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ヤクルト・五十嵐亮太投手(28)が15日、鹿児島・最福寺で4日間行った「護摩行(ごまぎょう)」の修行を打ち上げた。右ひじ手術からの完全復活を目指し、燃え盛る炎の前で熱風に耐えながら約2時間、不動真言を唱えた右腕。球速160キロへの再挑戦と、巨人に移籍したクルーンへの勝負を宣言した。

 「自分の弱さを見つめられて、それを絶対に超えたいと思った」04年に最優秀救援投手のタイトルを獲得、日本人最速となる158キロを4度、マークした。昨年10月に右ひじを手術し、今季は1試合も登板できなかっただけに、荒行にあえて挑み、復活を誓った。

 球速は140キロ台にまで戻ってきた。池口恵観法主(71)からは「修行に耐えたんだから復活できる。160キロを投げられるようになる」とお墨付き。「炎を前にして、火に挑みながら、それ(160キロ)を超えてみたい、と改めて思った」と五十嵐は意欲を見せた。

参照元:スポーツ報知

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 【ゴールドコースト(オーストラリア)15日】日本ハム・稲葉篤紀外野手(35)が「JAPAN手当」で年俸2億4000万円を狙う。今季は首位打者を獲得し、日本ハムの連覇に貢献。日本代表に選ばれた北京五輪アジア予選では、10打数5安打3打点と活躍した。21日に予定される契約更改交渉では、1億4500万円からの大幅アップを期待している。

 五輪予選で日本国民“2億4000万の瞳”に感動を与えた稲葉は、球団主催のゴルフコンペに参加。契約更改の話題になると「みんな、上がっているしね。今年は―」と興味津々。真夏の太陽の下、エキゾチックな雰囲気に誘われて明かしたのが、ジャパン手当によるアップ。目標は2億4000万円だ。

 勝算はある。球団幹部はチームはもちろん、星野JAPANでの奮闘を加味して、「査定ポイントはダルビッシュと並んでトップ」と説明。稲葉は歌手の郷ひろみ(52)が「ジャパン!」と絶叫するヒット曲『2億4千万の瞳』に引っかけて、「それくらいはいきたいね」と“銭闘”を宣言した。

 とはいえ、報道陣から求められたものまねを「俺はそういうキャラじゃないでしょ」と拒否。億千万の胸騒ぎは胸の内にとどめ、契約交渉に臨む。

 ◆2億4千万の瞳 1984年2月25日にリリースされた郷ひろみの50枚目のシングル。オリコンで最高7位を記録した。また、今年はBSデジタル放送普及3000万世帯突破のCMキャラクターに選ばれ、「BSは3000万の大騒ぎ」と替え歌を披露した。

参照元:スポーツ報知

ロッテ・成瀬善久投手(22)が15日、来季年俸の目標額を「マー君超え」に設定した。18日の契約更改交渉を控え、楽天・田中将大投手(19)が13日に4倍増の6000万円で一発サインしたことを参考に、大幅増を期待した。今季最優秀防御率と最高勝率の2冠に輝き、日本代表として北京五輪切符獲得に貢献した左腕が、ピッチング同様、強気の姿勢で更改に臨む。

 成瀬の「銭闘意欲」に火がついた。きっかけは、13日に行われた田中の契約更改だった。新人王とはいえ、田中は今季の年俸1500万円から、タイトル料500万円を含む6000万円にジャンプアップ。成瀬の今季年俸は、ほぼ同等の1600万円。「1年活躍しただけであれだけ上がったんで、もうちょっと僕も球団に(意見を)言えるかなと思う」と、目標額をマー君超えに上方修正した。

 強気の材料はそろっている。今季は先発ローテーションを守り通し、16勝1敗、防御率1・817。奪三振の数こそ及ばなかったが、最優秀防御率、最高勝率(9割4分1厘)の2冠は、11勝7敗、防御率3・82の田中をはるかにしのぐ。「マー君は確かに高校の時から騒がれていて、メディアへの露出もすごいかもしれないけど、僕は4年間プロでやってきたし、今年は一生に一度あるかないかの成績ですから。球団からはいい返事が聞ければいいと思います」とライバル心をあらわにした。

 球団側は、日本代表として北京五輪出場を決めた貢献度も、査定に反映させる予定。さらに、2年目左腕の川崎が950万円から3000万円に、新人の荻野が1200万円から3500万円へアップ。シーズンを通じて活躍した投手を評価する傾向があるのも、成瀬には好材料といえる。

 「今年中にはサインしたいけど、それは金額次第で」と話していた左腕。注目の契約更改交渉は18日だ。

 ◆故郷の小山市で1万人パレード 成瀬はこの日、故郷の栃木・小山市で2冠記念と市民賞受賞のお祝いを兼ねたパレードに参加した。同じく小山市出身のヤクルト・飯原とJR小山駅から市役所まで徒歩で行進。約800メートルの道程には市の約16万人の人口のうち、約1万人が詰め掛けた。警備員が50人程度しかおらず、もみくちゃにされる場面も。トークショーでは「マナーが良くないと、いい野球選手にはなれないよ」とチビっ子たちに諭していた。

参照元:スポーツ報知

来季もメジャー挑戦する桑田真澄投手(39)が15日、「パイレーツ一筋」の姿勢を見せた。今オフからレンジャーズの太平洋地区担当スカウト部長となったジム・コルボーン氏から、ラブコールが送られたが「僕はパイレーツに戻ることが一番」と他球団への興味は一切見せず、古巣とだけ交渉していく。

 コルボーン部長は、桑田が昨年、在籍していたパイレーツの投手コーチであり、よき理解者だった。そんな恩師がレ軍のの太平洋地区担当のスカウト部長へ転身し、福盛に次ぐ日本人投手として真っ先に興味を示したのが桑田だった。

 「コルボーンは僕の恩師。これからも大事にしていきたい人」と敬意を示したが、自身の去就を動かすまでには至らなかった。現在、自身が“代理人”となって、パイレーツと交渉中で、19日をメドに契約を交わす予定。「自分から(他チームに)営業はしない」と説明し、パ軍以外の球団と契約する可能性を否定した。

 右足首の手術後、順調にトレーニングを続けている桑田。この日、実弟でプロゴルファーの桑田泉さん(38)が経営する東京・南町田のインドアゴルフ場「EAGLE18」で“ゴルフトレ”を敢行。泉さんからアドバイスを受けながら、アイアンやアプローチのショットに汗を流した。

 「そろそろ横の(腰をひねる)動きも取り入れていかないとね」と投球につながる体の動きを確認するなど、順調な調整ぶりをアピール。予定通り、15、16の両日の練習で投球を再開できるメドが立てば、17日にもパ軍とコンタクトをとって「パイレーツ・桑田」へ向けた話し合いが具体化する。

 ◆弟のゴルフ場で汗 桑田の弟・泉さんが経営する「EAGLE18」は世界で初めて、ゴルフ場のグリーン周り30ヤードをインドアで再現。限りなくゴルフ場に近い環境づくりを目指した施設だ。プロゴルファーとしての泉さんの経験に基づいた理論に加え、本番に近い雰囲気でゴルフ練習ができ、レッスンも受けられる。オープンした10月以降、右足首を手術した桑田も自主トレの場所のひとつとして頻繁に利用しており「いい練習場ですよ」とアピールしていた。

 ◆薬物汚染にショック メジャーリーガーの薬物汚染について指導者としての顔も持つ桑田は「プロの選手が手本を見せていかないといけないのに、薬に手を出してはいけない。スポーツマンシップを大事にしないと」とショックを受けた様子だった。桑田自身は、栄養学やトレーニング法を学んで、筋力アップしてきたと自負しており「一生懸命、(筋力アップの)勉強している人がかわいそう」と心を痛めていた。

参照元:スポーツ報知

マリナーズのイチロー外野手(34)が15日、米国の現地時間13日に発表された米大リーグの薬物使用実態を調査した「ミッチェル・リポート」について言及。「かなりショックです。でも、野球界にとっても膿(うみ)は出さないと」と、自らの思いを語った。この日は師・仰木彬さん(享年70歳)の命日でもあり、イチローは神戸市内のオリックス合宿所「青涛(とう)館」で来季に向けての自主トレーニングを開始した。

 故・仰木彬オリックス元監督(享年70歳)の三回忌にあたるこの日、古巣の合宿所で約1時間の自主トレを終えたイチローは、米国内に大きな衝撃を与えた「ミッチェル・リポート」について、はっきりとした口調で語り始めた。

 「野球界のことを考えると、かなりショックだと思う」メジャーリーグだけでなく、野球という競技そのものが受けた計り知れないダメージを危ぶむように、表情を曇らせた。

 「ミッチェル・リポート」による騒動は「昨日(14日)知った」という。01年からメジャーでプレーしながら、薬物使用のうわさはたびたび耳にしていた。だが、「話はいろいろ聞いていましたけど、本当のところはよく分からない」。心身を鍛え上げ、数々の記録を塗り替えてきた自分の周りに、ここまで薬物使用汚染の疑惑が広がっていたことに、驚きを隠せなかった。

 オリックス時代の同僚で97年から99年まで在籍したクリス・ドネルス内野手(登録名C・D、41)も名前が挙がったことについては、「ドネルスも挙がってるって聞いて笑っちゃった」と、さほど活躍しなかった助っ人にあきれ顔。「僕たちはプロとしてやっている。ある程度のルールがあって、あとはモラルの問題です」とプロ意識と自己管理の徹底を訴えた。

 メジャーの権威を失墜させかねない問題の発覚を悲しむ一方、この機会にドーピングの全容が明るみに出たことには、歓迎する姿勢を見せた。「ああやって名前を出すことがいいことかは、よく分からない。でも、野球界にとっても膿は出さないと」米国でも城島らチームメートとともに地元シアトルの小学校を訪れ、子供たちに薬物使用の危険性を訴えたこともある。それだけに、球界にはびこる薬物汚染を取り除くきっかけとなることを期待した。

 「野球界にとっては、そういう(膿を出し切るという)時期にきたのかなということです。どんなことがあっても、前に進む糧にしていかないと」と、最後は前向きにとらえたイチロー。日米球界のスーパースターは、今後の全容解明と、試練を乗り越えたあとに来る野球界の発展を願っていた。

 ◆仰木監督命日始動も「遊び」 この日はキャッチボールやティーバッティングで約1時間汗を流したイチロー。「遊びです、遊び。これが自主トレだっていったら(仰木元)監督に怒られちゃうよ」と笑顔を見せた。その仰木元監督の命日に本格始動となったが「しんみりすると監督に怒られちゃうからね。楽しい感じでやった」と明るく振る舞った。今年1月にはここで清原と合同自主トレも行ったが「今のところそんな話はないです」と、清原が故障中とあり未定のようだった。

参照元:スポーツ報知

広島からフリーエージェントとなり大リーグ挑戦を表明していた黒田博樹投手が15日、ドジャースと3年契約で合意に達した。球団の公式ホームページが大リーグ関係者の話として伝えた。年俸総額は3600万ドル(約41億)から4000万ドル(約45億円)。

 ドジャースはナ・リーグ西地区の名門球団。今季は82勝80敗で地区4位に終わった。斎藤隆投手が抑えとして活躍している。

参照元:スポーツ報知

横浜がラリー・ビグビー外野手(30)との契約を結ばない可能性が出てきた。球団は今月7日、この新外国人獲得を発表したが、正式契約は年明けの来日時に予定していた。村上チーム運営部門統括は14日、MLBで薬物使用に関する罰則規定が制定された04年以降、薬物使用が認められた場合、契約を結ばない意向を示唆。「ミッチェル・リポート」にはビグビーが05年にヒト成長ホルモン(HGH)を購入したという記述があり、同統括は「それが事実なら(契約は)厳しい」と語った。

 横浜はビグビーの代理人に連絡。「02、03年に足を故障して用具係から薬をもらったようだ。それ以降は使ってないと言っていた」と村上統括は説明した。04年以降の薬物使用を否定した代理人の言い分に対して、リポートには当時罰則規定がなかった01年の筋肉増強剤の使用歴、05年のHGH購入事実が書かれているなど食い違いが見られる。球団はビグビーに薬物使用歴に関する詳細な文書を送付するよう要求。村上統括は「事実関係を把握できないと判断できない」とした上で、「04年以降に(使用が)あるかが重要。(文書に)虚偽の記入があった場合はダメだし、メジャー側の処分内容にもよる」とした。05年の薬物使用が事実となれば、ビグビーとの契約を回避することになりそうだ。

 ◆契約書に「薬物」条項新設 横浜は今季から外国人選手との契約書に「薬物使用」の条項を加えた。薬物使用による契約の途中解除は可能だが、過去の使用においてもこの条項が適用されるか「判断が難しい」(村上統括)という。また、球団は全選手に薬物使用の報告書提出を義務づけている。今回の件を受け、助っ人の契約書にドーピング検査の強制実施を盛り込むなど、新たな対策を検討する。

参照元:スポーツ報知

◆ロッテ、フランコとキャリオンの名前が 薬物使用者リストに97、98年に在籍したキャリオン外野手、04~06年に在籍したフランコ内野手の名前があった。「中身を正確に把握していないので、コメントしようがない」と本多球団部長。球団ではこれまで再三、禁止薬物への注意を促してきたが、同球団部長は「より一層、話をすることが必要になる」とし、トレーナーなどを通じて徹底を図る。

 ◆ソフトバンク、ナイン意識徹底 今年8月にガトームソンがドーピング違反で20日間の出場停止処分を受けた。問題発覚後は日本アンチ・ドーピング機構公認の石橋千和メディカルオフィサーとアドバイザリー契約を結び、再発防止委員会を組織。「防止策については強化している。ドーピングに対する意識も強く持っている」と、角田球団代表。来年2月の宮崎キャンプ前に委員会を開く予定で、ナインにもさらに意識を徹底していく。

 ◆西武、カブレラの使用「分からない…」 01年から今季までカブレラが在籍した西武の前田球団本部長は、同選手がNPBのドーピング検査を受けたか否かについて「分からない」とし、在籍中の使用を否定も肯定もしなかった。同選手は先月29日付で退団しているが「金銭的なことや監督が交代したのが理由」と、今回の疑惑との関連を否定。今後、詳細な調査を行うかについては「やりようがないし、する必要もない」とした。

 ◆巨人、NPBと協議を 05年に在籍したミアディッチの名前が挙がった巨人・清武英利球団代表は「原文にきちんとあたって、NPBと協議した上で調査しないといけない」とコメントした。守護神として期待されたミアディッチは同年7月の初登板から失点が続き、一度も抑えを務めることなく9月中旬に2軍落ち。そのまま退団した。

参照元:スポーツ報知

 ロッテは14日、今季ヤクルトに所属したブライアン・シコースキー投手(33)の獲得を発表した。年俸7000万円の1年契約(金額は推定)で、背番号は49。同投手は01年から03年までロッテに在籍しており、5年ぶりの復帰となる。

 ロッテは今オフ、救援3本柱の薮田、藤田、小林雅の「YFK」がそろって移籍。ヤクルトを自由契約となったシコースキー獲得を目指していた。本多球団部長は「YFKの穴を埋められる選手だと思う」と、セットアッパー役として期待している。

 今年5月、日本球界に復帰。29試合に登板し、1勝2敗1セーブ、防御率2・29。前回のロッテ在籍時は中継ぎとして02、03年とともに47試合に登板。巨人時代の04年は62試合、05年には70試合と2年連続でチーム最多登板を果たすなど、スタミナには定評がある。

 マウンドまでは全力疾走。投球練習では右腕を扇風機のようにグルグル回すなど、パフォーマンスの人気も高い。日米のべ8球団目となる渡り鳥右腕は「優勝するために頑張る。千葉のマウンドで腕を振り回す日を楽しみにしている」と、チーム3年ぶりの日本一奪回を誓った。

 ◆ブライアン・シコースキー(Brian Sikorski)1974年7月27日、米ミシガン州デトロイト生まれ。33歳。ウエスタン・ミシガン大から95年アストロズ入団。レンジャーズを経て、2001年ロッテ入り。04年巨人移籍。06年パドレスでメジャー復帰。日本通算成績は267試合登板、22勝22敗9セーブ、防御率3・40。185センチ、93キロ。右投右打。家族は妻と1男2女。

参照元:スポーツ報知

 【ゴールドコースト(オーストラリア)14日】日本ハムがダルビッシュ有投手(21)に対して、来季は北京五輪を見据えての「ゆとりローテ」を用意する。本戦も代表選出が確実な右腕は、合宿と大会期間を合わせて約1か月間、チームを離脱する予定。勝ち星を最も計算できるエースが5、6試合の先発機会を失うことになるが、厚沢投手コーチは「間隔を詰めて、多く投げさせることはしない」と断言した。

 ダルビッシュは今季の開幕直後、中5日の登板が多かったことで、疲労が蓄積。5月には一度、中12日の間隔を空けたことがあった。「つぶれたら元も子もない。あいつが一番、調子よく投げられるようにしたい」と厚沢コーチ。中6日で白星を重ねた今季の後半戦の登板間隔が理想と考えている。

 また、同コーチは「日本のためにも、頑張ってもらいたい」と五輪に万全の状態で送り出すことを約束した。今季の登板数26が、来季は20前後に減っても「それは仕方がないことだ」と割り切っている。ダルビッシュが日本、そして北京で最高のパフォーマンスを見せる準備は、着々と進んでいる。

 ◆コアラの手荒い歓迎 日本ハムの一行は、13日夜の新千歳空港の出発が豪雪の影響で遅れたことで、予定より約1時間遅れでブリスベーン国際空港に到着。目的地のゴールドコーストに向かう途中、コアラ保護区「ローンパイン」でコアラとの記念撮影を楽しんだ。ただ、抱き上げる時に鋭利な爪には苦労したようで、武田久は「肩を引っかかれました」と苦笑い。また、夜にはゴールドコースト市内で球団主催のパーティーが行われ、マイケルが合流した。

参照元:スポーツ報知

阪神は14日、前ツインズのルー・フォード外野手(31)と年俸150万ドル(約1億6900万円)で、2年契約を交わしたと発表した。背番号は55。04年にメジャー154試合に出場して打率2割9分9厘、15本塁打、72打点の成績を収めた右の好打者。5年間で通算32本塁打だが、南球団社長は「パンチ力もあるので、日本では20本以上を期待している。もちろん、クリーンアップと考えている」と金本、新井の前でチャンスを広げる3番打者として計算した。

参照元:スポーツ報知

米大リーグの薬物使用実態を調査した「ミッチェル・リポート」が現地時間の13日に発表され、大物選手を含む88人もの薬物使用が報告された。選手の名前が公に示されたのは初めてで、米球界に薬物汚染が広がっている実態が明らかになった。この中に阪神のジェフ・ウィリアムス投手(35)、西武に所属していたアレックス・カブレラ内野手(35)、横浜が来季、獲得を表明していたラリー・ビグビー外野手(30)らの名前もあり、日本球界の今後の対応が注目される。

 衝撃は日本球界にも波及した。公表された米大リーグの薬物使用の実態をまとめた「ミッチェル・リポート」に、日本で今季、プレーした助っ人の名前も記されていた。メジャーを揺るがす薬物汚染の疑惑が海を越えて飛び火してきた。

 激震に見舞われたのは阪神だ。ウィリアムスはリストに名前が挙げられただけでなく、阪神2年目の04年12月に薬物を購入していた事実が判明した。リポートによると、まずドジャース時代にメッツの元球団職員からステロイドを購入。日本球界に移籍後も購入していた、と証言されている。その時の支払いに使われた約1820ドル(約20万2000円)の小切手コピーまで添付されている。もちろんウィリアムス直筆のサイン入り。薬物の購入事実を裏づける証拠といっていいだろう。

 現在、米国滞在中の左腕は、球団を通じて薬物の使用疑惑を否定。しかし、ミッチェル氏から要求された面談を拒否したという。阪神とは06年オフに2年契約を結んでおり、2年目の来季も残留が確実視されている中、疑惑の火の粉が降りかかった形となった。

 日本プロ野球組織(NPB)によるこれまでの検査では、ウィリアムスは“シロ”だった。NPBでは今年からドーピング検査を本格実施。禁止薬物や検査方法は五輪などの国際大会と同じ基準を採用。市販の風邪薬にも禁止薬物が含まれている場合があるため、春季キャンプで講習会を開くなどして徹底を図った。実際の抜き打ち検査でウィリアムスは陰性反応を示していた。

 今年8月にガトームソン(ソフトバンク)が禁止薬物を含んだ発毛剤の服用で陽性反応を示し、NPBは本人に出場停止20日間、球団に750万円の制裁金を科す厳正な処分を下している。実施してきたドーピング検査には自信を見せており、この日、改めて「名前が挙がった選手の中には、過去に検査を受けている選手が複数含まれている。その検査結果に違反はなかった」と発表。根来泰周コミッショナー代行も「ウチの組織としては十分に監視が行き届いている。心配していない」と話した。

 ウィリアムス以外にもカブレラ、ヤクルトのアダム・リグス内野手(35)や横浜の新戦力として期待されるビグビーなどがリストに挙がっている。すぐに処分につながらないとしても、イメージの悪化は免れない。この薬物問題が波紋を広げるのは間違いない。

 ◆NPBのドーピング検査 昨年を啓発期間にあて、独自の方法とルールを作り、今季から本格的に実施。禁止薬物や検査方法は国際大会と同基準で、検査日は非公開。公式戦開催中は、無作為で選ばれた2選手が、試合後に球場などで尿検査を受ける。キャンプ中などは、検査対象者を呼び出して行う。春季キャンプでは講習会を開催し、選手には資料用としてドーピング手帳を配布する。違反者には〈1〉けん責〈2〉10試合以下の公式戦出場停止〈3〉1年以下の出場停止〈4〉無期限の出場停止となる。球団関係者が関与した場合は1000万円の制裁金を科す。

参照元:スポーツ報知

来季も大リーグでのプレーを希望する桑田真澄投手(39)が、米国時間の18日(日本時間19日)に契約合意を目指していることが14日、明らかになった。今季プレーしたパイレーツからすでに「来季もウチで」とオファーを出されている。パ軍とは相思相愛だけに、週明けの17日には正式に連絡を取り合い、スピード合意となりそうだ。

 桑田は自身の“代理人”として、着々と来季契約に向けて動いていた。パ軍側からのオファーを受けた右腕は、「ありがたい」と前向きに検討。「土、日(15、16日)に投げて走ってみて、それから月曜日(17日)には話し合い。良ければ、翌日にはみなさんに報告できるし、そこでダメならもう少し先になるね」週末の練習で体のチェックを行い、投げられる体を確認した上で正式交渉、契約合意と一気に進めるつもりだ。

 「こだわってるわけじゃないけど、自然と18という数字に引き寄せられる。もちろん、僕が話す日程はすべて米国時間ですよ」と笑った。愛着のあるパ軍で、再び「背番号18」のユニホームに袖を通すことになる。

 ◆岡島がエール 桑田が“まな弟子”と再会した。都内で行われたTBSの『2007史上最大スポーツ大感謝フェスティバル』(25日午後9時から放送予定)の収録で、レッドソックスの岡島秀樹投手と顔を合わせた。岡島は「来年も桑田さんにはメジャーでやってもらわなくちゃ困る。右足首を完治して万全で投げる姿が見たい」と先輩にエールを送っていた。

参照元:スポーツ報知

バリー・ボンズ外野手(43)だけでなく、現役最多の通算354勝のロジャー・クレメンス投手(45)まで薬物に汚染されていた。409ページに及ぶミッチェル・リポートのリストに掲載された計88選手には、MVP受賞者8人、オールスター戦出場34人の超豪華メンバーが名を連ねた。米メディアのほとんどがトップニュース扱いした“事件”は、米大リーグではWソックスの8選手による八百長事件(1919年)以来の大スキャンダルに発展するかもしれない。

 生々しい記述だった。ミッチェル・リポートに書かれたクレメンスの薬物使用の実態は、大きな衝撃を与えるに十分過ぎる内容だった。

 「98年夏、自ら持参したブルージェイズのマクナミー・トレーニングコーチから筋肉増強剤(ステロイド)の注射を受け、ヤンキース移籍後、同コーチも一緒にチームへ移り、その注射は01年8月まで続いた。また、00年のヒト成長ホルモン注射は、ステロイドでの臀(でん)部と違う場所だった」

 通算354勝の右腕は、今オフに「来年の北京五輪の野球に出場したい」としていたが、世界アンチドーピング機構(WADA)の規定はメジャーより厳しいため絶望的。また、03年まで罰則がなかったとしても、確実視されていた殿堂入りが遠のいてきた。

 クレメンスだけではない。調査に約1年8か月もかけたリポートに掲載された88選手には、MVPを経験した大物がズラリとそろった。03年の大陪審で積極的な薬物摂取を否定して偽証罪に問われているボンズをはじめ、ジオンビー兄(ヤンキース)、オリオールズからアストロズに移籍したばかりのテハダが名を連ねた。さらに、通算480本塁打のシェフィールド、201勝左腕のペティット、03年サイ・ヤング賞右腕のガンエーも、薬物使用の実態があらわになった。

 また、引退した選手でも自ら告白していたカンセコ、カミニティだけでなく、98年に70ホーマーしたマグワイア、通算434本塁打のゴンザレスなど90年代半ばのスター選手が勢ぞろい。リポートでは彼らの行状が克明に綴(つづ)られていた。

 前コミッショナーのフェイ・ビンセント氏は「大リーグにとって薬物汚染は、ブラックソックス事件以来の深刻な問題」と指摘。88年前の八百長事件では通算打率3割5分6厘のJ・ジャクソン外野手ら8人のスター選手が永久追放となった。今回も全米を揺るがすスキャンダルに発展しそうだ。

 クレメンスの代理人は、本人がリポートを強く否定とメディアに伝えるとともに、「(当時罰則規定がなかっただけに)クレメンスは処罰されることはない。だが、今回のような手法は公平ではない。彼のイメージをどうしてくれる」と憤慨のコメントを伝えた。しかし、キャリアの晩年を迎えて息の長いプレーを続けるため、クレメンスがボンズ同様に薬物に頼ったという非難からは逃れられそうにない。

 ジョージ・ミッチェル氏(元上院議員)「コミッショナー、球団幹部、選手会、そして選手。野球にかかわるすべての人間に責任がある。問題が表面化した際、球界全体が重大さを理解せず、対処の仕方を誤った」

 ◆ミッチェル・リポート 米大リーグが元上院議員のジョージ・ミッチェル氏を責任者として、過去の薬物使用の実態を調べた報告書。ジャイアンツのボンズ外野手が筋肉増強剤を使用したとされる本が出版されるなど、薬物疑惑が高まった06年3月、調査を開始した。強制捜査権がなく、調査の遅れが指摘されていたが、薬物使用を認めたヤンキースのジオンビーや、禁止薬物を選手らに売ったと認めたメッツの元クラブハウス職員から聴取を実施した。

 ◆BALCO(バルコ)社 1984年に設立された米カリフォルニア州にある栄養補助食品会社。様々なジャンルのアスリートに禁止薬物を提供し、問題になった。創始者のV・コンテ氏はテレビのインタビューで女子陸上短距離のM・ジョーンズが成長ホルモンを注射している場面を目撃したと証言した。

参照元:スポーツ報知

 米大リーグ移籍交渉で渡米している前広島の黒田博樹投手の代理人が移籍先の決定が近いことを14日、明らかにした。マリナーズの本拠地の地元紙シアトル・ポストインテリジェンサー(電子版)が報じた。

 同紙によると、黒田の代理人を務めるヒラード氏のパートナーであるアーボン氏が14日午後、取材に答えて「まだ決断していない。わたしに言えることは、もうすぐ彼が結論を出すだろうと言うことだけだ」と話したという。

 黒田はドジャース移籍が濃厚となっているが、米メディアは12日の渡米後もマリナーズ、ダイヤモンドバックス、ロイヤルズとも交渉を続けていると伝えている。(共同)

参照元:スポーツ報知

米大リーグ、レンジャーズは14日、アーリントンの本拠地球場レンジャーズ・ボールパークで福盛和男投手(31)の入団を発表した。2年契約。AP通信によると、2年総額300万ドル(約3億3900万円)。背番号「14」。

 入団記者会見で福盛は「正直やっと決まったという感じ。レンジャーズに感謝する気持ちで選んだ。自分を必要としてくれる気持ちが伝わった」と話した。

 楽天からフリーエージェント(FA)となった福盛は通算34勝42敗72セーブの救援右腕。宮崎・都城高からドラフト3位で1995年に横浜入団。2004年に近鉄に移籍した。05年から楽天に在籍している。

 8月に右ひじの手術を受けた今季は34試合の登板だったが、03年から昨年までの4年間はシーズン平均50試合以上登板している。

 レンジャーズ・福盛和男投手「ここにくるまで3か月。正直やっと決まったという感じ。レンジャーズに感謝する気持ちで選んだ。いい契約を提示してくれたし、自分を必要としてくれる気持ちが伝わった」(共同)

参照元:スポーツ報知

日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が年内は“雲隠れ”することが13日、分かった。この日からの優勝旅行も、夫人の女優・サエコ(21)が妊娠中であることなどを理由に参加しなかった。すでにマネジメント事務所の「エイベックス」側には、12月中の取材オファーをすべて断るように伝えてあるという。

 レギュラーシーズン、ポストシーズン、そして北京五輪アジア予選。計246回1/3を投げきった肉体は悲鳴を上げていた。「事務所には休ませて欲しいと伝えてあります」とダルビッシュ。五輪切符を手にした台湾から4日に帰国後は、10日に都内でゴールデングラブ賞の表彰式に出席。年内は22日以降に予定される契約更改しか、公の場には現れない見込みだ。

 これは来季を見据えたものだ。トレーナー陣とは、今後の調整法を確認済み。12月は夜中に自宅周辺をランニングする程度にとどめ、疲労が完全に抜けるのを待ち、1月上旬をメドに本格始動するつもりだ。五輪の金メダル、レギュラーシーズン3連覇がかかる2008年をにらみ、エースはしばし羽を休める。

参照元:スポーツ報知

楽天・田中将大投手(19)が13日、仙台市内の球団事務所で自身初の契約更改に臨み、新人王のタイトル料を含む4500万円増の6000万円で一発サイン。高卒新人では99年の西武・松坂(現レッドソックス)に次ぐアップ額を勝ち取った。「成績を残すのは1年だけでは意味がない」と話したマー君は、来季の目標に200イニング、200奪三振、防御率2点台の「トリプル2」を設定。松坂に続く3年目での年俸1億円突破を目指す。

 会見場に現れたマー君の笑顔が納得の証しだった。照れ笑いのような、はにかんだ顔で契約更改“初体験”の感想を語った。「いい評価を頂いて、納得して判を押しました。また来年、頑張れると思います」提示額はタイトル料500万円を含む6000万円。ちょうど300%アップの大盤振る舞いに気持ちよくサインした。

 新人のアップ額では和田(ダイエー)、松坂(西武)、上原(巨人)に次ぐ史上4位。高卒では松坂に次ぐ数字だ。「そこまでいくとは全然、思っていませんでした」査定の説明を受けながら約40分間の交渉は和やかムード。球団史上初の2ケタ勝利(11勝7敗)で新人王を獲得し、196奪三振はリーグ2位ながら奪三振率9・47はトップ。チームで唯一、先発ローテーションを守った右腕に、球団は歴史に残る評価で応えた。

 野球以外の貢献も新人離れ。集客面に加え、今季の関連グッズの売り上げ約9・5億円のうち約1億円が「マー君グッズ」。キャラクター別で昨年1位の非公認マスコット・Mr.カラスコを抜きチームトップの売り上げだ。米田球団代表は「査定ポイントも投手でトップだが、営業面でも最大級の評価。格が違う」と説明した。

 年明けは故郷の兵庫・伊丹で始動予定。来季は200イニング、200奪三振、防御率2点台の「トリプル2」を目標に、松坂と同じ3年目での1億円到達がテーマとなる。「今年は(打線に)助けてもらった試合も多かったし、成績が残せたのはチームや先輩たちのおかげ。来年はみんなを楽にさせる投球をしたい」6000万円の評価は、歴史的大投手への第一歩にすぎない。気持ちは早くも来季に向いていた。

 ◆19歳以下男性の平均年収は171万 国税庁が06年に出した「年齢階層別の平均給与」によれば、19歳以下男性の平均年収は171万円(ボーナス含む)となっている。田中は同世代の約35倍の年収を稼ぐことになる。

 ◆松坂の1年目の契約更改 99年オフ、16勝5敗でルーキーイヤーを締めくくった松坂は、5700万円アップの年俸7000万円でサインした。アップ額、率ともにプロ野球史上、新人では当時最高を記録した(アップ額は03年、ダイエー・和田が6500万円増で更新)。会見では「最初、700万円かと思ったんです。7億円とは思いませんから。7000万円の実感? ないですねえ」とスマイルをふりまいた。

参照元:スポーツ報知

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