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◆レッドソックス7―1レイズ(5日・ボストン) レイズの岩村明憲内野手は「1番・二塁」で出場、4打数1安打だった。打率は2割7分6厘。
参照元:スポーツ報知
ヤンキース松井秀喜外野手(33)が、首位打者を1日で奪回した。1点を追う1回裏2死一、三塁の好機に、ここまで通算対戦成績1割8分9厘と苦手にしていたハラデーから左前適時打。3回にも左前打を放つなど、4打数2安打で打率を3割3分2厘に上げた。レンジャーズ・ハミルトンを抜いて再び打率トップに立った。
だがチームはメジャー初先発のチェンバレンが初回に38球を投げる乱調。失点は2にとどめたが、60~70球で4~5回という首脳陣のメドが大きく崩れ、わずか2回1/3で62球を投げて降板。その後も中継ぎ以降が踏ん張りきれず3連敗となった。ア・リーグ東地区最下位に転落し、松井も「首位と7ゲーム差? 正直、大きいゲーム差だと思う」。素直に喜べない1戦となった。
参照元:nikkansports.com
◆オリックス8―3巨人(3日・京セラドーム大阪) 9回に2号2ランを放った谷が日本人初の13球団アーチを達成した。
会心の打球が左翼席中段に突き刺さった。谷は足早にダイヤモンドを回り、ベンチで汗をぬぐった。敗戦直前の2号2ランも、まだ5点のビハインドがあった。近鉄を含めての13球団アーチは史上4人目、日本人では初だったが、素直に喜べるものではなかった。
7点差の9回2死二塁で、加藤の外角スライダーを引っ張った。古巣からの一発には、「追い込まれてたんで、ゾーンを広く待ってないといけなかった」と振り返ったが、その表情は暗い。頭の中は、守備でチームの足を引っ張った申し訳なさが充満していた。
同点で迎えた6回2死二、三塁のピンチ。日高が放った中堅手前への飛球に一瞬、目測を誤り、2歩後退した。その分、スタートが遅れてポテンヒットを許し、決勝点を許した。緒方外野守備走塁コーチは「前進守備だったから、(打球が詰まった分、逆に)判断が遅れちゃったんじゃないかな」とかばった。だが、内海にとっては打ち取った打球。練習では打球の弾み具合や、伸びなどのチェックをしていただけに、背番号8の悔しさは倍増した。
この日、2安打2打点と、打撃は好調を持続している。今度はグラブでも投手を助けたいところだ。
参照元:スポーツ報知
◆オリックス8―3巨人(3日・京セラドーム大阪) 巨人が今季2度目の4連敗で、オリックスに通算4500勝を献上した。先発・内海が1―1の6回、自らの二塁悪送球などで招いた2死二、三塁から、日高に決勝2点適時打を許した。ラミレスが王貞治を超える球団史上単独2位となる26試合連続安打、9回に2号2ランを放った谷が日本人初の13球団アーチを達成も、交流戦5勝6敗となった。チームの借金は4に膨らんだ。
肩から掛けている遠征用のボストンバッグがずれ落ちるくらい、ラミレスはがっくりしていた。記録は更新しても、目の前に突きつけられた大敗が、あまりにもショックだった。「記録を更新できたのはうれしいけど、勝利につながらなかったからね」4番としてチームを勝利に導けない悔しさでいっぱいだった。
思わずガッツポーズが出るほど、その瞬間は興奮した。同点の6回1死。オリックス先発・近藤のカウント1―2からの外角チェンジアップを中前に運んだ。5月3日のヤクルト戦(神宮)から積み重ねてきた連続試合安打はついに26になった。王貞治を抜いて、巨人歴代単独2位に躍り出た。1回1死一、三塁では遊ゴロで打点を稼いだ。前日(2日)に「先制点は大切。だから1打席目から結果を出す」と意気込んだ通りの仕事ぶりにも、「最低限の仕事はできたかな」と、やはり元気は出なかった。
参照元:スポーツ報知
◆日本ハム4―2広島(3日・札幌ドーム) 鋭いライナーは無情にも遊撃の頭を越え、左中間を破っていった。打球を見送り、グリンはマウンドの土を軽く蹴りあげた。8回2死、代打・森笠に4球目のフォークをすくわれた。「特に悔しさはなかったけど…落ち込んだ部分はあったかな」あと4人だったノーヒットノーランの夢は、この二塁打で散った。
しかし、快投が色あせることはない。「球を低めに集められたのが大きい」と制球重視の投球で広島打線をほんろう。疲れが出た9回は2発を浴び、来日初完封こそ逃したが、9回完投勝利は初めてだった。
今季、ここまで2勝7敗。前回登板の5月26日・巨人戦(東京D)は4回3失点で交代を命じられた。この日も「前の試合のことは聞かないでほしい」と質問を制するほど不完全燃焼だった。それでも、翌27日には長男・カイル君(9)ら最愛の家族と東京ディズニーランドに行き、リフレッシュ。すぐに結果を出してみせた。
昨年の交流戦MVP男は「毎年、6月は調子がいい。この感じを次につなげたい」と力を込めた。故障者続出の日本ハムだが、輝きを取り戻したグリンがいる限り簡単には沈まない。
◆広島・森笠が記録阻止打 ○…森笠がグリンのノーヒットノーランの夢を打ち砕いた。8回2死、小窪の代打として送られ、カウント2―1からスライダーを左中間へ二塁打。「ベンチで見てて、(同じ左打者の)嶋や喜田に聞き、球の伸びとかはイメージしてた」としてやったり。だが、チームの敗戦に「次は勝利に貢献できるようにしたい」と笑顔はなかった。
参照元:スポーツ報知
◆楽天11―4阪神(3日・Kスタ宮城) 楽天は阪神に大勝、貯金を球団最多タイの4に戻した。打線が14安打11得点と爆発。快勝ムードの中、9回にはプロ入り3年目の片山博視投手(21)が1軍デビューを果たした。ガチガチに緊張しながらも、1回を1安打無失点。金本知憲外野手(40)を144キロの直球で見逃し三振に仕留めるなど大器の片りんを見せ、大きな一歩を踏み出した。
残り1回で7点差。勝利はほぼ決した場面のはずが、Kスタは異様な緊張感に包まれていた。9回、1軍初マウンドに上がった片山は、見るからにガチガチ。「緊張してたね、完ぺきに」野村監督も思わず苦笑いを浮かべるほどの空気が客席にも伝染していた。
初球はこの日最速タイとなる144キロの直球。それでも、プロ3年生の精神状態に変化の兆しは訪れない。1死から関本に四球、新井には左前打を浴びてしまう。だが、ここから片りんを見せつけた。次の打者は金本。球界屈指の大物を3球で2―1と追い込む。ここで、外角高めへ144キロの直球がピシャリ。見逃し三振で堂々の“金本斬り”。このまま無失点で試合を締めた。
上々のデビューも、完全に「真っ白だった」と片山。試合後も「何にも覚えてない」と連発した。それでも、幼少時代にあこがれていた阪神相手の記念すべき登板。特に、金本から奪った三振は大きな意味を持つ。「かっこいいと思っていた人。三振を取れてうれしい。この気持ちを忘れずにやっていきたい」と笑顔がはじけた。
点差は離れた場面だった。それでも、野球評論家の松本匡史さんは「新井や金本など、いい打者と対戦できたことは大きい」と話す。大きな一歩を踏み出した片山。「金本を三振に取ったような球が投げられれば大丈夫」と紀藤投手コーチもうなずいた。ようやく開花した大器の今後に、誰もが期待を寄せている。
◆片山 博視(かたやま・ひろし)1987年4月19日、兵庫・三原郡(現・南あわじ市)生まれ。21歳。報徳学園高では、2年時に春夏連続甲子園出場。05年の高校生ドラフトで広島との競合の末、楽天に1巡目で入団。今季はイースタン・リーグで6勝2敗、防御率3・03。家族は両親と姉。191センチ、95キロ。左投左打。
参照元:スポーツ報知
◆ソフトバンク7―3ヤクルト(3日・福岡ヤフードーム) ニューヒーローは、2つの記念球を大事に握りしめていた。「試合が始まる前には、こんなことになると思ってなかった。ベース1周は最高に気持ちよかった。1打席目で乗っていけました」5月28日に初めて1軍登録された4年目の中西が、2度目のスタメンで大仕事をやってのけた。
まさに初もの尽くしだった。1打席目は中前に抜けるプロ初安打。通算5打席目でマークした記念の一打で気を良くすると、続く2打席目は、1点ビハインドの4回無死一塁。「バントかな、と思った」という中西の予想とは裏腹に、強攻策を選んだ王監督。その期待に、フルスイングで応えた。「サインが出なかったので積極的にいこうと思った。まさか入るとは思わなかった。ビックリです」と、ヤクルトの新鋭左腕・村中のスライダーを叩いた。打球は左翼席へ突き刺さるプロ1号の逆転2ランだ。
5回2死二塁の第3打席でも、右翼手の頭上を越える適時二塁打と、猛烈アピールのダメ押しだ。3安打3打点で、試合後には初のお立ち台も経験した。「中西が流れを変えてくれた。価値のある打撃をしてくれた。ライトオーバーの打球がすごかった。あの打球が抜けるのがすごい」指揮官も、今季3度目の5連勝の立役者となった若武者のパワーを絶賛した。
打撃力を生かすため、昨秋、捕手から外野手に転向した。滋賀・北大津高時代の2004年夏、甲子園で東北高・ダルビッシュから2安打した。ミットを捨て、その潜在能力がようやく開花した。多村の故障で右の強打者が慢性的に不足するホークスに、頼もしい男が現れた。
◆中西 健太(なかにし・けんた)1986年4月10日、滋賀県生まれ。22歳。北大津高では強肩強打の捕手として、高校通算42本塁打をマーク。04年のドラフト4巡目でソフトバンク入団。昨季まで1軍出場経験はなし。今季の年俸は660万円。身長178センチ、体重85キロ。右投げ右打ち。独身。
参照元:スポーツ報知
◆楽天11―4阪神(3日・Kスタ宮城) 楽天がセ・リーグ首位の阪神を相手に14安打で11点を奪い圧勝。負けなしだったベテラン左腕・下柳から6点を奪い3回KOに成功すると、打つ手を休めず怒とうの猛打ショーを披露した。7回途中4失点と調子が上がらない田中も、おかげで今季6勝目をマーク。交流戦首位の貫録を見せた楽天を筆頭に、パ・リーグが今季初めて、交流戦5試合に全勝した。
2万人を超える観衆が勝利に沸いた。ノムさんも上機嫌。相手はセ・リーグ断トツ首位チームを突き放したのだから、当然だ。「阪神サマサマじゃ。お客さんをいっぱい呼んでくれて。毎日、阪神とやりたいよ。いつも満員の中でよ」余裕とも取れる言葉が飛び出た。
セ・リーグの「2大ベテラン左腕」を打ち崩した。5月31日の広島戦では、当時防御率1位だった高橋から8点を奪い快勝。この日は5勝0敗と負けなしだった下柳を、3回でマウンドに沈めた。1回に3点を奪い逆転すると、猛攻の雨あられ。スコアボードの「0」は7回だけ。パの歴史で4度しかない毎回得点に迫る勢いだった。
圧勝の秘密、その1。それは左キラー・中島の台頭だ。この日は1回2死一、三塁から左中間フェンス直撃の勝ち越し2点二塁打と、3回1死からの2号ソロで3打点。5月28日の巨人戦で左腕・内海からプロ6年目で初アーチを放った伏兵が、この日もサウスポー相手に輝いた。「左で打たなければ意味がないですから」と胸を張る中島に、ノムさんも「顔を覚えた。国分町(仙台の繁華街)で会っても分かる」と指揮官なりの賛辞を贈った。
圧勝の秘密、その2はもちろん「野村ID」。ミーティングでは下柳対策を徹底。90年代のヤクルト全盛期を知る橋上ヘッドコーチが、「当時のスコアラー力に近い」というデータが生きた。動作の緩慢な下柳から、1番の渡辺直が三盗など2盗塁も狙い通り。いずれも点につながった。
交流戦首位を守り抜いている楽天。ノムさんは「やっぱり阪神、中日は強い。ウチが(交流戦)首位? 珍しいな。そりゃ雨も降るよ」と梅雨空を眺めた。交流戦でも衰えない楽天。その勢いは、阪神でも止められなかった。
参照元:スポーツ報知
日本ハムの中田翔内野手(19)とヤクルトの由規投手(18)がイースタン公式戦(鎌ヶ谷)で初対戦。4番・三塁で先発した中田は、先発の由規から初回の第1打席で右中間へ3試合連続となる8号ソロを放った。由規は2回無死一塁から金子洋に頭部へ死球を与え、わずか25球で危険球退場。1回1回0/3で4失点だった。中田は2回の第2打席が右飛。5回の第3打席では無死一塁で高市から左越え9号2ランを放った。
参照元:スポーツ報知
◆ヤンキース3―9ブルージェイズ(3日・ニューヨーク) ヤンキースの松井秀喜外野手は「5番・指名打者」で出場し、4打数2安打1打点だった。打率は3割3分2厘。
松井秀「(3連敗)今日も中盤に踏ん張れず一方的な展開になってしまった。何とかしなくてはいけないですね」
参照元:スポーツ報知
◆マリナーズ4―5エンゼルス(3日・シアトル) マリナーズのイチロー外野手は「1番・中堅」で出場し、4打数1安打。打率は2割8分7厘。城島健司捕手は出場しなかった。
イチロー「(悪い内容のゲームが続いている)厳しい。言うことも尽きたかな」
参照元:スポーツ報知
◆レッドソックス7―4レイズ(3日・ボストン) レイズの岩村明憲内野手は「1番・二塁」で出場、1回に先頭打者本塁打を放ち3打数1安打だった。打率は2割7分2厘。
岩村明憲内野手「ここ2試合打てていなかったので何とか1本という気持ちはあった。打撃の調子がそこまで悪くないことを確認できた一発だった」
参照元:スポーツ報知
外野部門のトップはレッドソックスのラミレスで、81万1612票。前回はこの次にイチローが入っていたが、ここに割り込んできたのが今季大ブレークしているレンジャーズ・ハミルトン。1日の時点で15本塁打、63打点はリーグ2冠。4、5月の月間MVPをゲットするなど大活躍している。47万9492票を獲得し、45万6136票のイチローを3位においやった。外野手は3人選出されるが、3位から4位に後退したエンゼルス・ゲレロも球宴の常連選手だけに、昨年のMVP男・イチローもうかうかしていられない。
参照元:nikkansports.com
◆オリックス9―3ヤクルト(1日・スカイマーク) やっとファンの声援に応えられた。就任後4試合目で、ホームゲーム初勝利を挙げた大石監督代行。「ファンも楽しみにしていたでしょうし、勝ててよかった」試合後はほっとした表情で、観客席に向かって手を振った。
右ひじ手術のラロッカが今季絶望で、強力助っ人砲による“ビッグボーイズ”の解散が決定的になったこの日、カブレラも前日に続き歯痛で欠場。だが、日本人選手たちが、代役以上の活躍を見せた。初回に2点を先制すると、3回にはカブレラに代わって今季初めて3番に入った下山が「すみませんが、手応えバッチリでした」と自己評価した左翼席上段への4号ソロで加点。5回には3二塁打を含む5安打などで4点を追加し、日本人だけで全9打点をたたき出した。
2安打4打点の日高が「朝、新聞で大石さんがホームゲームで勝ててないことを知って、今日しかないと思ってました」と話せば、3安打3打点の北川も「(外国人が抜けると)痛いけど、みんなが与えられた役割を果たすだけ」と笑顔をみせた。ピストル打線がつながり、巨人、阪神に次ぐ球団4500勝に王手。3日の巨人戦(京セラD)で一気に決める。
参照元:スポーツ報知
◆イースタン・リーグ 日本ハム16―5ロッテ(1日・鎌ケ谷) 日本ハムの中田翔内野手(19)が初の2試合連続本塁打をマークした。1日のイースタン・ロッテ戦(鎌ケ谷)に「4番・三塁」で出場。2回に右中間へ7号ソロを放ち、後藤(西武)と並び本塁打王争いトップに立った。1試合2発と爆発した30日の同カードに続き、この日は第2打席で神田のスライダーを右中間席へ運んだ。2戦3発とノリノリの“キング”中田は「思い切りの良さちゃいますか?」と好調の要因を分析。内角球にも崩されず、3打数2安打3四球と安定した打撃を披露した。だが、課題は残る。走塁ミスに加え、守備ではエラーも犯し、リーグワーストタイの8失策。本塁打と失策の“変則2冠”に躍り出た中田に対し、水上2軍監督は「打撃としてはプロの扉を開いた。あとは守備や走塁ですね」と注文を忘れなかった。
参照元:スポーツ報知
◆楽天1―2広島(1日・Kスタ宮城) あと1点が遠かった。交流戦単独首位を狙った楽天が、広島に1―2で敗れ、連勝も3で止まった。1点差に迫った8回には、2死三塁の同点チャンスで4番・山崎武司内野手(39)が痛恨の空振り三振。交流戦10試合で打率1割8分8厘の主砲は「思うようにバットが振れない」と、今季初めてともいえるスランプに苦悩している。
満員のスタンドは、主砲の起死回生の一撃を信じていた。8回2死。草野のタイムリーで1点差に迫り、代走・高波が二盗と敵失で三塁へ。あとは4番・山崎武のひと振りを待つだけだった。
しかし、歓声はすぐにため息に変わる。2―1から広島の守護神・永川のワンバウンドするフォークにバットが止まらない。ハーフスイングをストライクと判定されて、万事休す。「あれは見逃さにゃ。2―2にして、あらためて勝負やった」悔しそうに振り返ったベテラン。「どうも、状態が落ちてきてるんだよなぁ」と顔を曇らせた。
開幕からパ・リーグの打率トップを走ってきたプロ22年目のシーズン。これまで「打率はどうせ落ちる」と笑っていたが、予想以上の急降下が待っていた。交流戦10試合で32打数6安打。広島戦は2試合とも無安打で、29日の巨人戦で放った特大アーチを最後に、10打席安打が出ていない。
23日に打率トップを明け渡した際には、「これからは思い切りバットを振れる」と話していた山崎武。だが、交流戦では一塁守備に入るなど、体力面の負担が増えたこともあって、「思うように振れない」と嘆く。池山打撃コーチも「DHにはDHのリズムがあるからね。本当は打撃に集中させてあげたいけど…」と心配顔だ。
「何とかせにゃいかんね」と、復調を誓う山崎武。主砲にあと1本が出ず、6月は黒星スタートとなったが、先発ドミンゴは7回2失点の粘投、8回には足もからめて反撃するなど、投打のバランスは崩れていない。日本ハムも敗れて、交流戦同率首位もキープした。3日からはセ・リーグ首位の阪神と激突。チーム最多貯金の更新に再チャレンジだ。
参照元:スポーツ報知
◆練習試合 東海大相模15―4宮崎商(1日・東海大相模グラウンド) 今秋ドラフト上位候補、東海大相模・大田泰示遊撃手(3年)が1日、神奈川県相模原市にある同校グラウンドで行われた宮崎商(宮崎)との練習試合で中堅場外へ、高校通算51号となる満塁弾を放った。
すさまじい打球音を残し、白球は消えた。初回無死満塁。プロ注目の最速146キロ左腕、赤川克紀(3年)の内角高めの直球をたたくと、打球はバックスクリーン左の防球ネットを通過。その奥にある3階建ての校舎をも越えていったる特大弾だった。
ドラフト候補から放った衝撃的な推定140メートル弾だったが、本人は「軽くバットを出したら飛んでいった。入っちゃったって感じですね」とさらりと振り返っていた。
その後は変化球を引きつけて右方向へ2安打を記録。ネット裏にかけつけた巨人はじめ日米12球団26人のスカウトは、パワーだけでなく、巧みなバットコントロールも評価した。メッツの大慈彌功環太平洋担当部長は「打席での対応力もあるし、中田(現・北海道日本ハム)より上」と絶賛した。
この日は3打数3安打5打点。投げても4失点完投したように、投手もこなす大黒柱だ。「チームが勝てば自分の結果はどうでもいいんです」主将も務める大田は、チームを31年ぶりの夏の甲子園出場へ導くため全力を尽くす。
参照元:スポーツ報知
◆西武10―3中日(1日・西武ドーム) 西武打線が中田を完全攻略した。4回、1安打2四球でつかんだ満塁のチャンスに、中村が2点タイムリー。なおも2死二、三塁で細川が左越えに8号3ランだ。5月25日の阪神戦(甲子園)で投球を右手に当て、親指と人さし指の付け根付近を4針縫う故障を負った。その手負いの8番打者が、抜糸も済ませない手で中田の144キロの速球をスタンド上段まで運んだ。「あのカウント(0―2)だったので、あまり考えず割り切って振りました」と胸を張った。
5回は代わった川井に襲いかかった。中島、ブラゼルが連打、細川が中前に2点適時打で続き、1試合5打点の荒稼ぎだ。締めくくりは片岡。三塁手・デラロサの正面に打球と一緒にバットも飛ばした。バットをかわしたデラロサがボールも捕り損ね、左前適時打となって10点目。アーチ攻勢が得意の打線が、この試合は細川のアーチ以外はすべて単打。剛柔合わせる攻撃で、交流戦での対中日戦連敗を8で止めた。
4回は打者9人、5回は10人を繰り出す2度の猛打ショー。きっかけは4回の攻撃前に組んだ円陣にあった。打順がひと回りし、中田の配球、変化球の軌道がスコアラーから届いた情報通りであることを確認。大久保打撃コーチから、個々の打者が得意なゾーンの球に狙いを絞るよう指示が出た。5回にも円陣を組み、同コーチから「思い切っていこう!」とゲキが飛び、押せ押せムードが止まらなくなった。
チームはここまで3連敗の危機を6度もしのいできた。2連敗で迎えたこの試合も投打で圧倒。これで56試合戦い、いまだ3連敗なしだ。渡辺監督は「みんな(3連敗の危機を)分かっているから、止めようという気持ちが違った。その辺が強くなったね」と、20代の選手が多い若いチームが、少しずつ成長していることを実感していた。
参照元:スポーツ報知