球を好捕。3度目の激しいブーイングが起きた。詰め掛けた3万8205人の観衆は、ICHIROの見事なプレーだけは見たくなかったに違いない。
参照元:スポーツ報知
アマチュア野球を代表する本格派右腕で今秋のドラフト会議の目玉、新日本石油ENEOSの田沢純一投手(22=180センチ、80キロ、右投げ右打ち)が11日、米大リーグ挑戦を表明した。1巡目指名の有力候補がいきなりメジャーに挑むのは極めて異例。
田沢投手は神奈川・横浜商大高出身。2年の夏に甲子園大会に出場したが登板機会はなかった。入社4年目の今年は150キロを超す速球やフォークボール、スライダーを武器に、都市対抗大会で全5試合に登板。4勝を挙げ、チームの13年ぶり9度目の優勝の立役者となった。
日本のプロを未経験でメジャー入りしたのは、多田野数人投手(現日本ハム)とマック鈴木投手(本名・鈴木誠)の2人だけ。
参照元:nikkansports.com
田沢投手は神奈川・横浜商大高出身。2年の夏に甲子園大会に出場したが登板機会はなかった。入社4年目の今年は150キロを超す速球やフォークボール、スライダーを武器に、都市対抗大会で全5試合に登板。4勝を挙げ、チームの13年ぶり9度目の優勝の立役者となった。
日本のプロを未経験でメジャー入りしたのは、多田野数人投手(現日本ハム)とマック鈴木投手(本名・鈴木誠)の2人だけ。
参照元:nikkansports.com
◆中日11―4巨人(10日・ナゴヤドーム) 原巨人の快進撃を支えてきた若きリリーフ陣が打たれ、眼下の敵・中日に大敗を喫した。同点の6回に3番手で登板した越智が谷繁に勝ち越しの2点適時打を浴びると、7回には山口が5安打4失点。登板過多による疲れからか精彩を欠いた。これで3連敗となり、サヨナラ勝ちした阪神とは6ゲーム差。はっきりと見えていた虎の背中が再び遠くへかすんでいき、残り試合だけが確実に減っていく。
自分への怒りを抑えられなかった。越智は思い切り顔をしかめた。6回1死二、三塁。谷繁への2球目、外角低めのスライダーがわずかに高く入った。バットの先で拾われると、力ない打球が左前へ落ちた。「残念です」今季、中日戦10戦目で初の失点は、痛恨の勝ち越し点となった。
5回に同点に追いつき、さあ、という勝負どころの6回。越智が3番手でマウンドへ上がった。9日に見せた2回5奪三振という圧巻の投球に、誰もが絶大の信頼を寄せていた。だが、先頭・和田への四球をきっかけにピンチを広げ、谷繁に決勝の2点打を許した。
傾いた流れは止められない。7回には山口が炎上した。1死二塁から李に適時三塁打を浴びると、歯止めが利かなくなった。2死から四球の後、3連打を浴びて自身今季ワーストの4失点。思い切り良く腕を振るいつもの投球はなりをひそめたままだった。「左打者に打たれたことが悔やまれます」新人王候補に名を連ねる2人が打ち込まれ、試合は決まった。中日戦は8勝12敗となり、今季の勝ち越しは消えた。
参照元:スポーツ報知
自分への怒りを抑えられなかった。越智は思い切り顔をしかめた。6回1死二、三塁。谷繁への2球目、外角低めのスライダーがわずかに高く入った。バットの先で拾われると、力ない打球が左前へ落ちた。「残念です」今季、中日戦10戦目で初の失点は、痛恨の勝ち越し点となった。
5回に同点に追いつき、さあ、という勝負どころの6回。越智が3番手でマウンドへ上がった。9日に見せた2回5奪三振という圧巻の投球に、誰もが絶大の信頼を寄せていた。だが、先頭・和田への四球をきっかけにピンチを広げ、谷繁に決勝の2点打を許した。
傾いた流れは止められない。7回には山口が炎上した。1死二塁から李に適時三塁打を浴びると、歯止めが利かなくなった。2死から四球の後、3連打を浴びて自身今季ワーストの4失点。思い切り良く腕を振るいつもの投球はなりをひそめたままだった。「左打者に打たれたことが悔やまれます」新人王候補に名を連ねる2人が打ち込まれ、試合は決まった。中日戦は8勝12敗となり、今季の勝ち越しは消えた。
参照元:スポーツ報知
◆広島4―3横浜(10日・広島) 1点リードの9回に登板した広島・永川が3人で片づけ、昨季自らがマークした球団記録の31セーブに並んだ。「何もないですよ」と照れ隠しのような笑顔を見せた。セ・リーグトップの阪神・藤川にあと1と迫ったが、「考えてない」と個人記録は頭にない。
参照元:スポーツ報知
参照元:スポーツ報知
◆ソフトバンク2―1楽天(10日・福岡ヤフードーム) 楽天が終盤の粘りも実らず、悔しい1点差負け。6月6~8日以来、3か月ぶりの3連勝はならなかった。先発の朝井秀樹投手(24)は、7回途中まで2失点と力投したが、味方の援護がなく今季10敗目。自己記録の9勝目は、またもおあずけとなった。
110球の熱投は報われなかった。「最低限の仕事はできたと思うけど、やっぱり勝ちたかった」7回途中まで2失点と、先発の責任は十分に果たしながらの黒星。朝井は無念の表情で声を絞り出した。
「とにかく腕を振ることだけを考えた」という中6日のマウンド。直球は走り、得意のカーブも低めに決まった。しかし、ソフトバンクの先発・新垣も、立ち上がりから150キロ台を連発して絶好調。「先に点はやれない」重圧がわずかに手元を狂わせた。2回2死満塁。打率1割台の9番・山崎に痛恨の押し出し四球。「力んだのかもしれない」と唇をかんだ右腕に、野村監督も「何であんなの歩かせるかな…。投手というのは本当に不可解」とぼやき節だ。
3回以降は立ち直ったが、7回には再び1死二、三塁で山崎。今度は三ゴロに打ち取ったはずが、フェルナンデスがまさかの失策。大きな2点目を失ってマウンドを降りた。
8月15日の西武戦で8勝目を挙げてから3連敗。自己記録更新を前に足踏みが続く若武者は、「残り試合は全部勝つつもり」と前を見すえた。打線も朝井を援護できなかったが、8回に1点を返し、9回も2死二塁と一打同点の場面まで詰め寄った。3か月ぶりの3連勝こそ逃したが、「あっさりギブアップしたわけじゃないからな」と野村監督。11日の先発はマー君。後半戦初の2カード連続勝ち越しで、週末からの11連戦に弾みをつける。
参照元:スポーツ報知
110球の熱投は報われなかった。「最低限の仕事はできたと思うけど、やっぱり勝ちたかった」7回途中まで2失点と、先発の責任は十分に果たしながらの黒星。朝井は無念の表情で声を絞り出した。
「とにかく腕を振ることだけを考えた」という中6日のマウンド。直球は走り、得意のカーブも低めに決まった。しかし、ソフトバンクの先発・新垣も、立ち上がりから150キロ台を連発して絶好調。「先に点はやれない」重圧がわずかに手元を狂わせた。2回2死満塁。打率1割台の9番・山崎に痛恨の押し出し四球。「力んだのかもしれない」と唇をかんだ右腕に、野村監督も「何であんなの歩かせるかな…。投手というのは本当に不可解」とぼやき節だ。
3回以降は立ち直ったが、7回には再び1死二、三塁で山崎。今度は三ゴロに打ち取ったはずが、フェルナンデスがまさかの失策。大きな2点目を失ってマウンドを降りた。
8月15日の西武戦で8勝目を挙げてから3連敗。自己記録更新を前に足踏みが続く若武者は、「残り試合は全部勝つつもり」と前を見すえた。打線も朝井を援護できなかったが、8回に1点を返し、9回も2死二塁と一打同点の場面まで詰め寄った。3か月ぶりの3連勝こそ逃したが、「あっさりギブアップしたわけじゃないからな」と野村監督。11日の先発はマー君。後半戦初の2カード連続勝ち越しで、週末からの11連戦に弾みをつける。
参照元:スポーツ報知
◆阪神4x―3ヤクルト(10日・甲子園) 阪神が2試合連続のサヨナラ勝ちで、4年連続の年間勝ち越しを決めた。3―3の9回、赤星の安打を足掛かりに2死満塁とし、葛城が押し出し四球を選んだ。
アッチソン―藤川の鉄壁の救援陣が、連日のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
3―3の8回から登板したアッチソンは3者凡退に打ち取り14試合連続無失点。9回の藤川は1死から代打の志田に安打を許したが、矢野が盗塁を阻止。守護神は「矢野さんが刺してくれたからね。勝ったものが強いということ」と話した。
重苦しい試合展開に岡田監督は「(きょうは)胃が痛い。また、明日。重い感じがするんで、打ってすっきりいけば」と苦笑したが、優勝マジックは18に減った。
参照元:スポーツ報知
アッチソン―藤川の鉄壁の救援陣が、連日のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
3―3の8回から登板したアッチソンは3者凡退に打ち取り14試合連続無失点。9回の藤川は1死から代打の志田に安打を許したが、矢野が盗塁を阻止。守護神は「矢野さんが刺してくれたからね。勝ったものが強いということ」と話した。
重苦しい試合展開に岡田監督は「(きょうは)胃が痛い。また、明日。重い感じがするんで、打ってすっきりいけば」と苦笑したが、優勝マジックは18に減った。
参照元:スポーツ報知
◆オリックス11x―10ロッテ(10日・京セラドーム大阪) 力いっぱいにヘルメットを放り投げた。勝利の走者が生還するのを見届けると、もう我慢できない。両腕を広げ、雄たけびを挙げるローズに仲間たちが駆け寄り、たちまち歓喜の渦ができあがった。劇的すぎる逆転サヨナラ白星。ミラクル・オリックスが、また勝った。
最高にしびれる場面で、最高の仕事をやってのけた。9回、1点差に迫り、なおも2死満塁。待っていた初球の直球を迷わずたたくと、鋭い打球が右前で弾んだ。4打席無安打に倒れていたが、「最高のバッティングができた」のは4番打者の証。逆転2点適時打で、最高の瞬間を味わった。
「最高です!」と声を張り上げた主砲だが、なかなか打率が上がらない現実からか「何かを変えたい」と、最近はあごひげを右から左までつなげている。そんな男が「これからも勝ち続けて、優勝に向かって頑張ります」と宣言。今や目標はVに切り替わった。
難産の末の白星だった。先発・中山が3回途中に2失点で降板。本柳、川越が8点を失った。16試合ぶりの2ケタ失点で、得点しては勝ち越される。だが、土壇場でひっくり返し、大石監督も「びっくりした」と漏らしたほど。8年連続Bクラスだった面影など、今やどこにもない。
3連勝で4カード連続の勝ち越しを決め、首位・西武には4ゲーム差に最接近。貯金も6と、今季最多を更新し続ける。最下位からはい上がってきたミラクルロード。もたつく獅子の後ろ姿を今、確かに視界にとらえた。
参照元:スポーツ報知
最高にしびれる場面で、最高の仕事をやってのけた。9回、1点差に迫り、なおも2死満塁。待っていた初球の直球を迷わずたたくと、鋭い打球が右前で弾んだ。4打席無安打に倒れていたが、「最高のバッティングができた」のは4番打者の証。逆転2点適時打で、最高の瞬間を味わった。
「最高です!」と声を張り上げた主砲だが、なかなか打率が上がらない現実からか「何かを変えたい」と、最近はあごひげを右から左までつなげている。そんな男が「これからも勝ち続けて、優勝に向かって頑張ります」と宣言。今や目標はVに切り替わった。
難産の末の白星だった。先発・中山が3回途中に2失点で降板。本柳、川越が8点を失った。16試合ぶりの2ケタ失点で、得点しては勝ち越される。だが、土壇場でひっくり返し、大石監督も「びっくりした」と漏らしたほど。8年連続Bクラスだった面影など、今やどこにもない。
3連勝で4カード連続の勝ち越しを決め、首位・西武には4ゲーム差に最接近。貯金も6と、今季最多を更新し続ける。最下位からはい上がってきたミラクルロード。もたつく獅子の後ろ姿を今、確かに視界にとらえた。
参照元:スポーツ報知
巨人・渡辺恒雄会長(82)は10日、都内で取材に応じ、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の監督候補について「ワンちゃんしかいない」と発言。ソフトバンク・王監督が適任との見方を示した。
同会長は、北京五輪やWBCのような国際大会ではチームをまとめあげる「“神様”が必要」と主張。「長嶋くんは病気になった。神様は今やワンちゃん1人。コミッショナー以下、みんなで土下座してでもワンちゃんに頼むしかない」と、06年の第1回大会で指揮を執り、日本を世界一に導いた王監督に頼むべきと訴えた。
WBCは五輪と異なり、イチローら日本人メジャーリーガーも出場できる大会だ。「WBCではメジャーの選手に来てもらわないといけない。それができるのはワンちゃんしかいない」「ワンちゃんは人格もきれい。私生活もきれい。選手としての能力も抜群。神格化された人間はワンちゃんしかいないんじゃないか」と、王監督の手腕への期待を繰り返した。
渡辺会長はこれまで、北京五輪の代表監督を務めた星野仙一氏をWBCの監督に推していた。星野氏については「人間の中では星野君が一番と言ったんだ」と説明。また「コーチに、評判の悪いのじゃなく、実力のあるコーチを選ぶしかない」とWBC連覇にはコーチ陣入れ替えも必要との持論を展開した。
参照元:スポーツ報知
同会長は、北京五輪やWBCのような国際大会ではチームをまとめあげる「“神様”が必要」と主張。「長嶋くんは病気になった。神様は今やワンちゃん1人。コミッショナー以下、みんなで土下座してでもワンちゃんに頼むしかない」と、06年の第1回大会で指揮を執り、日本を世界一に導いた王監督に頼むべきと訴えた。
WBCは五輪と異なり、イチローら日本人メジャーリーガーも出場できる大会だ。「WBCではメジャーの選手に来てもらわないといけない。それができるのはワンちゃんしかいない」「ワンちゃんは人格もきれい。私生活もきれい。選手としての能力も抜群。神格化された人間はワンちゃんしかいないんじゃないか」と、王監督の手腕への期待を繰り返した。
渡辺会長はこれまで、北京五輪の代表監督を務めた星野仙一氏をWBCの監督に推していた。星野氏については「人間の中では星野君が一番と言ったんだ」と説明。また「コーチに、評判の悪いのじゃなく、実力のあるコーチを選ぶしかない」とWBC連覇にはコーチ陣入れ替えも必要との持論を展開した。
参照元:スポーツ報知
◆パドレス2―6ドジャース(9日・サンディエゴ) 地区首位を走るドジャースの黒田博樹投手(33)が、敵地のパドレス戦に先発し6回9安打2失点。勝利投手にはなれなかったが、「ねばり強く投げられた。自分に勝敗が付かなくても、チームが勝てて良かった」と、逆転勝ちに胸をなで下ろした。
ピンチの連続だった。毎回の9安打され、1、3回に失点。それでも3回は守備陣が好中継を見せ一塁走者を本塁で刺し追加点を許さなかった。
6回2死一、二塁ではジャイルズの中堅に抜けそうな痛烈なゴロを黒田自ら好捕。「(6回に)点を取られると流れが完全に向こうに行くところだった」と黒田。トーレ監督も「最後のプレー(ジャイルズの投ゴロ)が大きかった。2点で抑えて勝利のチャンスをくれた」と評価した。2位のDバックスが敗れ、ゲーム差は今季最大の2・5に広がった。
参照元:スポーツ報知
ピンチの連続だった。毎回の9安打され、1、3回に失点。それでも3回は守備陣が好中継を見せ一塁走者を本塁で刺し追加点を許さなかった。
6回2死一、二塁ではジャイルズの中堅に抜けそうな痛烈なゴロを黒田自ら好捕。「(6回に)点を取られると流れが完全に向こうに行くところだった」と黒田。トーレ監督も「最後のプレー(ジャイルズの投ゴロ)が大きかった。2点で抑えて勝利のチャンスをくれた」と評価した。2位のDバックスが敗れ、ゲーム差は今季最大の2・5に広がった。
参照元:スポーツ報知
◆マリナーズ8―7レンジャーズ(10日・シアトル) マリナーズのイチロー外野手は「1番・右翼」で先発出場し、5打数4安打1盗塁だった。イチローの1試合4安打は今季3度目で、8年連続200安打まで残り18試合であと10本とした。内容は三塁内野安打、三直、左前打、右前打、遊撃内野安打で打率は3割1分3厘。
城島健司捕手は「8番・捕手」で出場し、4打数1安打2打点だった。内容は中前打、右飛、右直、二飛で打率は2割8厘。
イチロー「残り20試合の間に(1試合でも)3安打できればよし、という考えがある。そこで4本は大きすぎる」
参照元:スポーツ報知
城島健司捕手は「8番・捕手」で出場し、4打数1安打2打点だった。内容は中前打、右飛、右直、二飛で打率は2割8厘。
イチロー「残り20試合の間に(1試合でも)3安打できればよし、という考えがある。そこで4本は大きすぎる」
参照元:スポーツ報知
◆エンゼルス4―2ヤンキース(10日・アナハイム) ヤンキースの松井秀喜外野手は「7番・指名打者」で先発出場し、4打数無安打だった。内容は中飛、一ゴロ併殺、空振り三振、見逃し三振で打率は2割9分7厘。
9回2死一、三塁の場面で、松井秀は内角のチェンジアップに手が出なかった。3試合連続無安打で、しかも3試合とも2三振。5月下旬から3割を守ってきた打率は、2割9分7厘となった。
最後の勝負どころと位置付けた10試合で5勝5敗に終わり、プレーオフ進出はほぼ絶望的となった。この後、ヤンキースはニューヨークに戻り、今季限りで86年の歴史を終えるヤンキースタジアムでの最後の連戦となる10連戦に臨む。
松井秀喜「(9回の好機も三振で最後の打者)最後の2球はチェンジアップでした。いいところに決まった」
参照元:スポーツ報知
9回2死一、三塁の場面で、松井秀は内角のチェンジアップに手が出なかった。3試合連続無安打で、しかも3試合とも2三振。5月下旬から3割を守ってきた打率は、2割9分7厘となった。
最後の勝負どころと位置付けた10試合で5勝5敗に終わり、プレーオフ進出はほぼ絶望的となった。この後、ヤンキースはニューヨークに戻り、今季限りで86年の歴史を終えるヤンキースタジアムでの最後の連戦となる10連戦に臨む。
松井秀喜「(9回の好機も三振で最後の打者)最後の2球はチェンジアップでした。いいところに決まった」
参照元:スポーツ報知
◆レッドソックス4―5レイズ(9日・ボストン) レイズの岩村明憲内野手(29)がRソックス・松坂大輔投手(27)を攻略し、首位の座を死守した。ア・リーグ東地区の首位攻防第2ラウンドはレイズが接戦を制し、ゲーム差を1・5に広げた。6回途中8安打3失点の松坂に勝敗はつかず、日本人最多のシーズン17勝目は次戦へお預けとなった。
予想外のハプニングが松坂を苦しめた。「バントしてくるのはわかっていた。構えた時“待ってました”とうまく反応できたはずなんですが、蹴った足がそのまま滑った」と3回の岩村のバント処理で転倒。その後、制球を乱して連続四球で満塁とピンチを招き、4番のフロイドに押し出し死球。さらに犠飛で1点を追加された。
6回先頭でまたも岩村に右前安打を浴び、降板した。5回0/3ながら球数は102球と制球にも苦しんだ。8安打5四死球3失点。チームはその後、逆転し黒星は消えた。4番手で登板した岡島に白星の権利があったが、9回に守護神・パペルボンが炎上。勝てば地区首位に返り咲く試合だったが松坂は「悔しいのひと言ですね」と大事な一戦に勝利できなかった無念さが体中を締めつけた。
日本人最多のシーズン17勝目も次回へ持ち越し。次戦は15日、敵地で再びレイズとの対戦。敵地では今季6戦全敗と鬼門だ。さらにこのカードで松坂は昨年7月3日の初対戦で勝利して以来、白星を手にしていない。同じ相手に通算3敗しているのはレイズだけ。走者を序盤に多く出した課題を修正し、雪辱の舞台に立つ。
参照元:スポーツ報知
予想外のハプニングが松坂を苦しめた。「バントしてくるのはわかっていた。構えた時“待ってました”とうまく反応できたはずなんですが、蹴った足がそのまま滑った」と3回の岩村のバント処理で転倒。その後、制球を乱して連続四球で満塁とピンチを招き、4番のフロイドに押し出し死球。さらに犠飛で1点を追加された。
6回先頭でまたも岩村に右前安打を浴び、降板した。5回0/3ながら球数は102球と制球にも苦しんだ。8安打5四死球3失点。チームはその後、逆転し黒星は消えた。4番手で登板した岡島に白星の権利があったが、9回に守護神・パペルボンが炎上。勝てば地区首位に返り咲く試合だったが松坂は「悔しいのひと言ですね」と大事な一戦に勝利できなかった無念さが体中を締めつけた。
日本人最多のシーズン17勝目も次回へ持ち越し。次戦は15日、敵地で再びレイズとの対戦。敵地では今季6戦全敗と鬼門だ。さらにこのカードで松坂は昨年7月3日の初対戦で勝利して以来、白星を手にしていない。同じ相手に通算3敗しているのはレイズだけ。走者を序盤に多く出した課題を修正し、雪辱の舞台に立つ。
参照元:スポーツ報知
<中日3-2巨人>◇9日◇ナゴヤドーム
巨人が逆転負けで9連戦の初戦を落とした。先発上原浩治投手(33)は5回を投げ1失点と好投。2番手越智も2回を5奪三振と完ぺきなリリーフを見せた。だが8回、3番手の豊田が森野、荒木、ウッズと中日の主力に痛打を浴び逆転を許した。上原は「大事な試合、という意識を強くもってマウンドに立ちました。丁寧にいきすぎた部分もあって球数が多くなってしまいました。もう1イニングいきたかったですね」と残念そうだった。
参照元:nikkansports.com
巨人が逆転負けで9連戦の初戦を落とした。先発上原浩治投手(33)は5回を投げ1失点と好投。2番手越智も2回を5奪三振と完ぺきなリリーフを見せた。だが8回、3番手の豊田が森野、荒木、ウッズと中日の主力に痛打を浴び逆転を許した。上原は「大事な試合、という意識を強くもってマウンドに立ちました。丁寧にいきすぎた部分もあって球数が多くなってしまいました。もう1イニングいきたかったですね」と残念そうだった。
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巨人が今秋ドラフト1巡目でアマ球界屈指の強打者、ホンダ・長野(ちょうの)久義外野手(23)の獲得を目指していることが8日、分かった。走攻守3拍子そろった右打ちの外野手を、リードオフマン候補として高評価。巨人入りを熱望する長野に対して、この日は清武英利球団代表(57)が都市対抗が行われた東京Dへ視察に訪れるなど、“相思相愛”の関係にある。即戦力の中距離打者を獲得し、さらなる打線強化を目指す方針だ。
奇跡の逆転Vへと突っ走る巨人だが、将来的な戦力補強プランも水面下で進行している。10月30日のドラフト会議に向け、獲得候補リストの最上位に位置するのは、長野だった。「足も速く、肩も強い。ホームランも打てる中距離砲。1番打者タイプだが、打撃をさらに磨けば3番も打てるだろう」山下スカウト部長が賛辞を並べた。性格も明るく、華のあるプレースタイルは新庄(元日本ハム)を思わせる。走攻守3拍子そろったアマ球界屈指の強打者に、ターゲットを絞り込んだ。
巨人にとっては3年越しの“恋人”だ。長野は日大4年だった06年の大学・社会人ドラフトで、巨人入りを熱望。日本ハムからの4巡目指名を拒否し、ホンダに入社した。昨年11月のW杯(台湾)では日本代表に選出され、9試合で35打数16安打、打率4割5分7厘とチームNO1の打率を記録。社会人ベストナインに輝くなど、着実にレベルアップを果たしてきた。巨人スカウト陣も公式戦やオープン戦はもちろん、鹿児島・徳之島でのキャンプも熱心に視察。成長を見届けるとともに、獲得への誠意をアピールしてきた。
さらにこの日、都市対抗野球準決勝のホンダ・新日本石油ENEOS戦が行われた東京Dのネット裏に、清武代表自ら足を運び、逸材の一挙手一投足を見守った。編成トップの視察は極めて異例だ。清武代表は球場からの帰り際、「どこどこの球団に行きたいという強い希望を持っているということは、いいんじゃない」とコメント。巨人入りを夢見て努力を重ねる強打者へ、静かにエールを送った。
現在、巨人の外野陣はラミレスが開幕から全試合先発出場を続けているが、主力の高橋由も故障に苦しむなど、レギュラーを確定できない状態にある。将来の常勝軍団完成に向け、右打ちの外野手は魅力的な素材だ。最終的な指名方針の確定はドラフト会議の直前になるが、長野を軸に他球団の動向をにらみつつ、検討を重ねることになる。
◆長野 久義(ちょうの・ひさよし)1984年12月6日、佐賀・基山町生まれ。23歳。小学1年から「基山バッファローズ」で野球を始め、基山中から福岡・筑陽学園に進学。3年夏は県大会8強で、甲子園出場はなし。日大では4年時に春秋連続で首位打者。06年の大学・社会人ドラフトでは日本ハムの4巡目指名を拒否し、ホンダに入社。ホンダでは東京大会新人賞、静岡大会MVPで07年度社会人ベストナインを獲得。178センチ、80キロ。右投右打。
◆4年ぶり一括開催 ○…昨年までドラフト会議は「高校生」と「大学・社会人」で分離開催されていたが、今年は4年ぶりに一括開催となり、10月30日に実施される。1巡目が重複した場合は抽選となり、2巡目以降はウエーバー方式で指名を行う。高校生と大学生の指名対象者は「プロ志望届」の提出者に限られ、高校生は現在受け付け中で10月15日が締め切り。大学生は10月1日から15日の間に所属連盟への提出が必要となる。
◆今年のドラフト上位候補 全体的に目玉不在だが、好素材がそろう。社会人では新日本石油ENEOSの最速156キロ右腕・田沢に注目。メジャーも熱視線の剛腕だ。長野の好敵手でシュアな打撃を誇る日本通運・野本も人気。捕手では東洋大・大野の強肩強打が光る。関西では近畿NO1の呼び声が高い近大・巽が高評価。高校生では東海大三の甲斐、岐阜城北・伊藤や宮崎商・赤川らが各球団のリストの上位に並ぶ。
参照元:スポーツ報知
奇跡の逆転Vへと突っ走る巨人だが、将来的な戦力補強プランも水面下で進行している。10月30日のドラフト会議に向け、獲得候補リストの最上位に位置するのは、長野だった。「足も速く、肩も強い。ホームランも打てる中距離砲。1番打者タイプだが、打撃をさらに磨けば3番も打てるだろう」山下スカウト部長が賛辞を並べた。性格も明るく、華のあるプレースタイルは新庄(元日本ハム)を思わせる。走攻守3拍子そろったアマ球界屈指の強打者に、ターゲットを絞り込んだ。
巨人にとっては3年越しの“恋人”だ。長野は日大4年だった06年の大学・社会人ドラフトで、巨人入りを熱望。日本ハムからの4巡目指名を拒否し、ホンダに入社した。昨年11月のW杯(台湾)では日本代表に選出され、9試合で35打数16安打、打率4割5分7厘とチームNO1の打率を記録。社会人ベストナインに輝くなど、着実にレベルアップを果たしてきた。巨人スカウト陣も公式戦やオープン戦はもちろん、鹿児島・徳之島でのキャンプも熱心に視察。成長を見届けるとともに、獲得への誠意をアピールしてきた。
さらにこの日、都市対抗野球準決勝のホンダ・新日本石油ENEOS戦が行われた東京Dのネット裏に、清武代表自ら足を運び、逸材の一挙手一投足を見守った。編成トップの視察は極めて異例だ。清武代表は球場からの帰り際、「どこどこの球団に行きたいという強い希望を持っているということは、いいんじゃない」とコメント。巨人入りを夢見て努力を重ねる強打者へ、静かにエールを送った。
現在、巨人の外野陣はラミレスが開幕から全試合先発出場を続けているが、主力の高橋由も故障に苦しむなど、レギュラーを確定できない状態にある。将来の常勝軍団完成に向け、右打ちの外野手は魅力的な素材だ。最終的な指名方針の確定はドラフト会議の直前になるが、長野を軸に他球団の動向をにらみつつ、検討を重ねることになる。
◆長野 久義(ちょうの・ひさよし)1984年12月6日、佐賀・基山町生まれ。23歳。小学1年から「基山バッファローズ」で野球を始め、基山中から福岡・筑陽学園に進学。3年夏は県大会8強で、甲子園出場はなし。日大では4年時に春秋連続で首位打者。06年の大学・社会人ドラフトでは日本ハムの4巡目指名を拒否し、ホンダに入社。ホンダでは東京大会新人賞、静岡大会MVPで07年度社会人ベストナインを獲得。178センチ、80キロ。右投右打。
◆4年ぶり一括開催 ○…昨年までドラフト会議は「高校生」と「大学・社会人」で分離開催されていたが、今年は4年ぶりに一括開催となり、10月30日に実施される。1巡目が重複した場合は抽選となり、2巡目以降はウエーバー方式で指名を行う。高校生と大学生の指名対象者は「プロ志望届」の提出者に限られ、高校生は現在受け付け中で10月15日が締め切り。大学生は10月1日から15日の間に所属連盟への提出が必要となる。
◆今年のドラフト上位候補 全体的に目玉不在だが、好素材がそろう。社会人では新日本石油ENEOSの最速156キロ右腕・田沢に注目。メジャーも熱視線の剛腕だ。長野の好敵手でシュアな打撃を誇る日本通運・野本も人気。捕手では東洋大・大野の強肩強打が光る。関西では近畿NO1の呼び声が高い近大・巽が高評価。高校生では東海大三の甲斐、岐阜城北・伊藤や宮崎商・赤川らが各球団のリストの上位に並ぶ。
参照元:スポーツ報知
広島が22日からの巨人4連戦(広島)のうち23、24、25日の3試合で、1977年から88年まで使用したユニホームを着用する。無地のクリーム色に、胸には大きく「CARP」の文字。4度のリーグ優勝と3度の日本一に輝いた黄金時代のデザインだ。「ビデオでしか見たことなかったのでうれしい」と栗原。着用後はチャリティーオークションにかけられ、慈善団体などに寄付される。
参照元:スポーツ報知
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