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◆ロッテ2―1楽天(16日・千葉マリン) 楽天はロッテに敗れ、またしても2連敗。ビジター2勝12敗で借金2となったが、今季2度目の先発マウンドを任されたドミンゴ投手(32)は7回を2失点と好投。中4日ながら134球を投げ抜き、役割を全うした。次回登板での初勝利奪取を誓ったドミニカンに対し、紀藤真琴投手コーチ(42)も「もう(ローテの)谷間じゃない」と高評価だ。
またしても、今季初勝利はつかめなかった。しかし、試合後のドミンゴは満面の笑みを浮かべた。「しっかりと、強く投球を続けられた」満足げに話した。
初回は角中に先制本塁打を許す苦しい立ち上がり。だが、簡単には崩れなかった。威力のある直球と、キレのいいチェンジアップでロッテ打線をほんろう。2回から3回にかけては、今江、早坂、根元を3者連続三振。5回に勝ち越し点を奪われても集中力は切れず、6、7回を三者凡退に抑え、マウンドを降りた。
中継ぎから先発に転向し、2試合目の登板。救援陣が同点に追いつかれた前回に続き、この日は打線の援護がなく白星はつかなかった。それでも、ローテの谷間を2試合続けて埋めた右腕に対し、首脳陣の評価は急上昇。紀藤投手コーチは「もう谷間じゃないよ」と合格点を与えた。
昨年、1試合に4つのボークを記録するなど課題だったセットポジションの形も、自ら考えて改善した。「安心して見ていられる。監督も使いやすいだろう」と紀藤投手コーチ。素直な性格のドミニカンは、努力を惜しまずに進歩を続けてきた。
新守護神として期待されながら、2試合続けて救援に失敗し、うなだれていた開幕直後の姿は遠い昔の話。ドミンゴは「負けたけど、いい試合だった。次は勝つと思う」と前を向いた。初白星をつかむ日は、すぐにやってくるはずだ。
参照元:スポーツ報知