スポンサードリンク
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
カブスのルー・ピネラ監督(64)が16日の球団公式ページで、中日からFAで入団した福留孝介外野手(30)の打順を2番か5番で考えていると明かした。
昨年、ナ・リーグ中地区を制したカブスの主軸は1番ソリアーノ、3番リー、4番ラミレス内野手で、いずれも右打者。3人の打順はほぼ固定されていたが、2番は11人、5番は13人を起用した。このため「彼(福留)はチームで数少ない左打者でパワーにスピードを兼ね備えている。2番か5番を視野に入れている」と福留を主軸に絡めることで、攻撃力のアップを狙う。
ピネラ監督は「出塁率が高い点ではチームが求めていた人材。早くグラウンドでプレーを見たい」と、メジャー新人の最高額となる年平均1200万ドル(約12億8000万円)で4年契約を結んだ福留に期待した。
福留はハワイで楽天の山崎内野手らと自主トレ中。19日にも一時帰国して2月中旬に渡米、20日にアリゾナ州メサで始まるキャンプに合流する。
参照元:スポーツ報知
ヤンキース・松井秀喜外野手(33)が17日、都内で取材に応じ、規格外の言動でファンの注目を集める日本ハムの大物ルーキー、中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=にエールを送った。超高校級の強打者として巨人に入団した1993年当時の経験を踏まえ、「スター性を自覚してプレーしてほしい」とアドバイス。次世代のスターとして、球界をリードしていく打者への成長を願った。
大物ルーキーに、かつての自分を重ね合わせた。脳裏によみがえった15年前の記憶。ファンや報道陣が大挙して押し寄せるフィーバー。都内で取材に応じた松井秀は、連日の中田の言動を見て、巨人に入団した93年シーズンを思い出した。「彼にはスター性があるよね。これから、それをしっかり自覚してプレーをしていってほしい」と経験を踏まえ、アドバイスを送った。
人気と実力を兼ね備えた者にしか与えられない「スター」という称号。松井も星稜高から超大物スラッガーとして鳴り物入りで巨人入り。多くの視線を背中に感じながら、プロ野球人生をスタートさせた。「僕の時は(スター性を自覚する)余裕はなかった」と振り返るが、真摯(しんし)な対応を心掛け、ファンやマスコミなど周囲の人間に愛されて、野球の技術を磨いていった。
「スターの自覚」という松井秀の言葉には、自分のことだけを考えてはいけないという独特の考えが込められている。長嶋茂雄や王貞治ら超大物に共通する理念。マスコミへのリップサービスに努めるのは、ファンを楽しませ、球界の人気を拡大するという使命感が背景にある。松井秀は1年目で1軍デビュー、2年目からは巨人の主軸になった。チームの顔として勝敗の責任を背負い、すべての言動が注目された。批判を笑い飛ばし、結果を残して一流の野球人に成長した。この姿勢は舞台を米国に移しても変わらない。
大きな体に豪快な打撃。そして常識にとらわれない言動。中田は松井同様、ファンを魅了する素質を持っている。報道でしか中田を知らないが、松井秀は「注目されるということは素晴らしいこと」と次世代のスター候補に注目している。
参照元:スポーツ報知
米連邦捜査局(FBI)が、大リーグ、アストロズのミゲル・テハダ内野手に対し、薬物使用に関し虚偽の発言をしたかどうかの予備調査を始めたことが17日、分かった。AP通信が伝えた。
テハダはオリオールズに所属していた2005年8月、下院政府改革委員会の調査で、薬物を使用しているか、もしくはステロイドの話をしている選手を知っているかなどと質問され、否定していた。
しかし、テハダは大リーグの薬物使用の実態をまとめた「ミッチェル・リポート」で名前を挙げられ、同委員会から調査が要請されていた。(共同)
参照元:スポーツ報知
ヤクルトの高校生ドラフト1巡目・佐藤由規投手(18)=仙台育英=は16日、合同自主トレを視察した宮本スカウトから絶賛された。手の動きも加えたダッシュで、体を大きく使いながらバランスを保つ姿に「腕を伸ばすところはきちんと伸ばす。佐藤みたいにビシッとやれ。年下でもいいところは見習えよ」と由規を例に他の新人にも動きの改善を求めた。
宮本スカウトは「体を最大限に使えているから、フォームのバランスもいい。あの体で160キロ近い球を投げることが不思議だったけど、これがひとつの要因かもしれない」と称賛。たびたび怒られる日本ハム・中田とは対照的だった。
しかし、由規もリズミカルな動きを求められると苦戦。「リズム感がないのも前から。練習してできるようになっていけば」と苦笑した。高校時代も、できないステップは練習を繰り返して克服した。プロの世界でも、同じステップを踏んで成長していく。
参照元:スポーツ報知
横浜の高校生ドラフト1巡目・田中健二朗投手(18)=常葉学園菊川=が16日、チーム初の対外試合での登板に意欲を見せた。今のところ2月14日のヤクルトとの練習試合(浦添)が横浜の初陣となる見込み。キャンプ1軍スタートが確実なセンバツV左腕は横須賀市内のベイスターズ球場で練習後、「投げるチャンスをもらえれば頑張りたい」と“開幕投手”に色気を見せた。
田中の1軍キャンプ帯同は17日のスタッフ会議で正式決定する予定。高卒の新人投手としては球団史上初の抜てきとなる。首脳陣から期待を受けるルーキーは「先輩たちを見て勉強しながら、ついて行けるように頑張りたい」と目を輝かせた。
キャンプ中盤の練習試合は若手中心の起用となるため、最年少の田中にとっては絶好の登板機会となる。この日は高校生4巡目の佐藤と居残り練習を行うなど気合十分。ハマの新星はアピールを重ね、サバイバルに生き残るつもりだ。
参照元:スポーツ報知
ソフトバンクが16日、福岡ヤフードーム内で緊急編成会議を開いた。福岡入りした王貞治監督(67)の号令により、竹内球団最高執行責任者(COO)、角田球団代表、杉本投手コーチが集合。外国人投手補強について、約1時間30分の話し合いを持った。
エースの斉藤が右肩手術からの復帰のめどが立たず、和田も左ひじの手術明けで開幕は微妙。王監督は「先発の頭数はいるけど、現実的にどうなるか分からない。だぶってもいいから取ろうとなった」と助っ人補強の必要性を説明した。
しかし、昨季終了後からの調査が思わしくなく、新たなリストの絞り込みを始めた段階。この日、チェックした有力候補の映像も3年前のもので、十分な資料もそろっていない。「2月1日に間に合えばいいけど、難しいだろうね」指揮官は長期戦も覚悟していた。
参照元:スポーツ報知
マー君でも容赦なく2軍落ち! 楽天の春季久米島キャンプは、2月1日の初日から投手陣の入れ替えを行う地獄のキャンプとなる。紀藤真琴投手コーチ(42)が16日、投手陣に2月1日に全員のブルペン入りを通告したことを明かした。Aクラス入りへ向け強い態度で臨む方針だ。
「去年と同じことをやっていたら、『ファームへ行け』ということになる」新人合同自主トレの視察に訪れた紀藤コーチは、キャンプでのプランを説明した。田中や岩隈ら主力も含め、例外を作らない。さらに、「去年勝ったからと言って、そんなに勝てるとは限らない。慢心は持たせない」と昨季11勝7敗で新人王の田中には、むしろ厳しいものとなる。
キャンプはスタートから実戦モード。第1クール中に全員が打撃投手を務め、第2クールの6日に早くも紅白戦が予定されている。「投手陣の競争は厳しくなる」と紀藤コーチ。昨年は4位。クライマックスシリーズ進出をうかがう首脳陣の決意は固い。
参照元:スポーツ報知
佑ちゃんが、社会人屈指のスラッガーを相手に成長を証明する。社会人・東京六大学対抗戦(4月5日から3日間、神宮)で、斎藤佑樹投手(1年)を擁する早大が、今秋ドラフトの上位候補・長野(ちょうの)久義外野手(23)が主軸に座るホンダと対戦することが16日、分かった。
毎年、春のリーグ戦開幕直前に神宮で行う社会人対抗戦は、今年で35回目の恒例イベント。大学側から見ると、格上相手に胸を借りる形になりがちだが、リーグ記録の4連覇、そして前人未到の5連覇を目指すワセダにとって、格好の腕試しになる。
長野は日大時代の06年、大学・社会人ドラフト4巡目で日本ハムに指名されたが、巨人入りを熱望して入団を拒否。入社1年目の昨年、いきなり社会人ベストナインを獲得した強打者だ。大学2年目を迎え、真のエースを目指す斎藤が実力を測るには、これ以上の相手はいない。
試合は31日の日本野球関東地区連盟総会で正式に決まるが、迎え撃つ長野は「初めての対戦なので楽しみ。注目されている投手ですが、社会人としてきっちりとヒットを打ちたい」と早くも闘志を隠さない。一方の斎藤は、20日に始動する予定だ。今年のアマ球界を引っ張る投打の注目株が、神宮で火花を散らす。
参照元:スポーツ報知
日本ハムの高校生1巡目ルーキー・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=が16日、シーズンに向けて規格外の約束を交わしたと明かした。相手は高校の先輩、ロッテ・西岡剛内野手(23)。規定打席到達を条件に、米国製ブランド「ジェイコブ」の超高級腕時計をもらえるというものだ。
大物同士の約束事はスケールが違う。中田は興奮気味に内容を明らかにした。
「規定打席に達したら、西岡さんから『ジェイコブ』の時計を買ってもらえるんすよ。モチベーション? メチャクチャ上がってきました」
「ジェイコブ」の腕時計は、西岡のほかにオリックス・清原も愛用しているという。高いもので1000万円を超え、平均で300~400万円の超高級アイテムだ。すでに18歳ルーキーもイタリア製ブランド「アルマーニ」の腕時計を2つ(6万円と5万円)所有するが「西岡さんのと比べたらオモチャですよ」と笑い飛ばした。
“男の契り”は、母校で合同自主トレを行った7日夜、ともにした食事の席で交わしたという。中田は「僕なんて1年目のクソガキ。もらえると思うと燃えるし、だから物でつったんじゃないですか」と先輩の意図を分析。続けて「かっこいいっすね。自分もあそこまで大きな選手になりたい」と太っ腹ぶりに感服した。
高卒新人の規定打席到達者は、両リーグを合わせても過去8人だけ。88年の中日・立浪を最後に20年も遠ざかり、西岡ですら11打席しか立てていない。ハードルは高いが、それでも中田は「規定打席にいけば、おのずと新人王もいけるでしょ。意地でも(試合に)出たいっすね」と目を輝かせた。ケタ違いのニンジン作戦に乗せられて、怪物がいよいよ本気になってきた。
◆ジェイコブ 1981年に米ニューヨークで誕生したブランド。創業者のジェイコブ・アラボ氏は当初、宝石デザインをメーンとしていたが、同地の音楽業界を中心とする熱狂的な支持者から腕時計デザインの依頼を多く受けるようになる。一つの文字盤で5か国の時刻が見て取れる「ザ・ファイブ・タイムゾーン・ウォッチ」など、ユニークなデザインで人気。サッカーのイングランド代表MFベッカムや女性歌手のマドンナ、女優のシャロン・ストーンなど多くのスターも愛用している。
◇中田&西岡の合同トレ 2人は7日に母校・大阪桐蔭グラウンドで合同自主トレ。マシン打撃などで汗を流したが、中田へのアドバイスについて報道陣に尋ねられた西岡は「教えられない。日本ハムは連覇しているし、そのチームに入る選手。ロッテが不利になることは教えられない」と拒否した。それでも、プロの先輩と一緒に練習できた中田は「プロで活躍している選手は、見ているだけで参考になる。プラスになった」と振り返った。
参照元:スポーツ報知
米大リーグのレッドソックス―アスレチックスの日本開幕シリーズ「’08リコーMLB開幕戦」の記者会見が16日、都内のホテルで行われ、世界王者として初めて来日するRソックスから、岡島秀樹投手(32)が出席した。開幕シリーズ(3月25、26日・東京ドーム)に先立って行われる古巣・巨人とのプレシーズンゲームで、同学年の高橋由伸外野手(32)との対戦を熱望。昨季、開幕初球弾を放った由伸に対し、デビュー戦初球を被弾している岡島は、「初球アーチ厳禁」を胸に誓って“凱旋登板”を飾るつもりだ。
凱旋が決まり、岡島は自分の天運に感謝した。「不思議ですよね。こうやってまた日本で、しかも東京ドームでできる。これも何かの縁。本当にうれしいです」メジャー1年目で世界一の称号を手にし、2年目は母国でスタートを切る。会見で、その喜びを隠すことはできなかった。
開幕戦と同じくらい、岡島にとって楽しみなのは、05年まで12年間在籍した古巣・巨人との対戦。打席に迎えたい選手に、「由伸君かな。同い年なんでね」と天才打者の名を口にした。同じ32歳で2000年、02年の巨人日本一に貢献した盟友なのだが、共通項はそれだけではない。実は昨シーズン、2人は「初球本塁打」というキーワードで結ばれていた。
岡島はメジャー初登板となった4月2日のロイヤルズ戦で、第1球目をバックスクリーン右へ運ばれ、メジャーの洗礼を浴びた。この一打で「メジャーは頭を使わないと無理」と“開眼”。配球や相手打者のデータをたたき込み、リーグ3位の27ホールドという好成績につなげた。
由伸は昨年3月30日の横浜との開幕戦で、三浦からセ・リーグ初の開幕戦1回表先頭打者初球本塁打。最終的にはリーグ2位タイ、自身最多の35本塁打をマーク。ともに“第1球”がシーズンを大きく左右したといっても過言ではない。岡島は由伸の劇弾を見ていない。ケースは違うが『初球アーチ』という偶然の一致に、「ホームランを打たれないようにしたいです。ヒットはOK。デッドボールは当てないように外に投げます」と投球のシナリオを公開。対戦に胸を躍らせた。
もちろんファンへの感謝も忘れない。「僕がここまでやれたのは日本のファンのおかげ。応援があったからメジャーの球宴にも選ばれた。感謝の気持ちがすごいあります」マウンドでは快投を“手土産”にして恩返しをすると誓った。17日にはパイレーツ・桑田らとの自主トレのため、オーストラリアへ出発し、2月16日のキャンプインに備える。故郷に錦を飾るため、岡島の2年目のシーズンがいよいよ幕を開ける。
◆岡島と高橋由の07年開幕戦初球本塁打
岡島は4月2日のロイヤルズとの開幕戦(カンザスシティー)、1―5とリードされた6回に3番手でメジャー初登板。しかし、打席に迎えたバックへの初球、89マイル(約143キロ)の直球をバックスクリーン右へ本塁打された。デビュー戦初球被本塁打はメジャー史上7人目の珍記録だった。一方、高橋由は3月30日の横浜との開幕戦(横浜)、1番打者として1回表に三浦の初球のスライダーを、右中間スタンド中段へ先頭打者アーチ。開幕戦での1回表初球本塁打は史上2人目、セ・リーグでは初の快挙となった。
参照元:スポーツ報知
米大リーグ(MLB)の薬物使用に関する下院の公聴会が15日、ワシントンで開かれ、アストロズで松井稼頭央内野手(32)と二遊間コンビを組む予定のミゲール・テハダ内野手(31)に、偽証罪の疑いが出てきた。
同委のワックスマン委員長は、通算569本塁打したR・パルメイロ外野手の薬物使用に関する05年の委員会の調査に対し、テハダの「薬物は使用していない」の発言が虚偽の可能性があり、司法省に偽証罪の捜査を要請したと明かした。02年ア・リーグMVPのテハダはア軍が上位進出の切り札として、オリオールズから獲得した遊撃手。ア軍のマクレーン・オーナーは「事態の推移を見守るしかない」とショックを隠せなかった。
なお、この日の公聴会ではMLBのセリグ・コミッショナーが、取り組みが遅れている薬物検査の実情を報告。外部の独立機関がシーズン中に抜き打ちで薬物検査を実施することで、選手会と合意したい意向を示した。
参照元:スポーツ報知
米大リーグのレッドソックス―アスレチックスの日本開幕シリーズ「’08リコーMLB開幕戦」の記者会見が16日、都内のホテルで行われ、世界王者として初めて来日するRソックスから、岡島秀樹投手(32)が出席した。
第2子誕生予定で来日が微妙になっている松坂大輔投手以外にも、レッドソックスのメンバーは豪華だ。先発陣には昨年メジャー唯一の20勝投手ベケット、通算216勝のシリング、ナックルボールが武器のウェイクフィールドがそろう。抑えには37セーブのパペルボンが控える。打線も大リーグを代表する3、4番オーティズ、ラミレスの大砲コンビに、ワールドシリーズMVPのローウェル。若手では新人王獲得のペドロイア二塁手、快足エルズバリー外野手もいる。
過去の日米野球では、ワールドシリーズを制したチームはやってきておらず、今年のレッドソックスは史上初の世界一チームの来日となる。その称号にふさわしいスター軍団が、東京ドームを沸かせるのは間違いない。
◆MLBの海外戦略 米大リーグは99年にメキシコで開幕戦を開催。翌00年には東京ドームで超満員のファンを呼んでカブス・メッツの開幕戦を行った。03年もマリナーズ・アスレチックス戦が予定されていたが、イラク危機で急きょ中止となった。04年にも東京ドームでヤンキース・デビルレイズの間で開幕戦を開催。凱旋したヤ軍・松井秀喜外野手が2試合目に1号2ランをたたき込んだ。なお、この時のS指定席は、日本球界最高の2万5000円だったが、発売と同時に売り切れた。
参照元:スポーツ報知
ヤクルトの高校生ドラフト1巡目ルーキー・佐藤由規投手(18=仙台育英)が15日、新人合同自主トレで初めてブルペンに入った。捕手を立たせたまま、32球のピッチング。力のある直球で見守った荒木投手コーチをうならせ、キャンプ1軍スタートが決まった。
ミットを叩く音が心地よくブルペンに響いた。「最後の1球が決まらないから、予定より2球増えちゃいました。力は7割ぐらい。いつも力むから体を大きくつかうことを心がけた。最初にしては良かったですね」笑顔で汗をぬぐった。
視察した荒木投手コーチは「まだバラバラだけど、はまったときのボールは素晴らしい。キャンプ? ファームでスタートさせてどうするの? 今は見せたいだろうし、こっちが抑えないといけない」。1軍スタートに太鼓判を押すと同時に、オーバーペースにならないよう見守る構えだ。
キャンプ1軍スタートについては「まだ(合同自主トレが)始まったばっかり。そこまで到達できるようにしたい」。順調に自主トレを消化するルーキー右腕が、まずは最初のステップをクリアした。
参照元:スポーツ報知
日本ハムの中田が恋人、母親に続いて山田GMにも怒られた。ファイターズタウンでの新人合同自主トレのメニューにも慣れ、笑顔も目立ってきたが、練習を見た山田GMは「ここは勝負の世界。他の選手はライバルなんだから、自覚を持て」と一喝。彼女と母・香織さん(44)に続く“説教第3弾”。「集中してやらないといけない」と気を引き締めた中田は、夜間にマシン打撃に取り組んでいることを明かし、「常に体を動かさないとプロでは甘えになる」として、自主トレ、キャンプを通じた“無休トレ”を宣言した。
参照元:スポーツ報知
楽天の大学・社会人ドラフト1巡目、長谷部康平投手(22)=愛工大=が15日、Kスタ宮城の室内練習場で連日の投球練習。ブルペンを初めて視察した橋上ヘッドコーチから「勝てる左腕」として太鼓判を押された。
リーグを代表する左腕のトレンドを、長谷部も持ち合わせていた。捕手を立たせたまま63球。ブルペンを見守った橋上ヘッドは「テークバックが小さく、リリースが見にくい。キレのあるチェンジアップがある。和田(ソフトバンク)や成瀬(ロッテ)のような勝てる左腕の条件を備えている」とうなずいた。
しかも「キャッチボールが、ぎごちないところが石井一(西武)に似ている。マウンドと投げ方が違うのも一緒」だという。長谷部は「キャッチボールでは右肩が開かないことと、角度を意識しているので、マウンドとは別物です」と実戦と練習で投げ分けていることを明かした。
「1年間、先発で投げてくれれば、それなりの成績が残るだろう」橋上ヘッドはアマで唯一、北京五輪アジア予選日本代表に選ばれた力を肌で感じ取った。一流左腕共通の特長が証明されたことで、開幕ローテ入りへの期待が、また膨らんだ。
参照元:スポーツ報知
西武の渡辺久信監督(42)が15日、スポーツ報知の取材に答え、「クレバー・ベースボール」を今季のテーマに掲げて戦うことを宣言した。自らエースとしてチームの黄金期を体感した渡辺監督は当時と同じように、頭を使ったスキのない野球を展開して優勝へと導くつもりだ。
黄金時代を知る渡辺監督らしい戦略だった。「4番(カブレラ)、5番(和田)が抜けた今季は細かい野球で戦うしかない。長打に頼らず、守備を固めて1点を争う」という指揮官はしかし、「スモール・ベースボール」という言葉は嫌い。「なんか、みみっちい感じがするからね。クレバー・ベースボールです」と命名した。
「クレバー」とは、現役時代に接した名将の教えを実践することにほかならない。「広岡(達朗)さんには野球の厳しさを教えてもらった」。プロ1年目で初勝利を挙げた次の試合、5点リードの5回裏に6点取られて降板した後、「お前、野球をなめてんのか!」とおしかりのキックを浴びた。「普通は3点くらいで交代させるけど、コイツを育てるという気持ちだったと思う。自分が監督になって、まずあの時のことを思い出した」。広岡さんの後を継いだ森、東尾両監督の方法も取り入れる。「森さんは勝ちにいく姿勢がすごかった。東尾さんからは具体的にいろいろとアドバイスを受けてます。秘密だけど」
守りの面ではリリーフ陣の整備が課題。昨季不調に終わった守護神・小野寺の復調が鍵を握る。「秋季キャンプでは投手の中で一番必死だったし、一番伸びた。もっとマウンド上でキレるくらいの気迫を出してくれれば」。攻撃面は中島を軸にすえて接戦をものにする。「本人も4番やりたがってるようだし、自覚を持ってやってくれるはず。サンペイ(中村)、栗山も結果を出してくれそう」。26年ぶりのBクラスに転落した常勝軍団の再建は、「クレバー・ベースボール」をどの程度、達成できるかにかかっている。
◆渡辺久信(わたなべ・ひさのぶ)1965年8月2日、群馬県生まれ。42歳。前橋工から84年ドラフト1位で西武に入団。86、88、90年に最多勝を獲得した。98年にヤクルト退団。99年に台湾・勇士に移籍し、01年に現役引退。日本での実働15年で通算125勝110敗、防御率3・67。185センチ、95キロ。右投右打。
参照元:スポーツ報知
楽天の大学・社会人ドラフト4巡目の聖沢諒外野手(22)=国学院大=が15日、3日目を迎えた新人合同自主トレで自慢の「足」をアピールした。30メートル走で、チーム内でも屈指の好タイムとなる3秒98をマーク。育成ドラフト1巡目の内村賢介(22)=石川ミリオンスターズ=に0秒01差で及ばなかったものの、トップでゴールした初日の長距離走に続いて走力を証明。新人王奪取を誓った。
初日から全力投球でアピールを続けてきた聖沢が、この日も存在感を見せつけた。初めて行われた30メートル走。「同じアピールポイント(俊足)を持っている。負けたくなかった」と内村と競い合うようにスピードを上げていった。
たたき出したタイムは3秒98。「100分の1秒差で内村に負けました。(初日の)長距離走との2冠を取りたかった…」と“敗戦”を悔しがったが、現在の楽天の中でも3秒台を出せるのは森谷と渡辺直のみ。トレーナーから「チームでもトップ3に入る」と言われ「アピールはできたと思う」と胸を張った。
国学院大時代にも、そのスピードは他チームから恐れられていた。昨季は春9、秋7といずれも東都リーグ1部で2位の盗塁数を記録。4年間で合計45の盗塁を成功させており、失敗は1回だけ。聖沢は「スタートを切れば、成功させる自信がある」と誇らしげに話す。成功率は97・8%と驚異的な数値だ。
この日の練習後には、大学・社会人ルーキーがそろってファンへのサインを実施。聖沢は、1巡目左腕の長谷部康平(22)=愛知工大=と同じように、色紙に「新人王」と書き込んだ。「新人王には一人しかなれない。負けないですよ。長谷部が注目されてるので、自分は気楽です」とニヤリと笑う。まずは1軍入りが目標。さらにその先も見据え、このまま走り続ける。
◆聖沢諒(ひじりさわ・りょう)1985年11月3日、長野県生まれ。22歳。長野県立松代高では1年春からベンチ入りし、3年時は4番・遊撃手で活躍。最高成績は2年夏の県大会3回戦。国学院大進学後に頭角を現し、2年春から外野手としてレギュラー定着。3年秋、4年秋には東都大学ベストナインを受賞。179センチ、73キロ。
参照元:スポーツ報知
プロ野球イースタン・リーグの運営委員・監督合同会議が16日、都内で行われた。同リーグは3月22日に開幕する。また主に育成選手中心に構成する「フューチャーズ」のチャレンジマッチを昨年に引き続き開催する。詳細は後日発表される。
フューチャーズの監督は、巨人の玉木重雄育成担当コーチ(36)が、コーチは巨人の川中基嗣育成担当コーチ兼運営部2軍サブマネジャー(34)、ロッテ・平井光親振興部テクニカルコーチ(41)がそれぞれ務める。
参照元:スポーツ報知