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桑田真澄投手(39)がパイレーツとの再契約を29日にも発表する。家族旅行に訪れていたオーストラリア・ケアンズから27日、カンタス航空機で帰国し「(発表は)まだ言いニクい日、ということで」とオヤジのだじゃれ風に明かした。「その日は知人から肉が届けられるから、それも食べられるね」と29日にちなんで家族団らん肉パーティーでお祝いする計画も口にした。
19日から訪れていたケアンズでは一日だけ休みを取ったものの、毎日投球練習を行い、平地で捕手を座らせて投げていたという。「暖かいところで投げられるか、最後に確認してから(契約したい)、と思っていた。40~50球、投げられたからね」と順調な投球練習ができたことで、パ軍へ「契約合意」に向けた最終的な返答ができる準備が整った。
参照元:スポーツ報知
巨人・上原浩治投手(32)が26日、東京・大手町の球団事務所で契約更改し、球団の投手で史上初となる年俸4億円で一発サインした。5年ぶりに代理人を使わず単独で交渉し、9000万円の大幅増をゲットした。順調なら来シーズン中にFA権を取得。権利行使については明言を避け、来季は先発としてV2と日本一に貢献する姿勢を強調した。巨投最高年俸を得てエースとして先発に復帰する来季、メジャー挑戦もいよいよ現実味を帯びる。
晴れやかな表情で、上原が会見場に現れた。報道陣から「サインしたか」と問われて、開口一番「はい。(ファンサービス用の色紙に)100枚ほどしてきました」と爆笑を誘うと、続けざまに「大台っていうのは10億ぐらい? それじゃあ、ちょっと届かなかったです」とジョークを連発。納得の更改に舌も滑らかになった。
わずか10分間の交渉で、巨人投手史上初めて年俸4億円に到達した。「自分としては何の(心の)つかえもなく、何か気持ち良かったですね」最近2年間は連続でダウン更改。代理人をつけず、5年ぶりに単独で交渉に臨み、9000万円増で一発サインした。
今季は両足の故障で出遅れたが、4月下旬から守護神として球団新記録の32セーブをマークする活躍。中日の岩瀬が4億3000万円を提示されているため球界最高年俸投手には届かないものの、巨人投手では例のない高評価に「納得しました」とうなずいた。
最高の評価を背に開幕する08年は、8日間出場選手登録されればFA権を取得する。以前から強いメジャー志向を隠さず、権利行使が注目されるが、この日の交渉では話題に上らなかった。「今は考えていないです。(権利を)取るまではたぶん考えないです。とにかくシーズンが始まるわけですから、そっちの方に今は気持ちがあります」とペナントレースに集中することを強調した。
ただ会見後、「新人の時から気持ちは変わっていない。FAを取った時にお話しします」とメジャー挑戦へのあこがれも明かした。新人時代から米大リーグへの思いを持ち続け、04年オフにはポスティング制度での挑戦を球団に直訴した。その夢は捨てていない。
先発への復帰が決まり、今はV2と日本一しか頭にない。「とにかく日本シリーズに出たい。けがをせず来季を迎えたい」目標通り1年間ローテーションを守って日本一に貢献できれば、最高の置き土産を残してFA権を行使できる。
台湾での五輪予選から4日に帰国して以降、休養に専念。来年1月7日にG球場で本格的に西村と合同自主トレを始める予定だ。「もうそろそろ(始める)。ちょっと太り気味になっているので、みなさんともども注意していかなきゃいけないなと」と冗談まじりにトレーニング開始の前倒しも示唆。激動を予感させる08年へ向け、スタートを切る日は近い。
参照元:スポーツ報知
横浜・村田修一内野手(26)は26日、横浜市内の球団事務所で代理人のみで3度目となる契約更改に臨み、前回提示より1000万円上積みの7000万円アップの1億6000万円提示を保留した。年俸では球団側が希望額の1億8000万円に歩み寄った形だが、出来高をめぐる考え方で両者の溝は埋まらずじまいだった。
村田は今季、4番として全試合に出場して36本塁打でタイトルを獲得。白井久明弁護士によると、これを受け球団側は、来季から本塁打の本数をはじめとした出来高を満たすラインを引き上げたにもかかわらず、達成した時に支払われる金額が同じという、村田サイドはそこが納得いかないようだ。
球団側はラインを引き上げた理由については「もっとハードルの高いところを目指してほしいということ。うちの最大限の努力をしている」(竹田査定担当)と理解を求めた。3年連続の越年が決まり、自費キャンプも視野に長期戦の様相をみせてきた。
参照元:スポーツ報知
西武からFA宣言し、中日入りで合意していた和田一浩外野手(35)が26日、名古屋市内で3年総額8億4000万円プラス出来高で正式契約した。背番号は西武時代と同じ「5」。入団会見後には、いきなり球団事務所に直行。営業部に直談判し、少年少女を招待する「和田シート」の継続を宣言した。
西武時代から1席あたり約25万円の内野席を6席買い取り、母子家庭で育った子供たちを招待してきた。「自分は岐阜で育って中日に夢を与えてもらった。今度は僕が夢を与えたい」詳細は年明けに決めるが、ファンへの恩返しは忘れない。
1月7日からは佐賀・武雄市内で自主トレを開始する。「キャンプ、オープン戦からアピールしたい。日本一が目標だし、その一員になりたい」と闘志を燃やす。スタンドに詰めかけるちびっ子ファンに雄姿を見せる。
参照元:スポーツ報知
阪神・久保田智之投手(26)が超フル回転を“拒絶”した。甲子園でトレーニングを行った26日、来季に向けて「50試合以上投げたい気持ちはない」と登板減を希望した。
「僕がずっと(試合に)出るということは、良くない」今季は90試合に登板。プロ野球記録を樹立した。シーズン中は「疲れもない」と気丈に投げ続けたが、異常な登板数だった。原因は規定投球回に達した投手がゼロという先発陣と、総得点が12球団最低という貧打。JFK抜きで楽に勝てる試合が極めて少なかったからで「優勝することが大事だから」と訴えた。
契約更改では越年が決定。最近3年間の登板数が205試合という勤続疲労も不安の種だ。個人的な不満は胸にしまったが、先発陣、野手陣の奮起を望んだ。
参照元:スポーツ報知
日本ハムの大学・社会人1巡目ルーキー・多田野数人投手(27)が中継ぎに回る可能性が26日、浮上した。本人は先発一本を希望しているが、一方では武田久、マイケルの「勝利の方程式」につなぐ中継ぎを担うプランがあがっている。
25日に行われた入団会見では「先発で試合を組み立てていきたい」と、こだわりを口にした多田野。しかし、米球界での5年間で、中継ぎと抑えも経験し、連投に耐えられるスタミナも証明済みだ。
今季42試合に登板した江尻が10月に右ひじ靭帯(じんたい)の再建手術を行ったため、来季のプレーは絶望的。武田久、マイケルへの「つなぎ役」の確立が課題だけに、元メジャー右腕が急浮上した。厚沢投手コーチも「真っすぐも速いし、スライダーもキレる。7回を任せる可能性は十分にあるでしょ」と能力を称賛する。
球団側もマルチな起用を想定して、契約の出来高に先発、中継ぎの2パターンを用意。この日、札幌から帰京した多田野は「年内はキャッチボールを続け、肩を休ませないようにしたい」と表情を引き締めた。任される場面は未定でも、多田野の右腕にかかる期待は大きい。
参照元:スポーツ報知
プロ野球を中継している在京テレビ局の担当者が26日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われたプロ野球の事業委員会(清武英利委員長=巨人)に出席し、試合のいっそうのスピードアップを要望した。各局そろって球界に申し入れを行うのは初めて。これを受け来年1月の実行委などで時間短縮の具体的な方策を検討することになった。
各局の訴えは切実だった。日テレの松本チーフプロデューサー(CP)は今季、同局が中継した40試合中、試合終了まで放送できたのは1試合だけだったとし、「監督やコーチにも時間短縮の意識づけをしてほしい」と要望した。NHK、テレビ東京、TBSもそれぞれ現状を説明。出席できなかったフジテレビ、テレビ朝日も同調しているという。
07年のセ・リーグの平均試合時間は昨年より5分長い3時間19分。パ・リーグは2年連続で3時間18分。近年、地上波によるナイター中継は縮小傾向にあるが、午後9時前の中継時間内に試合が決着しないことが、さらなる視聴者離れを呼んでいるとも言えそうだ。
各球団は05年12月の実行委、翌06年1月の監督会議でスピードアップに努めることを確認している。清武委員長は「来年(1月)の監督会議でも、もう一度協議することになるでしょう」と話しており、申し合わせの厳守や時間短縮の具体策を検討する。
参照元:スポーツ報知
◆日本プロスポーツ大賞 新人賞 楽天・田中将大投手(19)が26日、レッドソックス・松坂と初対面し、2年目のジンクス打破へアドバイスを受けた。26日、都内のホテルで行われた日本プロスポーツ大賞の表彰式に出席。松坂に「僕は考えすぎてフォームを崩した。(田中は)1年目から抑えているので、勝てなくなってから考えればいい」と励まされた。
松坂は西武時代の2年目に14勝(7敗)で最多勝を獲得しながら、防御率は3・97と苦しんだ。このアドバイスを受け、田中も「僕も変えるつもりはありません」とうなずいた。
新旧怪物が初めて握手を交わした。田中は受賞者控室であいさつに出向いた。「インターネットで(米国から)見ていた。来年が大変だからね」同じ高卒新人王。先輩からのゲキを受け、田中は「体のパーツに厚みがあってびっくり。ずっと見てきた人だし、うれしい」と最後まで緊張しきっていた。松坂は「あの子ならやりますよ」と2年目の飛躍に太鼓判を押した。
新人賞を受賞した表彰式では、名前を「まさひろ」ではなく「まさはる」と呼ばれ、意表を突かれたマー君。「自分はまだまだ。名前を覚えてもらえるよう、頑張ります」来季は今年以上に「田中将大」の名をとどろかせるつもりだ。
参照元:スポーツ報知
ロッテの小林宏之投手(29)が26日、千葉マリンで契約更改し、7000万円増となる年俸2億円プラス出来高の2年契約でサインした。自己最多の13勝が評価され、来季のロッテでは最高給選手になることが確実となった。交渉の席ではポスティング(入札)制度によるメジャー挑戦を要望。球団は従来通り認めない方針だが、小林宏は3年契約の打診を断り、2年契約を希望。FA権取得後のメジャー移籍を視野に入れた。
メジャーへの思いを伝えた。わずか10分で交渉を終えた小林宏は、「ポスティングについて聞きました」とメジャー移籍を訴えた。球団からの答えは「ノー」だったが、「数年間成績を残した自信もある。(小林)雅さん、薮田さんがメジャーに行ってうらやましいと思った」とあきらめない。04年に日米野球に出場してから意識し始めたメジャー挑戦を初めて公の場でぶつけた。
今季は13勝、防御率2・69、奪三振163と、いずれも自己最高の成績を残した。3年連続2ケタ勝利で5年間で54勝。先発としての安定感は12球団トップクラスだ。140キロ中盤の速球にフォーク、チェンジアップ、スライダーとすべて一級品の変化球は、登板したWBC1次リーグでメジャースカウトの間で評判になった。あるメジャー関係者は「今、小林宏がポスティングをしたら、かなりの球団で争奪戦になる」と高い評価を受けていることを明かした。
FA権取得は現行制度の9年なら2010年になる。現在、日本プロ野球機構と選手会では期間の短縮を協議中。8年になれば今回の契約が切れる09年に取得できる。「その時の状態にもよる」と明言を避けたが、早ければ2年後のメジャー移籍の可能性もある。
来季年俸は2億円に到達。チーム最高になるのは確実だ。エースの期待に「自覚も出てくる。防御率と勝率にはこだわりたい。来季は初のタイトルも狙いたい」。北京五輪にも意欲的だ。「予選は1イニングだけだったけど、先発できるように頑張りたい」五輪で好投すれば国際的な評価はさらに上がる。ロッテのエースがメジャーを視野に入れ、12年目のシーズンに突入する。
参照元:スポーツ報知
西武のG・G・佐藤外野手(29)が26日、埼玉・所沢市の球団事務所で4度目の契約交渉に臨み、初回提示と同額となる2300万円増の3500万円を保留した。夕方には急きょ再交渉の席に着いたが、また決裂した。出来高払いで解決を図る球団に対し、G・Gはベース額のアップを要求。「第三者の判断を聞きたい」と、国内では7年ぶり7人目となる年俸調停も辞さない構えをみせた。
怒りを通り越し、悟りの境地に達していた。1日2回も保留したG・G・佐藤は笑うしかなかった。「球団に告白しました。自分の主張は完全に言ったけど、変わらなかった」合計5回の交渉もむなしく、初回提示からの上積みは0円。達観した表情のマッチョマンは「第三者に見てもらうのが一番だと思う」と年俸調停を視野に入れた。
がっかりの1日だった。今オフ4度目の交渉は50分で決裂。4500万円の希望額に対し、球団提示は初回と同じ3500万円。今季2割8分、25本塁打の急成長もさほど評価されず「1年間働いたのに納得いかない」と不満を隠さない。
興奮を引きずって帰ったG・Gは、近くの多摩湖をながめて頭を冷やした。「もう1人の佐藤隆彦(本名)から、G・G・佐藤を見つめ直しました」肌寒い湖畔で冷静さを取り戻し、調停の手続き方法を確認するために球団事務所へUターン。そのまま、この日2度目の交渉に入った。
しかし“2人の佐藤”が交渉しても結論は変わらない。希望額を3800万円に下げたものの、西武はベース額の上積みを拒否。出来高払いによる妥協を嫌い、30分で再び決裂した。
かたくなな姿勢には理由があった。法大時代は補欠に甘んじ、米球界のマイナーで3年間を過ごした。「プロに入りたい人に夢を与える経歴をたどっている。目指す価値、夢のある提示が欲しいです」6度目の交渉を行う可能性はあるが、球団の譲歩がなければ調停を申請する覚悟。G・G・佐藤は熱い思いを吐き出し、レンタカーで走り去った。今度は戻ってこなかった。
参照元:スポーツ報知
米大リーグ・マリナーズのイチロー外野手(34)がソフトバンクの川崎宗則内野手(26)に激怒した。26日、神戸市内のオリックス合宿所で、3日間の合同自主トレをスタート。北京五輪予選の韓国戦(2日、台湾)でヘッドスライディングを見せた川崎に「かっこ悪い。夢を壊すな」とブチ切れた。
問題の場面は1回1死。遊ゴロに倒れた際に、一塁へのヘッドスライディングを試みた。「話をして、いろいろと感じてもらったのに、僕の一番嫌いなことをしやがって。オールスターの選手として、すごくかっこ悪い」故障のリスクが伴い、一塁へは駆け抜ける方が早いため、イチローは避けているプレー。それを1回から敢行したのが許せなかった。
昨年のWBCで親密になり、2年連続となった川崎との合同トレだが、一時は「(申し出を断って)福岡に送り返そうかと思った」ほど。それでも前日(25日)に「事情聴取したら同情する部分もあった」と約1時間30分、2人で練習をした。川崎は「学ぶことがありすぎて分からないぐらい」と感謝しきりだった。
参照元:スポーツ報知
53年ぶりの日本一を果たした中日の主力選手が25日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、岩瀬仁紀投手(33)と川上憲伸投手(32)は保留し、森野将彦内野手(29)は倍増の年俸1億3000万円、山本昌投手(42)は9000万円減の年俸1億5000万円プラス出来高払いでサインした。岩瀬と川上は越年が決まった。
岩瀬は史上初となる3年連続40セーブ(43セーブ)をマーク。しかし、4000万円増の年俸4億3000万円の1年契約と、1年目4億2000万円で2年目から変動制となる4年契約の2種類の提示に「まだ来年に気持ちが切り替わっていないので、判を押せなかった」と説明した。1年契約を結んだ場合、来季終了後にFA権を行使する可能性があるが「それ(行使)をしたからといって出て行くわけではない」と含みを持たせた。
12勝8敗の川上は現状維持の年俸3億4000万円の提示とみられるが「1年間1軍でやれた(他の)選手はアップされている」と不満の様子。
森野は142試合に出場し、11年目で最高の打率2割9分4厘、18本塁打、97打点。「1億円プレーヤーになりたいというのは誰もが思うこと。本当にうれしい」と満面の笑みだった。
山本昌は通算200勝まで9勝で今季を迎えたが2勝10敗。節目の記録を来季25年目に懸ける。
井上一樹外野手(36)は1000万円減の年俸8000万円。(金額は推定)
参照元:スポーツ報知
日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が球団側から打診された背番号18を固辞したことが25日、分かった。22日の契約更改交渉の席で「ありがたい話ですが、11番で良い成績も残せたし、今はこのままでいたい」と伝えたという。
エースの称号にこだわりがない。史上最短&最年少での年俸2億円を手にした更改の記者会見でも「エース? まったく興味がない。そう言われようが、やることも変わらない」と断言。くしくも同い年の西武・涌井と同じように、背番号18を拒否することになった。
女優・サエコ(21)との入籍日を11月11日にするなど、現在の背番号11への愛着は強い。一方で18番は岩本の05年の引退後、空き番となっているため、球団側は来オフ以降もエースナンバーを打診する構えだ。翻意して、星野JAPAN同様に、18番を背負う日はやってくるのか。
参照元:スポーツ報知
日本ハムが大学・社会人ドラフト1巡目で指名した多田野数人投手(27=前3Aサクラメント)が25日、札幌市内の球団事務所で正式契約。入団会見では先発一本の希望を明らかにするなど、強気な発言を連発した。
初めて訪れた札幌の寒さに「外に長時間はいられないですね」と苦笑いした元メジャー右腕。しかし、胸の内は熱く燃えていた。起用法の希望を報道陣から問われると「自分としては先発で試合を組み立てていきたいです」とこだわりを見せた。
背番号16を背負うことになったが、今オフ、阪神に移籍した前エース・金村がつけてたもの。この日、初めて日本ハムのユニホームに袖を通して、「16番? 責任を感じます」と言い、続けて「それ(金村)以上の成績を収めてやろうと思ってます」と言い放った。
球団側は契約金6000万円、年俸3000万円に加え、先発用、救援用と2パターンの出来高を設定。会見に同席した山田GMは「ちゃんとやってくれれば、V争いできるでしょう」とリーグ3連覇への使者に指名した。多田野のプライドを懸けた戦いが、北の大地で始まる。
参照元:スポーツ報知
先発、抑えの両エースが来オフ流出か! 中日・川上憲伸(32)、岩瀬仁紀両投手(33)が25日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、そろって保留。ともに来季のFA権行使をにおわせるなど、日本一軍団に、暗雲が垂れ込めた。
現状維持の3億4000万円を保留した川上。「ボランティアで野球をやっているわけじゃない。FAを引き出したくはないけど…。これはない」来季中に取得見込みの権利行使をほのめかした。下交渉では屈辱のダウン提示を受けていた。2000万円の歩み寄りがあったが「優勝を争う相手に投げることを評価してほしい。来年立ち向かう勇気が出ない」と反論。巨人、阪神戦には計14試合に登板。12勝8敗の数字以上に、エースとしての評価が欲しかった。
岩瀬も単年、複数年の2通り提示を受けたが、結論を先送りした。「単年ならFA行使? そう受け取ってもらって構わない」と、今オフは見送ったFA宣言の可能性を口にした。
「(2人とも)これから評価を見直す可能性はある」と井手編成担当は、年明けの交渉での上積みを明言したが、紛糾は必至の状況だ。来季は井端、荒木もFA権を取得見込みで行使の可能性を口にしている。福留のカブス移籍を号砲に主力ナインの竜離れが始まるかもしれない。
参照元:スポーツ報知
ヤクルトから西武にFA移籍した石井一久投手(34)の背番号が「61」に決まった。西武は25日、未定となっていた石井一の背番号を発表。涌井がエースナンバー「18」を固辞したことから難航した背番号問題がようやく決着した。
西武には“想定外”の連続だった。当初は最多勝に輝いた涌井に松坂(現レッドソックス)がつけていた「18」、石井一には涌井の「16」を用意。ところが、松坂を崇拝する涌井が「全部のタイトルをとってからつけたい」と18番を断ったことで、球団の構想は完全に崩壊。石井一に空き番号を打診せざるを得なくなった。
西武はFA左腕にまず「12」や「21」の若い番号を提案。選択肢が少ないことから念を入れて60、70番台の空き番号も伝えた。今季「61」の星は「52」への変更が内定していたため、石井一はヤクルト時代の「16」をひっくり返した「61」を希望した。前田球団本部長は「代理人から61は空いてますか、と言われた」と、驚きを交えて振り返った。
FA組が61番以上の背番号をつけた例は95年広沢(ヤクルト→巨人)の「80」があるが、極めて珍しい。西武にとっては97年中嶋(現日本ハム)以来、10年ぶりのFA補強。大きな背番号と期待を背負い、石井一が西武にやってくる。
参照元:スポーツ報知
左ひざ手術を受け復活を目指すオリックス・清原和博内野手(40)が25日、来年2月に米ハワイで単独キャンプを行う可能性が出てきた。清原は年明け、ハワイでの自主トレに出発するが、左ひざの回復状況次第で、2月1日からのチームのキャンプに合流せず、そのまま現地に残ってトレーニングを継続するプランが浮上した。
球団関係者は「あくまで清原が希望したらの話だが、ハワイで(自主トレをキャンプ期間中も)継続させることもある。けがの回復が最優先」と話した。チームは来年2月1日から、1軍は宮古島、2軍は高知でキャンプを行うが、清原に関しては左ひざの回復状況により、暖かいハワイで調整することを認める方針を固めた。
10日に行われた契約更改後、ハワイ自主トレを行うと明かした清原。「ハワイなら芝生(のグラウンド)もあるし、砂浜もあって、ひざに優しい。キャンプへの参加は、12月、1月のリハビリの進行具合と相談しながらやっていきたい」と回復を最優先に練習する考えを明かしていた。
もちろんチームの一員として宮古島で1軍キャンプを迎えることを目標にしている。しかし、初日から宮古島キャンプに参加した今季は途中離脱。その後2月28日に左ひざ関節のクリーニング手術、7月6日に再手術となる骨軟骨移植手術を受け、プロ入り後初めて出場試合ゼロに終わった。それだけに、球団サイドも決して無理をさせるつもりはない。
しかし、最優先事項はあくまで左ひざの回復。今月はオリックス合宿所を中心にリハビリを行ってきた清原は、来年1月4日にハワイでの自主トレに出発予定。「(開幕ベンチ入りできたら)最高でしょうね」41歳を迎える来季への熱い思いを語っていた背番号5。その決意を、球団も最大限支援する。
参照元:スポーツ報知
元阪神で05年には米大リーグ、アスレチックスでプレーした藪恵壹投手(39)が、大リーグのジャイアンツとマイナー契約を結んだ。25日、マネジメント会社が発表したもので、来年2月に招待選手としてキャンプに参加し、メジャー昇格を目指す。
94年に新人王を獲得した藪は阪神に在籍した11年間で通算84勝106敗を残し、FAで05年にアスレチックスへ移籍。40試合に登板し、4勝1セーブを挙げたが、1年で退団。昨年はメキシカン・リーグでプレーし、今年はアリゾナ州などで練習を続けてきたという。
藪はマネジメント会社を通じ、「とても光栄なこと。必ずメジャーのマウンドに立ちたい」とコメントした。来年のメジャーキャンプには過去最多、17人の日本選手が参加する。
参照元:スポーツ報知