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 巨人が“日替わりDH”で、20日からの交流戦に勝負をかける。対戦投手の右投げ、左投げに加えて、相性などのデータも重視し、指名打者を決める方針。敵地のみに採用されるこの制度をフル活用することで、超強力打線の威力を最大限に生かすつもりだ。

 まずは、千葉でのロッテ2連戦だ。6連敗中の鬼門を突破し、上位進出への弾みをつけたいところ。篠塚打撃コーチは「これまでも相手が左なら谷、木村拓。右投手なら隠善や脇谷という感じで使い分けてきた。交流戦でDHになっても相手の右、左で代えていく」と打順を固定せずに臨む考えを明かした。先発投手は初戦に唐川、2戦目は小林宏が濃厚。ともに右投げとあり、隠善、清水と左打者のバットに期待がかかる。

 また、左ひざが万全でない小笠原や、守備力に不安のあるラミレスも日替わりで指名打者に起用する。「ガッツはこの期間に万全にしてほしいというのもある。ただ、守りのリズムもあるからね」と篠塚コーチ。ラミレスをDHにして左翼に隠善を抜てきしたり、小笠原の代わりの一塁にゴンザレスを入れるなど、バリエーションを豊富にして戦っていく。

 ロッテ戦を翌日に控えた19日、野手は完全休養を与えられた。首脳陣は、唐川の投球DVDを持ち帰り研究にあてた。3戦3勝と勢いがある18歳右腕は、ゆったりとしたフォームから伸びのある直球を投げ込む。勢いのある新人だけに、攻略にも全力を注いだ。

 昨年の交流戦では、ラミレスが12球団で5位となる打率3割5分をマーク。谷が3割1分5厘と高打率を記録した。粘りの出てきた亀井、坂本の1、2番コンビに加え、阿部も復調した。「DH制」を最大限に利用すれば、打線に切れ目がなくなる。

参照元:スポーツ報知

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6月に阪神オーナー職を退き、球団相談役となる宮崎オーナーが19日、交流戦に向け「今のペースが続けば最高だが、去年は負け越している(9勝14敗1分け)。5割以上、勝ち越せばいい」と控えめなノルマを設定した。岡田監督は苦手な左腕攻略として、過去3年間の交流戦で15本塁打の新井に期待。本人も「価値のある本塁打を打てればいいですね」と意欲を見せた。

参照元:スポーツ報知

「日本生命セ・パ交流戦」が20日、開幕する。いきなり昨年の日本一チーム・中日と本拠地Kスタで激突する楽天でもっとも燃えているのが、山崎武司内野手(39)。02年まで16年間在籍した古巣との対戦に「ここにすべてをかけるつもりで戦いたい」と堂々、宣言した。現在、打率3割4分9厘で首位打者をキープする主砲が、中日との日本シリーズでの激突まで視野に入れ、交流戦でもチームを牽引(けんいん)する。

 主砲が並々ならぬ闘志を燃やした。交流戦開幕を控え、仙台市内のホテルで行われた会見。山崎武が、古巣との激突にかける熱い思いを明かす。

 「公式戦で中日と対戦できるのは、僕にとって一番うれしいこと。144試合のうちの4試合しかないけど、ここにすべてをかけるつもりで戦いたい」と気合十分。「楽天には中日にいた選手が多いが、みんな気持ちは同じ。強い中日を倒して自信を付けたい。向かっていく気持ちを見てくれれば」と続けた。

 特別な対戦も待っている。21日の試合では通算200勝に向け、現在、195勝とした中日のベテラン・山本昌投手(42)の先発が濃厚。当然、長年ともに戦った元チームメートだけに「昌さんが今季初勝利を挙げたときに電話した。あと5つに迫って、えらい元気になってたよ」と山崎武の口調もあたたかい。

 それでも、過去の対戦成績で5打数1安打に抑えられているだけに「200勝を先延ばししてやろうと思っている」と不敵な笑みも―。昨年の交流戦24試合で3位タイとなる8本塁打を放っているだけに「昌さんは『お前、打つなよ。頼むよ』って何度も言っとったけど、そうもいかんよな」と豪快に笑った。

 壮大な夢もある。「僕の最終目標は、中日と日本シリーズで戦うこと」と山崎武。今季の戦いに手応えを感じているからこそ、堂々と言い切れる。「中日にとっては日本シリーズ進出は難しくないかもしれないが、楽天はミラクルを何回も起こしていかなければいかない。交流戦で一つのきっかけを作りたい」頼もしい主砲の宣戦布告。古巣撃破こそ、快進撃の始まりとなる。

参照元:スポーツ報知

◆東京六大学春季リーグ戦 明大2―0早大(19日・神宮) 4連覇を目指す早大はエース・斎藤佑樹(2年)が明大戦に先発。リーグ戦初の3連投となったが、4回にライナーが右太ももを直撃。緊急降板するアクシデントに見舞われた。試合中に病院へ直行し、右足大腿(たい)四頭筋外側部打撲で全治約2週間程度と診断された。打線も3安打完封され、自力優勝が消滅。斎藤は31日からの早慶戦への登板にも黄信号がともった。明大は8季ぶりの優勝へ大きく前進した。

 痛恨の一撃だった。4回1死。斎藤の82球目、139キロのストレートは岩田慎司に完ぺきに捕らえられた。よける間もなく、強烈なライナーが右太ももを直撃。あまりの衝撃に、打球を処理することもできない。球場全体が騒然となった。威力をすべて吸収し、足元にポトリと落ちた白球が、ダメージの大きさを物語っていた。

 ベンチから応武篤良監督(50)が慌てて駆け寄る。苦痛に端正なマスクも崩れ、自力で歩くことも出来ず、同僚に肩を借りてベンチに下がるしかなかった。降板後、松下、須田、大石の投手リレーで2失点でしのいだが、打線が振るわず散発3安打完封負け。リーグ戦で自身初の3連投だった斎藤に、今季初めて黒星がついた。

 ベンチ裏でアイシング治療後、慶応病院に直行。連盟関係者によると「当たった時にしびれた」と説明し「すいません」と頭を下げていたという。診察の結果は、右足大腿四頭筋外側部打撲で全治約2週間。優勝の行方が早慶戦(31、6月1日)にもつれる可能性を残すが、中学時代からあこがれ、昨年は春秋連続で優勝投手となった晴れ舞台での登板も危うくなってしまった。

 それでも、これまで数々のアクシデントをはね返してきた強い精神力と驚異的な回復力がある。早実3年の夏から約1年、29試合も不敗神話を続けた勝負運もある。自力Vこそなくなったが、リーグタイの4連覇を狙うワセダの、斎藤の戦いは、まだ終わってはいない。

参照元:スポーツ報知

日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が、20日開幕の交流戦を前に意気込みを語った。エースは21日の横浜戦(札幌D)から、水曜日ごとに先発する見込み。上位の阪神、中日とは当たらず、借金生活に苦しむ4チーム相手のローテとなった。

 「投げてみたいのは広島と横浜。広島とは初登板(05年6月15日)から投げてないし、横浜とも1イニング(07年5月31日、降雨ノーゲーム)しか投げてないので。特に広島戦は僕のスタートだったし、今年こそは投げたいですね」

 6月11日には巨人戦(札幌D)での登板が予想される。その巨人には、06、07年にそれぞれ完投勝利を飾っている。

 「打線一人一人の力はすごいのに…。何か問題があるのかな。僕自身は得意というイメージはない。札幌ならどこが相手でも自信を持ってやれます」

 昨年は18勝5敗1分けという圧倒的な戦績で交流戦初Vを達成したが、ダルビッシュに連覇への過剰な意識はない。

 「(交流戦の)優勝は目指すところじゃないし、他の選手もそう思っているはず。だけど、交流戦には良いイメージを持っているので、今年も良い方向にいってほしい」

 フォームを修正して、状態は万全。絶対的エースの右腕が、昨年の再現を可能にする。

参照元:スポーツ報知

ロッテの唐川侑己投手(18)が19日、G斬りでの快挙達成を誓った。デビュー3連勝中の右腕は、交流戦開幕となる20日の巨人戦(千葉)に先発予定。大胆不敵の直球勝負で、2リーグ制後では、高卒新人として78年の阪急・三浦広之以来2人目となる4戦4勝を狙う。

 ひょうひょうとした「唐川節」は変わらない。「自分らしい投球をするだけ。全部勝ちたいので、4戦4勝を目指します」先発だけでデビュー4連勝を飾れば史上初。快記録を目前にしても、肩に力を入れることなく決意を語った。

 相手はセ・トップタイの45本塁打を誇る超重量打線。しかし、警戒するのは長打か、という質問にはあっけらかんと答えた。「そう簡単に本塁打というのは出ないものだと思う。いつもと変わらず投げたい」小笠原、ラミレスら球界を代表する強打者にも、平常心で真っ向勝負を挑む。

 3勝目を挙げた13日の日本ハム戦(東京D)ではその直球が走らず、納得いく出来には遠かった。この1週間は、試合を録画したDVDを見るなどしてフォームを修正した。「シュート回転していたので、自分らしいきれいな真っすぐが投げられるように」この日はノースローも、18日に千葉のブルペンで43球を投げ総仕上げ。女房役の金沢も「直球を基本として生かしたい」と話した。

 現在は最下位オリックスと0・5差の5位で、最下位の危機。「プレッシャーかかりますねえ」と笑う18歳の白星が、逆襲ののろしとなるか。

 ◆大照れポスター ○…唐川が、地元の東武百貨店船橋店の「父の日」フェアのイメージキャラクターに起用された。今年の父の日は6月15日。同百貨店の関係者は「家族を大切にしているアットホームな雰囲気がある」と、起用の理由を説明。初めて単独でのポスター撮影に臨んだ唐川は、「緊張というか恥ずかしい」と大照れだった。ポスターは29日からJR船橋駅周辺などに張り出される。

参照元:スポーツ報知

◆マリナーズ3―2パドレス(18日・シアトル) マリナーズのイチロー外野手(34)はパドレス戦で1回に2盗塁を決め、通算292個とし、球団最多盗塁新記録をマークした。

 5月の陽気に誘われて集まった観衆は3万5483人。その声援を背に受けてイチローの足がさえ渡った。初回1死一塁。二盗を決めた。メジャー通算291盗塁が球団新記録であることがスコアボードで告げられた。場内は割れんばかりの拍手に包まれた。「やるなら今日、ホームでやりたいなと思っていた」遠征を前に、地元ファンを喜ばせ、少しだけヘルメットを上げて応えた。

 間髪入れず、次の投球で三盗にも成功し、通算292に伸ばした。「(大歓声で)バッターが打席を外したり、投手も間合いを入れて、少し時間を取った。その時に『これ行ける』って思うよね。投手も絶対けん制しないから、おいしいところ」これで今季20盗塁。両リーグ単独トップに立った。

 試合も久々の快勝だ。この回、イチローが生還。4回に2点を奪われリードされたが、8回に再逆転に成功した。最後は守護神・プッツが今季初の2試合連続セーブ。終わってみれば1点差。初回のイチローの足が勝敗のカギとなった。カード勝ち越しは4月17日のアスレチックス戦以来で、連勝は同22日のオリオールズ戦以来。背番号51が、シアトルのファンにうれしい“置き土産”を残して、遠征地・デトロイトへ向かった。

 ◆城島、先発ねぎらう ○…約1か月ぶりのカード勝ち越しに、「よかった。やっと取りましたね」とホッとした表情。試合途中から右ふくらはぎに張りを感じながらも力投し、6回を本塁打による2失点でしのいだ先発・ヘルナンデスを「足はけっこう痛そうだったけど、あの一発だけでよくこらえた。彼に勝ちがつけばよかったんですけど」とねぎらっていた。

参照元:スポーツ報知

◆ヤンキース2―11メッツ(18日・ニューヨーク) ヤンキースの松井秀喜外野手(33)が、メッツ戦で4試合ぶりの6号2ランを放った。相性の良い交流戦で通算19本目のアーチ(打率・333)だったが、試合は2―11と大敗で実を結ばなかった。3連敗で借金は今季ワーストの4に増えた。

 ピンストライプ軍団が最下位にあえいでいる。8回、メッツに決定的な6点が入ると、帰路に就こうとするヤ軍ファンが通路に長い列を作った。「きょうも追いかける展開で苦しかった」と松井。3回までパーフェクトの王建民が4回に急変。打者9人の猛攻を受けて4点を失うと、早くも重苦しいムードがベンチを支配した。

 松井が意地を見せたのはその裏。無死一塁から右翼へ反撃の2ランを放った。敵地でのレイズ戦で、昨年手術した右ひざの痛みを感じた。しかし、15日は代打で1打席、16日は雨天中止と“休養”することができ、楽になった。過去の2安打がいずれも本塁打と相性のいい左腕ペレスの真ん中高めの直球を運んだが、最近5試合の平均得点が2・5点の打線では逆転は困難だった。結果的に松井の一発を含む3安打で完敗を喫した。

 「攻撃ののろしを上げる一発になればよかったが残念」4回にデルガドの左翼ポール際への本塁打性の打球を巡り、暴言を吐いたメ軍のマニエル・ベンチコーチが退場処分。ビデオでは完全にポールを直撃していた。3ランがファウルになる“大誤審”も味方につけられなかった。荒れた試合を落とした松井は渋い表情。くしくも昨年のこの日、同じペレスから同じ4回に2ランを放ったが、皮肉にも空砲となるところまで見事に再現された。

 首位レッドソックスとは6差。それでも、20日からは昨年のMVP、アレックス・ロドリゲス内野手(33)が戦列復帰予定と明るい材料はある。松井は「まず結果として勝つこと。それから徐々にリズムを取り戻せば。ゼロからのスタートの気持ちで」と休日明けからの再出発を誓った。

参照元:スポーツ報知

レッドソックスの松坂大輔投手は19日、ブルペンで57球を投げ、22日(日本時間23日)のロイヤルズ戦登板に備えた。

 松坂は西武時代、ヒルマン監督が指揮をとった日本ハムとの相性がいい。2004年のプレーオフを含めて12勝4敗、しかも05年8月以後は7連勝とあって、立場を変えての再戦を前にしても「(やりにくさは)まったくない。僕は日本ハムには強かったですから」と自信を見せた。

 一方のヒルマン監督は、松坂について「メジャー挑戦前に『12勝から15勝はする』と予想したがそのとおりになった。球種が豊富だし、打ち負かすにはベストの試合をしないといけない」と警戒した。

参照元:スポーツ報知

◆アストロズ2―7カブス(19日・ヒューストン)  カブスの福留孝介外野手は「5番・右翼」で出場し、4打数2安打。打率は3割1分9厘。

 アストロズの松井稼頭央内野手は「2番・二塁」で出場し、3打数1安打1盗塁。打率2割9分2厘。

 福留にとって、松井稼は大阪・PL学園高時代の先輩。開幕直後の対戦では、まだ松井稼が故障者リストに入っていたため食事をともにしただけだった。福留は「米国でまだプレーを見ていない。初めてなので楽しみ」と話すなど、試合を心待ちにしていた。

 先にいいところを見せたのは後輩の福留。1打席目こそ強い当たりを一塁手に好捕されて凡退したが、2打席目は四球を選んで次打者のランニング本塁打で生還。5回は内角の変化球をとらえて一、二塁間を破る安打を放った。

 松井稼は2点を追う5回、1点をかえしてなお1死一、二塁の好機で外角チェンジアップを引っかけて三ゴロ。走者は進めたが、勢いに乗りたい場面で一打が出ず渋い表情だった。

参照元:スポーツ報知

<巨人6-3広島>◇18日◇東京ドーム

 巨人が連敗を2で止め4位に再浮上した。1回、主砲アレックス・ラミレス外野手(33)が13号3ランを放つなど一挙4点を先制。セ・リーグ外国人では最多となる通算224本目のメモリアル弾で勢いに乗った。9回には17日にセーブに失敗したマーク・クルーン投手(35)が3者連続三振で抑え、逃げ切った。波に乗りきれない巨人だが、20日からのセ・パリーグ交流戦で巻き返しを図る。

 右方向へ飛んだ打球の落下点をラミレスは、一塁ベース付近で確認した。右拳を右翼席のファンに掲げ二塁へと走った。ペタジーニを抜き、セ・リーグ外国人最多となる224号メモルアル弾。「いい形で点が入った。その中で記録を達成できたことはベリーハッピーだね。新記録は、日本に連れてきてくれたスカウトに感謝したい」と喜んだ。

 初回だった。1点を先制した後、試合の流れを大きく引き寄せる3ランを右翼席に運んだ。ベンチではいつも通りのパフォーマンスで観客を沸かせた。5月に入って絶好調だ。3割8分1厘、6本塁打、17打点と月間MVPにも手が届きそうな勢い。ぶかぶかのユニホームに好調の秘密が隠されている。春季キャンプ中、体重が100キロを超えユニホームのサイズをワンサイズ大きく替えた。しかし練習前のランニングの量を増やすなどした結果、効果的なダイエットに成功。体のキレが良くなった。打撃だけでなく、不安だった守備でも、開幕当初よりも動けるようになってきた。

 篠塚打撃コーチとは打撃スタイルの違いこそあれ、分かり合える。ティー打撃の合間に真剣に主張をぶつける。右ひざの使い方やスイングの軌道について、持論を展開する。ただ、その際にも下ネタを少し交ぜながら篠塚コーチの笑いをとるのを忘れない。天性の明るさが伝統の4番の重圧を吹き飛ばし、首脳陣やチームメートから信頼されている。

 “セ界最強助っ人”となったラミレスは「本塁打記録をどこまで伸ばせるかとかは言えないけど、ベストを尽くして、できるだけ伸ばしたい」。20日から始まる交流戦でも記録を更新するつもりだ。ただ、対戦したい投手には「ダルビッシュ(日本ハム)や岩隈(楽天)とは当たらなければいいな」とけん制も含めニヤリだ。広島戦3連敗を免れたが、まだ借金3。主砲が巻き返しのチームをけん引する

参照元:nikkansports.com

◆巨人5―8広島=延長10回=(17日・東京ドーム) 巨人が救援陣の乱調で逆転負けし、5位に転落した。守護神・クルーンが1点リードの9回、東出に右前適時打を許して同点とされ、延長10回、5番手の門倉が栗原に2ランを浴びるなど3点を勝ち越されてジ・エンド。試合は追いつ、追われつの白熱した展開だったが、同点の7回、阿部の適時打でいったん勝ち越し。このまま逃げ切るか、と思われたのだが…。これで広島戦は今季、開幕から3カード連続の負け越し。首位・阪神とのゲーム差は10となり、虎の背中がどんどんかすんできた。

 快音の後に続いたのは、信じたくない弾道だった。門倉が振り向いた先に絶望があった。延長10回、無死一塁。栗原の2ランが二転三転のシーソーゲームに終止符を打った。首位阪神とは10ゲーム差に広がり5位転落。屈辱的な数字が並んだが、それより、勝てる試合を落とした虚脱感が本拠地を支配した。

 2点ビハインドを7回までに逆転した。1点リードの9回を、あとは守護神に託すだけだった。しかし、舞台は暗転した。クルーンが2死二、三塁から東出に同点適時打を浴びた。1死から四球、安打、ダブルスチールでピンチを広げ、踏ん張ることができなかった。その裏、1死一、二塁のサヨナラのチャンスで、ラミレスが二ゴロ併殺打。最悪の流れで延長戦に突入していた。今の巨人には逆境をはね返す力はなかった。

 守護神は、これで3試合連続で安定感を欠くピッチングとなった。「(盗塁は)ランナーがいる時は常に頭にある。体調はいつも通り。コントロールを含め、真っすぐの精度が足りない。投げることで修正していく」試合後は報道陣の質問にていねいに答え、平静を装ったが、走者を出すとイライラが募り、制球が乱れる悪循環が続いている。むき出しの闘争心は、両刃の剣でもあった。

 クルーンの不調について原監督は「まあ、それはそれに尽きる」と言葉少なだった。就任直後からラスト3イニングの重要性を説いてきた。「パターンとしては非常によかった」と振り返ったように、7回を西村健、8回を復活した豊田が3人ずつでピシャリと締め、最高の形でクローザーへとつないだが、本領を発揮できなかった。

 指揮官が「最も難しい」と語る1点差の継投は、この5試合で2度目の失敗となった。「チーム全体の流れそのものがよくありません」と会見場の席を立った。試合後は一度、帰路に就いたクルーンを呼び戻し「問題ない。心配するな。ステイ ポジション(そのままだ)」と守護神交代がないことを告げた。チームの勝敗を左右する役割だけに、復調を待つしかない。

 巨人・原監督「(クルーンは本来の出来ではない?)そうだね。それに尽きますね。チーム全体として流れそのものがよくありません」

参照元:スポーツ報知

◆ロッテ12―7オリックス(17日・千葉マリン) 大量リードを許しても、ロッテナインはひるまなかった。2回表を終わって0―6。しかし、その裏だ。1安打2四死球で無死満塁とすると、ベニー、今江、金沢の3連打で塁上の走者が続々と生還。マウンド付近に打ち上がったズレータの飛球を三塁手の北川が落とすタイムリーエラーも飛び出して、スコアボードに「7」を刻む大逆転だ。

 3回表、追い付かれたが、また打線に火がつく。早川、ベニー、今江の3連打ですぐに勝ち越し。負ければ4年ぶりに最下位に転落するピンチを、今季初の先発全員、今季最多の15安打、12点ではねのけた。2安打3打点でお立ち台に上がった今江は「(最下位ピンチで)そこで負けないのが強いチームなんです!」と逆襲を宣言だ。

 試合前の練習が終わった直後。選手全員がロッカー室に集められた。バレンタイン監督が「決してあきらめるな」「どの1球にもベストを尽くせ」と、10分にわたって熱っぽく訴えた。指揮官が復帰後、あまり行われていなかった全体ミーティングで、選手の気持ちは奮い立った。6点差以上をひっくり返したのは、04年7月31日の西武戦(千葉)以来4年ぶり。指揮官は「このチームはあきらめない姿勢を持ち続けている。まさに今日、それを出してくれた」とたたえた。

 データやコンディションなどに応じて柔軟に打順を入れ替えるのがロッテ打線の特徴だが、この試合では7、8番にベニー、今江を入れた。里崎、橋本らに代わってマスクをかぶる9番・金沢も打撃好調。今江が「8番や9番が多い僕が塁に出れば上位に回る。つなぐ気持ちを変えないようにしています」と言うように、パンチのある下位打者が強引に引っ張らず、つなぎ役に徹したことで上位につながり、打線に勢いがついた。

 重光昭夫オーナー代行も観戦した“御前試合”で猛攻を披露し、連敗を3で止めた。この勢いに乗り、上位浮上を狙っていく。

参照元:スポーツ報知

◆楽天3x―2西武=延長12回=(17日・Kスタ宮城) 午後6時を過ぎ、肌寒いKスタで草野が“ペットボトルシャワー”を浴びた。「風邪ひいちゃう」と叫ぶ声が甲高く響く。ノムさんが「天才」と認める3番打者が、復活を遂げる“サヨナラ失策呼び込み打”。チームも勝率5割に復帰だ。

 「結果が出て、ようやく『ただいま』と言えますね」16日に1軍に再昇格した男は、途中出場で迎えた3打席目、延長12回1死二塁の好機で、岡本篤の外寄り直球を左前に。それを栗山が後逸して、渡辺直が生還。今季2度目、対西武戦では球団史上初のサヨナラ勝ちとなった。

 最後は相手の失策だが、紛れもない殊勲打だ。野村監督は「間違いなく天才。普通打てないよ。内角に2球続けてストライクの後にね。向こうのリードは合ってる。配球の理想を通り越して打っちゃうんだから、天才だよ」と、内角を意識する場面で外角球をはじき返した草野に、最大級の賛辞を贈った。

 昨年、規定打席不足ながら3割2分と活躍したが、今季は開幕から低迷。今月5日に2軍落ちした。ファームの試合予定も雨で6試合から3試合に減った。それでもロングティーで体のキレを戻し、リラックスして帰ってきた。

 これで勝率5割。ノムさんは「明日のマー君で勝てば、気持ちよく交流戦に入れる」と3タテ宣言。指揮官が気勢を上げるのも、頼れるバッターが帰ってきたからだ。

参照元:スポーツ報知

◆イースタンリーグ 日本ハム4-11湘南(17日・鎌ヶ谷) 日本ハムの中田翔内野手(19)が17日、イースタン・湘南戦に「4番・三塁」で先発出場。5回に山口から中堅左へ4号ソロを放った。4月29日の湘南戦(相模原)以来、34打席ぶりのアーチに「詰まったけど最後まで右腕で押し込めた」と笑顔がこぼれた。

 また節目の日に打った。2月から対外試合初戦やオープン戦初戦、2軍に降格した当日の試合に加えて4月22日の誕生日にも本塁打を打っている中田。この日は4月17日、練習に遅刻して科せられた外出禁止が解けた日。四球、遊ゴロで迎えた第3打席に144キロの直球をたたくとライナーで芝生席に突き刺さった。

 7回には右前打も放ち4打数2安打で初の2試合連続マルチ安打となった。打率2割3分2厘ながら、4番に座った8試合では31打数12安打の3割8分7厘。「4番だと気持ちよく打席に入れる。外出解禁日? それは関係ないっしょ」と軽やかな口調だった。水上2軍監督も「きょうはあいさつも全力疾走もできていた。これで内容のいい打席が続くのが1軍への近道」と期待している。中田は試合後、処分が解除されてから初めて外出していった。

参照元:スポーツ報知

 ◆東京六大学春季リーグ戦 ▽明大4x―3早大(17日・神宮球場) 勝てばリーグ4連覇に王手だった早大は勝利目前の9回、松下建太(3年)が荒木郁也遊撃手(2年)に逆転サヨナラ2ランを浴び、開幕からの連勝は6でストップ。優勝は次週以降に持ち越しとなった。先発して5回1/3を3安打1失点のエース・斎藤佑樹(2年)は2戦目以降の巻き返しを誓った。慶大は14安打14得点の猛攻で法大に大勝。

 右翼席に吸い込まれていく放物線を斎藤はベンチからぼう然と見つめていた。V王手目前でまさかの逆転サヨナラ負け。「ずっと連勝で来てたので、負けて少し目が覚めました」闘争本能に火がついた。

 2回までは打者6人で片づけ4三振を奪った。が、5回に1点を失うと6回には1死二塁の場面で交代。「5、6回と不安定なピッチングだったので少し厳しい展開になってしまった」敗戦の責任を背負い込んだ。

 今年は腕の出どころが見えにくくなるように投球フォームを改造したが、ボールがシュート回転するようになっていた。前日(16日)の練習中、フォーム分析などを担当する「科学研究班」の部員に指摘を受け、すぐに修正した。

 この日の投球数は77球。「明日のリリーフ? 行けと言われれば、どこでも行くつもりです」V4のために、“佑勝請負人”がフル回転する。

 ◆明大、荒木郁が劇勝弾 ○…荒木郁の逆転サヨナラ2ランで明大が劇的に先勝した。9回裏、1点差に追い上げ、なおも1死一塁から甘く入った直球をフルスイング。打球は右翼席中段で弾んだ。「頭は真っ白。信じられない」とリーグ戦初の長打に感無量。「きょうのことは忘れて、勝ち点を目指したい」と早くも第2戦に闘志をたぎらせた。

参照元:スポーツ報知

◆エンゼルス4―2ドジャース(16日・アナハイム) ドジャースの黒田博樹投手(33)がエンゼルス戦に、今季9度目の先発。6回1/3を7安打4失点(自責点3)で3敗目を喫した。

 「新しい環境で日本以上に苦しい。厄払いにいいところがあったら教えてほしい」と右腕が振り返るほど、野手陣との歯車はかみ合わなかった。今季初めてバッテリーを組んだベネット捕手に足を引っ張られた。4回2死二塁で振り逃げを狙った打者走者を刺そうとしたが、悪送球で先制点を献上。5回1死一塁からの右前安打で右翼手の送球がそれて二、三塁から2失点。1点差の7回には四球の走者を再びベネットが連続してそらし(記録はともに暴投)、三ゴロを三塁手が本塁へ悪送球(記録は野選)し、マウンドを降りた。

 「自分なりにベストの投球ができたが、勝てないと意味がない。こんなに勝てないのもなかなかない」悩む黒田への良薬は、メジャー初登板以来の2勝目だけだ。

参照元:スポーツ報知

◆カブス6―7パイレーツ(17日・シカゴ) カブスの福留孝介外野手は「5番・右翼」で出場、4打数無安打だった。打率は3割1分4厘。

 カブスのピネラ監督は5―5の8回無死一塁のチャンスで、3打席凡退していた福留に送りバントのサイン。「同点だったし、左投手が相手だったので(バントの)絶好機」と勝利への執念をみせた。

 しかし、これが投前に転がり走者が二封され、勝負の分かれ目となった。福留は広報を通して「今日は何もありません」。ペリー打撃コーチは「(福留の)調子が悪いわけじゃない。今日は相手投手の攻め方が良かっただけ」と信頼を口にした。

参照元:スポーツ報知

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