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◆マリナーズ3―2パドレス(18日・シアトル) マリナーズのイチロー外野手(34)はパドレス戦で1回に2盗塁を決め、通算292個とし、球団最多盗塁新記録をマークした。
5月の陽気に誘われて集まった観衆は3万5483人。その声援を背に受けてイチローの足がさえ渡った。初回1死一塁。二盗を決めた。メジャー通算291盗塁が球団新記録であることがスコアボードで告げられた。場内は割れんばかりの拍手に包まれた。「やるなら今日、ホームでやりたいなと思っていた」遠征を前に、地元ファンを喜ばせ、少しだけヘルメットを上げて応えた。
間髪入れず、次の投球で三盗にも成功し、通算292に伸ばした。「(大歓声で)バッターが打席を外したり、投手も間合いを入れて、少し時間を取った。その時に『これ行ける』って思うよね。投手も絶対けん制しないから、おいしいところ」これで今季20盗塁。両リーグ単独トップに立った。
試合も久々の快勝だ。この回、イチローが生還。4回に2点を奪われリードされたが、8回に再逆転に成功した。最後は守護神・プッツが今季初の2試合連続セーブ。終わってみれば1点差。初回のイチローの足が勝敗のカギとなった。カード勝ち越しは4月17日のアスレチックス戦以来で、連勝は同22日のオリオールズ戦以来。背番号51が、シアトルのファンにうれしい“置き土産”を残して、遠征地・デトロイトへ向かった。
◆城島、先発ねぎらう ○…約1か月ぶりのカード勝ち越しに、「よかった。やっと取りましたね」とホッとした表情。試合途中から右ふくらはぎに張りを感じながらも力投し、6回を本塁打による2失点でしのいだ先発・ヘルナンデスを「足はけっこう痛そうだったけど、あの一発だけでよくこらえた。彼に勝ちがつけばよかったんですけど」とねぎらっていた。
参照元:スポーツ報知