野球の最新ニュースをあなたにお届けします。
スポンサードリンク
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
マー君が“松坂フォーム”で好仕上がり。楽天の田中将大投手(19)が28日、宮城・仙台市内のKスタ宮城の室内練習場で捕手を座らせ35球の投球練習を行った。レッドソックス・松坂大輔をほうふつとさせるフォームからキレのあるボールを投げ込み「100%に近い感じ」と手応え。初実戦となる2月6日、紅白戦(久米島)の“開幕投手”にも浮上した。
ゆったりとしたフォームから放たれた剛球がうなった。昨季の終盤から、振りかぶった時の両腕を、ひざまでゆっくり持ってくることを意識。田中が「その部分がよく松坂さんのようだと言われる」と言う新フォーム。ゆっくり持ってくることで軸足(右足)に体重が乗り、ためができる。ためができることで右腕が遅れて出て来て、打者は打ちづらく、また、球に力を込めることができる。バランスもよくなった。「(松坂を)意識したことはないんですけど」と、理想を追求した結果が、メジャーで活躍する“怪物”に自然と似てきてしまった。
周囲も昨年との違いを認めている。今年初めてボールを受けた正捕手・嶋は「去年の一番いい時よりもいい。球もきていたしキレもある」と絶賛。見守った杉山投手コーチは「球持ちが長くなって、コントロールもついてきている」と新フォームの成果を認めた。
仕上がりのよさに杉山コーチは「実戦で調整させていきたい。紅白戦で投げさせる」と、2月6日から3試合行う紅白戦に登板させることを明言した。「前よりもまとまってきた。だいぶいい感じ」と田中。進化したマー君に2年目のジンクスは当てはまらない。
参照元:スポーツ報知
PR
この記事にコメントする