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◆巨人3x―2ヤクルト(25日・東京ドーム) 阿部の気迫が試合をひっくり返した。8回、巨人打線を1安打に抑えていた館山から右中間へ11号ソロ。9回1死満塁では内角球を逃げずに、同点となる押し出しの死球。体を張って2打点を稼ぎ、チームをサヨナラに導いた。逆転の舞台を整えた小笠原とラミレス、決めた代打の谷もベテランらしい集中力。西村健が復帰登板を無安打無失点で飾り、越智にプロ初白星が付いた。貯金は今季最多の7。投打の役者がそろい、あきらめずに阪神を追いかける。

 思い切り、すくい上げた。阿部の打球は右中間へ舞い上がり、中段席へ消えた。館山から打ったチーム2本目のヒットが、試合の行方を変えた。2点を追う8回先頭で飛び出した11号ソロは、15打席ぶりの安打。「(高橋)尚さんが頑張ってたし、敗戦投手にはしたくなかった」沈滞気味の士気を鼓舞し、9回のサヨナラ劇を呼んだ。

 絶対にあきらめない。館山の初球にセーフティーバントを試みた。突破口を開きたい一心だった。ファウルになったが、ボールをじっくり見られたことで、2球目の低めに沈むカットボールにも体の芯がズレることなくバットを振り切れた。

 谷がサヨナラ打で試合を決めたとき、阿部はベンチ裏で「めちゃくちゃ痛え!」と叫んでいた。1点を追う9回1死満塁。林昌勇のスライダーが左太ももに直撃した。逃げようと思えば避けられたはず。李は無死満塁で同じような内角低めの球に腰を引き、二飛に倒れた。阿部は痛みを恐れず、同点の押し出し死球をもぎ取った。「普通ならよけられるボールだけど、勇気を持って立ち向かった」原監督も目を見張る執念と気迫だった。

 8回1死一、三塁のピンチでヤクルトベンチのスクイズを外した。「あれで流れを断ち切れた」と、してやったりの阿部。原監督も「3点がデッドラインだと思っていた。攻撃的な守備をしよう、というのがあった」と自信を持って「外せ」のサインを送った。

 特別な日だった。スタンドには昨年12月に自主トレをした沖縄・伊江島の村民、35人が「阿部応援ツアー」として観戦していた。少年野球教室などでの熱心な指導ぶりに心を打たれた村民たちは、阿部の背番号にちなんで、毎月10日を「10日会」と決めて、飲み、騒ぎ、集まっては旅行費を積み立てて駆けつけた。阿部は自主トレ中に「必ず打って、お立ち台で『最高さ~』って言います」と沖縄の方言で決まり文句を叫ぶことを約束。ヒーローインタビューで晴れ姿を見ることはなかったが、攻守にわたる活躍に、村民たちは大満足で「2次会」へ向かった。

 李が約3か月半ぶりに1軍復帰し、腰痛に苦しむ高橋由も7試合ぶりの先発出場。ともに無安打だった。原監督が「昨夜から高ぶっていた」というベストオーダーは、期待とは裏腹に終盤まで沈黙したが、阿部が目覚めさせた。「死球? 大丈夫じゃないよ」と痛みをこらえて帰宅した殊勲者。主将が独走する阪神を追いかけるチームに勇気をもたらした。

 巨人・原監督「完全に抑え込まれていたが、最後はいい形で終えられた。粘り強く戦えました。谷はいい仕事をしてくれた。(高橋尚は)2失点で先発としての役割を果たした。理想に近いオーダーで試合が迎えられると、昨夜から非常に高ぶっていた。多少のジレンマはあったが、明日からまた(李承ヨプも高橋由も)コンディションを上げて戦ってくれるでしょう」

参照元:スポーツ報知
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◆世界大学野球選手権 ▽予選リーグ チェコ(1勝5敗)1―10日本(5勝1敗)(24日、チェコ・ブルノほか) 第4回世界大学野球選手権大会に出場している日本は、予選リーグ最終戦でチェコに10―1で快勝した。通算5勝1敗とし、2位で予選を通過。同3位の韓国と対戦する26日の準決勝に先発するエース・斎藤佑樹は「日米対決にも投げたい。両方先発でも全然構いません」と初の金メダル獲得へ、米国との対戦が決定的な決勝戦(27日)の連続先発も辞さない構えを見せた。

 この日は3点リードの8回、4番手として調整登板。「ストレートを思い切り投げることとフォークのキレ」をテーマとしたが、直球は今大会自己最速となる143キロを計測。2死からフォークで空振り三振を奪うなど、わずか13球で予定の1回を3人で片づけ、「どんどんよくなっている。準決勝以降ももっといいピッチングができる手応えがありました」と自らの活躍を予言した。

参照元:スポーツ報知
◆高校野球宮城大会 ▽決勝 東北0―1仙台育英(25日・Kスタ宮城) 仙台育英が宿敵・東北を1―0で破り、3年連続21度目の甲子園出場を決めた。仙台育英は4回2死一塁から、佐々木康幸(3年)の右翼線三塁打で挙げた1点を、2年生右腕、穂積優輝から1年生左腕、木村謙吾へのリレーで守りきった。これで16度目の決勝対決(06年の延長15回引き分けは除く)は仙台育英の10勝6敗となった。閉会式後の組み合わせ抽選で、仙台育英は大会第6日(8月7日)の第4試合(相手未定)に初戦を迎えることも決まった。

 リベンジを果たす前から仙台育英ナインは泣いていた。9回2死。一塁手・加藤大輔(3年)が味方ベンチ前でファウルフライをグラブに収めた。その瞬間、Kスタの雨空に歓喜の絶叫がこだました。「去年の秋に東北に負けて長い冬を過ごしてきた。最後はオレたちが勝って終わるつもりだった」昨秋の県大会2回戦で東北に0―8の7回コールド負けを喫してから306日。橋本到主将(3年)は、思いをぶちまけた。

 先手必勝で東北NO1左腕、萩野裕輔(3年)を攻略した。4回だ。2死一塁、佐々木が外角低めのカットボールを振り抜いた。「逆方向を意識していた分、ギリギリで内側に残った」右翼線いっぱいに入った打球が転がる間に決勝点が入った。

 佐々木の父・善行さん(50)は、佐々木順一朗監督(48)の社会人野球・電電東北(現NTT東北)時代の2年先輩。「監督は厳しいと父から聞いていたがここしかないと思い入学した」昨年夏は甲子園2回戦(対智弁学園)で、最後の打者になった男が代表の扉をこじ開けた。

その後は2年生、1年生投手が、打率4割以上の東北打線を封じ込めた。「後ろには頼れる後輩がいる。だから初回から飛ばした」と先発・穂積。「ガツガツいくぞ」という戸沢諒捕手(3年)の指示通りこの日最速140キロの直球で内角攻め。7回1/3を散発4安打に封じた。今大会最多の104球を投げて8回1死二塁のピンチを迎えると、指揮官は迷わず1年生左腕・木村にスイッチ。「ピンチだとは思わなかった」という図太さで東北の反撃を断った。

 伝統的にサウスポーに弱いチームが萩野を倒すために、指揮官は徹底した。「東北のことしか考えてなかった」毎日1時間半の打撃練習では打撃マシン、投手ともすべて左投げ。さらに練習試合も左腕の相手中心。仕上げの6月には最速149キロを誇る菊池擁する花巻東とも対戦した。

 「昨年秋に木っ端みじんにされてから半年でこういう戦いができた。子供たちが生まれ変わった」と指揮官はたくましく成長した教え子を絶賛。その横で橋本主将は全国での抱負を口にした。「自分たちのプレーで地震の被災者も元気づけるために優勝旗を持って帰りたい」まだ岩手・宮城内陸地震に苦しむ宮城の代表として、3年連続の舞台に立つ。

 ◆仙台育英、初戦は8月7日第4試合
○…仙台育英は、閉会式後の組み合わせ抽選の結果、大会6日目の第4試合に決まった。ナインは開会式から中4日の日程に大喜び。「今までは体調管理で失敗してきた。今回は日程に余裕があるので万全の状態で臨みたい」と昨年夏も経験した橋本主将。対戦相手は未定だが、「関東地区の強豪がまだ決まっていないので対戦したい。勝って勢いに乗りたい」と強気だった。

参照元:スポーツ報知
◆日本ハム2―1西武(25日・札幌ドーム) 変幻自在の投球でフルスイングをさせなかった。多田野が西武打線を相手に7回1失点。「(西武は)いい打者がそろっているけど意識はしないようにした。自分の投球だけを考えました」6勝目を挙げた右腕は笑顔を見せた。チームも連敗を2で止め、首位・西武とのゲーム差を3・5差に縮めた。

 昨年までいた米国時代を思い出していた。フルスイングをしてくる西武打線を、メジャーの打者に見立てた多田野。「大振りの打者はアメリカで経験してきた。腕を振って投げるのがいいと思った」130キロ台の直球で詰まらせ、キレのあるフォークで打者の体勢を崩すことができた。5回1死までは1安打も許さず、7回まで3安打に抑えた。

 技術だけでなく、気持ちでも勝った。24日のロッテ戦(札幌D)では、エースのダルビッシュを立てて連敗。この日の相手の西武は最近5試合で51得点と絶好調だった。「ここで止めないで誰が止めるんだ」と珍しく気合を入れて試合に臨んだ右腕。言葉通りの投球に、梨田監督も「完ぺきに近い。西武相手に1失点は意味がある。あした(26日)以降の投手にも参考になった」と最大級の賛辞を並べた。

 6勝は両リーグの新人で単独トップに立った。新人王の有力候補だが、「全く意識はないです」と素っ気ない。1月の自主トレで骨折した左手首も回復し、「やっと直球が使えるボールになってきた」と手応えを感じている。8月は北京五輪でダルビッシュが抜けてしまう日本ハム。真夏のエースは28歳のオールドルーキーが務める。

参照元:スポーツ報知
 北京五輪野球日本代表24選手の背番号が25日、発表された。初めて代表入りした西武・中島裕之内野手(25)は、04年のアテネ五輪・長嶋茂雄代表監督(72)の背番号で、昨年12月の北京五輪アジア予選では空き番となっていた「3」を着けることになった。8月2日から始まる直前合宿(G球場)でお披露目される。

 重みが違う。「『3』を着るのはダメだと思っていたので。気合を入れていかないといけません」中島は栄光の番号を背負う喜びと責任を強く感じている。パ・リーグの打率トップを維持。周囲からも「着けてもいいのでは」と言われ、所属の西武と同じ「3」が決まった。

 04年の春季キャンプ(宮崎・南郷町)では、視察したミスターから40分間の打撃指導を受けている。「力の入れ具合とか分かりやすかったです。教えてもらったことは今でも役立っています」五輪では三塁で起用される可能性もある。3番の「サード・ナカジマ」は長嶋魂を継承して、悲願の金メダルを目指す。

 ◆五輪でもGG佐藤 
○…G.G.佐藤は愛着ある西武での登録名で、五輪出場が認められた。申請書類に本名以外での登録を希望する場合の記入欄があり、本人の希望が認められた。「(本名の)佐藤隆彦だと違和感があるので、よかったです」と安心した。

参照元:スポーツ報知
 国際野球連盟(IBAF)は25日、延長11回以降は、無死走者一、二塁の状況から攻撃を始めるタイブレーク制の導入を発表し、8月の北京五輪でも適用される見通しとなった。

 IBAFのシラー会長は試合時間の短縮を目指すとして「延長戦は劇的な結果をもたらすが、五輪には向かない。テレビ放映などに適したスポーツであることを示したかった」と規則改正の狙いを説明した。

 新規則では延長10回は通常通りだが、11回はどの打順からでも攻撃を始めてよく、打者の直前の打順の2人が走者となる。例えば、3番打者からの攻撃を選べば、1番打者が二塁走者、2番打者が一塁走者という場面からの攻撃となる。12回以降は、その続きの打順で進行するが、11回と同様の方式で2人の走者を置く。

 野球は世界的な普及度の低さなどから、ソフトボールとともに2012年ロンドン五輪からの除外が決定しており、16年五輪での再採用を目指している。(AP=共同)

参照元:スポーツ報知
◆ブルワーズ1―3アストロズ(25日・ミルウォーキー) アストロズの松井稼頭央内野手は「1番・二塁」で出場、4打数1安打1打点だった。打率は2割8分。
参照元:スポーツ報知
 ◆カブス2―3マーリンズ(25日・シカゴ) カブスの福留孝介外野手は「5番・右翼」で出場し、3打数無安打だった。打率は2割7分5厘。

 福留は右中間へ大きく伸びる打球を、外野フェンスへの激突も恐れずにジャンプし、捕球した。だが、バットでは無安打と見せ場がなかった。打撃不振が長引いている。

 7月は19試合出場し、打率は1割8分5厘。後半戦に入ってからは2度複数安打を記録しているが、このところ「やっと形になってきた。もう少しの我慢」と言うように、本調子の手前で足踏みが続いている。1点差負けの試合後、ピネラ監督は「うちはもっと打たないといけない」。福留も含め、打線の現状に物足りなそうだった。

参照元:スポーツ報知
◆ロイヤルズ3―5レイズ(25日・カンザスシティー) レイズの岩村明憲内野手は「1番・二塁」で出場、5打数2安打だった。打率は2割7分6厘。

 岩村がチームをもり立てた。1回、先頭で遊撃内野安打で出塁。ロンゴリアの安打で先制のホームを踏んだ。6回は1死一、二塁で鋭い中前打を放って満塁と好機を広げ、追加点につなげた。

 守りでも前半に2併殺を完成。1点リードの7回には二死満塁のピンチで鋭いゴロをきっちりさばいた。

 岩村明憲内野手「(1回に内野安打で先制の得点)きのう打ててなかったので、今日はなんとかしようという気持ちだった。今日の勝ちは大きいし、意味を持っている」

参照元:スポーツ報知
◆ブルージェイズ5x―4マリナーズ=延長10回=(25日・トロント) マリナーズのイチロー外野手は「1番・右翼」で出場、5打数無安打だった。日米通算3000安打まであと5本は変わらず。打率は2割9分6厘。

 城島健司捕手は「8番」で出場、4打数2安打。打率は2割8厘。

 チームは延長10回、サヨナラ負けした。

 イチローは飛び上がり、必死で左手を差し出した。だがサヨナラの打球はグラブの先に当たってフェンス方向へ転がっていった。

 1点リードで2死満塁だった。イングレットの打球は強いライナー。短打で逆転を防ぐためにイチローは浅めの守備位置を採っていた。リグルマン監督は「捕れるとは思わなかった」とゴールドグラブ賞常連のイチローをかばったが、イチローは「届いていた、捕れている」と言った。

 細かいミスが連続したマリナーズは6連敗。かみ合わせの悪い状態をイチローが象徴していた。

 先制二塁打など、2安打の城島は納得の表情も「ブルペンが頑張っていたので勝ちたかった」と悔しさをにじませたが「野手がいないところに打球が飛ぶのはうれしい」とにっこり。

 イチロー外野手「(4―3の延長10回2死満塁で右への打球)捕ったらもう終わりと分かっているから、肩甲骨よりも上に力が入ってしまった。捕れていた」

参照元:スポーツ報知
<日本ハム2-5ロッテ>◇24日◇札幌ドーム

 北京五輪で日本のエースとして期待される日本ハムのダルビッシュ有投手(21)が、チーム離脱前の最終登板に臨んだものの、8回11安打5失点で6月11日広島戦以来の4敗目を喫した。4回には橋本に、自身3度目となるグランドスラムを浴び「自分としては自信を持って投げた球だけど、打たれるべくして打たれた」。制球に苦しみ、自身最多の165球の熱投となったが、白星にはつながらなかった。

参照元:nikkansports.com

 ◆阪神0―5巨人(23日・甲子園) ガッツが一夜で汚名を返上した。小笠原が0―0の6回1死満塁から、右翼線に先制の2点適時打。4点差を逆転負けした前日(22日)は、失点につながる2失策を犯した男が、今季の阪神戦では初となるカード勝ち越しを呼んだ。先発のグライシンガーは7回途中4安打無失点で自身4連勝。昨季、16勝を挙げて最多勝を獲得した右腕が、2年連続2ケタ勝利でハーラートップの広島・ルイスに1差に迫った。4番のラミレスも2点適時打と投打の主役がチームを引っ張り、トラを追い掛けていく。

 丁寧にグラブを差し出した。一度つかんだボールは絶対に離さない。6回2死一、二塁。金本の一ゴロをさばいた小笠原は、グラブを大事に抱え込むようにして一塁ベースを踏んだ。「ああいうミスは二度としない」前日(22日)の同カードで失点につながる痛恨の2失策。自分に言い聞かせた通り、慎重な守備でピンチの芽を摘んだ。

 悔しかった。首位の阪神にマジック点灯を許した前夜。「負けたのはすべて俺の責任」と唇をかんだ。この日は厳しい表情で真っ先にグラウンドに飛び出した。黙々と体を動かし、守備練習は特に念入りにこなした。終了後はグラウンドに話しかけるように、丁寧にトンボをかけ、雪辱を誓った。

 燃えた。極限まで集中力を高めた。両チーム無得点で迎えた6回1死満塁。カウント2―2からのボーグルソンの5球目、内角低めの直球を思い切り引っ張った。鋭い打球が一塁線を抜ける。「大事な試合だし、絶対このチャンスはつぶせないと思った」先制点をたたき出す2点適時二塁打。歯を食いしばって二塁まで全力疾走すると、両手を激しくたたき、喜びを爆発させた。息詰まる投手戦の均衡を破り、続くラミレスの2点タイムリーも呼び込んだ。

 チームを勝利に導く一打は、恩師への最高のエールにもなった。この日、暁星国際高時代の監督、五島卓道氏が率いる木更津総合高が高校野球選手権・東千葉大会の決勝進出を決めた。1試合勝つごとに「まだまだ分からないよ」と話していたが、ついに甲子園に王手をかけた。一足先に“聖地”で活躍する姿は、勇気を与えたに違いない。

 ガッツの執念のひと振りで阪神に今季5カード目で初めて勝ち越した。ゲーム差は再び10・5となった。原監督は小笠原に賛辞の言葉を惜しまなかった。「ああいうコメントを出せることが、今日につながっている。それが彼の強さです」敗戦の責任を背負い込み、一夜で借りを返した背番号2に、改めて拍手を送った。

 試合後、打のヒーローに笑顔はなかった。「少しは貢献できたと思う。でも、足りない」敵地で味わった屈辱は何倍にもして返す。

 巨人・原監督「今シーズン初めて(対阪神戦を)勝ち越しましたね。今日は打撃も守備も選手たちが勝負強く戦ってくれた。6回は坂本からつないで3、4番が決める理想的な展開だった。(グライシンガーの交代は)向こうに流れが行きかけていたので、あそこはリリーフの出番です。上原はよくなってきた。今後も1試合1試合大事な試合が続く。しっかりと戦っていきます」

参照元:スポーツ報知
◆日本ハム2―3ロッテ(23日・札幌ドーム) ロッテの「五輪落選組」が、存在感を見せつけた。7番・今江と8番・サブローがともに猛打賞。前夜(22日)と逆のスコアでのリベンジに貢献した。

 0―0の5回。先頭の今江が右越え三塁打で出塁すると、サブローの中前打で先制。同点の7回にも2人の連続二塁打で勝ち越した。「僕が打点を挙げているときはサブローさんが塁に出てくれている。お返しです」と今江。サブローも「最高の形で回してくれた」と息の合ったところを見せた。

 北京五輪代表候補に名を連ねた2人だが、結果的にはメンバーから漏れた。しかし、逆転Vという、金メダルに匹敵する大きな目標がある。今江は、本塁打が出ればサイクル安打。2回には、鶴岡の三塁線のゴロを横っ跳びでさばく美技も披露した。「今はもう、チームの優勝しか考えていない」とサブロー。3月以来となる月間勝ち越しも決まった。頼もしい2人が、ミラクルへのキーマンになる。

参照元:スポーツ報知
◆ヤクルト4―6横浜(23日・神宮) 北京五輪を目前にして、村田のパワーが爆発だ。2回にリーグ単独トップに立つ左越え28号ソロ。「単独トップ? 気にはしてません」それでも最近9試合で6発と明らかに量産モード。巨人・ラミレスとのリーグトップ争いは激化しても、代表として出場する五輪期間中の“ハンデ”を埋める勢いで打ちまくる。

 打った瞬間に分かった。カウント0―1から石川の浮いた直球を振り抜き、打球は左翼席最上段へ飛び込んだ。「コントロールがいいので、早いカウントでの真っすぐを狙っていた」0―2から反撃のノロシとなる一発。5回には東福岡高の後輩の吉村が決勝の逆転21号3ランを放ち、今季4度目のアベック弾も決めた。

 15日の広島戦(横浜)から5試合連続本塁打をマークした村田の活躍もあって、チームは9連戦を5勝4敗で乗り切った。「オリンピックがなかったら40発は狙えた」と複雑な胸の内も明かしたが、五輪出場が励みになっているのも事実。チームに精いっぱい貢献して、胸を張って星野JAPANで大暴れする。

参照元:スポーツ報知
◆高校野球北北海道大会第6日 ▽準決勝 駒大岩見沢1―0旭川工(23日・旭川スタルヒン球場) 駒大岩見沢は1―0で旭川工を下し、3季連続の甲子園出場に王手をかけた。2試合連続で先発の左腕・板木勇幸(3年)が4安打完封。6回に犠飛で挙げた1点を守りきった。

 疲れをみじんも感じさせない。2試合連続の先発マウンドを託された板木は、決め球のスライダーを武器に相手スコアボードに0を並べ続ける。1点リードの9回2死。104球目で遊直に仕留めると、ポンとグラブを叩き、控えめに喜びを表現した。4安打完封。高橋真次監督(33)は「最後までよく投げてくれた。粘り強かった」と褒めちぎった。

 背番号は10でも、前エースのプライドがある。旭川工は北大会2試合で58打数26安打、打率4割4分8厘と打ち勝ってきたチーム。だが、左腕は決してひるむことなく、真っ向勝負を挑んだ。「前回のピッチングがよかったし、気持ちが入っていた」と準々決勝の北見柏陽戦1失点完投が、この日の自信につながっていた。

 5回まで両校0行進、息をのむ投手戦。板木の力投に打線が奮起した。6回先頭の高木が5球粘った後に、中前打でしぶとく出塁する。「監督さんから『おまえが(塁に)出たら勝てる』と言われていた」前日に指揮官の個人レッスンで、ボールの上を叩く打撃フォームに微調整。そして、注文通りのチャンスメークをしてみせた。続く青山も左前打でつなぐと、犠打をはさみ、小平の中犠飛で1点をプレゼントした。

 2年連続の決勝進出で、3季連続の聖地に王手をかけた。だが、駒岩ナインに笑顔はない。昨夏、センバツと初戦で敗退しているだけに「甲子園に忘れ物をしてきた。それを取り返しにいきたい」と板木。目標は北大会優勝だけではない。夢舞台での勝利を熱望している。

参照元:スポーツ報知
精密検査 右肩痛を訴えていた楽天・田中将大投手(19)が23日、遠征先の都内から仙台へ戻り、同市内の病院でチームドクターによる精密検査を受けた。症状は当初の予想より軽く、27日には投球練習を再開できる見込み。不安視されている北京五輪への出場も見えてきた。

 精密検査の結果、22日に所沢市内の病院で診断された「上腕二頭筋長頭炎」の原因が、軽度の関節唇損傷と軽度の腱(けん)板炎と判明した。重大な症状ではなく、同行した関場リハビリテーションコーディネーターは「チームドクターの予想より軽かった。疲労からくるもので、ノースローは3日間。状態が回復すれば27日からキャッチボールを再開する」と説明した。

 報告を受けた野村監督は「球宴も五輪も無理でしょう。最終的に医師が何と言うかだけど、急いだら再発するからじっくり治さないと。致命傷になったら大変」と将来のエースにくぎを刺したが、1週間と見られたノースロー期間は短縮された。3日間で炎症が順調に治まれば、31日からのオールスター戦、そして北京五輪(8月13日開幕)へ出場できるリハビリメニューが組まれる。

 この日、初めて1軍の出場登録を抹消された右腕は、午後4時過ぎに病院に到着。約1時間半後に姿を現すと、「何も言いませんよ。シー・ユー・アゲイン」とおどけてみせる余裕も。24日から2軍の泉練習場で行うトレーニングでは、下半身を中心に行っていく予定。マー君にも楽天にも、そして星野ジャパンにも朗報となった。

参照元:スポーツ報知
◆高校野球北神奈川大会 ▽準々決勝 東海大相模11―2日大高=7回コールド=(23日・相模原) 怪物・大田が、伝説のキヨに並んだ。北神奈川では“タツノリ2世”こと東海大相模の高校NO1スラッガー・大田泰示遊撃手(3年)が3戦連発の135メートル弾をバックスクリーン右へライナーでたたき込み、PL学園・清原和博(現オリックス)に並ぶ高校通算64号で勝利に貢献。4強入りを果たした。

 レベルが違った。「打った瞬間入ったと思った」大田の打球は、あっという間に中堅右へ飛び込んだ。

 6―2の6回2死二塁、日大高・湊哲郎(3年)の投げた外角高めの直球を完ぺきにとらえた。推定135メートルアーチ。22日の145メートルには及ばなかったが、右拳を高々と上げて喜びを表現した。神奈川大会タイ記録となる通算4本塁打、3試合連続アーチを見届けた観客の拍手は、鳴りやまなかった。

 球史に名を刻むには十分すぎる一発だった。巨人・長谷川スカウトが「プロでもない本塁打。普通なら二直だよ。何十年に一人の逸材」と驚く弾丸ライナー。高校通算64発で、あのPL学園・清原和博(現オリックス)に並んだ。

 「信じられない。自分もあのようなバッターになりたい」とプロ通算525号を誇る“怪物”に並んだことを素直に喜んだ。ネット裏で観戦した東海大学野球部顧問の原貢さん(73)は「飛ばす力がある。ちょっと荒っぽいところは清原に似ている」と絶賛。「中田(現日本ハム)よりバットの出方がいい。抑えるのは難しいだろう」と広島・苑田スカウト部長はうなった。

 6月中旬。東海大のエース・小松崎将司(4年)が大学日本代表の候補合宿に向けた調整のため、同校グラウンドを訪れた。その時、大田は打撃練習で小松崎から140メートル弾を放ち、周囲を驚かせた。「理想は右中間にライナーで本塁打を打つこと」今冬、パワーアップのために、重さ1キロ以上の木製バットで振り込んだ。その結果、右方向への打球が伸びるようになり、好結果を呼んだ。

 そんな大田も高校生らしいゲン担ぎをしている。タートルネックのアンダーシャツを着ることだ。「これで春の県大会優勝したんで。これからも続けます」どんなに暑くても続けるつもりでいる。4試合で16打数11安打、10打点、打率6割8分8厘。“こだわりの新怪物”が、フルスイングでチームを31年ぶりの甲子園へ導く。

 ◆清原の高校時代 PL学園で1年の時から4番に座り、桑田(現スポーツ報知評論家)とともに5季連続甲子園出場。1年夏と3年夏に優勝、2年は春、夏準優勝、3年春は4強。2年夏の享栄戦では、春、夏の大会を通じて史上初の1試合3発。3年夏には大会新記録の1大会5本塁打をマーク。決勝(宇部商戦)では2打席連続本塁打で2度目の優勝に導いた。高校通算は64本塁打、甲子園通算13本塁打は歴代1位。

参照元:スポーツ報知
米シアトル・ポストインテリジェンサー紙(電子版)は23日、ヤンキースとマリナーズの間で井川慶投手を含むトレード交渉が進行中と報じた。

 同紙は交渉は初期段階で合意までには時間がかかるとしながらも、交換要員として、マリナーズのジェレッド・ワシュバーン投手とホセ・ビドロ内野手、ヤンキースの井川の計3人の名前を挙げている。

 井川は2年目の今季、大リーグでは2試合に登板しただけで0勝1敗、防御率13・50。開幕を傘下の3Aスクラントンで迎え、5、6月に1度ずつ昇格した。6月27日を最後に大リーグで登板していない。(共同)

 井川慶投手「そういう話は今のところは聞いていません。先日、キャッシュマンGM(ゼネラルマネジャー)と直接話した時にも、現時点でのトレードの話はないということでした」

参照元:スポーツ報知
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