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西武・西口文也投手(35)が7日、ブルペンで捕手を座らせた本格的な投球練習を開始した。「フォームを崩さないこと、球筋を見ていくこと」をテーマに、直球ばかり101球を低めへ、丁寧に投げ込んだ。
昨季、9勝11敗だった右腕は若手に刺激を与え、チームを再びAクラスに浮上させるため、5年ぶりに春季1軍キャンプに参加した。1月の自主トレ中に左足裏を痛めたが「投げていかないと肩ができないから」と5センチ大のクッションを入れて投球するなど精力的。しかし、3年連続開幕投手には「涌井とか岸とかいるからね」と消極的だった。自身は先発ローテの3、4番手として支えていくつもりだ。
参照元:スポーツ報知
日本ハムのダルビッシュ有投手(21)のフォームに欠陥が判明した。フォークを投げる際に左手のグラブが閉じる癖が発覚。厚沢投手コーチは「パッと見て分かるから、打者が見たらすぐ分かってしまう」と危機感を募らせた。
この日はブルペンで68球の投球練習を行った。首の張りに加え、「最近は投げる時にひじが痛い」と告白。それでも、エースは「直球は去年と比べものにならない感じ」と自画自賛した。威力を増した直球だけでなく、厚沢投手コーチは「今年はフォークがすごく落ちてる」と絶賛した。
今後は全球種でグラブを閉じるか、フォークの時に閉じる癖を矯正するか、いずれかの方法をとる。キャンプ中に判明したことは不幸中の幸い。唯一の欠陥を克服して、ダルビッシュが完全無欠のエースになる。
参照元:スポーツ報知
ロッテの大学・社会人1巡目・服部泰卓投手(25)=トヨタ自動車=が7日、室内練習場でのフリー打撃に初登板した。打者3人に計32スイングで安打性の当たり6本と好投を披露した。
「プロの打者はオーラがあって緊張した」という即戦力左腕が持ち味を見せた。サブロー、大塚、ベニーを相手に得意のチェンジアップ、スライダーを交えて40球。身長174センチからのボールにすごみはないが、計11スイングで3度の空振りを喫したサブローは「さすが即戦力。背が小さいぶん球の出どころも見づらかった。制球は成瀬よりいいかもしれないね」と絶賛した。
だが、先発ローテの一角を期待される25歳は「結果は後からついてくるんで、今はやることをしっかりやるだけ」と冷静そのものだった。
参照元:スポーツ報知
◆楽天紅白戦 白組2-5紅組(7日・久米島) 楽天の3年目左腕、片山博視投手(20)が7日、今キャンプ初の紅白戦で先発し、2回無失点と好投を披露した。野村監督から先発候補の指名を受けた。
191センチの長身から力強い直球かと思えば、緩いカーブでカウントを稼ぐ。初の紅白戦で先発に抜てきされて無安打、1三振、1四球。「緊張して何がなんだか分かりませんでした」頭の中は真っ白だったが、結果は残った。ノムさんは「投手を見るとき大事なのは、まず素質があるか。そして雰囲気があるか。マー君がそうだった。片山にもそれがあるな」と合格点。今後はオープン戦などでテスト登板させると明言。
過去2年は1軍登板ゼロ。昨秋のフェニックスリーグで4戦4勝を挙げて頭角を現した。田中の1年先輩で仲もいいサウスポー。「田中のような気持ちで押していく投球を見習わないと。期待を裏切らないようにしたいです」20歳が先発ローテへ名乗りをあげた。 ◆片山 博視(かたやま・ひろし)1987年4月19日、兵庫・三原郡(現南あわじ市)生まれ。20歳。報徳学園で04年春、夏の甲子園出場。05年の高校生ドラフトで広島との競合の末、楽天に1巡目で入団した。1軍出場はなし。家族は両親と姉。191センチ、95キロ。左投左打。
参照元:スポーツ報知
横浜・大矢明彦監督(60)が7日、ハマの“ベテラン・カルテット”に「結果が出なければ(今季で)終わり」と最後通告を行った。あえて石井、鈴木尚、佐伯、仁志の名前を挙げて奮起をうながした。温厚な指揮官が、結果至上主義を鮮明にして、チーム内の競争意識を高める。
第2クール2日目を終え、大矢監督は「ベテランがいいんじゃないか」と切り出した。「佐伯、鈴木尚、石井、それに仁志も含めてだけど、丁寧にバットが振れている」と、4選手の名前を挙げてホメた上で言い切った。「自分たちが1年勝負だというのは分かっていると思う。結果出ないと終わりだからね」ダメなら即引退勧告、とも取れる考えを示した。
監督復帰した昨季は、佐伯(打率・302、16本塁打、67打点)と仁志(137試合出場で・270)の再生に成功。それでも「まだ技術的に極めていけるはず」(弘田ヘッドコーチ)と見ている。108試合出場にとどまった石井、95試合で・232だった鈴木尚は今季がまさに背水シーズン。鈴木尚は「言われなくても分かっている。そのつもりでやっている」と反応。ベテランに火がつけば若手も闘志を燃やす。相乗効果がチーム浮上への原動力になる。
参照元:スポーツ報知
ヤクルトの高校生ドラフト1巡目ルーキー・佐藤由規投手(18)=仙台育英=は7日、ブルペンで軽めに40球を投げ、日本代表の星野監督が視察に訪れる8日に向け、最終調整を行った。また、ヤクルトの新人では異例のオリジナルグッズの販売もスタート。
力を抜いて、回転のいいボールを投げ込んだ。「力を入れないようにと思ったけど、りきみがたまに出る。それを直さないと」と反省した“御前登板”への軽めの調整。闘将の目の前での投球へ向けて「間違いなく張り切るとは思う。いい具合に力が入ればいいけど、りきまないで、いつも通りというのを頭に入れて投げたい。プレッシャーは感じない方。見られていると燃えますね」と興奮を隠せなかった。
キャンプ地では、「由規グッズ」も発売された。ユニホーム形と顔写真がプリントされた2種類のストラップ。「気持ち悪いですね」と苦笑いしたが、背番号に合わせて開幕までに帽子、Tシャツ、タオルなど11種類のグッズが発売される予定。人気も評価も上昇を続けるルーキー右腕が、代表監督の視線に最高のパフォーマンスで応える。
参照元:スポーツ報知
打撃には一定の手応えを感じ取った中田は「課題は守備ッス」と言い切り、紅白戦終了後は金子誠、稲田、飯山にまじって特守に志願参加。先輩たちの助言を仰ぎながら、横っ跳びダイブも見せて観衆から拍手を受けた。
また、あわやの打球を放った村田からは「わりぃ」と謝られ「大丈夫ッス」と返答する懐の深さも披露。だが、報道陣の前では「当たっていたら『わりぃ、わりぃ』じゃ済まないッスよ」と本音を漏らし、再び笑いをもたらした。
キャンプ第2クールが終了したこの日、同じ沖縄の西原町では大ファンと公言していた女子ビーチバレーの浅尾美和(22)が自主トレを公開。だが、中田は「それがどうしたんスか? 関係ないッスよ」と毅然(きぜん)と話した。8日には母・香織さん(44)もキャンプ地入りする予定。怪物の周辺から話題が尽きることはない。
参照元:スポーツ報知
◆紅白戦 白組2―5紅組(7日・久米島球場) 楽天の西谷尚徳内野手(25)が7日、沖縄・久米島キャンプ初の紅白戦で2安打1打点の大活躍を見せた。2軍からの参加ながら、能力の高さを見せつけて1軍昇格へ猛アピールした。06年10月のフェニックスリーグで右ひじを負傷。07年3月に手術に踏み切り、実に約1年4か月ぶりの実戦となったが、ブランクを感じさせないプレーで、復活ののろしを上げた。
西谷が久々に実力を見せつけた。打者が1人多い変則ルールで行われた紅白戦で、完全復活を印象づける2安打1打点。ベテランの高須がスロー調整のため、急きょ2軍から呼ばれた男が、待ちに待った実戦の舞台で輝きを放った。「きっちりやりたいという気持ちで臨んだことが結果につながった」言葉は控えめながら、顔には満面の笑みが広がった。
劣勢が続いた白組で、ひとり気を吐いた。まずは4回。無死からインチェの直球を鮮やかに左前に流し打ち、チーム初安打をマーク。さらに、6回には2死三塁から石川の直球にうまくバットを合わせた。中前に抜ける適時打だ。「“らしい”打撃? そうですか」と笑みを浮かべた。白組で最も輝いたのは、間違いなくこの「10番打者」だった。
プロ入り2年目の06年。西谷はシーズン終盤の10試合に出場し、飛躍のきっかけをつかんだ。しかし、10月のフェニックスリーグで右ひじを負傷。昨年3月に手術に踏み切り、1年以上も実戦に出場できなかった。早期復帰に向け、リハビリに取り組みながら、食生活の改善にも着手。練習後には、自分が食べたいものではなく、その都度、体に必要な栄養素を含むメニューを選ぶよう心がけた。独学ながら効果は確実に表れ、現在の体調は最高の状態だという。
トレーニングだけしか出来ないつらい日々から解放され「ちょっと光が見えました」と目を輝かせた西谷。チャンスをしっかりとモノにし、苦労人が完全復活への道を自らの手で切り開いた。
▼西谷アラカルト
★1年生で鮮烈デビュー 明大時代は1年春にリーグ2位の打率4割1分7厘と好成績を残し鮮烈デビューを飾った。4年の時には主将を務め、春、秋ともにベストナインを受賞した。
★不運な故障に泣く 明大1年の夏に顔面を骨折し、2年秋には左腕を骨折。06年のフェニックスリーグでは右ひじを負傷し、07年3月に手術に踏み切るなど、不運なけがが多い。
★ブログ開設 「ひとりでできるもん!」と題したブログでは、球場で見せるマジメな態度からは想像できない強烈な個性を発揮。好評を得ている。
◆鉄平も完全復活へ2安打3打点
鉄平外野手(25)は打撃で存在感を示した。4回に無死三塁から左前に適時打を放つと、6回の無死二、三塁では中前に2点適時打。「まだまだです。(感覚を)つかんではいないですよ」と言いながらも3打点を叩き出し、紅組勝利を演出した。
一昨年は3割3厘を打った男も、昨年は2割5分4厘と低迷。今季にかける思いは強い。苦しい経験を経て目指すのは、さらにレベルアップした自分。「おととしのバッティングをしたいとは思わない。今年は今年のバッティングをしたい」と話す。自主トレ期間も毎日のようにKスタ宮城に姿を見せ、バットを振り続けた。まずは幸先のいいスタートを切り、完全復活まで、時間はかからなそうだ。
参照元:スポーツ報知
阪神・藤川球児投手(27)が7日、“フォークボールの神様”と呼ばれる元中日の杉下茂氏(82)から“24時間フォーク漬け”指令を受けた。さらなるレベルアップを目指す伝家の宝刀について「遊びの中でやれ。慣れれば投げられる」と、ボールを挟み込む動作を習慣化させることの大切さを説かれた。
ブルペンで行われた約30分のマンツーマン指導は、技術論ではなかった。例えば落ちているボールを拾う時だ。5本指でつかむのでなく、中指と人さし指で挟んでつかむクセをつける。「ピッチングの中で覚えようとしなくていい」杉下氏が繰り返したのは、日常生活の中に魔球を取り込んでしまうことにあった。
「いい話を聞けましたね。簡単にわかりやすく教えていただきました」と、感激の球児。岡田監督も「球児が一番打たれているのがフォークやから」と期待を寄せた。
藤川は5年ほど前「フォークを教えてください」と杉下氏に直訴した際には「直球を一人前に投げられてからだ」と、一喝された。真っすぐが自身の代名詞となった今、胸を張って教えを請うことができる。「いつかはウイニングショットにしたいですね」と、新境地に胸を躍らせていた。
参照元:スポーツ報知
◆日本ハム紅白戦 白組2-0紅組(7日・名護) 怪物が“散々デビュー”を喫した。日本ハムの高校生ドラフト1巡目ルーキー・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=が7日、沖縄・名護キャンプで行われた紅白戦に紅組の「4番・三塁」でフル出場。プロ初の実戦だったが、打っては3打数無安打2三振、守っても失策を記録した。また、ベンチでは打球が直撃しそうになるアクシデントに見舞われるなど、プロの洗礼を浴びる一日となってしまった。
何もかもうまくいかなかった。無安打、2三振、1失策。中田は散々な内容で“デビュー戦”を終えた。「緊張したッス。技術のなさが、だれから見ても目立ったと思います」自虐的に振り返るしかなかった。
打順は高校時代まで慣れ親しんできた4番。まずは1回1死二、三塁。バットを悠然と構える姿は、梨田監督に「雰囲気があった」と言わしめ、2年目の吉川からストレートの四球で出塁した。しかし、中田は「手元で伸びていた」とレベルの違いを体感させられていた。
お次は危機一髪のハプニングだ。3回、2打席目を控え、ベンチで待機していた怪物の正面に、村田の鋭いファウルボールが襲った。打球はくるぶしをかすめたが、反動で後ろに1回転。転げ落ちる姿は指揮官や他のナイン、今キャンプ最多となった観衆2500人の爆笑を誘ったが、中田本人は「焦ったッスよ」と顔を引きつらせた。
これが影響したのか、直後の第2打席以降は凡打のオンパレード。3、4打席目は空振り三振に倒れた。紅組スタメンで唯一の無安打。また、試合で初めて守った三塁でも、6回に一塁悪送球。“プロ初失策”のほかにも、記録は安打ながら反応が鈍く打球をはじくシーンがあった。
それでも、中田は「ボールについていけた。思い切り振れたし、あとは感覚と慣れ。何かをつかめた気がします」と反省を生かす姿勢を見せた。18歳が巻き返すための舞台は、まだいくらでもある。
参照元:スポーツ報知
長谷部が新球を伝授された。シュートの名手として知られた元巨人の西本聖さん(野球評論家)が、野村監督の要請で長谷部にシュート教室を開催。約40分にもわたる講義を受け、開幕ローテ入りに向けた強力な武器を手に入れた。
フリー打撃を終え、ノムさんからたずねられた。「シュートは持ってるか?」左腕の持ち球は直球、スライダーとチェンジアップの3種類。指揮官はキャンプを訪問していた西本さんを呼び寄せ、さっそく講義を依頼。長谷部は何度もキャッチボールで軌道を確かめた。
「難しいですね。すぐには投げられないですけど、キャッチボールから少しずつ投げて、挑戦していきたいです」と習得を決意。野村監督も「西本が(長谷部は)のみ込みが早くて器用だと言ってたよ。もう覚えたんじゃないの」とご満悦だった。
参照元:スポーツ報知
【コンプトン(米カリフォルニア州)5日】阪神・金本知憲外野手(39)が昨年10月に手術した左ひざのリハビリのため、当地にある米大リーグ機構(MLB)の施設で行っている単独キャンプを公開した。日本ハム・中田について触れ、「日本の話題は中田か。オレも早く日本に帰って暴れたい」と気合を込めた。
球界でも異例の単身での海外キャンプ。異国の地でリハビリに励むベテランは、日本の情報をほとんど入手していない。それでも、人づてに中田の動きは耳に届いていた。「中田は元気がいいね」昨秋のドラフト前には「もし阪神に来たら、いろいろ教えてやる」と教育係を買って出るほど素質を認めていた18歳が、スター性とビッグマウスで注目を集めていることに強い関心を示した。
この日は強めのジョギングを繰り返した後、外野の芝の上で「7、8割ぐらい」という約50メートルのダッシュを6本。さらに、練習の最後には外野ポール間の約100メートルを力強く駆けた。「怖さはあるよ。でも、全力で『いってしまえ』という方が痛みがなかった」と鉄人らしさを取り戻した。
参照元:スポーツ報知
右目角膜炎治療のため、仙台居残りが続いていた楽天の一場靖弘投手(25)が6日、沖縄・久米島キャンプに合流した。5日に現地入り。この日から2軍の練習参加も、いきなり今季初のブルペン入り。気合で31球を投げ込んだ。練習前には、野村克也監督(72)に「開幕に間に合わせます」と力強く宣言。急ピッチ調整で、先発ローテーション入りを目指す。
アピールしたかったのは、今季にかける強い決意。一場が自身の“キャンプ初日”からブルペン入りだ。次々と投げ込まれる力強いストレート。2軍の練習場に何度も派手なミット音が響いた。存在感を示すのには十分なド迫力の31球。見守った松井優典2軍監督(57)も「問題ないね」と太鼓判。一場も「自分のペースで投げられた」と納得の笑みだ。
当初、第3クールからブルペン入りの予定だった。だが、やっとキャンプインできた喜びが右腕に力を与えた。「チームメート全員に会えたのが一番うれしかった」とウオームアップから笑顔満開。「キャッチボールが思った以上に良かったので…」と急きょ予定を変更し、ブルペンへ。手応え十分の初日となった。
右目角膜炎の影響で、視力も一時、0・04まで落ちた。入院中は、ニュースや新聞でチームの自主トレ報道を見るだけの日々。焦りだけが募った。実は全治まで平均で約2か月かかる重病。医師からも「普通ならキャンプには行けない」と通告されたが、「今年は、どうしても最初から行きたい」と頼み込み、久米島入りした。やや無理をした形だが、現在、目薬こそ手放せないものの、視力も0・4まで回復しているという。
練習前、野村監督から「大丈夫か? 開幕には間に合わんな」と声をかけられた。だが、すかさず「間に合わせます」と宣言。「焦らず焦る感じです。開き直ってやりますよ」と力を込めた一場。背水の4年目。今季にかける思いは誰よりも強い。(清水 友博)
◆一場、入団後のお騒がせメモ
▽05年 即戦力ルーキーとして期待されたが、オープン戦で打ち込まれ、開幕2軍スタート。結局、1軍での初勝利は9月3日まで持ち越し。
▽06年 開幕投手を務めたが、好不調の波が激しく、大きく負け越し。シーズン後、ハワイ・ウインターリーグ参加も右肩滑液胞炎で途中離脱。
▽07年 オープン戦不調で開幕は2度目の2軍スタート。1軍登録後の4月15日の日本ハム戦で5回14失点の大乱調。さらに、右ひじを痛めて登録抹消も後半戦は復活。6勝を挙げ、最下位脱出に貢献した。
参照元:スポーツ報知
2軍キャンプ地の高知市東部球場でリハビリ中のオリックス・清原和博内野手(40)が6日、またも爆笑パフォーマンスをさく裂させた。この日もウエート室に報道陣を招き入れ、ボクサー流の減量風景を公開した。
目の前に石油ストーブ2台を並べ、その上に置かれたヤカンからは湯気がモウモウ。頭にタオルをほっかむりし、自転車型マシンをキコキコ。「今日は『減量編』や。原始的やろ。着てる枚数? 1枚、2枚…、(自分の脇腹の肉をつまんで)5枚や!」“即席サウナ”を披露してご機嫌だ。
現在の体重は105キロ前後だが、目標の100キロに向けてダイエット中。前日(5日)は米映画の「ロッキー」を意識して「卵白10個分イッキ飲み」を披露したが、今度は往年の人気漫画「あしたのジョー」に出てきそうなシーンを公開した。この日は緩いボールながら、手術後初となるフリー打撃も行った。順調なリハビリにハイテンションの番長から、当分は目が離せそうにない。
参照元:スポーツ報知
日本代表・星野仙一監督(61)が6日、巨人の宮崎キャンプを視察。昨年のアジア予選でストッパーを務めた上原浩治投手(32)を星野JAPANのエースに指名した。北京五輪の先発ローテーション入り“第1号”となった右腕は今キャンプ初めて捕手を座らせ、104球のピッチングを披露。「代表に選ばれたらどこでもやります」と、力強い言葉で金メダル獲得に全力を注ぐことを誓った。
アップを終えた直後だった。一塁ベンチに戻ってきた上原を、視察に訪れていた星野監督が満面の笑みで出迎えた。「おう、久しぶりやな」昨年のアジア予選で北京五輪の出場を決めた台湾戦以来となる握手は、星野JAPANのエース就任への儀式だった。
初日のソフトバンク、西武に続き、視察に訪れた巨人・宮崎キャンプ。お目当ては2年ぶりに先発へ復帰するプロ10年生だった。104球を投げ込んだブルペンでの投球練習は見られなかったが、投内連係で大きな声を張り上げながら機敏な動きを見せる姿に目を細めた。
「上原は本当にスゴイね。あんな投手、見たことがない。元気だったらいい」すでに主将の宮本(ヤクルト)とともに日本代表入りを断言している闘将は、本大会での上原の起用法について言及。「ケース・バイ・ケースだが、日本代表では先発で行ってもらうことになる」と、北京五輪での先発ローテーション入りを明言した。
アジア予選でのエース格はダルビッシュ(日本ハム)。上原は韓国、台湾戦に守護神として登板し、チームの勝利に貢献してきた。国際大会の経験が豊富とはいえ、昨年一度も先発のマウンドを踏んでいない。それでも指揮官は「抑えから先発に変わっても、全然心配ない。センスがあるから大丈夫。今は先発のスタミナをつけるために、考えて投げ込んでいるのだろう」と説明。ダルビッシュ、成瀬(ロッテ)らの実力を認めながらも、星野監督は上原を日本のエースに指名した。
本番は予選7試合、決勝リーグ2試合の計9試合。金メダル獲得には、上原の活躍は絶対に欠かせない。「試合の流れで(リリーフで)1イニングぐらいの登板があるかも知れないが、先発でやってもらう」スクランブル登板の可能性を示しながらも、闘将の構想はあくまで大体大時代から国際大会で無傷の12勝と絶対的な強さを誇るスターター。「キングオブ守護神」から「星野JAPANのエース」へ。闘将は雑草魂とのタッグで、頂点を目指す。
参照元:スポーツ報知
中田に“最恐”の監視役がつく。日本ハムの高校生1巡目ルーキー・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=の母・香織さん(44)が、8日にキャンプ地の名護を訪れることが6日、分かった。8日には休日返上で練習を行う可能性も浮上。最も恐れる「オカン」の徹底監視を受け、怪物が本気モードに突入する。
中だるみが懸念される第3クールに最高のお目付け役が上陸する。中田は5日の特打中、左手のマメがつぶれた影響もあり「だらけた」と反省。山田GMは集中力が途切れがちな面を心配し、面談を行った。香織さんは8日から12日まで滞在。中田が「日本一うるさいオカン」と恐れる母の“愛のムチ”は、中だるみ防止の特効薬となる。
また、首脳陣はキャンプ休日の8日に練習を課すことを検討中。「日々の努力は報われる」と話す香織さんの教えに従い、初めて休日返上で練習を行う可能性もある。
この日は雨のため、屋内での練習。打撃練習では高校1年時のオープンスタンスを試し、快打を連発した。第2クール最終日の7日は、プロ初実戦となる紅白戦に「4番・三塁」でフル出場予定。「思い切り自分の力を見せつけるだけ。まずはヒットっす」と大アーチは狙わずに“プロ初安打”を目指すことを宣言した。
これまで「彼女います」発言や日焼けサロン通いといった仰天言動のたび、香織さんから叱咤(しった)を受けた。この日の練習中、室内練習場の雨漏りを気にしていた中田は「まだまだガキってことッス」と苦笑い。勝負どころの第3クール。愛する母の力をもう少しだけ借りながら、怪物ルーキーが真の独り立ちを目指す。
◆中田カメラ導入 ○…紅白戦で“中田カメラ”を導入する。平野打撃コーチは中田の打撃フォームについて、「後ろ足が浮いたり、前に突っ込んだり、タイミングが崩れっぱなし」とシビアな分析。7日の紅白戦はグラウンド内の2か所にビデオカメラを設置し、各選手を撮影する。
◆首脳陣、初日は結果より内容 ○…中田の“デビュー戦”について、首脳陣は結果より内容を求めている。梨田監督が「1球1球の反応を見てみたい」と話せば、中島打撃コーチも「本塁打なんか打つと調子に乗る。バットを折られるくらいの方が良い」と“プロの洗礼”を浴びることを期待。また、7日の紅白戦で投手・中田、捕手・梨田監督による始球式プランも浮上していたが、指揮官は「多分ない。中田と僕のためのキャンプじゃない」と首を振った。
参照元:スポーツ報知
日本代表・星野仙一監督(61)が6日、巨人の宮崎キャンプを視察。昨年のアジア予選でストッパーを務めた上原浩治投手(32)を星野JAPANのエースに指名した。北京五輪の先発ローテーション入り“第1号”となった右腕は今キャンプ初めて捕手を座らせ、104球のピッチングを披露した。
上原の周囲から感嘆のため息が漏れた。打席に立った阿部は「素晴らしい!」と声を上げた。尾花投手総合コーチはブルペン捕手に「(ミットを動かす必要がなくて)楽やな」と笑いかけた。当の本人は「あんなもんでしょ」と淡々と振り返ったが制球、球のキレともに抜群の出来だった。
今キャンプ初日から連続で入っているブルペンで、初めて捕手を座らせた。約20球ごとに内、外へコースを変え、見事に制球。50球を投げたところから阿部、村田善が打席に立ったが、その胸元も大胆に突いた。セットポジション、ノーワインドアップも試した。最後はカットボール2球、フォーク8球と変化球も初めて投げた。圧巻だった。
その実力を知るからこそ、日本代表・星野監督からも絶大な信頼を置かれている。もちろん、日の丸にかけるエースの思いも強い。「(代表に)選ばれて、(星野監督に)言われれば、どこでもやりますよ」とキッパリ。チームでは今季から先発に復帰するが、日本代表では昨年務めた守護神やリリーフでの起用にも対応する構え。星野ジャパンでも、柱はやはりこの男しかいない。
参照元:スポーツ報知
米大リーグのレッドソックスが、四国九州アイランドリーグ香川オリーブガイナーズの堂上隼人捕手(25)のマイナー契約での獲得を検討していることが7日までに分かった。
香川球団によると、キャンプへの招待も打診されており、契約が成立すればアイランドリーグ発足以来初の快挙となる。
堂上は神奈川県出身で2006年入団。強肩と好打で正捕手としてチームを引っ張り、リーグ総合2連覇や独立リーグ日本一に貢献してきた。
参照元:スポーツ報知