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◆ロッテ3―4日本ハム(11日・千葉マリン) 悩める主砲・セギノールが、土壇場でチームを救った。2点ビハインドの9回1死二、三塁。ロッテの守護神・小林雅から左越えへ起死回生の21号逆転3ラン。「とにかくうれしい。ずっと打てない試合が続いていたからね」左翼席へ打球が弾むのを確認すると、信じられないと言わんばかりに首を横に振りながら、ダイヤモンドを一周した。
いつもの居場所にこの日もいなかった。その悔しさ、苦しみが打球に乗り移った。不振を極め、9日の西武戦(札幌ドーム)から、4番の座を小谷野に明け渡していた。1つの四球を挟み、この打席まで11打席無安打。前日のロッテ戦ではチームは14安打で大勝も、先発で唯一、安打がなかった。8月14日以来、22試合ぶりの劇弾は、大きな勝利を呼び込んだ。
不安定な空が、昨季の覇者を味方にした。2度の降雨中断となったが、集中力は切らさなかった。この逆転劇の直前も激しい雨で、24分間の“空白”があった。あわや降雨コールドゲーム寸前だったが、ヒルマン監督は「最後の最後まであきらめなかった。試合を続行することだけを祈った」。そのチームの思いが、逆転劇の扉を切り開いた。
敗れていれば2位、ソフトバンクに1ゲーム差、3位ロッテには2ゲーム差と縮められてしまう危機だったが、土壇場で強さを見せた。クライマックスシリーズ進出マジックはこれで6。このまま1位突破に向けて、突き進む。
◆ロッテ猛抗議実らず
悔やみきれない判定だ。6回無死一塁からズレータが中飛で日本ハム・森本が一塁へ送球。早川は帰塁し、セーフかと思われたが、球審の中村はアウトを宣告。バレンタイン監督が猛抗議したが覆らず、追加点の好機を逃した。「球審はプレーを見て判断したと言っていたが、見たとは思えない。後続もヒットを打っていたのでどうなったか」と指揮官。9回に2点差を逆転され3連敗。12日に負けると自力優勝が消える。
参照元:スポーツ報知
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