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来季もメジャー挑戦する桑田真澄投手(39)が15日、「パイレーツ一筋」の姿勢を見せた。今オフからレンジャーズの太平洋地区担当スカウト部長となったジム・コルボーン氏から、ラブコールが送られたが「僕はパイレーツに戻ることが一番」と他球団への興味は一切見せず、古巣とだけ交渉していく。
コルボーン部長は、桑田が昨年、在籍していたパイレーツの投手コーチであり、よき理解者だった。そんな恩師がレ軍のの太平洋地区担当のスカウト部長へ転身し、福盛に次ぐ日本人投手として真っ先に興味を示したのが桑田だった。
「コルボーンは僕の恩師。これからも大事にしていきたい人」と敬意を示したが、自身の去就を動かすまでには至らなかった。現在、自身が“代理人”となって、パイレーツと交渉中で、19日をメドに契約を交わす予定。「自分から(他チームに)営業はしない」と説明し、パ軍以外の球団と契約する可能性を否定した。
右足首の手術後、順調にトレーニングを続けている桑田。この日、実弟でプロゴルファーの桑田泉さん(38)が経営する東京・南町田のインドアゴルフ場「EAGLE18」で“ゴルフトレ”を敢行。泉さんからアドバイスを受けながら、アイアンやアプローチのショットに汗を流した。
「そろそろ横の(腰をひねる)動きも取り入れていかないとね」と投球につながる体の動きを確認するなど、順調な調整ぶりをアピール。予定通り、15、16の両日の練習で投球を再開できるメドが立てば、17日にもパ軍とコンタクトをとって「パイレーツ・桑田」へ向けた話し合いが具体化する。
◆弟のゴルフ場で汗 桑田の弟・泉さんが経営する「EAGLE18」は世界で初めて、ゴルフ場のグリーン周り30ヤードをインドアで再現。限りなくゴルフ場に近い環境づくりを目指した施設だ。プロゴルファーとしての泉さんの経験に基づいた理論に加え、本番に近い雰囲気でゴルフ練習ができ、レッスンも受けられる。オープンした10月以降、右足首を手術した桑田も自主トレの場所のひとつとして頻繁に利用しており「いい練習場ですよ」とアピールしていた。
◆薬物汚染にショック メジャーリーガーの薬物汚染について指導者としての顔も持つ桑田は「プロの選手が手本を見せていかないといけないのに、薬に手を出してはいけない。スポーツマンシップを大事にしないと」とショックを受けた様子だった。桑田自身は、栄養学やトレーニング法を学んで、筋力アップしてきたと自負しており「一生懸命、(筋力アップの)勉強している人がかわいそう」と心を痛めていた。
参照元:スポーツ報知