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◆マリナーズ3―1ホワイトソックス(24日・アリゾナ州ピオリア) マリナーズのイチロー外野手は「1番・中堅」で出場、3打数2安打2盗塁だった。内容は左翼線二塁打、四球、左前打、空振り三振。
城島健司捕手は「8番・捕手」で出場、3打数1安打1打点。内容は遊ゴロ、右飛、二塁内野安打だった。
イチローは1打席目に三塁線を破る二塁打で先制攻撃の突破口となり、第3打席にも左前打を放って3打数2安打。さらに2度の二盗を仕掛けた。
試合後は自らのプレーよりも最近数試合で2番起用されているロペスについてコメント。「2番としての仕事をやろうとしている姿勢が見える。(先行走者を進塁させるなどの)意識は強いと思いますよ」。若手の意識変化を前向きに受け止めている様子だった。
参照元:スポーツ報知
◆プレシーズンゲーム 巨人2-9レッドソックス(23日・東京ドーム) 3回から2番手で登板した巨人の内海は「緊張してどうなることかと思った」という。いきなり9番のキャッシュに二塁打を許し、続くペドロイアにも四球を与えたが、その後は「打たれても仕方ない」と開き直った。
前日の阪神戦で2打点を挙げたユーキリス、さらには5年連続で100打点以上をマークしているオルティスを2者連続の見逃し三振に仕留めた。そして、通算490本塁打のラミレスから空振り三振を奪いピンチを切り抜けた。4回は2連続三振を含め、簡単に3者凡退として最終調整を終えた。
2番からの5連続三振に、先発枠を任される左腕は「相手はまだ時差ぼけが残っていたんですよ」と謙遜(けんそん)したが、内容のある投球に自信を深めた様子だ。
キャンプでは若手投手陣のけん引役を期待されながら、早々の脇腹痛で出遅れていた。それだけに「何とか間に合って良かった」と、ほっとした表情をのぞかせていた。
参照元:スポーツ報知
◆プレシーズンゲーム 巨人2-9レッドソックス(23日・東京ドーム) 主砲が魔球討ちで、開幕OKをアピールした。李承ヨプが、レッドソックス・ウェイクフィールドのナックルボールに食いつき2安打。初回、2死一、二塁から左前タイムリーを放つと、4回にも右前へクリーンヒット。28日、ヤクルトとの開幕戦(神宮)で4番に座ることが確実な大砲の準備は整った。
体をくの字にして、李承ヨプはボールに食らいついた。外角に沈んでいく魔球を、最後は右手だけでとらえた。1回2死一、二塁。カウント2―1からのナックルボールにバットを合わせ、打球は左前にぽとりと落ちた。自身、今季巨人の一員として放った初安打が適時打になり、両肩に乗った重圧はなくなった。
気持ちが吹っ切れれば、怖い物はない。4回先頭でも目の覚めるような打球を右前に運んだ。2安打ともウェイクフィールドのナックルボールをとらえた。「ああいうボールは生まれて初めて経験した。今日はボールからバットに当たりにきてくれたんですよ。でも、結果が出て気持ちはいいですね」メジャー通算168勝右腕から2安打し、見たかと言わんばかりに胸を張った。
激しい戦いが終わっても、日本でまだ戦いは続いていた。3月上旬、台湾で行われた北京五輪野球世界最終予選に参加して23打数11安打、打率4割7分8厘、2本塁打、12打点の活躍で母国の五輪出場を決めた。休む暇なく来日し、18日の中日戦(東京D)から今度は巨人の主砲として調整した。だが、ここまで3試合、10打席無安打(2四球)だった。「早く1本が欲しいですね」心からの声だった。ラミレスとの4番争いを制するためには、結果が必要だった。
昨年12月、手術した左手親指付け根の経過報告に来日した際には「目標は開幕から日本シリーズまで4番に座ることです」と宣言した。「昨年は7番も打った。何番でも気持ちは同じ」と試合後は謙虚に話したが、やはり李には打線の真ん中が似合う。開幕前最終戦で2安打し「開幕4番」に大きく前進。「開幕に向けて、準備は出来ています」後は天命を待つだけだ。
参照元:スポーツ報知
◆日本ハム1-4ロッテ(23日・札幌ドーム) 渡辺俊が、鬼門を克服した。8回6安打1失点で今季初白星。ドーム球場では、06年5月28日の巨人戦(東京D)で勝ったのを最後に、公式戦6連敗中だった。665日ぶりの“トンネル脱出”に「ドームへの苦手意識? ヒーローインタビューで聞かれるまで本当に忘れていました。いつも打たれているなら別だけど、抑えた試合もあったし、気にしていなかった」と言いつつも、笑みが広がった。
生命線の変化球がさえた。6回無死一、二塁で迎えたのは、最もマークしていた稲葉。「下手にフライを打たすと危ない。ゴロを打たせよう」外角にシンカーを2球続け、シナリオ通りの遊ゴロ併殺。7回に高橋に一発を浴びたが、それ以外は危なげなかった。
女房役の里崎にもほめ言葉を並べられた。「珍しく制球がよかった。フォームがしっかりして、バラつきが少なくなってきた」開幕前、好調時と不調時の微妙なフォームの違いを指摘された。VTRを見てきっちり修正したことで、普段は辛口の背番号22からも満点に近い評価をもらった。
昨季、交流戦で中日・落合監督に「風のないドーム球場では勝てない」と言われ発奮。風の影響が少ない新球「ライズボール」を開発した。この日は使うまでもなく「新球はナゴヤドーム、いや落合さん用です」と冗談を飛ばした。「きょうはまだ初戦。今年は最後に勝ちたい」とV宣言のサブマリン。今季は屋内外関係なく、ライバルたちを幻惑する。
参照元:スポーツ報知
◆ソフトバンク4―0楽天(23日・福岡ヤフードーム) ソフトバンクの大学社会人1巡目ルーキー・大場翔太投手(22)=東洋大=が、楽天戦(ヤフーD)でプロ野球史上28人目となる初登板初完封のド派手デビューを飾った。プロ入り後、最速150キロの直球を武器に、8安打を許しながらも無四球でのシャットアウト劇。パ・リーグ初となるプロ初登板の無四球完封で、チームを2年ぶりの開幕3連勝に導いた。
両手を大きく広げ、大場がガッツポーズで喜びを表した。4点リードで迎えた9回2死一塁。最後の打者、高須の打球が自身のグラブをはじいたが、落ち着いて一塁へ。2001年の中村隼(日本ハム)以来、球団では1957年の木村保(南海)以来、51年ぶりとなるプロ初登板初完封の瞬間だ。もちろん、お立ち台も初体験。3万1660人のファンを前に「一人一人集中して投げただけです。王監督はじめコーチのおかげです」と、声を弾ませた。
「良かったのは攻める姿勢。ピンチになったらきょう一番いいボールを投げようと思った」と振り返ったように、自慢の直球で強気に押した。3回1死二、三塁のピンチでは鉄平を内角低め145キロの直球で見逃し三振、草野を147キロの直球で中飛に仕留めた。7回2死満塁の危機も渡辺直を144キロの直球で右飛。朝井との投手戦を制し、念願のプロ初白星をつかみ取った。
開幕までは苦難の連続だった。昨年の明治神宮大会での3試合連続完投勝利でチームを初の日本一に導き「平成の鉄腕」と称されて6球団競合の末にソフトバンク入り。だが、今月15日の横浜戦(横浜)で5回8失点KOされるなど、オープン戦は3試合で防御率9・22と、洗礼を浴び続けた。それでも「不安とかはなかったですね。原因も見つけられたので」という言葉通り、東洋大時代のDVDなどを再確認し、体重移動がスムーズでなかったことと、腕を振れなかったことが原因と判断。わずか1週間の修正で本来の輝きを取り戻した。
「高2のときにアイシングして余計に肩が痛くなったので」と、現在もアイシングは行わない。驚くべきタフネスぶりだが、幼いころからブロッコリーなどの生野菜が苦手。大きな故障もなく成長したのは、母・富二子さんの存在が大きい。偏食癖を克服するため、野菜スープなど料理に工夫をこらしてくれた。大場もウイニングボールは両親に贈ると明言。「目の前で勝つことができて少しは親孝行できたかな」と、感謝の言葉を繰り返した。
鉄腕の快投で、昨季10勝14敗と負け越した楽天に3連勝。開幕戦の久米の白星に続き、新人が開幕3連戦で2勝を挙げたのは、パ・リーグでは1962年東映の尾崎行雄、安藤元博以来の快挙だ。「どえらいことをやってくれたね。ストレートで押してね。大学時代からの鉄腕、剛腕というのが回を追うごとに出ていた」と、最大級の賛辞を贈った王監督。大場に、そしてチームにとっても最高のプロ一番星となった。
参照元:スポーツ報知
◆プレシーズンゲーム 巨人2-9レッドソックス(23日・東京ドーム) レッドソックス・松坂大輔投手(27)が23日、アスレチックスとの開幕戦(東京D)先発へ警戒心をあらわにした。阪神とのオープン戦で打線爆発させて大勝したア軍について「結構、いい打者がそろっている」と目を光らせ、本塁打の出やすい球場での登板にも不安をのぞかせた。
大役を務める大舞台を2日後に控え、怪物に難題が持ち上がった。21日未明に来日してから、まず、目がかゆい。鼻水は出る。「もう、どうにもならない。かゆいです。目薬さしたり、薬を飲んだりしていますけど、とにかくひどい」キャンプ地フォートマイヤーズでも、今年は花粉症に悩まされたが、症状は来日してさらに悪化。体調面での不安を明らかにした。
万全でないなかでも快投を目指すが、火のついたア軍打線と東京Dで対戦することに「気をつけないといけない。ましてや、この球場ですから」と自らを戒めた。この日はブルペンで58球の投球練習を行い、栄光のオープニング投手に向けて最終調整を済ませた。凱旋登板でぶざまな姿は見せられない。
参照元:スポーツ報知
◆パドレス3―7カブス(23日・アリゾナ州ピオリア) カブスの福留孝介外野手は「5番・中堅」で出場、1打数無安打2四球だった。内容は四球、中飛、四球。
パドレスの井口資仁内野手は「2番・二塁」で出場、3打数1安打。内容は左前打、中飛、三ゴロ。
井口が1打席目に左前打を放った。内角の速球にバットが折れたが、何とか外野に打球を運んだ。
井口は「きのうあたりから調子が上がっている。シュートにうまく体が回った」と満足げだった。チームは中国遠征組が合流し、最終調整に入る。「サインプレーも出だした。作戦の中で自分の役目を果たせたらいい」と、自身の仕上げにも余念がなかった。
◆福留、マダックスと対戦 ○…カブスの福留が、347勝右腕のマダックスと2度目の対戦。前回は初球を打ち損じて二ゴロに終わり、今回は四球と中飛。「あまり打てるボールがこなかった」と不完全燃焼に終わった。
ただ、不調だった打撃については「そんなに悪くはなかった」。安打こそなかったが、調子が上向いていることを感じている様子だった。
参照元:スポーツ報知
◆パイレーツ8―0ヤンキース(23日・フロリダ州ブラデントン) ヤンキースの松井秀喜外野手は「3番・左翼」で出場、2打数1安打1四球だった。内容は一ゴロ失、右前打、四球。
左飛のタッチアップが2度に、左前打での二塁走者ホームインが1度。ここまで送球の機会が少なかったヤンキースの松井秀が、右ひざの動きを試されるプレーを3度もこなした。
難しかったのは5回1死二塁の左飛。左中間の打球に走り込み、捕球時にこまのように一回転して二塁走者を刺そうと三塁に送球した。「ひざという意味では問題なかったけど、動作のスムーズさはもう少しですね」と今年初めて見せる大きな動きを振り返った。
4回に右前打を放ち、打率は3割9分3厘に。「今年は数字を出さなくちゃいけないオープン戦だと思いますから」。
参照元:スポーツ報知
ヤンキースの井川慶投手は23日、マイナー戦で2Aを相手に先発し、4回を投げて8三振を奪い無安打無失点だった。
井川が大リーグ残留へ望みをつないだ。傘下のマイナーリーグの紅白戦に登板し、2Aを相手に4回を無安打無失点と好投し、8三振を奪った。
今年初めての先発に「やっぱり先発は気持ちいいし、自分の投げやすい場所かなと思いました」。一回はいずれも速球を決め球に3者三振でスタートを切った。ジラルディ監督は「今まで見た中で一番良かった。チェンジアップでもスライダーでもストライクが奪えた」と評価した。
2イニング以上を任せられる救援の候補だが、腰痛のペティットが出遅れれば、先発のチャンスが転がり込むこともある。「中継ぎじゃ絶対に残れないので、自分は先発です」。井川は先発への思いを捨てずに残留争いを続ける。
参照元:スポーツ報知
米大リーグ、タイガースとミゲル・カブレラ内野手は8年総額1億5230万ドル(約152億円)の契約更新で基本合意に達した。23日、AP通信などが伝えた。
タイガースは昨年12月にマーリンズからカブレラを獲得。1月に年俸1130万ドル(約11億円)で1年契約したが、長期契約を結び直した。
同通信によると、最終的にまとまれば、総額と平均年俸で大リーグ4位の高額契約となる。
カブレラは強打の三塁手で4月18日で25歳。3年連続打率3割以上、4年連続110打点以上を記録し、この4年間で126本塁打を放った。昨季は打率3割2分、34本塁打、119打点。(共同)
参照元:スポーツ報知
◆エンゼルス8―2マリナーズ(23日・アリゾナ州テンピ) マリナーズのイチロー外野手は「1番・中堅」で出場、4打数1安打1盗塁だった。内容は中飛、二塁内野安打、三ゴロ、右飛だった。
城島健司捕手は「6番・捕手」で出場、3打数2安打だった。内容は三ゴロ、中前打、右前打。
試せることを試した。「このタイミングでいったらどうかなと…。シーズン(公式戦)ではいかないけど」。イチローは3回に仕掛けた二盗で意図的にスタートを遅らせていた。一歩目を踏み出す直前の判断。勝敗を気にしなくていい状況を最大限に活用したかった。
「タイミングはアウト。だから帰ろうと思ってね」。自分の足よりも送球が速かったと感じたが、野手のグラブからボールがこぼれたのは気づかなかった。セーフ判定にもかかわらず三塁ベンチに戻ろうとするイチローに、満員のスタンドがざわめく場面があった。
相手は同一地区優勝候補エンゼルス。だがイチローはほかのオープン戦と同様に考えている。「(相手を意識する気持ちは)あんまりないね」。あくまでもマイペースで仕上げるつもりのようだ。
◆城島、新しい打線を観察 ○…マリナーズは同一地区ライバルのエンゼルスに完敗。しかし、城島は「新しい選手が入ってどう打線が新しくなるか」をマスク越しに観察していたという。チームも公式戦で先発起用される新戦力シルバを温存して臨んだ。勝敗は重要ではないと言いたげだ。
2安打はともに外角球を中堅から右方向に巧打した。「ああやって打っておけば(内角の)甘い球もくる」と納得顔だった。
参照元:スポーツ報知
◆プレシーズンゲーム 巨人3―4アスレチックス(22日・東京ドーム) メジャー相手でも、伸び盛りの19歳はひるまない。坂本が、アスレチックスとのオープン戦に「8番・二塁」でフル出場。2回、先取点につながる中前安打、6回にも再び中前へ運んだ後、9回には左前安打で“猛打賞”をマークした。開幕スタメンへ突っ走る坂本に刺激されたかのように、2番に入った二岡、左すね打撲を乗り越え「6番・DH」で出場した阿部もヒットを記録。役者がそろった原巨人。28日、ヤクルトとの開幕戦(神宮)に向け、上昇ムードになってきた。
はしゃぐことも、笑みを見せることもなかった。坂本は一塁ベース上で堂々と胸を張った。「相手がメジャーだと思っているとビビってしまうんで、積極的に打ちにいきました」目の前にちらついた「開幕スタメン」を両手でたぐり寄せた。
誰が相手でも関係なかった。2回2死一塁。アスレチックス先発・エイブランドの初球、内角ぎりぎりの144キロ直球を腕をたたんで中前に運んだ。「すべてのボールが微妙に揺れていましたね」メジャー投手独特のボールを1打席目で強打、続く加藤のチーム51イニングぶりのタイムリーを“アシスト”した。
打席ごとに進化をみせた。6回1死、カウント2―2からの外角スライダーには左手をいっぱいに伸ばして中前に運んだ。9回先頭でも、外角スライダーを最後は左手1本で左前へ。長い両腕をたたんで伸ばして、自身7試合ぶりの猛打賞をマーク。「しつこくいこうと思いました」19日のヤクルト戦(神宮)に続き「二塁」で先発出場し、94年の松井(現ヤンキース)以来、14年ぶり4人目の10代開幕スタメンをほぼ手中に収めた。
練習で取り組んだことをすぐに実行できるところに、非凡さを感じさせる。前日(21日)は、G球場での全体練習後に村田打撃コーチの指導のもと、1時間、マシン打撃を行った。どんな体勢でも両肩を水平に回すレベルスイングを教わった。試合前には原監督が「まず下半身から動き出せ。上と下を一緒に回しちゃだめだ」と下半身主導の打撃を心がけるように声をかけた。
この日の3安打、内角球でも、外角に逃げるボールでも両肩を水平に回して下半身を粘り強く使った。これまで「順応性、柔軟性は素晴らしい」と適応力の高さを認めていた指揮官も、「彼の野球人生の中で大きく変わる可能性を持たせる3本じゃないかな」とさらなる成長を感じさせる試合だったことを強調した。
試合前には、現代っ子らしいたくましさも見せていた。「メジャーはよく分からないです。ウェイクフィールドって、すごいんですか?」と23日のRソックス戦で先発する、世界一軍団のナックルボーラーに首をかしげた。「1本のヒットがうれしい。スタメンとかは考えず、今は高いレベルで野球ができるのが楽しい」まずは開幕まで、全力疾走で駆け抜ける。
巨人・原監督「開幕を控え、ベストオーダーが組めたことに手応えを感じています。坂本は自信になったでしょう。彼の野球人生の中でも大きな3本のヒットになった。上原は本来のピッチングだった。いい形でペナントに入ることができる。アスレチックスはスピーディーな選手が多い。遊撃のクロスビーのフィールディングとバッティングには、特に躍動感がありました
参照元:スポーツ報知
◆イースタン・リーグ 日本ハム11-7ロッテ(22日・鎌ケ谷) 怪物が豪快に散った。日本ハムの中田翔内野手(18)が22日、イースタン・リーグ開幕戦のロッテ戦(鎌ケ谷)に「5番・三塁」でフル出場したが、4打数無安打3三振。育成枠ルーキー・池田健投手(18)のド真ん中直球に空振り三振を喫するなど、屈辱のデビューとなった。
結果とは対照的に、試合後の中田は明るかった。「始まりや、始まりや。無安打記録の始まりの予感がする」言葉では今後の無安打行進への危機感を口にしたが、表情に一時の悲壮感はなかった。「フルスイングできてるし、タイミングも合ってる。1軍で打てなかった時とは全然違うッス」3三振はすべて空振り。消極的だった過去の不振との違いは明白だった。
フレーズにも余裕があった。2軍降格が告げられた12日のヤクルト戦(神宮)後には「ふざけんな神様!」と毒づいたが、この日は何と唇の乾きに八つ当たり。「乾くわ~。リップ(クリーム)がなかったから打てなかった。マジで」とちゃめっ気たっぷりに無安打の要因を分析した。
鎌ケ谷には同球場の開幕戦では史上最多の2530人が集結。衰えない期待値を証明した。第2打席までは大阪ホーマー社製のバット「ボナンザ」を使用するなど、試行錯誤しながら前向きに取り組んでいる。
「最後の打席は(池田の)ド真ん中を打てなかった。ズレてる」と試合後は室内でフォームの始動をチェック。水上2軍監督は「あと数ミリの修正ができれば、いいホームランが見られる」と予言した。爆発の時は、刻一刻と近づいている。
参照元:スポーツ報知
◆日本ハム2―3ロッテ(22日・札幌ドーム) やはり成瀬は負けなかった。9回2死一塁。小谷野へのスライダーは、遊撃左への低いライナーとなった。西岡が横っ跳びで好捕、チームが今季初白星をつかんだ。「交代させられても、おかしくなかった。怒られつつも完投できて良かった」ため息交じりで振り返った6安打2失点の完投勝利。06年9月18日のオリックス戦から続く、パ・リーグ公式戦の連勝は16まで伸びた。出迎えたバレンタイン監督と笑顔で握手を交わした。
耐え抜いた。2回1死三塁、小谷野に中前へ先制適時打。1点リードで迎えた6回には、左打者の田中に右越え同点弾を許した。昨季、小谷野には11打数1安打、田中には12打数無安打。お得意さまに痛打された上、6回まで奪三振がなかったことが苦闘を物語る。
女房役の里崎から何度もしっ責され、ようやく目が覚めた。7回に小谷野、糸井、鶴岡を3者連続三振。「このままじゃ代えられると思って、ひとりひとり大事に全力で行った。スイッチが入りました」終盤3回は四球の走者1人だけに封じ込んだ。
札幌で日本ハムに借りを返したい。執念にも似た気持ちに支えられた。昨年のクライマックスシリーズ第2S第5戦。わずか3回2/3でKOされ、涙した。「忘れてないですからね、あの悔しい気持ちは。それがあったから、オフは何とかモチベーションを保てた」
昨季は16勝1敗で、防御率と最高勝率の2冠。大活躍の反動で一種の『燃え尽き症候群』にも陥った。気持ちが切れそうになると、札幌の悪夢を思い出してつなぎ止めた。調子が上がらなかったオープン戦期間、チームで原則的に禁止されている3日連続の投げ込みを行い、約2キロ減量。ベスト体重の86キロに戻した。手を尽くして札幌に乗り込んだ。
「これからも投げる試合は全部勝ちたい。でもきょうは野手に助けてもらったので、リベンジは果たせていない」と、試合後は口元を引き締めた。もがき苦しみながら手にした白星は、前に進む原動力になるはずだ。
参照元:スポーツ報知
◆ソフトバンク5x―4楽天=延長11回=(22日・福岡ヤフードーム) 楽天は2戦連続で悪夢のサヨナラ負け。開幕戦に続き、救援陣がリードを守りきれなかった形だが、野村克也監督(72)は試合後、追加点を奪えなかった打線に苦言を呈した。3回までに4点を奪ったものの、その後は完全に沈黙。4打数無安打に終わった主砲の山崎武司内野手(39)もふがいなさを悔やみ、第3戦での奮起を誓った。
開幕戦の悔しさを晴らす勝利まで、あと1人に迫りながら喫した、まさかの2試合連続サヨナラ負け。新守護神ドミンゴが同点打を浴びるなど、相変わらずピリッとしない救援陣。ところが、指揮官の怒りの矛先は打撃陣に向いた。
「ダメ押し点が取れんな。あと1点が…」試合終了直後、力なくつぶやくノムさん。「オープン戦からそうだ。最初に取って終わり。相手の反撃を待つだけになってしまう」と敗因を分析。投手陣の立て直しこそ急務としながらも、毒づいた対象は打線の情けなさだった。
初回、礒部の2点二塁打で幸先よく先制。2回には鉄平の適時三塁打、3回にはリックの適時中前打で順調に得点を重ねたが、その後、パタリと当たりが止まった。4回から11回まで、わずかに1安打。3者凡退が5回と、淡泊な攻撃が続いた。「後半にも、(点を)取っておかないとあかん」と山崎武。あと1点を奪えば、結果は違っていたかもしれない。
23日の第3戦、ソフトバンクはルーキー大場が先発予定。「新人になめられるわけにはいかない」と山崎武。「あしたは何とか勝たないと。とにかく、それでしょ」と続けた昨年の2冠王。打線の踏ん張りで3連敗だけは阻止する。
参照元:スポーツ報知
◆ソフトバンク5x―4楽天=延長11回=(22日・福岡ヤフードーム) 王ホークスが、開幕戦に続く劇的なサヨナラ勝利で連勝スタートを決めた。楽天との第2ラウンドは同点で迎えた延長11回2死満塁から、代打・本間がサヨナラ中前適時打。開幕から2試合連続サヨナラ勝ちは2005年の中日以来、7チーム目で、球団史上初めて。パ・リーグでは1989年の日本ハム以来、19年ぶりの快挙だ。23日は期待の大物ルーキー・大場翔太投手(22)=東洋大=が先発。5年ぶりの日本一へ向けて、ロケットスタートを狙う。
ドラマでも、漫画でもない。まぎれもない現実だった。1959年の巨人デビューからプロ野球生活50年目を迎えた王監督にとっても、初体験となる開幕2試合連続サヨナラ勝利。「しびれたけど勝ち味が遅いな。まあ文句言っちゃいかんね」気力を使い果たした様子で会見場に登場した指揮官だったが、表情は緩みっぱなしだった。
初戦の柴原に続き、ベテランが結果を出した。4―4で迎えた延長11回2死満塁。指揮官は「ヒットでいいんだ。ホームランはいらない」と声をかけ、14年目の本間を送り出した。その思いに応え、カウント2―2から楽天・松本の124キロチェンジアップを中前へ。二塁ベース付近でナインの手荒い歓迎を受けた35歳は「これだけ大勢のファンが後押ししてくれた。福岡のファンは最高だと思います」と、お立ち台で絶叫した。
「ダテにプロのメシは食ってないよ。10年以上つらい思いもいい思いもしている。それだけ修羅場もくぐっている」王監督の言葉が本間に対する信頼を物語っていた。春季キャンプからオープン戦中盤まで2軍で過ごし、1軍昇格を果たしたのは14日のロッテ戦(千葉)。2安打1打点をマークし、右肩痛の回復が遅れた本多に代わって開幕スタメンも獲得した。初戦は2三振で途中交代したが、2戦目で即結果を出した。
指揮官がホークス監督に就任した1995年、本間もプロ生活をスタート。同じ年月を歩んできたベテランが「2試合目にしてこれだけ気合入っている監督は初めて」と驚くほど、この日の王監督は精力的に動いた。初回2死満塁のピンチでは、険しい表情でベンチを飛び出し、林球審に前打者・山崎武らのハーフスイングを確認。馬原の離脱後、守護神として起用していたガトームソンを2点ビハインドの8回に投入するなど、執念のタクトで白星をたぐり寄せた。
開幕戦白星の日本ハム、オリックスが敗れ、2試合目ながら単独首位に浮上した。「勝負はげたを履くまで分からないというけど、今日は(勝利が)こっちサイドで良かったよ」と、満足げな表情で引き揚げた王監督。開幕前に掲げた「総合力野球」は着実に浸透している。
◆3・20開幕戦VTR ソフトバンクは、楽天の先発・岩隈らの前に8回まで1点止まり。1―3で迎えた9回、ドミンゴを攻め、連続長短打で無死二、三塁とすると、5番の柴原が右翼席に勝負を決める3ラン。開幕戦での逆転サヨナラアーチは、94年の西武・伊東以来史上2人目。3番手で1回1/3を無失点に抑えた久米が、新人開幕戦勝利をマークした。
参照元:スポーツ報知
◆プレシーズンゲーム 阪神5―6レッドソックス(22日・東京ドーム) レッドソックスの先発はバックホルツ、阪神は安藤。
レッドソックスは1回2死から3番・オーティズがレフトスタンドへソロ本塁打を、2死一、二塁から6番・ドリューが左中間スタンドに3ラン本塁打を放ち初回から打線が爆発!
阪神は2回、2死満塁から赤星の二塁打で2点、2死二、三塁から平野のシングルヒットで2点返した。
レッドソックスは4回2死からスナイダーに投手が交代した。阪神は5回から渡辺、6回から江草。
レッドソックスは6回2死一、二塁からユーキリスの左前安打の間にセカンドランナーがホームインし追加点を挙げた。
阪神も6回、1死満塁から平野の犠牲フライで1点を返した。
阪神は7回から久保田が投げている。レッドソックスは7回からロペスに、8回からはデルカーメンに交代した。
阪神は9回、藤川が、レッドソックスはパペルボンがマウンドに上がった。
レッドソックス・バックホルツ投手「タイガース打線は予想以上に体重を軸足に残してしっかり打っていた。何球か甘くいって痛い目に遭った。場内の応援はすごかったけど、マウンドでは集中できた」
参照元:スポーツ報知
◆プレシーズンゲーム 巨人3―4アスレチックス(22日・東京ドーム) 巨人は2回2死一、二塁で加藤健捕手が中前安打を放ち先制。アスレチックスは4回、クロスビーとハナハンの一発攻勢で同点に。9回には2死一塁からボーエンが適時二塁打、E・ブラウンの適時打で2点を勝ち越した。巨人は9回、先頭の坂本がこの日、3本目となる左前安打で出塁。2死二塁となり代打・大道の左前適時打で1点差に。さらに一、二塁に走者を置いて李に回ったが左飛に終わった。
巨人・原監督「選手には互角に戦おうと言って臨んだ。意義も内容もある試合だった。上原はいい形でペナントレースに入れると思う」
アスレチックス・ゲレン監督「監督として9回二死走者なしからの2打点はうれしい。選手は大きな自信になった。巨人の投手陣はすべて良かったが、特に上原は素晴らしい球を投げていた」
参照元:スポーツ報知