スポンサードリンク
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ヤクルトから巨人に移籍したセス・グライシンガー投手(32)が29日、2年連続200投球回と“自分超え”を宣言した。来日し、東京・大手町の球団事務所で会見に臨んだ昨季の最多勝右腕は「個人的には去年の成績を超える」と目標を設定。昨年、試合中に取り続けたメモのチームメートへの公開も快諾した優等生右腕。あふれる“ジャイアンツ愛”を胸に、巨人を日本一へと導く。
端正なマスクが一層引き締まった。グライシンガーが巨人の印象を問われた時だった。「誰でもそう思うだろうが、巨人は最も素晴らしく世界的にも有名なチーム。その一員になれてうれしい」その口調は“ジャイアンツ愛”にあふれていた。
移籍の決め手もチーム愛だった。今オフ、阪神、ソフトバンクなども手を上げた中、巨人を選んだ。「一番の理由は優勝したチームだから。もう巨人打線との対戦は嫌だったからだよ」とジョークを交えて胸中を明かした。
昨季、16勝(8敗)を挙げて最多勝を獲得した。相手の研究も進むが、重圧はない。「むしろ自信に思っている。けがなく1年間ローテーションを守れれば、結果はついてくる。去年以上の成績を残す」と、2年連続の最多勝も視野に“自分超え”を力強く約束した。
中でもこだわるのは投球回数だ。昨季、セ・リーグで唯一、200投球回(209回)を達成した。「200イニングを最低ラインに設定している。毎試合、7、8回投げなければ届かないから」と先発投手としての最大の勲章を目指す。セの助っ人投手で2年連続200イニング到達となれば、83年から3年間続けた郭源治(中日)以来、史上3人目となる。四半世紀ぶりの快挙に挑む。
すでに米国でのトレーニング中に、マウンドからの投球を数度、行った。キャンプでフォームのバランス調整に集中するための体は、すでにつくってきた。
昨季、登板した試合中に打者に対して感じたことを、ベンチで書き留めていた。上原、内海らも興味を示している“グライ・メモ”は今季も続ける。「参考になるかは分からないけど、隠しはしないよ」とチームメートへの公開も惜しまない。愛して選んだ球団に、すべてをささげる。
◆セス・グライシンガー(SETH GREISINGER)1975年7月29日、米カンザス州生まれ。32歳。バージニア大在学中の96年、アトランタ五輪米国代表として銅メダル獲得。96年ドラフトで1巡指名(全米6位)を受け、97年にタイガース入団。98年、メジャーデビューも、その後は故障に悩まされた。ツインズ、ブレーブスを経て05年途中、韓国・起亜に移籍。昨季はヤクルトで16勝8敗、防御率2・84。190センチ、90キロ。右投右打。独身。
参照元:スポーツ報知
楽天の新人合同自主トレが29日、終了した。五輪アジア予選日本代表の大学生・社会人ドラフト1巡目、長谷部康平投手(22)=愛知工大=は、総仕上げとしてブルペンで76球の投げ込みを披露。1軍スタートが決まっている久米島キャンプ(2月1~21日)へ向け、「準備はバッチリです」と胸を張った。
ウオームアップや日課のウエートトレ以外は、ルーキーたちが自由にメニューを組むことが許された最終日。ドラ1左腕は迷わずブルペンに入った。同期の伊志嶺(東京情報大)を相手に、熱のこもった76球。キレのある直球にスライダー、チェンジアップが、面白いようにコーナーに決まる。「抜けたのは3、4球くらい。きょうが一番よかった」最高の締めくくりに、長谷部は納得の表情だ。
「バテました。けっこう体にきてます」苦笑いで振り返った17日間。初日に長距離走で最下位を“独走”して周囲を心配させたが、ブルペンでは投げるたびに評価が急上昇。五輪アジア予選日本代表の実力はやはり本物だった。体力面も着実に上昇カーブ。「パワーアップした感じ。このへんのサイズを測ってみたい」と、太ももをさすってみせた。
自主トレの自己採点を聞かれると「100点であってほしい。それは今後の結果で分かってくるでしょう」とニヤリ。もちろん自信があるからこその発言だ。年下だがプロでは先輩の田中や、元日本代表の岩隈らとの本格的な競争が始まるキャンプ。「今の調子でいければ大丈夫だと思います。どんどん自分を出していきたい」と、初日から猛ダッシュをかける意気込みをアピールしていた。
参照元:スポーツ報知
西武の新外国人、ボカチカ外野手(31)、ブラゼル内野手(27)、キニー投手(31)が29日、埼玉・所沢市内の球団事務所で入団会見。現在、改装中の本拠地・西武ドームの新大型ビジョンを使ったダジャレ作戦で売り出す。
獲得発表時、小林球団社長が「“ボカチカ”打ってほしい」「キニーが勝ったら、観客に“おおキニー”とコールしてほしい」と発言していたが、報道陣の笑いを誘ったことに気を良くした同社長。「大型ビジョンで名前を使った楽しい映像を流したい。“OH!キニー”とつづりも決めているんだ」と説明。残るブラゼルについては「レベルの低いダジャレしか思いつかず、職員に止められた」そうで、呼びやすいニックネームを考案中だ。
キニーは「毎試合勝って、監督に『おおキニ』と言わせたい」と笑顔。人気面でもチームに貢献したカブレラの穴は、強力ダジャレトリオが埋める。
参照元:スポーツ報知
怪物が“第4形態”に進化した。日本ハムの高校生1巡目ルーキー・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=が29日、千葉・鎌ケ谷の新人合同自主トレに丸刈り姿で現れた。日焼けサロン、モヒカンに続く仰天行動で、清原(オリックス)にますます酷似。3日後に迫るキャンプインを前に「気合入れちゃったッス」と豪快に笑った。
衝撃の瞬間だった。「寒いッス」それもそのはず、寮を出た中田の髪形は高校時代に逆戻りしていた。入寮時は初々しかったが、23日に日サロで真っ黒に。27日には松坂流ソフトモヒカンヘアと沢尻エリカ風サングラスで2度目の変身を遂げた。そして、この日。松坂ヘアにわずか2日で別れを告げ、丸刈りで登場。「幼くなっちゃったッス」と照れたが、威圧感十分の“番長オーラ”を漂わせていた。
断髪は深夜、寮の風呂場で行われた。前日(28日)、ロッカーにあった木下のバリカンを勝手に拝借すると「5厘刈りは人相が悪くなるんでアカン」と、9ミリに設定して自ら頭にはわせた。風呂には助手役として同期の松山が帯同。「中田から『お前も(丸刈りを)やれ!』って言われました」と“道連れ”の誘いを受けたことを告白した。さらに、勢い余って右のもみあげのカットに失敗。不自然なそり込みが残り、中田は「笑いなしで失敗したッス」と赤面した。
決断には3つのきっかけがあった。28日、1厘刈りの少年ファンの頭をなでて「懐かしいな」と学生時代を回想。3年目の小山の丸刈りを見た時、「シブい」と心を引かれた。そして、何より怪物を丸刈りに導いたのは、キャンプへの強い決意。迫力満点の“最終形態”になった中田が、いよいよ戦闘モードに入った。
参照元:スポーツ報知
前巨人のジェレミー・パウエル投手(31)の獲得を巡って、オリックスとソフトバンクの仁義なき戦いが29日、ぼっ発した。ソフトバンクはこの日、同投手と単年契約の推定年俸1億円プラス出来高で獲得したと発表。昨年末から入団交渉を続け、今月11日に単年の年俸5500万円プラス出来高での獲得を発表していたオリックスは、まさかの“強奪”に怒りをあらわにし、パ・リーグ連盟に異議を申し立てた。事態を重くみた同連盟は30日に両球団の代表者を招集し、事情聴取を行うことを決定。両者とも正当性を訴えており、全面戦争に発展する様相を呈してきた。
怒りのあまり、声が震えていた。大阪市内のオリックス球団事務所で午後4時半から始まった緊急会見。中村勝広球団本部長(58)は「寝耳に水で、あ然としている。球界の暗黙の了解の根幹を揺るがす事態です」とパウエルを“強奪”したソフトバンクを批判した。
パウエルの契約について記者の質問に答える竹内孝規COO 突然のことだった。ソフトバンクはこの日の昼すぎ、オリックスが獲得を発表していた助っ人右腕の獲得を発表。竹内孝規・球団最高執行責任者(COO=47)は「グラウンドで真剣勝負をやっているように、我々も舞台裏で命がけの勝負をしている。(オリックス獲得の)報道をうのみにしないで、自分の目と耳で確認することを(国際部が)地道にやってくれたたまもの」と絶賛した。
しかし、オリックスは納得できるはずがない。この日の会見で、22日にファクスで届いたという、パウエル自筆のサインが入った統一契約書の“写し”を報道陣に披露。「もう一度、一緒に戦うことを楽しみにしている」と書き添えた書面のコピーを見せただけでなく、オリックス選手として日本滞在を法務省が認可した在留資格認定証明書を高々と掲げ正当性を訴えた。すでに兵庫・西宮市内の住居も決定しており、巨人時代の荷物も運び込まれている。
米国での2度のメディカルチェックで昨年に手術した右ひざに異常が見られたため、オリックスは慎重に最終交渉を進めていた。途中、ソフトバンクが獲得に参戦していることに気づき、パウエル側に連絡を取ったが、音信不通になったという。
「統一契約書に署名、捺印(なついん)を済ませている。日本で正式に支配下選手登録するためには、統一契約書(のサイン)は唯一無二」と言う竹内COOとは対照的に、中村本部長は「間げきを突かれた。(オリックスは)法的には契約に至っていない」と厳しい表情だった。
パ連盟は30日、両球団幹部を呼び、獲得までの経緯を事情聴取する。早急な事態収拾を図るが、紛糾は必至だ。「憤りを感じるし、(代理人のランディス氏への)法的手段も考えている」と中村本部長が吐き捨てれば、竹内COOは「オリックスからの提訴は想定していない。問題ないと思うから契約までやっている。交渉相手先(代理人)がそこは問題ないと言っている」と胸を張った。前代未聞の仁義なき戦い。一度燃え上がった炎は、そう簡単には収まりそうにない。
◆ジェレミー・パウエル(Jeremy Powell)1976年6月18日、米カリフォルニア州生まれ。31歳。94年にハイランド高からドラフト4巡目(全体の112番目)でエクスポズ(現ナショナルズ)に入団。2001年から近鉄に所属。02年には17勝を挙げ、最多勝、最多奪三振、最高勝率のタイトルを獲得。ベストナインに選ばれた。05年にオリックスへ。06年から巨人に移籍した。日本では通算161試合に登板し67勝59敗。防御率3・89。家族は夫人と1男。196センチ、104キロ。右投右打。
◆仮契約後は手出さない慣例 これまで外国人との契約は、統一契約書の「写し」にサインすることで仮契約とみなし、来日後に正式契約して連盟に提出するが一般的だった。その間、他球団は手を出さないのが慣例化していただけに、今回のソフトバンクの手法は極めて異例だ。パ・リーグの村田繁事務局長は30日の事情聴取について「大変な問題になると予想されるので、解決に向けてやっていこうということ」とコメント。双方とも関連書類を持参することになっており、書面と手続きの正当性が問われそうだ。
参照元:スポーツ報知
松坂大輔、岡島秀樹両投手が所属する米大リーグ、レッドソックスの今季の入場券前売りが記録的な売り上げを見せている。
今季、本拠地フェンウェイ・パークで行われる試合の大半は、26日午前10時に販売を開始。28日までに昨年同日比で2・9%増の234万3204枚が売れたという。昨年はシーズン全体で約297万枚売れており、早くも8割近くがさばけたことになる。
参照元:スポーツ報知
米大リーグ入りを目指す前巨人の前田幸長投手(37)が28日、米アリゾナ州サプライズのレンジャーズの施設で、トライアウト(入団テスト)を受けた。
予想を上回る10球団のスカウトが集まり、前田はブルペンでスライダーやナックルなど変化球を織り交ぜて投球を披露した。前田は「出せるものはすべて出したし、いろんな球種を生で見てもらうことができたので非常によかった」と話した。
関係者によると、ロッキーズ、レンジャーズを含む数球団から興味を示されたという。
参照元:スポーツ報知
ドジャースの黒田博樹投手(32)が28日、ロサンゼルスに到着した。「思ったより寒い。こっちで勝負しなければいけない気持ちも固まった」と意欲を語った。
日本では広島市内で自主トレをし、「日本よりキャンプが遅いので調整に戸惑いはない。まずは時差ボケを直したい」と前向き。
当面はロサンゼルス市内で新居を探しながらドジャー・スタジアム内の施設で自主トレを続け、2月15日にスタートするフロリダ州ベロビーチのキャンプに備える。
参照元:スポーツ報知
中日・井端弘和内野手(32)が28日、名古屋市内の球団事務所で2度目の契約更改交渉に臨み、5000万円増の2億7000万円でサインした。希望額だった3億円には届かなかったものの、前回提示額より1000万円の上積みを勝ち取った。
夢の大台は今季の“宿題”となった。「今年、普通にやれば(3億円に)行くと言っていただいた。キャンプも近いし野球モードに入ります」とキッパリ。「彼はそれくらいの実力があるからね」と井手編成担当も“太鼓判”を押した。
順調なら今季中にFA権を取得。「球団側の考えも分かっているし、従わないといけない。僕より川上、荒木が先に権利を取るし、優先してくれたらいい」と第1回交渉時に見せた「権利行使も辞さず」の態度から一転、控えめな姿勢に終始した。リーグNO1遊撃手のプライドにかけて戦闘態勢を整える。
参照元:スポーツ報知
マー君が“松坂フォーム”で好仕上がり。楽天の田中将大投手(19)が28日、宮城・仙台市内のKスタ宮城の室内練習場で捕手を座らせ35球の投球練習を行った。レッドソックス・松坂大輔をほうふつとさせるフォームからキレのあるボールを投げ込み「100%に近い感じ」と手応え。初実戦となる2月6日、紅白戦(久米島)の“開幕投手”にも浮上した。
ゆったりとしたフォームから放たれた剛球がうなった。昨季の終盤から、振りかぶった時の両腕を、ひざまでゆっくり持ってくることを意識。田中が「その部分がよく松坂さんのようだと言われる」と言う新フォーム。ゆっくり持ってくることで軸足(右足)に体重が乗り、ためができる。ためができることで右腕が遅れて出て来て、打者は打ちづらく、また、球に力を込めることができる。バランスもよくなった。「(松坂を)意識したことはないんですけど」と、理想を追求した結果が、メジャーで活躍する“怪物”に自然と似てきてしまった。
周囲も昨年との違いを認めている。今年初めてボールを受けた正捕手・嶋は「去年の一番いい時よりもいい。球もきていたしキレもある」と絶賛。見守った杉山投手コーチは「球持ちが長くなって、コントロールもついてきている」と新フォームの成果を認めた。
仕上がりのよさに杉山コーチは「実戦で調整させていきたい。紅白戦で投げさせる」と、2月6日から3試合行う紅白戦に登板させることを明言した。「前よりもまとまってきた。だいぶいい感じ」と田中。進化したマー君に2年目のジンクスは当てはまらない。
参照元:スポーツ報知
ヤクルトからフリーエージェント(FA)で移籍した西武・石井一久投手(34)が28日、キャンピングカースタイルの巨大リムジンハイヤーで、埼玉・所沢市の西武ドームを初訪問。メジャー級出勤でチームメートのド肝を抜いた。
石井が乗ってきたのは米GMC社製の巨大ワゴン「サバナ」。全長約5メートル、高さ約2・3メートルの巨体に、豪華ホテルの室内のような内装を誇る超高級リムジンだ。石井が乗り降りするたびに、運転手がうやうやしくドアを開ける。この日は春季キャンプ壮行会のため全選手が球場に集合したが、ある選手は「あれ、誰の車?」と目を丸くした。
ハイヤー会社によると、1日約30万円のチャーター代が掛かる最上級車。球団との契約ではなく、あくまで個人契約だが、石井は「運転で体に負担が掛からないようにしたい。相手の居眠り運転も怖いし…」とリムジン使用を説明。この日も都内の自宅から球場まで1時間10分を要したが、プレーに専念するため、リムジン通勤を決断した。
所沢市内で行われた壮行会でも“石井節”を全開させ、約4200人のファンを沸かせた。「球場でロッカールームに入ろうとしたらボイラー室だった」「キャンプでは(パソコン用の)無線LANがないのが心配。ホテルのテレビもブラウン管なので、26インチの液晶を持ち込みます」メジャー左腕は、チーム合流初日から強烈な存在感を見せつけた。
◆GMC 米国の自動車メーカー。SUVやライトバンなど大型乗用車が製造されている。車体の正面に「GMC」と明記されているのが特徴。シボレーのバッジエンジニアリング(同じ車に異なる名前を付けて売る手法)で“兄弟車”とされる。サバナやアカディアといった車種が人気。サバナはファミリータイプやキャンピングカー、15人乗りの大型車などの車種がある。
参照元:スポーツ報知
巨人のアレックス・ラミレス外野手(33)が28日、厳しい内角攻めによる死球にも「そんなの関係ねぇ!」のパフォーマンスで怒りを抑えることを明かした。
東京・よみうりランド内のG球場で、自主トレを行った助っ人砲が笑顔で切り出した。「僕は乱闘が好きじゃないんだ。子供たちが見ているだろ。次は当てないでね、と言うだけさ」史上初の2年連続200安打を目標に掲げるラミレスに対しては、厳しい内角攻めなど徹底マークが予想される。昨年の6死球からの倍増も懸念されるが、自分の打撃を貫くだけ。「ぶつけられたら? ソンナノカンケイネェ!」と何度もジェスチャーを披露した。
この日は午前中に都内のジムでウエートトレに励み、午後からG球場でキャッチボールや打撃練習を行った。「動きが格段に良くなってきたよ」キャンプインを目前に調整ペースも上がってきた。
陽気な助っ人は、自主トレと並行してパフォーマンスの練習にも余念がない。本塁打後の「そんなの関係ねぇ!」の動作をホームゲームでは右手で、ビジターでは左手で行うことを決めた。「一塁側ベンチと三塁側ベンチのテレビカメラの位置を考えて、見えやすいようにしないとね」打っても打てなくても、死球を食らっても―。ラミレスは新パフォーマンスをフル活用する。
参照元:スポーツ報知
巨人・阿部慎之助捕手(28)が28日、臨時投手コーチに就任した。宮崎での選手会合同自主トレ2日目。雨で投手、野手ともに屋内施設での練習となったが、阿部はブルペンの後方から投手陣の投球フォームをつぶさに観察、野間口と姜に歩み寄り、アドバイスを送った。星野ジャパンの一員として、一線級の投手と接する機会が多い主将。「気付いたことがあれば言っていきたい」と、自らの知識を投手陣に伝えていくつもりだ。
気になって仕方がなかった。守備練習終了後、阿部はブルペンに走った。姜の背後に立って投球を見守り、「上半身だけで投げるな」と指導。野間口には「力を入れるタイミングが早いんじゃないか?」と、捕手の目から見て気付いた点を、動作を交えながら丁寧に伝えた。
名コーチぶりを発揮した。姜の投球フォームは、下半身がうまく使えない“棒立ち”の癖が出る。阿部は上半身に着目、フォロースルーをしっかり取ることを意識させた。最後まで腕を振り切ることで“棒立ち”の解消につながり、ボールは切れを増した。「分かりやすかった。さすがですね」阿部の助言に、姜は多いに感謝した。
投球時、体が開く癖のある野間口も「自分では気付かない点もある。投手コーチのアドバイスも大事ですが、キャッチャーの助言も大事」と感心した。阿部は「これからも言っていきたい。何でも伝えていきたい」と、常にコミュニケーションを取り、投手陣のレベルアップにつなげていくことを約束した。
昨年11月、北京五輪アジア最終予選に向けての日本代表合宿で、日本ハム・ダルビッシュ、中日・川上らの一流投手の球をブルペンで何度も受けてきた。不調時の投球フォームの修正法、試合中におけるピッチングの立て直し方などを聞いて、知識を深めた。
「技術的な部分は分からないけど、その時に話したことを思い出して、(投手陣に)伝えていきたい」2月1日のキャンプインまでは監督、コーチ陣の指導は許されない。だからこそ、合同自主トレを実施、選手同士がいろいろとアドバイスを送り合うことが重要だと考えた。阿部自身はティー打撃も行わず、1シーズンを通して戦える体力作りに専念している。自らのコンディションを整えることと、投手陣への気配りを両立している。今シーズンも、主将の働きを十分にこなしている。
参照元:スポーツ報知
大事な部分は自分で守る! 日本ハムの高校生1巡目ルーキー・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=が28日、早ければ今キャンプ中に打球から股(こ)間を保護する「ファウルカップ」を着用する意向を示した。強烈な打球が多い三塁手に挑戦するため、人生初のカップ着用を決断。しかし、装着時の違和感に警戒心をのぞかせ、「クッション性のあるヤツがいい」と“専用金カップ”を特注する考えも披露した。
中田が急所の自己防衛に乗り出す。怪物も人の子。男にしか分からないあの激痛を“金カップ”で徹底ガードする。「したことはないですけど、しないといけないですね」キャンプインを前に、ファウルカップを初装着する覚悟を決めた。
“初体験”を決意させたのはコンバートだった。高校時代は主に投手と外野手を務めたが、春季キャンプからは三塁手に専念する。サードは強烈な打球やイレギュラーバウンドが多く、捕手に続いてカップ装着率の高いポジション。中田自身、守備を課題として挙げているだけに、ファウルカップは必須アイテムとなる。
カップの素材はプラスチックやウレタン製が多く、野球の場合、スライディングパンツの中に入れて着用する。投手でも装着する選手はいるが、中田はこれまで経験がない。理由は着用時の違和感。「(カップが)硬いと、股関節の皮膚とかに当たって痛いっしょ?」と“コマネチ”のポーズをとりながら、表情を曇らせた。
ここからが大物ルーキーの真骨頂だ。違和感なくプレーに全神経を集中するため、「注文すればいいんじゃないスか」とニヤリ。装着時をイメージし、「クッション性のあるヤツがいい」と希望した。過去、ヤクルト・古田捕手が急所を負傷した際、特製カップを発注したり、K―1選手が特注した前例がある。新人選手の特注カップとなれば異例だが、中田はオーダーメードを視野に入れている。
この日は千葉・鎌ケ谷のグラウンドで新人合同自主トレに再合流。3日ぶりに軽めのノックや室内での打撃練習で汗を流した。本塁打性の打球を連発した打撃は上り調子だが、「守備はまだ全然ダメです」と反省。急所ガードと守備力向上にカップは必需品。“オリジナル金カップ”を装着し、中田が最強の三塁手へと成長する。
参照元:スポーツ報知
日本郵政グループの郵便局会社は28日、米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手(27)の写真をあしらった「記念フレーム切手」を29日から発売すると発表、記念セレモニーを開いた。
切手には、2006年12月の松坂投手のレッドソックス入団会見から、07年のメジャー初勝利、ワールドシリーズ制覇の優勝パレードまで10種類の写真を採用した。
セレモニーには、松坂投手も出席。自分の投球フォームなどの写真が入った切手をながめて「自分が切手になると思ったことはないので、やはりうれしい」と笑顔で話した。
郵便局会社と松坂投手のマネジメント会社の共同企画商品。特製ポストカード、特製ホルダー、80円切手10枚のセットで価格は4950円(送料込み)。
2月22日までの期間限定で、全国の郵便局に配置したカタログを使って通信販売する。
参照元:スポーツ報知
怪物が凱旋登板での快投を約束した。レッドソックスの松坂大輔投手(27)が28日、都内で行われた自身の「MLBデビューイヤー&ワールドシリーズ制覇記念フレーム切手」発売イベントに参加。先発が予想される日本開幕戦シリーズ(3月25、26日・東京ドーム)で、日本のファンに恩返しの好投をする意気込みを示した。
多くのフラッシュが浴びせられる中、司会者から日本開幕戦について聞かれた右腕は力強く言い切った。「日本の方が日米野球以外で、そうメジャーの野球を見ることはないと思う。楽しみにしてほしい」全国のファンが関心を抱く自身のマウンドに右腕は期待を持たせた。
倫世夫人の出産の関係で流動的ながら、現時点では第2戦の先発が予定されている。「投げられるのであれば投げたい」と意欲を持っており、この日も「東京ドームは狭いイメージ」と日本開幕戦へ思いを巡らせた。
「フレーム切手」には入団会見、ワールドシリーズで適時打を放ったシーンなど、メジャー移籍が決まってからの軌跡を追った10枚の写真が使用されている。最も印象に残っているのはワールドシリーズを制し、優勝トロフィーを掲げている場面。2年目の目標に「連覇」と「1年目以上の成績」を挙げた松坂が、日本のファンの前で期待を裏切らない投球を披露する。
参照元:スポーツ報知
オーストラリアで自主トレ中のパイレーツ・桑田真澄投手(39)が28日、自身のブログで近況を明かした。現在、レッドソックスの岡島らと2月15日のキャンプインに向け、ケアンズで練習。昨年9月に手術した右足首について「100%ではないけれど順調に回復している。キャンプには間に合いそうです」とコメントした。キャンプではメジャー枠の24人、マイナー契約の8人計32人がしのぎを削るが「若い選手たちと勝負できるレベルにはもっていけそうだよ」と手応えをつかんでいる様子だった。
参照元:スポーツ報知
米大リーグ、ドジャースの黒田博樹投手が28日、チームの本拠地ロサンゼルスに到着した。
黒田は空港で、このところ雨が多かった天候に「思ったより寒い」と苦笑いし、「こっちで勝負しなければいけない気持ちも固まってきた」などと意気込みを語った。渡米前は広島市内で専属トレーナーと体づくりに励み「日本よりキャンプインが遅いので調整に戸惑いはない。まずは時差ぼけをなおしたい」と話していた。
当面は家を探しながらドジャースの施設で自主トレーニングを続ける。ドジャースのバッテリー組は、2月15日にフロリダ州ベロビーチでキャンプインする。(共同)
参照元:スポーツ報知