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巨人が今秋ドラフト1巡目でアマ球界屈指の強打者、ホンダ・長野(ちょうの)久義外野手(23)の獲得を目指していることが8日、分かった。走攻守3拍子そろった右打ちの外野手を、リードオフマン候補として高評価。巨人入りを熱望する長野に対して、この日は清武英利球団代表(57)が都市対抗が行われた東京Dへ視察に訪れるなど、“相思相愛”の関係にある。即戦力の中距離打者を獲得し、さらなる打線強化を目指す方針だ。
奇跡の逆転Vへと突っ走る巨人だが、将来的な戦力補強プランも水面下で進行している。10月30日のドラフト会議に向け、獲得候補リストの最上位に位置するのは、長野だった。「足も速く、肩も強い。ホームランも打てる中距離砲。1番打者タイプだが、打撃をさらに磨けば3番も打てるだろう」山下スカウト部長が賛辞を並べた。性格も明るく、華のあるプレースタイルは新庄(元日本ハム)を思わせる。走攻守3拍子そろったアマ球界屈指の強打者に、ターゲットを絞り込んだ。
巨人にとっては3年越しの“恋人”だ。長野は日大4年だった06年の大学・社会人ドラフトで、巨人入りを熱望。日本ハムからの4巡目指名を拒否し、ホンダに入社した。昨年11月のW杯(台湾)では日本代表に選出され、9試合で35打数16安打、打率4割5分7厘とチームNO1の打率を記録。社会人ベストナインに輝くなど、着実にレベルアップを果たしてきた。巨人スカウト陣も公式戦やオープン戦はもちろん、鹿児島・徳之島でのキャンプも熱心に視察。成長を見届けるとともに、獲得への誠意をアピールしてきた。
さらにこの日、都市対抗野球準決勝のホンダ・新日本石油ENEOS戦が行われた東京Dのネット裏に、清武代表自ら足を運び、逸材の一挙手一投足を見守った。編成トップの視察は極めて異例だ。清武代表は球場からの帰り際、「どこどこの球団に行きたいという強い希望を持っているということは、いいんじゃない」とコメント。巨人入りを夢見て努力を重ねる強打者へ、静かにエールを送った。
現在、巨人の外野陣はラミレスが開幕から全試合先発出場を続けているが、主力の高橋由も故障に苦しむなど、レギュラーを確定できない状態にある。将来の常勝軍団完成に向け、右打ちの外野手は魅力的な素材だ。最終的な指名方針の確定はドラフト会議の直前になるが、長野を軸に他球団の動向をにらみつつ、検討を重ねることになる。
◆長野 久義(ちょうの・ひさよし)1984年12月6日、佐賀・基山町生まれ。23歳。小学1年から「基山バッファローズ」で野球を始め、基山中から福岡・筑陽学園に進学。3年夏は県大会8強で、甲子園出場はなし。日大では4年時に春秋連続で首位打者。06年の大学・社会人ドラフトでは日本ハムの4巡目指名を拒否し、ホンダに入社。ホンダでは東京大会新人賞、静岡大会MVPで07年度社会人ベストナインを獲得。178センチ、80キロ。右投右打。
◆4年ぶり一括開催 ○…昨年までドラフト会議は「高校生」と「大学・社会人」で分離開催されていたが、今年は4年ぶりに一括開催となり、10月30日に実施される。1巡目が重複した場合は抽選となり、2巡目以降はウエーバー方式で指名を行う。高校生と大学生の指名対象者は「プロ志望届」の提出者に限られ、高校生は現在受け付け中で10月15日が締め切り。大学生は10月1日から15日の間に所属連盟への提出が必要となる。
◆今年のドラフト上位候補 全体的に目玉不在だが、好素材がそろう。社会人では新日本石油ENEOSの最速156キロ右腕・田沢に注目。メジャーも熱視線の剛腕だ。長野の好敵手でシュアな打撃を誇る日本通運・野本も人気。捕手では東洋大・大野の強肩強打が光る。関西では近畿NO1の呼び声が高い近大・巽が高評価。高校生では東海大三の甲斐、岐阜城北・伊藤や宮崎商・赤川らが各球団のリストの上位に並ぶ。
参照元:スポーツ報知
奇跡の逆転Vへと突っ走る巨人だが、将来的な戦力補強プランも水面下で進行している。10月30日のドラフト会議に向け、獲得候補リストの最上位に位置するのは、長野だった。「足も速く、肩も強い。ホームランも打てる中距離砲。1番打者タイプだが、打撃をさらに磨けば3番も打てるだろう」山下スカウト部長が賛辞を並べた。性格も明るく、華のあるプレースタイルは新庄(元日本ハム)を思わせる。走攻守3拍子そろったアマ球界屈指の強打者に、ターゲットを絞り込んだ。
巨人にとっては3年越しの“恋人”だ。長野は日大4年だった06年の大学・社会人ドラフトで、巨人入りを熱望。日本ハムからの4巡目指名を拒否し、ホンダに入社した。昨年11月のW杯(台湾)では日本代表に選出され、9試合で35打数16安打、打率4割5分7厘とチームNO1の打率を記録。社会人ベストナインに輝くなど、着実にレベルアップを果たしてきた。巨人スカウト陣も公式戦やオープン戦はもちろん、鹿児島・徳之島でのキャンプも熱心に視察。成長を見届けるとともに、獲得への誠意をアピールしてきた。
さらにこの日、都市対抗野球準決勝のホンダ・新日本石油ENEOS戦が行われた東京Dのネット裏に、清武代表自ら足を運び、逸材の一挙手一投足を見守った。編成トップの視察は極めて異例だ。清武代表は球場からの帰り際、「どこどこの球団に行きたいという強い希望を持っているということは、いいんじゃない」とコメント。巨人入りを夢見て努力を重ねる強打者へ、静かにエールを送った。
現在、巨人の外野陣はラミレスが開幕から全試合先発出場を続けているが、主力の高橋由も故障に苦しむなど、レギュラーを確定できない状態にある。将来の常勝軍団完成に向け、右打ちの外野手は魅力的な素材だ。最終的な指名方針の確定はドラフト会議の直前になるが、長野を軸に他球団の動向をにらみつつ、検討を重ねることになる。
◆長野 久義(ちょうの・ひさよし)1984年12月6日、佐賀・基山町生まれ。23歳。小学1年から「基山バッファローズ」で野球を始め、基山中から福岡・筑陽学園に進学。3年夏は県大会8強で、甲子園出場はなし。日大では4年時に春秋連続で首位打者。06年の大学・社会人ドラフトでは日本ハムの4巡目指名を拒否し、ホンダに入社。ホンダでは東京大会新人賞、静岡大会MVPで07年度社会人ベストナインを獲得。178センチ、80キロ。右投右打。
◆4年ぶり一括開催 ○…昨年までドラフト会議は「高校生」と「大学・社会人」で分離開催されていたが、今年は4年ぶりに一括開催となり、10月30日に実施される。1巡目が重複した場合は抽選となり、2巡目以降はウエーバー方式で指名を行う。高校生と大学生の指名対象者は「プロ志望届」の提出者に限られ、高校生は現在受け付け中で10月15日が締め切り。大学生は10月1日から15日の間に所属連盟への提出が必要となる。
◆今年のドラフト上位候補 全体的に目玉不在だが、好素材がそろう。社会人では新日本石油ENEOSの最速156キロ右腕・田沢に注目。メジャーも熱視線の剛腕だ。長野の好敵手でシュアな打撃を誇る日本通運・野本も人気。捕手では東洋大・大野の強肩強打が光る。関西では近畿NO1の呼び声が高い近大・巽が高評価。高校生では東海大三の甲斐、岐阜城北・伊藤や宮崎商・赤川らが各球団のリストの上位に並ぶ。
参照元:スポーツ報知
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