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◆マリナーズ8-7デビルレイズ(13日・シアトル) マリナーズのイチローは「1番・中堅」で4打数3安打2打点。打率は3割5分1厘。
城島健司は「7番・捕手」で4打数2安打1打点。打率は2割8分7厘。
デビルレイズの岩村明憲は出場しなかった。
マリナーズは終盤に大逆転しワイルドカード争いでわずかに望みをつないだ。
1位ヤンキースとの差は5・5ゲーム。「もう火は残っていないですよ。余熱があるかどうかですね、鉄板の…」とイチローはチーム状態を好物の焼き肉にたとえた。
8月30日から9日までの遠征を2勝8敗の成績に、チームにはあきらめムードが漂い始めていた。目標を失い、気が緩む一部のナインにはもどかしさを感じているようだ。それでもイチローはいつも通り、張りつめてゲームに臨んだ。
3安打のうち2本は適時打。中でも5回2死三塁での打撃は、外角チェンジアップを遊撃後方に落とした技ありの一打だった。「ボール球は(体勢をわざと)崩した方がヒットにしやすいことがたくさんある。そのうちの一つです」。淡々とした説明も普段と同じだった。
マリナーズ・イチロー「(7、8回に計7点を奪って逆転勝ち)これで1回、みんなのやる気を起こさせたならいいんだけど。前半はあまりに早く点を取られて、しけた雰囲気だったから」
マリナーズ・城島「(逆転勝ちに)もう自分たちには勝つことしかない。これで流れが変わってくれればいい」
◆イチローの打席別結果
第1打席 1回 三振
第2打席 3回 中安打
第3打席 5回 左安打 打点1
第4打席 7回 左安打 打点1
第5打席 8回 敬遠四球
◆城島の打席別結果
第1打席 2回 三振
第2打席 5回 左越え二塁打
第3打席 7回 三振
第4打席 8回 右安打 打点1
参照元:スポーツ報知
◆ブルージェイズ2x-1ヤンキース(13日・トロント) ヤンキースの松井秀喜外野手は「5番・指名打者」で先発し、3打数1安打。打率は2割9分1厘。チームの連勝は7でストップ。ア・リーグ東地区首位のレッドソックスは試合がなく、ゲーム差は5・
5に広がった。
トーレ監督は「あいつは精神的に強い。速球の制球が良く、チェンジアップ、スプリットもいい」と22歳の若手右腕ケネディを先発に起用した。8回途中まで1安打1失点の力投を見せた。
だが、ブルージェイズの右腕バーネットも譲らない。最大のチャンスは、同点とした直後の6回2死一、二塁だった。松井秀は158キロをとらえたが、球は一塁手のミットに収まった。
ヤンキース・松井秀「(好機に一直)正面を突いてしまった。仕方ない。残念です」
◆松井の打席別結果
第1打席 2回 四球
第2打席 4回 遊ゴロ
第3打席 6回 一直
第4打席 9回 投内野安打
参照元:スポーツ報知
◆ドジャース6ー3パドレス(13日・ロサンゼルス) ドジャースの斎藤隆投手は9回に4番手で登板し、1回無安打無失点、2奪三振で38セーブ目を挙げた。
8日以来の登板となった斎藤は、13球を投げて変化球はわずかに1球。「当たるまで真っすぐでいこうと思った」。2人を空振り三振に仕留め、最後の打者は二ゴロに打ち取った。
ドジャース・斎藤「連投が続いているブルペンの中で、僕だけ時間をもらっていた。つないでもらったら、何としてもという気持ちだった」
◆斎藤の投球内容
回数 1
打者 3
球数 13
被安打 0
奪三振 2
与四死球 0
失点 0
自責点 0
参照元:スポーツ報知
一瞬、何が起こったのか理解できなかった。内海は帽子を取って、近寄ってくる有隅球審を見つめた。退場と宣告されると、原監督もベンチを飛び出した。「内海投手を危険球投球としまして、退場とします」球審からの無情の宣告。青木に投じた36球目がまさかのアクシデントとなり、うつむいてベンチに下がった。
場内が静まりかえったのは、3回だった。先頭・青木の2球目、内角を狙った138キロ直球がヘルメットのつばに当たった。体をのけぞらしてよけたため、当たったかどうか見分けが付かないくらいの微妙な死球だった。「こんな大事な試合で残念です。それだけです」首位・阪神と0・5ゲーム差で臨んだが、2回0/3を1失点と無念の思いが駆けめぐった。
エースの緊急降板は、中継ぎ陣も狂わせた。内海の降板と同時に肩を作った福田はその後、連打を浴びて3回に3失点、4回にも連続四球からラミレスに3ランを浴びた。6回には山口も連打で失点し、前倒し登板を余儀なくされたリリーバーたちが力を発揮できず、ゲーム序盤で勝敗は決した。
原監督はまずは福田について「3回も2点くらいに止めてほしい。4回の3失点も本人は納得していないでしょう」とチームが苦しい時の奮闘を促し「もう少しリリーフ陣が点を与える、与えないというところで執念が欲しい」と土壇場の激しい優勝争いだからこそ、7回以外、毎回走者を背負った中継ぎ陣に厳しい言葉を投げかけた。そして、8回に3安打で1失点した前田に代わって、3年目右腕の東野を1軍初昇格させる緊急メスを入れた。
首位・阪神、2位・中日も敗れたのが救いだが、両チームが負けたときこそ、勝たなくてはならないのもまた事実だ。試合後に内海は「あれが危険球なら、内角はつけない。納得できない」と判定に憤りを隠せなかったが「明日でもあさってでも行けと言われたらどこでも投げます」と宣言。広島戦で先発が予想されていた福田が打ち込まれたため、内海が登板間隔を空けずに中2日もしくは中3日で先発する可能性も出てきた。クライマックスシリーズへの進出マジックも消滅した。このうっぷんは、次の登板で晴らすしかない。
巨人・原監督「(福田は)3回を2点までに抑えてもらいたかった。4回の3点は本人も納得していないでしょう。リリーフ陣は点を与える、与えないのところで、もう少し執念を見せてほしい。(ゴンザレスは)1本(ヒットが)出たし、動きもよかった」
参照元:スポーツ報知
調子も悪かった。外角直球がシュート回転し、甘くなった球を狙われた。2点を奪った直後の6回には先頭のウッズに高め直球を中堅フェンスまで運ばれ、二塁打にされるなど、その回3安打1失点。「先頭打者を出したり反省点が数多く残った」と、先を見据えた。
それでも、チームを3連勝に導き、3位・中日と6・5差とした。しかし、大矢監督も「エースでようやく勝てた。でも、終わりじゃない。もっと勝ってくれないと」と厳しい言葉を投げかけた。番長の力なくして大逆転Aクラス入りはありえない。
参照元:スポーツ報知
◆楽天6x-5オリックス(12日・フルキャスト宮城) 楽天が劇的サヨナラ勝ちで4位を死守した。4回に2点を先制しながら、先発のエース・岩隈久志投手(26)が、5回に大量5失点の“背信投球”。一度は逆転を許したが、8回、鉄平外野手(24)の適時打で同点。さらに9回1死満塁から、2冠を狙う山崎武司内野手(38)の併殺崩れの間に、サヨナラの走者が生還。逆転勝ちした。13日、3連戦の勝ち越しをかけて、オリックスと対戦する。
楽天らしい泥臭い、しかし、貴重な勝利だった。9回1死満塁。遊ゴロを放った山崎武が必死の形相で一塁へ駆け込む。大きく横に広がる塁審の両手。3点ビハインドをはね返す劇的サヨナラ勝ちに、フルスタは大歓声でわき返った。負ければ西武、オリックスに抜かれ、屈辱の最下位転落。連敗を免れたという以上に、大きい1勝だった。
全員でつないで、勝利をもぎ取った。5回に岩隈が突如、崩れ、逆転された。だが、その後、粘る。「地味だけど、いいつなぎをしてくれた」と、野村監督が絶賛した永井らリリーフ陣が追加点を許さない。500試合登板を達成した39歳のベテラン左腕・河本も7回、ワンポイントで登場。左打者の後藤をスライダーで空振り三振に仕留め、節目の登板を飾った。「あの三振が勝ちに貢献したかどうかは分からないけど、いい結果が出せてよかった」と、いかつい顔をほころばせた。
打線も小技で小刻みに加点した。4回2死一、三塁からダブルスチールで2点目をゲット。8回の同点劇も2死から単打のみの三連打。一、二塁から右前適時打を放った鉄平は「(4回の)2打席目で、チャンスで凡退していましたからね。ああいうところで回ってきてくれて、よかったです」と、汚名返上の一打を喜んだ。最終回も無死一塁から高須のバントが敵失を誘うと、続く草野がバントできっちりと送り、サヨナラの場面をおぜん立てした。
クライマックスシリーズ進出圏内の3位まで、これで8・5差。遠い目標だが、決してあきらめない。「きょうは打線全員がヒーローだったね。よくつないで、よく追いついた」。夢をつなぐ価値ある勝利に、ノムさんも満足げな表情を浮かべた。
参照元:スポーツ報知
勝負に出たのは1―4で迎えた7回だった。先頭の野口が左前安打で出塁すると、指揮官はここが見せ場とばかりに立ち上がった。藤原に代打・赤星を告げたが、ここは見逃し三振。続く上園にも代打・葛城の二の矢を放ったが、これも空振り三振。鳥谷が内野安打でつないで2死一、二塁、関本の打席で切り札・桧山を投入したが、内角球に手が出ず見逃し三振に倒れた。1イニングに3度の代打を送って3三振。これぞ「燃え尽き症候群」特有の症状だ。
ここ3試合ノーヒットの桜井を先発から外し、5番には今季初めて浜中を据えた。8回2死、その期待に応えて左翼ポール際へ5号ソロを放り込んだが、先取点の絶好機だった初回2死一、三塁では三邪飛。「試合数が少なくなってきて、先取点の占めるウエートも高くなってる。先に点を取られると焦ってしまうから」と、正田打撃コーチも巡り合わせの悪さに渋い表情をつくった。
ただ、試合では空回りを続けても天運は味方した。2位・巨人、3位・中日がともに敗れて首位キープ。ゲーム差にも変動がなかった。「あした何とか一つ勝って甲子園へ帰れるようにせんとな」と岡田監督。10連勝からの2連敗と反動は気がかりだが、苦しいのはライバルも同じ。最後の難関を乗り越えないと、栄光はつかめない。
参照元:スポーツ報知
150キロ右腕に投げ勝った。防御率1位の座を争うダルビッシュと今季初の直接対決。150キロ台の直球で三振の山を築くダルビッシュを尻目に、成瀬は130キロ中盤ながらキレのある直球とチェンジアップの緩急を有効に使い、日本ハム打線を封じていった。両エースの意地のぶつかり合いに「(ダルビッシュは)ホントいいピッチャーだと思いましたよ、あんなに三振も取れて…。ただ失点は僕のほうが少なかったので自信がつきました」とプライドをのぞかせた。
強力な勝ち運にも背中を押された。1点リードの7回、1死満塁から代打・田中幸のスクイズが決まったかに見え「正直、同点になっちゃったと思った」が、守備妨害でボールデッド。続く森本を一邪飛に仕留め無失点に切り抜けた。8回にはマウンドを託した薮田が1死二塁から小谷野に右前安打され、あわや同点かと思われたが右翼・サブローの好返球で本塁封殺。度重なるラッキーに「今日は運に味方されました…。感謝してます」とホッとした表情を浮かべた。
これで防御率は1・82と1点台を死守。勝率は9割3分3厘となり、杉浦忠(南海)以来、48年ぶりの防御率1点台で9割以上の勝率を維持し続けている。昨シーズンからパ・リーグ相手に続けている連勝も13に伸ばした左腕は「残り全部勝ちにいきたい」と不敗神話のさらなる継続を約束した。頼もしき左腕が逆転Vへの扉を開く。
参照元:スポーツ報知
6日にロサンゼルス市内の病院で精密検査を受け、「右足首のじん帯再建手術を要する」と診断され、手術を決断。これを受けて病院側は早急な手術日確保に動いたが、手術に当たって必要とされる事務処理が終わっていないことから、手術日が先延ばしになっている。
パイレーツ在籍中の故障であり、適用される保険の書類がそろっていないことが最大の原因だ。準備が整い次第、桑田はメスを入れることになる。現在は滞在しているホテルの自室やトレーニング施設などで患部以外、動かせる部分をトレーニングで鍛えている。「一日も早く受けたいですから」と、手術日確定の一報を心待ちにしている。
参照元:スポーツ報知
レッドソックスの岡島秀喜投手は3-4の8回途中4番手で登板、1/3回を無安打1奪三振で勝敗、セーブはつかなかった。
デビルレイズは9回に逆転サヨナラ負けを喫し、最下位脱出はならなかった。4試合ぶりに無安打に終わった岩村は「打てる球をミスしてファウルにしかならなかった。追加点を取れなかったから、打たれた投手を責められない」とうなだれた。
◆岡島の投球内容
回数 1/3
打者 1
球数 7
被安打 0
奪三振 1
与四死球 0
失点 0
自責点 0
◆岩村の打席別結果
第1打席 1回 四球
第2打席 2回 三振
第3打席 3回 三振
第4打席 6回 二ゴロ
第5打席 8回 投ゴロ
参照元:スポーツ報知
松井は第1打席、外角の速球をとらえた。打球はワンバウンドで左翼フェンスに当たり、先制二塁打となった。8月25日のタイガース戦以来の適時打だった。「アウトコースに逃げていくツーシーム系のボール。珍しくうまく打てた」と松井。その後も追い込まれてからの2四球で、トーレ監督の期待に応えた。
◆松井秀の打席別結果
第1打席 1回 左越え二塁打 打点1
第2打席 4回 四球
第3打席 6回 三振
第4打席 8回 四球
参照元:スポーツ報知
サヨナラ勝ちでもイチローは沈んでいた。5回に今季初失策。「消し去ることはできない。E(エラー)が1になったことはやっぱりつらい」。無死一、三塁で左中間へ高々と上がった打球を「僕がレフトのボールと決めつけてしまった」。一瞬、左翼イバネスが近づいてくるのに目をやったが、捕球体勢に入るまでの余裕がありながら、まさかの落球。昨年9月8日のレンジャーズ戦から続いていた連続守備機会無失策は443でストップした。
マリナーズ・イチロー「(今季初失策、6回に適時打)取り返すことなんかできない。そのまま(ミスを)引きずって打席に入りましたよ」
マリナーズ・城島「(前日の左手打撲で欠場)ちょっと青くなって腫れているが大丈夫。バットも振れる」
◆イチローの打席別結果
第1打席 1回 二ゴロ
第2打席 3回 左飛
第3打席 4回 二ゴロ
第4打席 6回 中安打 打点1
第5打席 8回 二ゴロ
参照元:スポーツ報知
13日に誕生日を迎えるが、日本時間13日にあたる12日に誕生日ケーキを贈られた。「来年はもっと気持ち良く誕生日を迎えたいですね」。照れた様子で話した。
参照元:スポーツ報知
悪夢は8回に始まった。完封ペースから一転、3安打を浴びて2点を失った。なおも2死一塁のピンチで豊田にスイッチ。9回、守護神が1点差まで迫られると、ベンチで生きた心地がしなかった。「本当に豊田さん、上原さんには感謝です。9連戦の頭だったので、欲を言えばもっと投げたかった」。初回、1球を投げた直後に雨が強まり、12分間の中断というアクシデントに負けなかった。だが、最後に悔いの残った104球。反省の弁ばかりが口をついた。
自らの言葉で、折れそうになる心を奮い立たせてきた。05年9月に右肩を手術し、翌06年は勝ち星なし。復活を期した今年、控え目な男がオフからビッグマウスを連発した。「目標は15勝です」と、開幕1軍すら約束されていない右腕が、繰り返した。「あの時は正直、先発ローテに入って投げている今の自分をイメージできなかった。でも、何かを変えなきゃいけないと思っていました」プロの世界で生き抜くために、自分の殻を破った。
ラストスパートに入った。広島遠征中の8月26日、木佐貫は三塁でノックを受け、一塁へ強く送球する練習を始めた。右肩に負担のかかるメニューだが「ギアをもう1段階上げないといけないんで」と、自分を追い込んだ。優勝争いが激しさを増す中、8月29日のヤクルト戦(札幌ドーム)から3連勝で、高橋尚、内海と並びチーム最多の12勝目。元新人王は右の柱に成長した。開幕前は誰にも信じてもらえなかった15勝の誓い。木佐貫はあと3つ、勝ちに行く。
参照元:スポーツ報知
◆広島9―0阪神(11日・広島) 猛虎が25年ぶりの11連勝を逃した怒りの矛先が向けられたのは、7失点でKOされた能見ではなかった。「ひどすぎるわな。だれが見ても分かる。情けないわ」岡田監督は延々と、西本球審への怒りをぶちまけた。
「初回、2―2からのやつもストライクやろ」栗原が先制3ランを放った初回2死一、二塁での打席を例に出した。カウント2―2からの6球目、内角へ決まったかに見えた直球も、「ボール」とコールされた。気落ちした左腕が3ランを浴びたのは、直後に投げた7球目だった。
大量5点を奪われた5回も、始まりは微妙な判定だった。先頭、鞘師の2―3からの8球目。真ん中低めのストレートをボール、四球と判定され、能見はマウンドでへたり込んだ。打線もゼロ行進を続けて連勝は10で止まった。岡田監督は「こんなんでゲームを壊して。こんな時に…」とナインの緊張感をそぐようなジャッジが許せなかった。
この1敗で今季の対広島戦の負け越しが決まったが、全力疾走で駆け抜けた10連勝を思えばほんの“小休止”。しかし、1982年も6月中盤から11連勝を果たしたが、その後3勝2敗を挟んで8連敗を喫した嫌なデータが残っている。審判への不信感と、大型連勝の反動。2位浮上の巨人とは0・5ゲーム差。阪神にとっては気がかりな材料だ。
参照元:スポーツ報知
右肩の筋疲労を考慮し、中12日をあけてのマウンドは、1失点で7回降板。6回、先頭のリーファーに一発を浴びるまでノーヒットだったが、結局、許した安打はこの1本だけ。チームの連敗を2で止める5勝目に「内容は今年一番だったと思う」と、口調は滑らかだった。
勝負強いエースに、王監督もうなるばかりだ。「和巳は攻めていたし、安心して見ていられた」7月の戦列復帰以降では最多となる105球で7回を投げ抜いたのも、厳しいV争いが続く中で大きな収穫となった。
登板間隔をあけているため、きょう12日にも再び登録抹消される斉藤和は「正直、プレッシャーはあった」と、自分が投げる試合は常に勝利が絶対条件であることを理解している。「でも、そういう中で投げさせてもらってるのは感謝したい」王ホークスのV奪還には、やはり大黒柱の存在は欠かせない。
◆帆足6失点KO 西武最下位0・5差
西武は投打が全くかみ合わず、惨敗。打線は8回までわずか1安打。好投の斉藤和に軽くひねられた。土井ヘッドコーチは「(斎藤和は)丁寧に丁寧に投げていた。スピードがない分、低めに投げていた」と脱帽するしかなかった。投手陣も先発・帆足が6失点と踏ん張れず、ついに最下位のオリックスと0・5ゲーム差。伊東監督も「今は残りの試合を頑張るだけです」と、元気がなかった。
参照元:スポーツ報知
いつもの居場所にこの日もいなかった。その悔しさ、苦しみが打球に乗り移った。不振を極め、9日の西武戦(札幌ドーム)から、4番の座を小谷野に明け渡していた。1つの四球を挟み、この打席まで11打席無安打。前日のロッテ戦ではチームは14安打で大勝も、先発で唯一、安打がなかった。8月14日以来、22試合ぶりの劇弾は、大きな勝利を呼び込んだ。
不安定な空が、昨季の覇者を味方にした。2度の降雨中断となったが、集中力は切らさなかった。この逆転劇の直前も激しい雨で、24分間の“空白”があった。あわや降雨コールドゲーム寸前だったが、ヒルマン監督は「最後の最後まであきらめなかった。試合を続行することだけを祈った」。そのチームの思いが、逆転劇の扉を切り開いた。
敗れていれば2位、ソフトバンクに1ゲーム差、3位ロッテには2ゲーム差と縮められてしまう危機だったが、土壇場で強さを見せた。クライマックスシリーズ進出マジックはこれで6。このまま1位突破に向けて、突き進む。
◆ロッテ猛抗議実らず
悔やみきれない判定だ。6回無死一塁からズレータが中飛で日本ハム・森本が一塁へ送球。早川は帰塁し、セーフかと思われたが、球審の中村はアウトを宣告。バレンタイン監督が猛抗議したが覆らず、追加点の好機を逃した。「球審はプレーを見て判断したと言っていたが、見たとは思えない。後続もヒットを打っていたのでどうなったか」と指揮官。9回に2点差を逆転され3連敗。12日に負けると自力優勝が消える。
参照元:スポーツ報知
恐竜打線が沈黙した。横浜の3投手のリレーの前に今季ワーストタイとなる2安打。しかも、1本は投手・山井が放ち、もう1本は9回代打で出場した立浪。先発野手は全員が無安打に終わった。8回に許した2点にはウッズの失策も絡んだ。「(結果を)野手がどう受け止めるか。その受け止め方で前に進める1敗か、痛い1敗かになる」と指揮官。今後の戦い次第では、ターニングポイントの黒星になる。
◆横浜さい配ズバッ!今月初の連勝 大矢さい配が見事にはまった。8回、7回まで“ポテンヒット”による1安打無失点の三橋に代打を送り、その回、2点を奪い、逃げ切った。「点を取らないと勝てない。どうしようかと思ったけど勝ちたいんでね」と、9月初の連勝にしてやったりの表情。8月13日からの11日間8試合の長期ロード中には、佐々木球団社長から来季続投の正式要請も受けていた指揮官は満足そうだった。
参照元:スポーツ報知