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◆アストロズ5―11ロッキーズ(18日・ヒューストン) アストロズの松井稼頭央内野手(32)が、故障者リスト(DL)から外れて戦列に復帰し「2番・二塁」で今季初出場した。結果は3打数無安打で2四球だった。

 大リーグ5年目の今季は、オープン戦期間中に体調不良を訴えて臀部(でんぶ)の手術を受け、3月21日付でDLに登録された。開幕戦のベンチから外れて静養していたが、4月8日からマイナーの試合で調整していた。

参照元:スポーツ報知

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◆オリオールズ8―2ヤンキース(18日・ボルティモア) ヤンキースの松井秀喜外野手は「5番・指名打者」で出場、2打数1安打だった。打率は3割2分8厘。

 松井秀はこれまで打率3割6分7厘と打ち込んでいたオリオールズのカブレラが相手だった。

 攻略の期待に応え、4回2死二塁、153キロを右前に打ち返した。だが二塁走者が右翼手の好送球で本塁タッチアウトに。2、6回はいずれも内角攻めで、大リーグで初の1試合2死球。156キロと151キロの速球をぶつけられ、同じ当たるにしても「カブレラの球はやめてほしい」。

 松井秀「(2死球)大丈夫。めちゃくちゃひどいわけではない。1試合2個は(日本も含め)たぶんないと思う。あれはコントロールミスでしょう」

参照元:スポーツ報知

◆レッドソックス11―3レンジャーズ(18日・ボストン) レッドソックスの松坂大輔投手(27)が18日、レンジャーズ戦に先発し、5回1/3を5安打3失点、2四球に4三振、1本塁打という内容だった。

 松坂は6回、1死二塁から迎えたブレイロックに、この試合の101球目を右翼に2ランにされたところで、2番手・ロペスと交代。味方打線の大量援護で9―3という展開で、勝利投手の権利を持ったままマウンドを降りた。試合はレ軍が勝利。松坂は開幕から負けなしの4勝目となった。

 松坂「チームは勝ったけど、迷惑をかける形になって申し訳ない。自分の感覚と(投球の)ずれが大きかった」

参照元:スポーツ報知

◆中日0―1巨人(17日・ナゴヤドーム) 新加入の両右腕が見事な完封リレーを演じた。巨人は先発のグライシンガーが8回途中まで、中日打線に8安打されながら無失点の粘投。8回1死二塁のピンチに登板した守護神クルーンは、打者5人を圧巻の完全救援で5セーブ目をマークした。打線は4回、高橋由のリーグ単独トップに立つ8号ソロによる1点に終わったが、今季初の完封勝ちでライバル相手の同一カード3連敗を阻止。18日からの広島戦では攻撃陣の奮起で波に乗りたい。

 脳裏によみがえる不安を消した。クルーンは自分を信じた。カウント2―1からの4球目は「以前、ウッズにこれを本塁打されてからめったに投げない」フォークだった。鋭く落ちながら内角高めに決まった“因縁の球”に、バットは動かない。激高する竜の主砲を尻目に、淡々とベンチへ引き揚げる姿が逆に、すごみを感じさせた。

 その名がコールされると、どよめきが歓声を上回った。8回1死二塁。一打同点という場面で、守護神の出番が巡ってきた。原監督は「チームは今、逆風の中にいる。こっちの流れにするためには奇襲と言われるようなこともやっていかないといけない。チーム状態の中で、最善策を選んだ」と説明。161キロ右腕にすべてを託した。

 信頼に応える圧巻の投球だった。「先頭(の荒木)が出塁して、3番から行くかもと言われていた」昨年8月18日の中日戦(ナゴヤD)以来となる8回途中の登板も、準備は万端。まずは李に157キロの高め直球で空振りを奪うと、最後はフォークで見逃し三振。続くウッズも見逃し三振に仕留めて危機を脱した。対戦した5人全員から、初球でストライクを奪う盤石な内容。3奪三振のパーフェクトリリーフで5セーブ目をマークした。「グライシンガーがいい投球をしていたので、守りきるんだと臨んだ。勝てたことが良かった」。指揮官も「こういう重い試合を勝ったということがすべてです。(クルーンは)期待通り、いい仕事をしてくれた」と最敬礼した。

 流れを断ち切らないこと。クルーンが常に意識することだ。普段、誰かと並んで歩く時、2人の真ん中に障害物があっても「僕がそっちに行くから」と相手側に寄って回避する。分かれる=スプリットという言葉が、流れを切ることを連想させるため、2人が左右に分かれる形は絶対に選択しない。みんなでつないだ試合の流れを壊さないため、普段からささいなことにも神経を巡らせている。

 祖母のヒルダ・バヌーチさん(享年90歳)の葬儀に参列するため、18日にチームを離れて米国へ帰国する。この日の試合前、ミーティングで「野球も大切ですが、家族も大切です」と説明してナインの理解を得た。試合後すぐに新幹線に飛び乗って帰京。22日に再来日し、23日から合流する予定だ。「心苦しい限りだけど、みんなを信じています」チームを離れる前に、今、一番大事な闘争心を強烈に示した。

 巨人・原監督 「こういう重いゲームに勝った、ということがすべてです。グライシンガーは最初は(ボールが)高めにいっていたが、しっかりと修正してくれた。(8回途中でのクルーン投入は)チーム状況の中での最善策です。いま、チームは逆風の中で戦っている。何とかこっちの流れにしないといけなかった。そのためには、奇襲といわれることも必要になってくる。あすからは投打ともに攻撃的な野球をしていきたい」

参照元:スポーツ報知

現役引退した前パイレーツ・桑田真澄さん(40)が17日、オリックス戦に備えて神戸市内の選手宿舎に滞在していたソフトバンク・王貞治監督(67)を訪問した。

 引退のあいさつなどが目的で、午前11時30分すぎにスーツ姿で宿舎入り。ホテル最上階の中華レストランで昼食をとり、約1時間半にわたって談笑した。王監督は桑田さんがプロ入りした1986年に巨人の指揮を執っていた恩師。久しぶりの再会を楽しんだ桑田さんは「ドラフトで指名してくださってお世話になった方。いい時間を過ごせました。プロに入る道筋を作っていただいたのが王監督だった」と懐かしそうに振り返っていた。

 ◆清原には激励 ○…桑田さんは王監督を訪問した後、夜はオリックス・清原と食事をともにした。引退の報告と同時に、「メジャー挑戦の時、そしてアメリカで2度の手術を受けた時など、何度も励ましてもらったことのお礼を言いたくて」。また現在、復帰へ向けリハビリに励む清原への激励も行った。

参照元:スポーツ報知

◆中日0―1巨人(17日・ナゴヤドーム) サングラス越しの目に、動揺が走った。4回無死、山井の投げたフォークが高めにすっぽ抜けた。高橋由に浴びた先制の8号ソロ。「あの1球が悔やまれます」帰ってきた“完全男”が、たった1度の失投に泣いた。

 これ以上ない先発復帰戦だった。2回、先頭のラミレスに遊撃内野安打を浴び、昨年の日本ハムとの日本シリーズ第5戦で8回をパーフェクトに抑えて以降、今季に入っても継続していた完全投球が11イニングで途切れた。それでも7回を5安打1失点。「今日の収穫は山井。1人先発が戻ってきたと思っていいんじゃない」と、落合監督も右足内転筋痛で出遅れた右腕の復活を喜んだ。

 05年から続けてきた巨人戦の連勝は5で止まったものの、ローテーションの一角として存在感を見せた。「次にはつながると思います。四球を出さないこともよかった」と前を向いた右腕。十分に胸を張れる93球の熱投だった。

参照元:スポーツ報知

 日本ハムのダルビッシュ有投手(21)が今季4度目の“エース討伐”に挑む。18日のソフトバンク戦(札幌D)は杉内との投げ合い。防御率0・53の絶対的右腕は、今季早くも4度目となる開幕投手対決を前に「いい投手だけど、普通に投げれば負けないと思います」と必勝を予告した。

 相手が強力なほど燃える。エース対決での圧倒的な投球が、強気なコメントに説得力をもたらした。今季は小林宏(ロッテ)、涌井(西武)、岩隈(楽天)と開幕投手を務めた3人にすべて投げ勝った。3投手とも1失点と好投したが、ダルビッシュは3戦無失点。失点が許されない投手戦で、能力を全開させてきた。

 舞台設定も右腕の自信を増幅させる。開幕投手対決に3連勝した札幌Dでは、開幕から3試合27イニングを0封。マウンドの感覚を知り尽くしているだけでなく、ファンの声援も熱い。「点を取られないというか、負ける気がしないッスね」と確信を持ってマウンドに上がる。

 この日は空路札幌へ移動し、室内練習場で最終調整。チームは3連敗中とあって、梨田監督は「ダルには頑張ってもらわないと」と連敗ストッパーに指名した。今季初の中7日で休養は十分。4球団目のエース退治を遂行し、ダルビッシュが無敗ロードを歩み続ける。

参照元:スポーツ報知

阪神・岡田彰布監督(50)が17日、不振にあえぐ今岡誠内野手(33)の2軍降格を見送った。打率1割6分1厘と不振にあえぐ5番打者は、前夜(16日)に今季初めてスタメン落ちしたが、絶好調のチーム事情を背景に攻撃的なスイングの復活をじっと待つ。

 広島戦が雨で流れ、甲子園室内で行われたフリー打撃。本来ならスイングの“緊急手術”が必要なはずの今岡を、岡田監督はあえて放任した。打撃ケージに近寄ることなく遠巻きに眺めただけ。広沢打撃コーチも、指導は一切行わなかった。

 開幕から低迷が続くライバルの巨人は、打率1割3分5厘の李を14日に早々と抹消した。一方、破竹の快進撃で貯金10をたくわえ、余裕のある阪神は動かなかった。出場した直近3試合で11打数6三振(1安打)の今岡を戦力として置き続けられるのは、猛虎ならではの芸当だろう。

参照元:スポーツ報知

18日に神宮球場で予定されていた東都大学野球リーグ、駒大―日大3回戦は雨のため中止となった。また大田スタジアムで予定の首都大学リーグ、城西大―帝京大、日体大―明学大も雨で中止となった。

参照元:スポーツ報知

◆ロッテ2―11楽天(16日・千葉マリン) 激しく降る雨にも、ぬかるむマウンドにも負けなかった。最速148キロの直球に変化球が低めに決まる。岩隈が8回を6安打、味方の失策絡みの2点に抑え3勝目。今季初の2ケタ10三振も奪った。「やる気満々でいたので、集中だけは切れないようにしました」エースの力投で楽天が敵地での連敗を8で止めた。

 感じるものがあった。前回、10日の日本ハム戦(札幌D)で岩隈は8回完投の3安打1失点。相手のダルビッシュに負けない投球を見せた。しかし、援護がなく敗戦投手に。試合後は野手全員から謝罪を受けた。

 この日も野手陣は「絶対に打ってこの前の借りを返すぞ」とベンチ裏で声をあげていた。岩隈もそれに応える。3点を取ってもらった4回。2点を失ったが同点までは許さなかった。「先発が粘れば点を取ってくれる」野手は岩隈を信頼し、岩隈も味方を信じた。今季最多127球の熱投に打線は11点で応えた。

 防御率は0・46でダルビッシュを抜き再びトップに立った。「投手として意識したい数字。(ダルビッシュと)前回投げ合っていますし、いい争いができればいい」とライバル心をのぞかせた。野村監督も「岩隈は悪条件の中、頑張ってくれた。野手とピッチャーがいい現象で機能していい雰囲気だった」とこの日ばかりは自ら襲名した「マンブーマン」らしいボヤきはなかった。

 チームは今季ロードで3勝目。「これからホームが続くので勝てたのは大きい」と岩隈は表情を緩めた。19日からは8戦8勝のホームで8試合続く。エースがもたらした勢いで連勝を伸ばしていく。

参照元:スポーツ報知

◆ヤンキース15―9レッドソックス(16日・ニューヨーク) ヤンキースの松井秀喜外野手(33)が、レッドソックス戦で5回に逆転の口火を切る右前安打を放った。続くポサダの二塁打で一塁から生還し、手術した右ひざの不安を感じさせない激走を見せた。両チーム合計30安打の乱打戦を2試合連続マルチ安打で勝利に導き、ヤ軍は今季初の3連勝。レ軍に並ぶ首位タイに浮上した。また、カブスの福留孝介外野手(30)がレッズ戦で先制打を含む2試合連続マルチ安打。3連勝に貢献した。

 鬼の形相だった。ポサダの打球が左翼フェンス際に抜けるのを確認すると、一塁走者の松井は二塁ベース手前から加速した。奥歯を食いしばって三塁も蹴り、バリテックのタッチをかいくぐってホームへ滑り込んだ。

 6点を奪われ、逆に2点のリードを許した5回。1死から右前安打で出塁し、激走で生還。1点差に詰め寄ると、流れは一気にヤ軍へ傾いた。その後、適時打に相手失策も絡んで再逆転に成功。松井が乱打戦を制する逆転劇の起点となった。

 「いいトレーニングになったんじゃないかな」。守備でもライン際の飛球をランニングキャッチ。手術した右ひざの不安を感じさせない足の運びを見せた。試合後、患部のアイシングは欠かせない。それでも、順調な回復に口調は軽い。

 4回は先頭で打席に立ち、バックホルツのチェンジアップを中前へはじき返した。5回の安打と合わせて2試合連続のマルチ安打。出場15試合のうち12試合で安打を残している。8回には1死二、三塁から今季初めて敬遠も味わった。相手が勝負を避けることが、「ある程度は(ボールが)見えている感じ。打ち損じはあるが、決して悪くはない」という好調を裏付けている。

 宿敵を叩いての今季初3連勝で、ヤ軍は首位タイに浮上。昨年は4月に9勝14敗と負け越し、出遅れが響いて地区優勝を逃した。松井も昨年まで4月の打率2割5分5厘は月別最低だが、今季は3割2分7厘と好スタートを切った。4月をいい形で乗り切れば、チームと松井に最高のゴールが待っているに違いない。

 ◆松坂もゴジラもお互いめでたい 
  ○…試合前、外野で球拾いをしていた松井のもとへレッドソックスの松坂があいさつに訪れた。前回ボストンの対戦では、松坂の登板も重なって試合前の対面はなかったが、今回は固く手を握り合って数分間、談笑した。「お互いにおめでとう、とね」松井は松坂の長男誕生を祝い、松坂からは結婚を祝福された。

 ◆Aロッド522号でメジャー歴代単独15位
  ○…ヤンキースのAロッドが初回、バックホルツから左中間へ2者連続となる4号ソロ。通算本塁打を522とし、ともに殿堂入りしているウィリー・マッコビー(元ジャイアンツ)、テッド・ウィリアムス(元レッドソックス)を抜いてメジャー歴代単独15位に立った。偉大な2人を上回り、Aロッドは「とても興奮したよ」。

参照元:スポーツ報知

ドジャースの黒田博樹投手が20日(日本時間21日)のブレーブス戦に今季初めて中5日で先発する。17日はアトランタへ移動。本拠地との時差は3時間で、時差がある敵地登板も初めてだ。

 ここまで3試合は中4日で投げた。次回が中5日でも、これまで通り登板後2日目の16日に投球練習した。

 4日は初登板で勝利を挙げたが、9日はリードを守れず初黒星。14日は斎藤が逆転3ランを浴びて白星が逃げた。

 黒田「やることは変わらない。メニューはその日の感覚で決める。試合までにもう1度ブルペンに入る可能性は低い」。

参照元:スポーツ報知

◆カブス2―9レッズ(17日・シカゴ) カブスの福留孝介外野手は「5番・右翼」で出場、5打数無安打だった。

 福留は、先発した試合では11日のフィリーズ戦以来の無安打に終わった。

 外角一辺倒の配球が2試合続いていたが、この日は一転、内角中心の攻めで三振が2度と内野ゴロが3本。「そういう攻めもあるだろうな」と想定はしていたが、安打にはつながらなかった。ただ、福留は「まあ、こういう日もあるということ」と、無安打には表情を変えず、淡々としたものだった。

参照元:スポーツ報知

◆中日6―1巨人(16日・ナゴヤドーム) 内海でもダメか―。巨人が中日に逆転負けで、2リーグ制後では84年に並ぶワーストの16試合目で今季10敗目を喫した。初回に1点をもらった先発・内海は、すぐ裏に3点を失った。6回には3連打でKOされて6失点。打線も3年ぶり先発だった中日・川井に、阿部の適時二塁打で奪った“スミ1”に終わった。快勝した首位・阪神とのゲーム差は7・5。ライバル相手の3タテだけは許されない。

 視線はうつろだった。内海の出来を問われた原監督は「う~ん、ねえ…」と言ったきり5秒間、言葉を探し続けた。それでも「言葉が出てこないな」と続けた指揮官の本音が、なかなか波に乗れないチームの現状を的確に表していた。

 先発左腕の乱調が誤算だった。初回、1点をもらったが、立ち上がりから制球が定まらない。スライダーは抜け、直球も真ん中に集まる。2死一、三塁から和田の適時二塁打、さらに満塁から中村紀の2点適時打で勝ち越しを許し、すぐに主導権を手放した。

 2回以降も制球に苦しんだ。それでも球を低めに集めてピンチをしのいだが、6回にウッズ、和田、森野に3連打を浴び、4点目を与えたところで降板。結局5回0/3を6失点で今季2敗目。昨季4勝1敗と好相性の中日相手に、今季は早くも2連敗となった。「調子? 分からないです。また次、がんばります」指揮官同様、26番も言葉を振り絞った。

 波に乗れないのは内海だけでなく、打線も同じだった。05年9月24日の中日戦(ナゴヤD)以来の対戦となった川井対策は行っていたが、阿部の適時二塁打で初回に1点を奪ってから、二の矢が放てない。

 運もなかった。6回も無死一塁からランエンドヒットを仕掛けたが、小笠原の打球は二塁ベースカバーに入りかけた荒木の正面へ転がり、最悪の併殺打となった。130キロ台中盤の直球ながら、テンポ良く投げ込む左腕に6回まで6安打に抑えられた。「強いチームにはツキがあり、弱いチームにはツキがないということ」伊原ヘッドコーチは苦虫をかみつぶした。16試合目での10敗到達は、1950年の2リーグ制以降では、84年に並んでワーストとなるペース。首位・阪神とは、7・5ゲーム差まで開いた。

 打開策は何か。原監督は個人個人の奮起を求めている。「1人1人がもっともっとパワーアップをしなければいけない。そうじゃないと、なかなか相手と四つに組んで戦えない」全員が相手を圧倒する気迫で立ち向かわなければ、浮上のきっかけは見えてこない。

 巨人・原監督「(先手は取ったが内海が粘れない?)う~ん、ねえ。そうだねえ。言葉が出てこないなあ。ひとりひとりがもっとパワーアップするということですね。そうじゃないと、相手と四つに組んで戦えない」

参照元:スポーツ報知

◆ヤクルト4―16横浜(16日・神宮) うっぷんを晴らす快勝だ。いつまで続くか分からない5回の連打の嵐。まずは先頭の金城からビグビーの四球を挟んで一気の6連打。「前のバッターたちの勢いを、そのままもらって打ったようなもの」と佐伯が言うように、投手の那須野にまでタイムリーが飛び出すなど打者14人で9安打9点。ヒットパレードにベンチは沸き上がった。

 役者がそろった。初回に主砲・村田が先制の右越え4号2ランで流れを呼び込むと、5回の猛攻でもしっかり2安打。2発を含む4安打5打点に「いい形で先制できて、打線がつながったのはよかった」とヒーローは胸を張った。さらに同じ東福岡高の後輩の吉村も、自身初の5安打をマーク。「つなごうと思ったし、大事なところで打てるようにしたい」と先輩に負けない活躍だ。

 終わってみれば、先発全員安打で今季両リーグ最多の22安打。連敗を3で止めた。最下位と苦しい戦いが続く中、大矢監督は「チームが元気の出る試合だったが、その代表が村田。これをきっかけにしたい」と光明を見いだした。

参照元:スポーツ報知

◆ロッテ2―1楽天(16日・千葉マリン) 楽天はロッテに敗れ、またしても2連敗。ビジター2勝12敗で借金2となったが、今季2度目の先発マウンドを任されたドミンゴ投手(32)は7回を2失点と好投。中4日ながら134球を投げ抜き、役割を全うした。次回登板での初勝利奪取を誓ったドミニカンに対し、紀藤真琴投手コーチ(42)も「もう(ローテの)谷間じゃない」と高評価だ。

 またしても、今季初勝利はつかめなかった。しかし、試合後のドミンゴは満面の笑みを浮かべた。「しっかりと、強く投球を続けられた」満足げに話した。

 初回は角中に先制本塁打を許す苦しい立ち上がり。だが、簡単には崩れなかった。威力のある直球と、キレのいいチェンジアップでロッテ打線をほんろう。2回から3回にかけては、今江、早坂、根元を3者連続三振。5回に勝ち越し点を奪われても集中力は切れず、6、7回を三者凡退に抑え、マウンドを降りた。

 中継ぎから先発に転向し、2試合目の登板。救援陣が同点に追いつかれた前回に続き、この日は打線の援護がなく白星はつかなかった。それでも、ローテの谷間を2試合続けて埋めた右腕に対し、首脳陣の評価は急上昇。紀藤投手コーチは「もう谷間じゃないよ」と合格点を与えた。

 昨年、1試合に4つのボークを記録するなど課題だったセットポジションの形も、自ら考えて改善した。「安心して見ていられる。監督も使いやすいだろう」と紀藤投手コーチ。素直な性格のドミニカンは、努力を惜しまずに進歩を続けてきた。

 新守護神として期待されながら、2試合続けて救援に失敗し、うなだれていた開幕直後の姿は遠い昔の話。ドミンゴは「負けたけど、いい試合だった。次は勝つと思う」と前を向いた。初白星をつかむ日は、すぐにやってくるはずだ。

参照元:スポーツ報知

◆西武4―2日本ハム(16日・西武ドーム) 高めに浮いたボール球でも関係ない。頼れるレオの4番、ブラゼルがファンの待つ右翼席へ打球を運んだ。「確かに高かったけどね。狙っていた部分も少しあった」4回に出たキング独走の9号ソロは、値千金の同点弾。3月26日に来日初アーチを放った左腕・吉川を再び沈め、首位を守るチーム快勝へ導いた。

 驚異の量産スピードだ。23試合で9本目。これならシーズン56発ペースだ。オリックスに移籍したカブレラの穴を埋めるために加入した新助っ人が、02年にカブ砲が樹立したシーズン最多55本塁打の日本タイ記録を上回る暴れっぷり。「このままなら56本? シーッ」口元に人さし指をあてて、笑いながら報道陣の質問をさえぎった。「そういう話は9月。数字はシーズン終了時にするもの。本塁打については、もうノー・クエスチョンね」と表情を崩した。

 選球眼も光った。本塁打の後の5回2死二、三塁では、四球を選んでG・G・佐藤の勝ち越し打を呼んだ。「いい場面で打つに越したことはないけど、とにかく塁に出ること。そしてチームの勝利に貢献することだ」コメント通りの超優良助っ人だ。

 研究熱心で愛妻家。日本の投手についてパソコンを使ってデータ収集し、野球から離れればレイニー夫人(28)と銀座でのデートでリフレッシュ。「家へ帰ってしっかり食事をとって、体調を整えてまた頑張るよ」ブラゼルがレオの首位独走へ、確かな原動力になる。

参照元:スポーツ報知

◆ロッテ2―1楽天(16日・千葉マリン) カーテンコールに応える角中のしぐさがぎこちない。初回1死。簡単に2球で追い込まれた後の真ん中低めのチェンジアップに、バットを最短距離でぶつけた。

 「正直入ると思わなかった。いやもう本当にうれしいというしかないっすね」

 低い弾道で右翼席まで届く先制1号ソロは、プロ入り2年目の初アーチ。そして、四国(現四国・九州)アイランドリーグ出身者として記念すべき第1号となった。「四国リーグがなかったら、プロに入ってない。活躍して恩返しをしたいと思っていた」朴訥(ぼくとつ)な口調が、このときばかりは強く滑らかになった。

 日本航空二高卒業後の06年に、同リーグの高知に入団した。月給はわずか12万円前後。家賃と食費でそのほとんどが消えた。ロッテ球団関係者が「バットを振っているか、漫画を読んでいるか」と評するほど、年俸550万円の20歳は外で遊ぶことを知らない。昨季は同リーグ出身者として初安打と初打点を記録。「精神的に成長した。少しでも大人の仲間入りができたかな」若きパイオニアとして、また一つ歴史を作った。

 角中の一撃と、同じ石川県出身の大松が適時二塁打で挙げた2点を、清水が完投で守り切り、チームは今季初の4連勝で貯金1。ソフトバンクと同率で3位に浮上した。「角中はずっといい振りをしていた。四国リーグ出身者の初本塁打が、ウチのチームから出たことに幸福感を感じる」とバレンタイン監督も手放しで褒めた。

 試合後には、右翼席に大松と乗り込み、ファンと喜びを分かち合った。サブローら主力の故障で巡ってきたチャンスを生かした雑草男。3年ぶりV奪回を目指すチームに、また頼もしい戦力が加わった。

 ◆角中 勝也(かくなか・かつや)1987年5月25日、石川・七尾市生まれ。20歳。日本航空二高から四国アイランドリーグ高知を経て、2006年大学・社会人ドラフト7巡目でロッテ入団。1年目の昨季はイースタン・リーグ2位となる打率3割3分5厘をマーク。1軍では7月24日に昇格即先発出場を果たすなど9試合に出場した。180センチ、80キロ。右投左打。年俸550万円(推定)。独身。

 ◇四国アイランドリーグ出身のプロ選手 05年の育成ドラフトで指名され、06年5月に支配下選手登録、1軍デビューしたソフトバンク・西山道隆のほかに支配下登録されているのは巨人・深沢和帆、ヤクルト・伊藤秀範の3投手、野手では角中以外に広島・中谷翼内野手、ヤクルト・三輪正義内野手の計6人。深沢、三輪以外の4選手は1軍の公式戦に出場している。育成選手は現時点でロッテなど3球団に計5人いる。

参照元:スポーツ報知

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