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◆巨人2―3ソフトバンク(22日・東京ドーム) 原巨人が、高校野球のような細かいプレーを決められず、交流戦Vを逃した。同点で迎えた9回無死一塁から守護神・クルーンが送りバントを一塁へ悪送球してピンチを広げ、寺内の野選で勝ち越された。その裏、坂本が送りバント失敗で走者を二塁へ進められず、鈴木尚が二盗失敗。唯一、自力Vの可能性のあった日本ハムが阪神に敗れたため、勝てば初優勝だったが、連勝は4でストップ。原監督が掲げた「高校野球の決勝戦のような戦い」を果たせず、14勝10敗の4位で交流戦を終えた。
東京ドームが大きなため息に包まれた。連夜の逆転サヨナラ勝ちを目指す9回1死一塁。代走の鈴木尚が、寺内の初球にスタートを切る。足に絶対の自信を持つ同点の走者はしかし、二塁タッチアウト。「サイン? そうです。もちろんそうです」絶対に失敗は許されない場面での、まさかの盗塁死。原監督は唇をかみしめ、ベンチで立ち尽くした。奇跡の交流戦Vへの道が完全に閉ざされた瞬間だった。
勝てば優勝の可能性がある大一番を前に、原監督は「高校野球の決勝戦のような気持ちで戦います」と気を引き締めていた。1点を執念で奪う全員野球を掲げたが、終わってみれば基本中の基本でもある小技のミスが積み重なった。
9回の攻撃を前に、オーロラビジョンで日本ハム敗戦が伝えられた。勝てば無条件で優勝という状況が、選手の動きを硬くしたのか。1点を追う9回無死一塁。坂本が送りバントを失敗。結局、強攻策に出て空振り三振に倒れ、鈴木尚に盗塁のサインを送らざるを得なくなった。
土壇場での失点もミス絡みだった。9回無死一塁、山崎の投前のバントをクルーンが一塁へワンバウンド悪送球。1死二、三塁となって、本多の二遊間の当たりを寺内が好捕するも、本塁への送球がわずかにそれた(結果は野選)。対照的にソフトバンクはプレッシャーのかかる場面できっちりバントを決め、決勝点をもぎ取った。伊原ヘッドコーチは「若い経験のない選手にミスが出た。これをいい経験にして育っていかないと」と悔やんだ。
総力戦で交流戦初Vへ臨んだ。手術した左ひざの状態が万全ではなく、今季ここまで対左投手を打率1割4分5厘と苦手にしてる小笠原がスタメンから外れた。代わって3番に起用されたのは前日の同カードで値千金の同点弾を放った大道。投手陣は疲れの見える西村健と栂野に代わって、先発のバーンサイドと野間口をベンチ入りさせた。スクランブル態勢で勝負に出たが、実らなかった。
交流戦は14勝10敗の4位で終えた。リーグ戦再開に向けて改めて課題が浮き彫りになった。1点を争う緊迫した場面こそ、細かいプレーのひとつひとつが大事になってくる。「いい点も、やや反省する点もあった。これからの戦いに向けて、意義のある2連戦だった」指揮官は努めて冷静に分析した。戦いはまだまだ続く。下を向いている暇はない。
巨人・原監督「鈴木尚の盗塁はサイン? そうです。もちろんそうです。(ソフトバンク戦は)いい点も、やや反省する点もあった。これからの戦いに向けて意義のある2連戦でした。(小笠原は)コンディショニングがベストではないということです。内海は初回のあの場面で1失点だったのはラッキーという感じだったしね」
参照元:スポーツ報知
◆広島1―3楽天(22日・広島) 北京五輪日本代表最終候補のマー君がプロ初セーブをマークした。同じ候補の岩隈も6回1失点と好投し11勝目。10勝で並んでいたルイスとの最多勝対決を制した。
楽天のもう1人の日本代表最終候補は、粘投で“最多勝対決”を制した。右手中指のマメがつぶれたため、6回1失点で降板したが、自身7連勝で両リーグ最多の11勝目をマーク。相手のルイスを圧倒した。
「1点は余計でしたが、何とか粘り続けることができて良かった」6月中に10勝投手同士が対戦したのは、1973年6月30日の阪神・巨人戦(甲子園)で江夏豊、高橋一三が投げ合って以来。ここまで勝ちまくってきた男の激突は岩隈が勝った。
広島入りした19日。その前日の阪神戦でプロ初先発した3年目左腕・片山を食事に誘った。27歳でも先発陣の中では最年長。エースは勝つこと以外でもチームを引っ張っている。
黒星はわずか2つ。たった1人で貯金9を稼いだ。「今年はテンポよく投げられているし、役割を果たす投球が続けられています」と右腕は自信を見せる。野村監督から飛んだ「明日も岩隈―田中でいくよ」というジョークは、大きな信頼の証しだ。
◆星野JAPANの先発投手 本大会では予選リーグ7試合、決勝トーナメント2試合の計9試合を11日間で戦うため、先発を5人で回すことが濃厚だ。星野監督が「力が抜けている」とエースに指名したダルビッシュが当確。昨年のアジア予選(台湾)で宿敵・韓国戦に先発した左腕の成瀬も有力だ。残り3枠を8人で争うことになる。田中、岩隈、涌井、渡辺俊、川上の右腕5人から2人、和田、杉内、岩田の左腕トリオから先発1人、中継ぎ1人を選出する予定だ。
◆風邪気味広島・ルイス6連勝ならず ○…交流戦初の6連勝を目指したルイスは、2回2死一塁から横川に右越えに2ランを打たれた。「見ての通り。あの本塁打がなければ…」ここ数日間は風邪による微熱が続き、20日には病院へ行った右腕は、6回7安打3失点も5敗目に悔しそう。24日に帰国予定の両親がスタンドで観戦。「とてもエンジョイしたよ」父・ドンさんは、1球に泣いた息子をねぎらった。
参照元:スポーツ報知
◆広島1―3楽天(22日・広島) 楽天が敵地で広島に快勝。連敗を3で止め、球団創設4年目で初の交流戦勝ち越しを決めた。セ・リーグトップの10勝を挙げている広島・ルイスから、2回に横川史学外野手(23)が特大の先制2ラン。このところ下降気味だった2年目の新星が、チームにとっても9試合ぶりとなる貴重なアーチで、エース岩隈に11勝目をプレゼントした。
着弾点を確かめる必要などない。打った瞬間、横川は会心の笑顔で両手をポーンと叩いた。2回2死一塁。初球の144キロを完ぺきに捕らえた打球は、赤ヘルファンで埋まる右翼席中段に飛び込んだ。ともにリーグ最多勝の岩隈―ルイスの投げ合い。貴重な先手を奪う先制2号2ランに、「理想的な展開にできてよかった」とガッツポーズだ。
5月5日の1軍デビュー戦(対ソフトバンク)で2安打2打点をマーク。外野の定位置争いに名乗りを上げたが、その後は1軍のスピードに苦しみ、6月は打率2割1分4厘と低迷していた。「試合に出続けたことで、少し気持ちがダレていた」と反省したプロ2年生。「初めての時のような新鮮な気持ち」で臨んだこの日、最初の打席の初球を積極的に振り抜いた。
野村監督の“特別レッスン”も快打につながった。試合前、ベンチで指揮官に呼び止められ、バットのヘッドが下がるクセを修正する方法を教わった。打ったのは苦手としていた高めの直球。指導をすぐ結果に結びつける器用さを、橋上ヘッドコーチも「監督にいい印象を与えたんじゃないかな」と褒めた。
チームにとっても、7日の横浜戦で憲史が放った決勝代打3ラン以来、9試合ぶりのアーチ。その間、チームは2勝6敗と失速していた。苦境を救った殊勲弾。打線も横川もこれで再加速するはずだ。
参照元:スポーツ報知
◆阪神5―3日本ハム(22日・甲子園) 主砲の一発が、再びチームの闘志に火をつけた。2回先頭の金本がカウント0―2から、日本ハム先発グリンの外角の直球をフルスイング。中堅バックスクリーン左に突き刺す12号ソロで先制点を奪った。「きょうは久々にホームランが出やすい風だった」今季ここまで甲子園では1本止まりながら、この日は雨天の影響もあり、左翼からの風と“ケンカ”することなくスタンドに届けられた。
同点に追いつかれた直後の4回には、「打席の中で少しずつ修正しながらやってました」という新井が17打席ぶりの安打となる中前安打。弟分を一塁に置き、アニキがバックスクリーンへ13号2ランをたたき込んで、即座に勝ち越した。2005年6月15日の西武戦(西武D)以来、3年ぶりの2打席連続弾。「尊敬する新井選手が久々にヒット打って、一塁上で『金本さん、打たないとシバきますよ』というアピールがあったので怖くて打ちました」お立ち台では歓喜に沸く虎党を喜ばせた。
ソフトバンクが勝利を収めたため、奇跡の逆転優勝は残念ながら逃した。しかし、交流戦成績15勝9敗、そしてラストゲームの勝利に岡田監督は「ナイスゲームで終わることができた」とうなずいた。28日から再開されるペナントレース後半戦。「タイガースは交流戦を苦手としてきてたけど、貯金6。これでシーズン後半もガンガンいきたい」と金本がチームの思いを代表して宣言した。チームが目指す先にあるのは何より3年ぶりのV奪回だ。交流戦Vよりもチームの勢いを取り戻した貴重な勝ち星となった。
参照元:スポーツ報知
◆広島1―3楽天(22日・広島) マー君がプロ初セーブをマークした。2点リードの7回、田中がプロ入り初の救援登板。3回を1安打無失点、3奪三振で試合を締めた。北京五輪日本代表の大野投手コーチが視察する中、同代表の最終候補に名を連ねる田中が中継ぎでも結果を残せることを示した。同じ候補の岩隈も6回1失点と好投し11勝目。10勝で並んでいたルイスとの最多勝対決を制した。チームは2枚看板の黄金リレーで初の交流戦勝ち越しを決めた。
「ピッチャー・田中」のコールが響いたのは、7回だった。球場のどよめきを受けながら、鋭い目つきのマー君がマウンドに立つ。プロ2年目、42試合目の登板で初めてのリリーフ。いつもと違う風景と責任感が、19歳にのしかかった。
「燃えました。岩隈さんの勝ち星を消さなくて良かったです。盛り上がりがピークの時にマウンドに上がるというのは、先発とは違いました」
2点リードの7回。さすがに力んだ“立ち上がり”は1死から嶋に右前安打を許したが、後続は連続三振。8、9回は3人でピシャリ。登板間隔が空くためのリリーフ措置でも、ノムさんは「岩隈とマー君のリレーで負けるわけにはいかない」。03年の巨人・真田以来となる10代でのセーブを記録した。チームの連敗を3で止め、球団初の交流戦勝ち越しだ。
高卒2年目のジャパン入りが「グイッ」と音を立てた。代表投手コーチの大野豊氏がテレビ中継解説で訪問。「ノムさんが使ったということは、ああいうこともできると受け止めていいんじゃないかな。いいものを見せてもらった」先発だけでなく、リリーフ適性も十分。評価は星野監督に伝えられることになる。
田中は「北京でリリーフ? ないっすよ。もうセーブもないでしょう」と笑った。ノムさんも「(岩隈と)2人とも(五輪に)出さないよ。仮病を使う」と“抵抗”を試みた。しかし、マー君が救援でも結果を出したことで、代表入りへの可能性は確実に広がった。
日本代表・星野仙一監督「いいボールを投げていたみたいだね。いい練習をしているよな。野村監督も分かっているね。オレと野球観が同じだから」
参照元:スポーツ報知
◆巨人2―3ソフトバンク(22日・東京ドーム) 王ソフトバンクが、執念で4年目の交流戦を制した。4チームにVの可能性があるという大混戦のなか、優勝を争う巨人との一戦は、2―2で迎えた9回1死二、三塁から本多の二ゴロが野選となる間に決勝点を挙げた。ソフトバンクは、日本ハムを破った阪神と15勝9敗で並んだが、前年の交流戦順位で上回るため、栄冠を勝ち取った。交流戦はこれでパ・リーグの4連覇。ソフトバンクには優勝賞金5000万円と優勝トロフィーが贈られた。
三塁側、そして左翼スタンドから届く「ありがとう」コールに、王監督は両手を振って応じた。開催4年目での交流戦初制覇。ダイエー時代に日本一となった2003年以来、ソフトバンクとして初タイトル獲得だ。グラウンドでの優勝監督インタビュー。「超満員のみなさんの熱烈な応援のおかげで何とかモノにできました」少しかれた声で感謝の言葉を述べた。
勝負どころでタクトがさえ渡った。同点で迎えた9回無死一、二塁。何としても1点が欲しい場面で、代打に送り出したのは1軍で犠打を決めたことがない金子だった。「あそこで決められたのが勝因だった。残っているメンバーで一番うまかったということ」と指揮官。プロ5年生がクルーンの155キロを見事に転がすと、続く本多の二ゴロで三塁走者・辻が本塁へ好走塁を見せ、待望の勝ち越し。その裏の守りでは2死からの代打・清水に対し、ニコースキーを緊急投入して締めた。巨人戦から切り札として昇格させた大村も先制、同点適時打の活躍。何度もベンチとグラウンドを往復し、声を張り上げた執念を結実させた。
シーズン開幕は5連勝スタートしながら、一時は借金4まで低迷。厳しい情勢でも、王監督らしい気遣いは忘れなかった。交流戦まっただ中の今月5日夜。福岡市内にある行きつけの中華料理店に球団職員ら約40人を招待した。5月20日の誕生日プレゼントのお礼も兼ね、就任14年目で初めての交流会。各テーブルを回り、ふだん現場に出ないスタッフをねぎらった。
延長12回サヨナラ負けを喫した前夜(21日)。報道陣には「明日勝って後半戦にいい形でつなげたい」と話しながら、選手宿舎でのミーティングでは「明日は総力戦で行こう」と、ゲキを飛ばしていた。交流戦で6個の貯金を作り、首位・西武とも3ゲーム差まで接近した。「7・5差からすれば随分縮めたと思う。背番号が見えるくらいの状態になったんじゃないか」と、目を輝かせた王監督。27日の楽天戦(北九州)からリーグ戦も再開。初タイトルの勢いそのまま、レオ軍団を捕獲する。
◆賞金5000万円で常勝軍団作り ○…優勝賞金5000万円は、球団と選手会が折半。球団側に分配される2500万円については選手会と相談した結果、本拠地・ヤフーDや西戸崎合宿所、雁の巣球場のトレーニング施設や医療機器などの改善、補充に充てる方針だ。球団サイドは「常勝軍団作り、日本シリーズ優勝が真のファンサービス」と考えていることを強調した。
参照元:スポーツ報知
◆ブレーブス8―3マリナーズ(22日・アトランタ) マリナーズのイチロー外野手は「1番・右翼」で出場、5打数無安打で連続試合安打は8で止まった。打率は2割8分8厘。
城島健司捕手は出場しなかった。
イチローがライバルと目するハドソンと4年ぶりに対戦した。
ハドソンは2004年までアスレチックスの中心投手。イチローが01年の大リーグデビューで1番最初に当たった投手でもある。この日は対戦した4打席すべて微妙にバットの芯を外され完敗に終わった。
かつてしのぎを削った相手に好結果が出せなかった悔しさは見せず、懐かしさを感じている様子でもなく、イチローは淡々としていた。
イチロー外野手「(好投手ハドソンと2004年以来の対戦)オークランドにいるときは、僕の中では1番いいピッチャーだった。投げているボールそのものは前と違うけど、スタイルは変わっていない」
参照元:スポーツ報知
右肩腱炎(けんえん)で故障者リスト(DL)入りしているドジャースの黒田博樹投手が22日、キャッチボールを再開した。
トレーナーが見守る中、球団スタッフ相手に30メートルほどの距離で約40球。力を入れずに軽めに投げただけだった。
黒田博樹投手「大したキャッチボールではないので、現時点では何ともいいようがない」
参照元:スポーツ報知
◆ドジャース4―3インディアンス(22日・ロサンゼルス) ドジャースの斎藤隆投手は4―3の9回から5番手で登板、1回を3者凡退の無失点で11セーブ(3勝3敗)を挙げた。
斎藤が制球重視のフォームに修正し、3者凡退の好投で今季11セーブ目を挙げた。
2日前に敗戦投手になっていただけに「とにかく先頭打者をアウトに取ろう」と、立ち上がりに気をつけた。そして先頭打者を遊飛に打ち取り、その後もカーブ、スライダーを織り交ぜながら二ゴロ、見逃し三振。
この日、斎藤の中で“変化”があった。「足を上げてからボールを投げにいくまでに間を長くとろうと思った」。制球を意識した結果、ゆったりしたフォームに修正したと説明した。今季は既に自身最多の3敗を記録しており、安定した投球を求め下した結論だった。
斎藤隆投手「きょうはコントロールを重視した。球速自体は出ていなかったかもしれないが、投げる間というか、タイミングが自分の感覚の中ではいい感じで投げられた」
参照元:スポーツ報知
レッドソックスの松坂大輔投手は22日、7失点で今季初黒星を喫してから一夜明けた22日、相手チームのカージナルスが練習を始めたグラウンドで遠投を繰り返した。
登板翌日には珍しいスローイングの練習。練習の意図を松坂は明かさなかったが、メジャー自己最短の1回0/3で降板し、わずか48球で救援を仰いだ悔しさは当然あるはずだ。
松坂大輔投手「特別投げ込みを増やした感じではない。今まで通りやるつもり」
参照元:スポーツ報知
ヤンキース松井秀喜外野手(34)は「5番DH」で先発出場。3打数1安打1四球だった。第1打席から一塁内野安打、中飛、二ゴロ、四球。打率は3割2分4厘。
ヤンキースは7安打を放ったが無得点に終わり、2連敗。
参照元:nikkansports.com
巨人は21日からソフトバンクと交流戦最後の2連戦を迎える。初戦のソフトバンク先発予想の杉内攻略の糸口になる巨人・小笠原、高橋由、阿部の「左打者トリオ」が20日、雪辱を誓った。5月31日のソフトバンク戦(ヤフーD)では左腕から5安打完投負け。4打数無安打と完ぺきに抑え込まれたガッツは「全神経を集中させて全力で戦うだけ」と闘志を見せた。
3人は杉内対策のイメージをふくらませながら、東京ドームで打ち込んだ。杉内は内外角への制球力が抜群。フリー打撃では、左利きの打撃投手が投げる球を右肩を開かず、逆方向へ打ち返す意識を高めた。特に外角へ逃げるスライダーで打撃フォームが崩されるのを防ぐため、右足を上げてタイミングを取るのをやめ、すり足を試した。
腰痛から復帰したばかりの高橋由は、杉内と今季初対戦。入念に打撃フォームをチェックした。昨年の交流戦では本塁打を放った。攻略法は明かさず、「交流戦優勝があるわけだし、先のことを考えれば2つ勝っておきたい」とチームの勝利を強く意識した。
熱意が伝わったのか、原監督は杉内対策として、3人をキーマンに挙げた。「今一番安定している投手。でも、うちの強力な左バッターたちが打つよ。この間は全く機能しなかったけどね」とプレッシャーをかけた。現在、19本塁打、56打点のラミレスは徹底マークされるはず。ガッツ、由伸、慎之助が打線を引っ張り、得点を生む。
参照元:スポーツ報知
北京五輪野球の日本代表編成委員会が20日、都内のホテルで行われ、昨年12月のアジア予選組21人を含む最終候補39人(投手16人、野手23人)を決めた。
激しいレギュラー争いを打ち出す一方で、星野監督は早々とダルビッシュをエースに指名した。「我々も力を認めている。ピッチングを見たが、群を抜いている」昨年のアジア予選に続き、4年目右腕を中心に本大会を戦う。
4番についても、山本守備走塁コーチが「実績でいえば新井」と明かし、首位を独走する阪神の3番が主砲の大役を担う。キャプテンは04年のアテネ五輪、昨年のアジア予選に続き、宮本が務める。「リーダーシップが取れ、選手も認めている」と指揮官は説明した。
参照元:スポーツ報知
北京五輪野球の日本代表編成委員会が20日、都内のホテルで行われ、昨年12月のアジア予選組21人を含む最終候補39人(投手16人、野手23人)を決めた。
楽天・田中将大投手(19)は、練習した広島で最終候補入りを聞いた。「この時点で選ばれるのも限られた人だけだし、励みにしたい」と気を引き締めた。
北京五輪に出場すれば、2000年シドニー五輪の西武・松坂(現Rソックス)に並ぶ高卒2年目での代表入り。「国を背負って戦うわけだし、何が起こるかわからない。そういう厳しいものだと思っています」と武者震いを隠せない。
星野監督からは、チームメートの岩隈や西武・涌井と先発枠を巡る争いを期待されている。「アピール? そういうのはないです。ただ、これから1戦1戦がむしゃらに一生懸命投げて、結果を残していきたいです」。シーズンでの力投の先に、日の丸のユニホームがあると信じている。
参照元:スポーツ報知
西武の涌井秀章投手(22)が20日、西武第二球場での練習後に日本代表最終候補入りを聞き「自分は中継ぎが出来ないんで。先発しかないつもりで頑張りたい」と先発枠入りを志願した。
昨年12月のアジア予選の初戦、フィリピン戦で先発を任された自負がある。「先発が最低4人とすれば、岩隈さんとダルは確定だと思う。残りの2枠になんとか入りたいですね」。今季は現在6勝6敗。17勝10敗で最多勝を獲得した昨季と比較すると成績面では物足りない。中継ぎ要員に回る可能性もあるが「四球を出して自分のミスで失点しまっているんで、そういうのが大舞台で命取りになる。そういうところを直して粘り強く投げたい」と修正点は自覚している。
残り2試合となった交流戦の登板はなさそうだが「パ・リーグが再開されて、去年のような投球ができれば選ばれると思う。最終選考にしっかり照準を合わせたい」と星野監督からの信頼回復に自信を見せた。
参照元:スポーツ報知
北京五輪野球の日本代表編成委員会が20日、都内のホテルで行われ、昨年12月のアジア予選組21人を含む最終候補39人(投手16人、野手23人)を決めた。星野仙一監督(61)は故障を抱え、完調には遠い小笠原、高橋由(ともに巨人)を選出。昨年のアジア予選で勝った涌井(西武)から先発の特権をはく奪するなど、競争によるレギュラーの選出を打ち出した。実績や経験は問わない方針で、7月中旬まで横一線の競争を勝ち抜いた精鋭24人に、金メダルの夢を託す。
甘えや妥協を一切許さない。星野監督らしいメッセージだった。「基本的には39人に競争してもらって、当選の声を聞くまで最後まで頑張ってほしい」最終候補が印刷された用紙を穴が開くほど見つめながら、言葉に力を込めた。
思うようなチーム編成ができない危機感が、言葉の端々にのぞいた。「思った以上にけが人が多くて苦労した。全快でない選手も(完治する)見込みで入れている」昨オフに左ひざを手術した影響で本調子とは言えない小笠原や、腰痛から復帰したばかりの高橋由をメンバーに加えたが、復調途上であることを理由に優遇する気はない。
「(2人に)チャンスを与えるということ。発表されたメンバーを見れば、自分が何番目か分かるはず。もうひと踏ん張りする自覚が出てくる」過去の実績や経験は関係ない。横一線の競争を勝ち抜くことを求めた。
競争を課したのは故障組だけではない。昨年のアジア予選(台湾)の初戦となったフィリピン戦で先発し、勝利投手となった涌井からは事実上、先発の座をはく奪した。「田中、岩隈、涌井。これで競争だろうな。とにかく先発を勝ち取ってほしい」ソフトな口調だったが、内容は今季6勝6敗と波に乗れない4年目右腕を突き放した。左の中継ぎから和田、杉内、岩田のうち1人が先発も兼ねる。三塁は初挑戦の中島と村田が競う。
レギュラーが保証されるのはエース・ダルビッシュと、4番の新井だけ。先発、左右の中継ぎ、内外野…。あらゆるポジションが白紙の状態だ。裏を返せば、代表を決める7月中旬までの約1か月間、成績次第で日の丸を背負う道が開ける。
まさに弱肉強食。1か月間の競争を勝ち抜けば、強豪キューバや米国などのライバルチームにも引けを取らないメンバーを組める。これが闘将の狙いだ。「昨年のアジア予選と新しい名前でバランスよくチーム編成できればいいな」会見中に、指揮官が7度も連呼した「競争」。このフレーズが、金メダル獲得を狙う星野JAPANの命綱となる。
参照元:スポーツ報知
◆ヤンキース―レッズ(20日・ニューヨーク) 左ひざ故障で2試合連続欠場のヤンキースの松井秀喜外野手は、「5番・指名打者」で出場、第3打席に右前打した。
試合前、松井秀はジラルディ監督に会った際、親指を立てて元気ぶりをアピールしたという。同監督は「状態はいいと思う。打撃練習後に話してみるが、問題ないだろう」。本拠地での試合は、打撃オーダーに変更なく始まった。
打席では、少なくともひざをかばうしぐさは見せなかった。1打席目は低い弾道の右飛、2打席目も左飛に倒れたが、第3打席には右前に安打を放った。
参照元:スポーツ報知
◆ヤンキース2―1パドレス(19日・ニューヨーク) ヤンキースは左ひざ痛の松井秀喜外野手(34)は2戦連続で欠場したが、チームはパドレスを2―1で下して今季最長の7連勝をマークした。
松井秀の「バースデー満塁弾」から始まったヤンキースの連勝は、今季最長の7まで伸びた。しかし、はれが出た左ひざの「水抜き」から一夜明け、背番号55の出番は訪れなかった。「一応、代打のケースはあると言われていました」ベンチ裏での治療に徹した松井は、試合出場が可能だったと明かした。さらに、「明日の状態を見てみないと分からないですが、いまのところは大丈夫だと思います」と気丈に話した。
チームは投打がかみ合った。4度目の先発となった剛球右腕チェンバレンが6回途中まで4安打1失点、自己最多の9三振を奪う力投を披露。1―1の6回1死三塁、Aロッドが決勝適時打を左前に運んだ。また、6年ぶりとなる2試合連続のチーム4盗塁と、積極的な走塁が得点と白星につながった。貯金を今季最多の7とし、地区首位の宿敵Rソックスとは5ゲーム差の3位。「少ないチャンスをしっかりものにして勝ったという感じで、今日は機動力が効いたと思います」自身が出場しない中での勝利に松井は淡々と話した。
左ひざを気にする歩き方を見ても、20日に本拠で行われるレッズ戦以降のスタメン出場は微妙な状況。ただ、試合前には室内で打撃練習を行うなど、復帰に向けた準備は進めている。「徐々によくなってる感じです。はれ? 打撃に関しては大丈夫」交流戦では通算打率3割3分2厘、19本塁打、74打点と得意のゴジラは、先発復帰する日がそう遠くないことを強調した。
参照元:スポーツ報知