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◆横浜6―3中日(12日、横浜) 高々と舞い上がった打球が、右翼席中段へ吸い込まれた。本塁付近にできた歓喜の輪へ、佐伯は笑顔で飛び込んだ。「最後の打席は気持ちだけ。年に数回ある究極の開き直りで行きました」同点の9回2死一、三塁。クルスの高め直球にすかさず反応した。決勝のサヨナラ5号3ラン。サヨナラ打は01年6月20日の広島戦(山形)以来2度目だが、サヨナラ弾はプロ15年目の初体験だ。

 静かに闘争心を燃やしていた。5回の第3打席は、2死一、二塁の好機で内角低めの直球を見逃し三振。際どい判定に納得がいかなかった。「やっぱりチャンスだったんで…」心を落ち着けるために、一度ロッカーへ下がりイスに座って気持ちを整理。8回に古木の同点打が飛び出し「あれでいけそうな気がした。ピッチャーが頑張ってたし」7回3失点のベテラン・工藤の熱投にも報いた。

 涙にも“サヨナラ”だ。「去年ああやって泣いて、その後良くなかったんで。今年はああいう涙は見せないって」06年4月28日の広島戦(横浜)、6回に決勝打となる逆転3ランを放って、ついこらえきれず涙を見せた。「終わりだったらよかったけど、まだ先がある」男泣きは、最後まで取っておく。

 チームは連敗を2で止め、追いかける2位・中日に再び2・5ゲーム差と詰め寄った。今季4度目のサヨナラ勝ちを決めたヒーローは「今日、負けてズルズルいくのはイヤでした」と、最後まで笑顔だった。

参照元:スポーツ報知

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阪神-中日=降雨中止=(13日・甲子園) 阪神は前夜の巨人戦で、延長12回を戦い、7投手をつぎ込み、激闘を制した。本拠地に戻り、恵みの雨かと思いきや、久保コーチは「乗っている時は疲れを感じない。どっちがいいのか」と複雑な表情。

 6日から球宴まで中日、巨人と12試合を戦う厳しい日程だ。ここまでは5勝1敗と4つの“貯金”と好成績。同コーチは「JFKは誰も故障がちとかない。あとは乗り切るだけ」と話し、残り5戦も救援陣をフル回転させる考えだ。

参照元:スポーツ報知

 レッドソックスの岡島秀樹投手(31)が11日、「前半戦のア・リーグ新人王」に輝いた。MLBの公式ホームページ(HP)が前半戦の総括で特集したもので、松坂を抑えての“受賞”だ。

 実際の新人王では、過去に中継ぎ投手の受賞はないが、同HPは「チェンジアップは効果的で、左打者だけでなく右打者にも通用する。このまま調子を維持すれば(受賞へ)大きなプッシュになる」とつづった。レ軍では10勝(6敗)を挙げた松坂、3割1分8厘で25打点のペドロイアも候補だったが、それだけ岡島がメジャー関係者に対して強烈なインパクトを与えたことになる。

 岡島はこの日、サンフランシスコから経由便でボストンへ戻った。登板機会のなかったオールスター戦には「ショックでした」と肩を落としたが、レギュラーシーズンに向け、「けがなく、頑張ります」と気持ちを切り替えていた。

参照元:スポーツ報知

 ◆デビルレイズ3―7ヤンキース(12日・セントピーターズバーグ) ヤンキースの松井秀喜は「5番・左翼」で4打数1安打だった。打率は2割7分3厘。デビルレイズの岩村明憲は「1番・三塁」で4打数無安打だった。打率は2割8分6厘。

 5試合で3本塁打と上向きで前半戦を終えた松井秀だが、球宴を挟み「体は楽だけど、やっぱり鈍るね」と、午後2時からの早出の打撃練習に参加した。その甲斐あってか、6回には運が味方。高く打ち上げた打球は、中堅手、右翼手、二塁手が譲り合い二塁打に。続くポサダの二塁打でホームイン、苦笑いでベンチへ戻った。

 10日に長男が誕生した岩村は「実感がわかなかったけど、きのうは早く子どもの顔が見たい、という気持ちになった。父親の自覚が出てきたのかもしれないです」と笑顔を見せながらも、野球の話では「気持ちを入れ替えないと、と思ったけど、気持ちが空回りしてしまった」と、厳しい表情で語った。

 ヤンキース・松井秀喜外野手「(野手の間に落ちる幸運な二塁打に)この球場は高いフライが見にくい。見えていないのかな、という思いはあった」

 デビルレイズ・岩村明憲内野手「前半戦の最後に嫌な終わり方をしてしまった。きょうは気持ちを入れ替えないと、と思ったけど、空回りしてしまった」

 ◆松井秀の打席別結果
  第1打席 2回 投ゴロ
  第2打席 4回 三振
  第3打席 6回 右中間二塁打
  第4打席 8回 中飛

 ◆岩村の打席別結果
  第1打席 1回 二飛
  第2打席 3回 二ゴロ
  第3打席 5回 三ゴロ
  第4打席 7回 一ゴロ

参照元:スポーツ報知

◆マリナーズ3―2タイガース(12日・シアトル) マリナーズのイチローは「1番・中堅」で4打数無安打。打率は3割5分5厘。

 城島健司は「7番・捕手」で4打数無安打。打率は2割8分7厘。チームは中地区首位のタイガースに逆転勝ちし、4連勝で貯金は最大の「14」となった。

 試合前にオールスター戦での、イチローの大活躍を紹介するビデオが放映された。イチローはファンの拍手に帽子をとってあいさつした。

 城島は「我慢していれば期待できる。そういう雰囲気が今はあるね」と勝利を喜んだ。

 ◆イチローの打席別結果
  第1打席 1回 遊ゴロ
  第2打席 3回 投ゴロ
  第3打席 5回 中飛
  第4打席 7回 三振

 ◆城島の打席別結果
  第1打席 2回 三ゴロ
  第2打席 4回 三振
  第3打席 6回 遊ゴロ
  第4打席 8回 捕邪飛

参照元:スポーツ報知

 ◆レッドソックス7―4ブルージェイズ(12日・ボストン) レッドソックスの岡島秀樹投手は7―4の8回に3番手で投げ、1回2安打無失点だった。14試合連続無失点。勝敗やセーブは付かない。

 岡島が40試合目の登板。日本から数え8年連続となる数字をクリアした。2安打されて2死一、三塁のピンチを迎えたがオーバーベイを左飛に打ち取った。

 岡島秀樹投手「チームが勝てて良かった。(球宴の)疲れはありません」

 ◆岡島の投球内容
  回数 1
  打者 5
  球数 25
  被安打 2
  奪三振 1
  与四死球 0
  失点 0
  自責点 0

参照元:スポーツ報知

 ◆巨人4―9阪神(11日、東京ドーム) 今季初の5連敗を受けて、巨人・原監督が開幕から不振の続く李の2軍落ちを決めた。1点リードした2回、先発の木佐貫が金本に同点弾を浴びた直後、脇谷、二岡が連続エラーでリズムを崩して一挙5失点。5回にも久保が桜井に手痛い3ランを浴びるなど投壊が止まらない上、4番の李も2戦連続ノーヒット。投打の歯車がかみ合わない悪い流れを変えるため、指揮官は試合後、李、脇谷、久保らのファーム行きと、高卒ルーキーの坂本を初昇格させることを決定。1、2軍の大幅な入れ替えで連敗を止める。

 一塁ベンチ裏は、緊張感と重苦しいムードが充満した。帰りを急ぐ選手、コーチの表情はみな険しい。それもそのはず、試合直後のミーティングで、1、2軍の選手の大幅な入れ替えが発表されていたからだ。

 主力、若手、投打の隔てなく厳しい方針が打ち出された。10日の阪神戦で4番に復帰してからヒットが出ない李承ヨプが、2軍に降格することが決まった。「今日はみなさん申し訳ないけど、今日だけはノーコメントでお願いします。申し訳ありません」スンちゃんがプレーに関してコメントしないのは珍しい。移籍後初めてファーム行きを告げられたショックからか、表情はうつろだった。

 原監督が大なたをふるうのもしかたない、悲しい逆転負けだった。1―0の2回、木佐貫が金本に同点ソロを被弾。脇谷が二塁寄りに転がった林の打球をはじき、遊撃の二岡が桜井のゴロをファンブル。連続失策でピンチを招くと木佐貫が下位打線に連打され大量5失点。5回には、前日昇格したばかりの久保が桜井にダメ押し3ランを被弾した。今季初の5連敗。交流戦明けは3勝7敗と黒星が大きく先行した。

 ここ10試合で68失点。投壊に歯止めがかからず、この日はバックも3失策と乱れた。敗因をつくった脇谷と久保、さらに深田、実松もファームへ。李承ヨプと合わせた大量5人が降格し、代わって高校生ドラフト1巡目ルーキーの坂本や、小田嶋らが昇格する見通しだ。

 会見場に現れた原監督は、顔を真っ赤にしていた。「プロとしてのプレーという部分でかけ離れていた。あのプレーというのが木佐貫の足を引っ張った」と脇谷、二岡の失策を許さない。久保については「もうちょっと(下で)調整させるべきだった」と、昇格させた自身の決断も悔いた。

 2位・中日が勝ったことで、1ゲーム差に迫ってきた。7月1日時点で5ゲーム差まで広げていたが、12日に巨人が敗れ、中日が勝つと5月27日以来の首位陥落となる。

 「ペナントレースの緊張感が出てくる。負けていいということはないが、チーム全体を引き締めて、また明日から大きな目標に向かってやる。緊張感と希望を強く持って原点に戻って明日から戦うことが重要」と原監督は結んだ。ペナントレースは甘くない。その厳しさを選手に伝える意味も含めて、大なたをふるい、まずは連敗を止める。

 巨人・原監督「(2回の2失策について)あのプレーが木佐貫の足を引っ張った。久保は(1軍に)上げた時期がね。もうちょっと調整させるべきだったかな。(中日に迫られ)ペナントの緊張感がさらに出てくる。負けていいということはないが、原点に戻って明日から戦うことが重要」

 ◆坂本 勇人(さかもと・はやと)1988年12月14日、兵庫県伊丹市生まれ。18歳。光星学院では1年秋から遊撃のレギュラー。3年でセンバツ出場も初戦敗退。高校通算39本塁打。06年秋、高校生ドラフト1巡目で巨人入団。今季イースタンでは打率2割6分8厘、4本塁打、19打点。右投右打。183センチ、76キロ。家族は父、兄、弟。

参照元:スポーツ報知

 日米大学野球の日本代表チームが11日、遠征先の米国から成田空港着の航空機で帰国した。史上初の敵地Vに貢献した早大・斎藤佑樹(1年)目当てに報道陣約100人、ファン約500人が集結したが、空港側は到着ゲートに抜け道を設ける“ベッカム級”のVIP待遇で凱旋を出迎えた。

 夕刻の到着ロビー。無数のフラッシュに華々しく彩られ、斎藤らが誇らしげな表情で姿を現した。だが次の瞬間、一行はファンにもみくちゃにされることなく、ゲート脇の抜け道からこつ然と姿を消した。「道路の方に出ると、混乱が予想され危険を伴いますから。サッカー日本代表の帰国や外国人タレントの来日には使いますが、アマチュアスポーツでは異例です」と空港関係者。長旅でお疲れの若武者を、最大限の配慮で迎え入れた。

 空港近くのホテルで帰国会見に臨んだ斎藤は「先輩の背中を見て、いいところを盗んで帰ってきた」と収穫を口にした。将来のメジャー挑戦には「日本でレベルアップしなくては、メジャーのメの字も見えてこない」と謙虚に語った。12日からは息つく間もなく早大の練習に合流。VIP気分に別れを告げ、グラウンドで再び泥にまみれる。

参照元:スポーツ報知

◆西武5―2ロッテ(11日、グッドウィルドーム) 中島の集中力は極限を超えていた。「いつも集中している以上に入り込めました」1点を追う7回2死満塁。荻野の直球をとらえると、打球はバックスクリーンに消えた。拙攻続きに終止符を打つ逆転のグランドスラム。殊勲の若獅子は「一番おいしい場面で打ててうれしい」と無邪気に笑った。

 前向きな姿勢を崩さなかった。西武は6回まで毎回安打でわずか1点。それでも中島は「ヒーローになるチャンスと思った」と初球から積極的に狙った。西武は青一色の復刻版ユニホームを使用しているが、「色が合わへん」と“中島カラー”のピンクを封印。この日は白のリストバンドで試合に臨み、05年8月28日、楽天戦以来の満塁弾を放った。

 お立ち台に片岡から拝借した蝶(ちょう)ネクタイを着用して登場した中島は、「本当に気持ちいい」と感慨に浸った。チームは再び5割復帰。若きスラッガーのバットで西武が息を吹き返した。

参照元:スポーツ報知

◆ソフトバンク10―11楽天(11日、北九州) 勝利の瞬間、ベンチでやけくそ交じりの叫び声が上がった。9回ではパ・リーグ最長の5時間6分の乱戦。球団初の6点差逆転を決めた野村監督は「粘っこくつないで試合を捨てない。その根性がいい!」とまくしたてた。

 6回終了時で2―8のスコアは絶望的だった。しかし、7回2死無走者からリック、渡辺直の適時打で4点を返すと、鉄平がまさかの6号逆転3ラン。その後2度同点とされたが、9回2死一、三塁から高須が左前適時打でケリをつけた。「球場が狭いから何が起こるか分からないと思っていた」と今季7度目の勝利打点をマークした選手会長。「何なんだ、あの勝負強さは?」とノムさんもあきれるばかりだ。
ソフトに4連勝 対ソフトバンク4連勝も球団記録。記録ずくめの1勝が借金返済ののろしになりそうだ。

参照元:スポーツ報知

◆オールスター戦 ナ・リーグ4―5ア・リーグ(10日・サンフランシスコ) ルーキーで初出場を果たしたレッドソックスの岡島秀樹投手(31)は、ブルペンで準備をしたものの登板機会がなかった。

 バーランダーの不調を見た岡島は、ブルペンへ急いだ。リードが1点に縮まり、晴れのマウンドが来ると確信した。しかし、バーランダーがピンチをしのぐと、7回には無念にもベンチに呼び戻された。

 6回2死二塁となり、左打者のアトリーまで回れば登板する展開だったが、あと1人まで迫り、チャンスをつかめず。「オールスターといえども真剣勝負。ボンズとも勝負したい」という夢は夢のままで終わった。39試合で防御率0.83の実績を評価され、出場31選手の発表後、ファンによるインターネット投票で選ばれた「32番目の男」。家族も訪れていただけに、落胆は大きかった。それでも「雰囲気を味わえてよかった」と振り返る。試合前、談笑する一団から離れて右翼フェンスを黙々と走り、公式戦と同様に準備を整えた左腕。楽しく、悔しい一日が終わった。

参照元:スポーツ報知

◆オールスター戦 ナ・リーグ4―5ア・リーグ(10日・サンフランシスコ) 37歳で球宴の初マウンドに立ったドジャースの守護神・斎藤隆投手は、7番手として7回の1イニングに登板。自己最速となる155キロの直球で、ア・リーグの強力打線を3者凡退に打ち取った。また、ルーキーで初出場を果たしたレッドソックスの岡島秀樹投手(31)は、ブルペンで準備をしたものの登板機会がなかった。

 打球が一直線に一塁手のグラブに吸い込まれると、斎藤はマウンド上で改めてメジャーのすごさを感じた。1点ビハインドの7回、7番手として登板。1死後にヤンキースのポサダを、カウント2―1から内角低めのスライダーで一直に抑えた時だった。

 「ヒットになったかな、とヒヤッとした。けっこう決めに行った球だったんですけど。初めての対戦、しかも(先発に代わり)2巡目に出てきた選手なのに。やっぱりオールスターは違うな、と思いました」自分が立っているマウンドのレベルの高さを痛感した。

 マイナー契約からはい上がり、メジャー2年目に前半戦23セーブを挙げて手にしたオールスター出場。ド軍と同じナ・リーグ西地区のジャイアンツの本拠、サンフランシスコでの開催とあって、激しいブーイングを浴びた。「ジャイアンツとドジャースの歴史がブーイングをしてくれた。でも、うれしいとは言えないですね」ライバル球団のクローザーとして認められたからこその手荒い“祝福”に、苦笑いせざるを得なかった。

 1イニングを3人で料理。ネット裏では、2泊3日の強行日程で日本から駆け付けた家族が見守っていた。「こういうスーパースターの中に、パパも認められたんだよ、って言いたかったので」2人のまな娘の前で、パパは最高に輝いていた。

 「僕自身、大きくなれたんじゃないかと思う。後半戦へのはずみになる」。輝かしい舞台をステップに、37歳の右腕はワールドシリーズへ再び投げ続ける。

参照元:スポーツ報知

総額4400万ドル(約53億円)の4年契約が今年で切れるイチローが、現役で3人目の2000万ドル選手(年平均)になる。試合前、マリナーズ残留の速報がシアトル地元2紙の電子版で報じられた。続いてスポーツ専門放送局FOXやAP通信などが報道。シアトル・タイムズによれば、5年総額1億ドル(約121億円)で契約延長に基本合意し、13日に発表される予定だという。

 試合前のクラブハウスでは、米メディアが殺到した。イチローは「かなりうっとうしかった。そのうち分かるんだからいいじゃん。なんで今聞こうとするのって思うよね」と苦笑いしながらも、残留をにおわせた。そんな喧騒(けんそう)もどこ吹く風。球宴史上初のランニング本塁打にMVP受賞という快挙を成し遂げ、「それ(周囲の雑音)は全然、意識に入ってなかった。最初の打席に入る時には、なかったです」とア・リーグを勝利に導いた。

 ワールドシリーズの1、2試合目をホームで戦うことができる「ホームフィールド・アドバンテージ」を得て、「せっかくアドバンテージをとったから、『なんとかシリーズ』に行ってみたいもんですよね」と、契約騒動も一段落し、シアトルで初の世界一を目指す。

 ◆ボールは殿堂へ イチローの球宴史上初のランニング本塁打ボールが、米野球殿堂博物館に展示されることが決まった。試合後、殿堂のアイドルソン館長が「イチロー選手から記念のホームランの打球と今日の試合で着用した帽子の提供を受けた」と明らかにした。

参照元:スポーツ報知

 ◆オールスター戦 ナ・リーグ4―5ア・リーグ(10日・サンフランシスコ) マリナーズのイチロー外野手(33)が球宴史上初の快挙を成し遂げた。米大リーグの第78回オールスター戦がAT&Tパークで行われ、全アの「1番・中堅」で先発したイチローが逆転の2点ランニング本塁打を放ち、最優秀選手(MVP)に選ばれた。球宴での本塁打、複数安打は日本人選手で初。また、複数年でマ軍との契約延長に合意することが確実となった。年俸はAロッド(ヤンキース)、ラミレス(Rソックス)に続き、年平均2000万ドル(約24億2000万円)を超えそうだ。

 イチローがまた歴史をつくった。球宴史上初のランニング本塁打。「実は僕(の野球人生)にとっても初めて。それがオールスターで出るなんてね」

 記録は野球の神様のいたずらで生まれた。「(スタンドに)行ったかなと思ったんですけどね」1点を追う5回1死一塁、5番手ヤングの初球だった。内角低め直球をフルスイング。逆転2ランが右翼席に入ると確信し、全力疾走しなかった。予想に反して伸びない打球はフェンスに張られた球宴用の広告看板の角に当たり、追いかけるグリフィーの逆を突いて右翼線へ転がった。「疲れちゃってねえ、大変でしたよ。昨日も今日も走ってないから、走りこみ不足がたたるってことを、あの瞬間に痛感しました」慌てて快足を飛ばし、最後は余裕で本塁を駆け抜けた。

 快挙は地元の英雄をも黙らせた。出場機会を終えて行っていたボンズの会見が自然に中断した。前日、「ここはボンズさんの街」と話していたイチローの一打で球場が興奮のるつぼと化した。

 特別な思いが記録を呼んだのかもしれない。「大きな節目」と位置づけた7年目。オフにFA権を取得するシーズンに、自己最高の打率3割5分9厘で前半戦を折り返した。「こうやって7年目、違う(打撃)感覚をもってやってこられたこと、6年やったことの成果がようやく表れてきている自分に対しても、喜びを感じたオールスターでした」マ軍との契約延長も近く合意に達する見込み。3年ぶり3度目の首位打者も視野に入る。

 実は試合途中で球場を去り、午後9時に予約したイタリアンレストランでディナーを楽しむはずだった。「(間に合わないので)帰ろうとしたら、MVPの可能性があるからって止められた。仕方なく残っていたんです。でも、不思議なもので最後まで残っていると、だんだん(賞を)欲しくなってきたんです」

 1回の右前安打、3回の左前安打と合わせて3打数3安打の活躍。ア・リーグが負けても選ばれる可能性さえあった。「こういう形で獲得できたことは生涯忘れないでしょう」球宴での複数安打、本塁打は、もちろん日本人初だ。

 会場を出ると、「おめでとう」と祝福する弓子夫人を右手で抱き寄せた。時計の針は9時42分を指していた。半ばあきらめながら閉店時間を過ぎたレストランへ。まだ開いていた。ユニホームを脱いでも、ヒーローはツキを手放さなかった。

参照元:スポーツ報知

米大リーグは11日、オールスター戦(10日)を中継したFOXテレビの視聴率が8・4%だったと発表した。ニールセン社の調査結果によると、視聴者数は推定約3140万人で、昨年を約20万人上回った。

参照元:スポーツ報知

 オールスター戦が終了した米大リーグは、12日(日本時間13日)から後半戦が始まる。

 12日は、松井秀喜外野手のヤンキースと岩村明憲内野手のデビルレイズが対戦するほか、イチロー外野手、城島健司捕手のマリナーズがア・リーグ中地区首位のタイガースと顔を合わせる。井口資仁内野手のホワイトソックス、松坂大輔投手、岡島秀樹投手のレッドソックスも試合を行う。

 13日には田口壮外野手のカージナルスや、松井稼頭央内野手のロッキーズ、斎藤隆投手のドジャース、桑田真澄投手のパイレーツなど全球団が試合を再開する。
参照元:スポーツ報知

◆ヤクルト5―1広島(10日・神宮) ラミレスのバットから生まれた快音が、試合の均衡を破った。5回1死一、二塁の場面。広島の先発・佐々岡のシュートをとらえた打球が、左翼スタンドに吸い込まれる。2戦連発となる先制の11号3ラン。8回にもダメ押しの右中間適時二塁打を放ち4安打4打点の助っ人が、古田ヤクルト初の6連勝へと導いた。

 お立ち台では「本当にうれしいし、神に感謝したい。チームも乗ってきたから持続していきたいね」。7月に入り8試合で36打数18安打の打率5割、5本塁打、14打点の大爆発。106安打はリーグ単独トップだ。「理由は分からないけど、暑くなると毎年、調子が良くなるんだ」と笑顔で汗をぬぐった。

 来日7年目。チーム内での存在感も際立っている。古田監督は「彼は自分一人のプレーには走らない。常にチームを考えてくれるし、意見を言ってくれたりもする」と感謝の言葉を並べた。来日1年目のガイエルに助言するだけでなく、ガイエルの考えをくみ取り、指揮官に4番起用を進言したのもラミレスだった。

 常に前向きな姿勢は、子供のころの体験が影響している。貧しかった少年時代、牛乳パックでグラブをつくり破れた靴下をボール代わりにした。05年オフには恵まれない子供たちが野球を出来るように、ベネズエラに私費を投じてラミレス・アカデミーを設立。野球が出来る幸せは、今でも決して忘れることがない。

 頼れる助っ人のバットに呼応するように、チームも05年5月以来2年ぶりの6連勝。3位横浜までのゲーム差も5まで縮まった。指揮官は「追加点を取って攻めているのはいい内容。全体的に良かった」と満面の笑み。主軸と若手がかみ合っての快進撃。遠かった上位陣の背中も、ぼんやりと視界に入ってきた。

参照元:スポーツ報知

◆西武0―7ロッテ(10日・グッドウィル) 栄光のユニホームに身を包んだ西武が屈辱にまみれた。12年ぶりに復刻した黄金期の戦闘服に見合う試合はできなかった。先発の西口が6回7失点を喫し、打線は散発3安打。伊東監督は「何の見せ場もない試合だった」と力なく振り返った。

 エースが乱調に陥った。4回1死満塁からオーティズに満塁アーチを被弾。内角を狙った直球が真ん中に入り、西口は「失投以外の何物でもない」と悔やんだ。150勝を前に2度目の足踏みとなり、「勝ちたい気持ちが強かった。(本来の)俺がどこか遠くに行っちゃった」と肩を落とした。

 打線は2試合連続の完封負け。ロッテ・成瀬には対戦した今季5試合で0勝4敗となった。8日のソフトバンク戦では和田に対して7回無得点。伊東監督は「和田に続いて同じようなタイプ。切れのいい球をとらえきれない」と弱点を吐露した。連敗で借金1に後退。「この前の長期連敗(10連敗)に近い感じがする」と危機感を募らせた指揮官。Aクラス浮上へ、大型連敗は許されない。

参照元:スポーツ報知

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