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左ひざ手術からの復帰を目指す巨人・小笠原道大内野手(34)が26日、打撃練習を解禁した。キャンプ地の宮崎に先乗りし、自主トレを行っていたガッツはこの日、手術後初めて片手でのティー打撃に挑戦。86スイングで患部の状態とバットの感触を確かめた。まだ怖さは残るものの、「少しは進歩した」と手応えをつかんだ様子。27日から始まる合同自主トレで、まずは恐怖心を取り除く。
空気が張りつめた。バットを握った小笠原の目が鋭くなる。昨年11月10日に左ひざ関節半月板の形成手術を受けて以来、初めてのティー打撃。「体をひねったり、体重をかけたりと、ある程度できるかなと思ったので」静まり返った木の花ドームに、打球音が響き渡った。
例年通り、まずは右手一本で20スイングを2セット。続けて左手一本で11スイング、右手で10スイング。最後に右打席で両手で25スイングし、計86スイング。1球1球に時間をかけて、慎重にバットを振った。約15分間の“初打ち”を無事に終えると、ホッと安どの表情を見せた。
「怖いので確認しながらですね。まだ力を抜いて無意識にスイングできない」左ひざに全神経を集中させ、力を入れながらしか振れない。それでも確実に手応えはつかんだ。「少しの進歩だと思います」と力強く言い切った。
リハビリに集中するため、10日にキャンプ地の宮崎に乗り込んだ。19日の長嶋JAPANのイベントに出席するため、一度帰京したが、翌20日に再び宮崎へ移動。計15日間の“第1次宮崎キャンプ”で、動きは格段にスムーズになった。
1月8日に東京・よみうりランド内のG球場で始動した際よりも、ランニングのスピードは上がり、キャッチボールの距離も約50メートルまで伸びた。自主トレ打ち上げとなるこの日も、ウエートトレを含め5時間にわたって汗を流した。
27日からはナインとともに合同自主トレに参加する。約10日間は同様の練習を続け、徐々にペースアップする予定。「気を抜くと怖いので、より一層の集中力が大事になると思う。調子に乗らずにやっていきたい」私生活でも、起床時やふとした瞬間にヒヤリとする場面があり、まずは恐怖心の払しょくがテーマだ。
打撃練習開始は例年より約1か月遅れだが、焦りは封印する。「少しずつ気持ちを高ぶらせていければ」フルスイングを取り戻すため、今は静かにやいばを研ぐ。
参照元:スポーツ報知
マリナーズ・イチロー外野手(34)が26日、2009年3月に開催予定のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について、「出たいと思います」と改めて前向きな姿勢を示した。かねてからWBCをプロ選手による世界一を争う大会と位置づけており、王監督の下、一昨年には初代世界王者に輝く原動力となった。
この日は神戸市西区のオリックス室内練習場で、恒例となった日本ハム・坪井智哉外野手(33)と合同自主トレを行った。一方で、出場を希望する他の選手に対しては、「(WBCに)出たい、じゃなくて、出られるような選手になってもらいたい」と注文をつけていた。
参照元:スポーツ報知
横浜は25日、春季キャンプのメンバーを発表した。沖縄・宜野湾での1軍キャンプには新人で大学・社会人ドラフト1巡目の小林太志投手(24)=JR東日本=、同3巡目の桑原謙太朗投手(22)=奈良産大=が帯同することになった。
【1軍メンバー】
▽投手 ウッド、小林、高宮、川村、加藤、三浦、木塚、吉見、高崎、寺原、秦、土肥、三橋、入来、桑原謙、小山田、ヒューズ、工藤、ウィリアムス、マットホワイト、横山
▽捕手 相川、新沼、斉藤俊、鶴岡、武山
▽内野手 ファーマニアック、石井、仁志、藤田、村田、佐伯、野中、斉藤秀
▽外野手 小関、金城、内川、ビグビー、吉村、大西、小池、鈴木尚
参照元:スポーツ報知
ヤクルトは25日、春季キャンプのメンバーを発表した。沖縄・浦添での1軍キャンプは大学・社会人ドラフト1巡目の加藤(慶大)、高校生ドラフト1巡目の由規(仙台育英高)ら新人6人が参加するなど若手中心。木田、真中らベテランと石井、川島亮らリハビリ組は神宮(2月1~10日)、西都(2月12日~3月2日)の2軍キャンプで調整する。
【1軍メンバー】
▽投手 由規、林、佐藤賢、高市、村中、加藤、石川、鎌田、松岡、増渕、花田、館山、岡本、西崎、リオス、橋本、高井、五十嵐、吉川、押本
▽捕手 川本、福川、米野
▽内野手 川島慶、リグス、宮本、田中浩、城石、川端、鬼崎、三輪
▽外野手 ガイエル、武内、飯原、青木、福地、宮出、ユウイチ、斉藤、中尾
参照元:スポーツ報知
楽天の本拠地、県営宮城球場の命名権を持つ日本製紙・本村秀常務が25日、宮城県の三浦秀一副知事を訪ね、古紙配合率偽装問題に絡んだことを謝罪。命名権については契約を維持したい意向を伝えた。現球場名の「日本製紙クリネックススタジアム(Kスタ)宮城」については、一定期間「日本製紙」の4文字を外したいとしている。
三浦副知事は「日本製紙は宮城県にとっても(工場が県内にあり)大きな地場産業。企業側の考えは十分理解したつもり」とし、信用回復を求める一方、具体的な対応については「知事以下と相談し、広告審査委員会も開き考えていく」と説明した。
同球場の命名権契約では権利の売却先が違法行為などで社会的信用を失墜したと県が判断した場合、契約を解消するとの条項があった。
参照元:スポーツ報知
楽天の大学・社会人ドラフト1巡目、長谷部康平投手(22)=愛知工大=の故郷、岐阜・関市に“JAPAN展示ルーム”が誕生する。昨年の北京五輪アジア最終予選などで着用した日本代表のユニホームなどが25日、関市役所に寄贈され、同市関係者は「総合体育館での展示を検討しています」と専用コーナー設置を約束した。
長谷部はこの日、Kスタ宮城の室内ブルペンで、初めて捕手を座らせて81球を投げ込んだ。「しんどい時期ですが、マウンドの傾斜を確めながら投げた。肩はバッチリ。やっと野球に入る、という感じ」と順調な調整をアピール。故郷で飾られる“長谷部コレクション”を、プロでどんどん増やすつもりだ。
参照元:スポーツ報知
西武のG.G.佐藤外野手(29)が25日、球団と7度目の契約交渉を行った。両者は交渉が決裂し、双方が年俸調停を申請したが、パ・リーグの小池唯夫会長から話し合いを続けるように指示されていた。本人は出席せず、代理人の吉田朋弁護士が査定方法を確認。金額提示はなく、合意には至らなかったが、双方が歩み寄りの姿勢を見せた。
出席した西武・前田球団本部長は「基本的には出来高で、と考えているが、ベース額の上積みも考えている」と説明。これまでは年俸3500万円プラス出来高を提示していたが、大幅に軟化した。G.G側も4500万円の希望額を下げる模様となった。この日、西武第二球場で自主トレしたG.G.佐藤は「合意しなければ自費キャンプも仕方ない」と、2月中の交渉も視野に入れたが、両者とも調停を回避したい考えは一致。今後もギリギリまで交渉を重ねて妥協点を探り、互いに歩み寄る形で決着することになりそうだ。
参照元:スポーツ報知
唐川VS中田が実現する可能性が出てきた。ロッテのボビー・バレンタイン監督(57)が25日、2月1日スタートの石垣島キャンプに向けて来日。2軍スタートが決まっている高校生ドラフト1巡目の唐川侑己(18)=成田=、同3巡目・植松優友(18)=金光大阪=両投手について、キャンプ中の1軍昇格を示唆した。
ボビーが、サプライズを予告した。両ルーキーについて問われ、「途中でメンバーの何人かを入れ替えたり、2軍から呼んだりすることはある。できるだけ多くの選手を見たいから」と明言。1軍が沖縄に滞在している2月24日までに、鹿児島・薩摩川内で2次キャンプを張る2軍と積極的に選手を入れ替える。
注目は唐川だ。ヤクルトの佐藤由、日本ハムの中田ともに「高校ビッグ3」を形成。唐川と中田は高校時代に対戦がないだけに、148キロ右腕と高校通算87発男との激突が期待される。ロッテは日本ハムと2月23日に沖縄・名護で練習試合を行う。ボビーは昨年、キャンプ中の練習試合でも大嶺VS楽天・田中の新人対決を演出した。「新戦力には大きな期待をしている」今年も演出を仕掛けるか。
参照元:スポーツ報知
今春キャンプでの“怪物対決”はお預けになった。日本ハムの沖縄・名護キャンプで、高校生ドラフト1巡目ルーキー・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=とダルビッシュ有投手(21)の直接対決が絶望的になったことが25日、分かった。紅白戦がキャンプ前半に集中したため、スロー調整が認められているエース右腕登板の可能性が低くなった。
高校通算87本塁打VS日本球界のエース―。夢のバトルは幻に終わりそうだ。チームは現時点で2月7、11、14日に紅白戦を予定。中田はすべての試合で出場が見込まれるが、問題はダルビッシュだ。8月に北京五輪を控える右腕に対して、すでに首脳陣はマイペース調整を容認。厚沢投手コーチは「去年は五輪予選もあって(12月まで)長く投げていたし、調整は任せる」と言い、初の実戦登板は2月20日以降を想定している。
フリー打撃についても、ダルビッシュはマウンド前方に防御ネットを立てて投げることを嫌うため、登板機会はまずない。中田は昨年12月10日の新入団会見で「対戦したい投手」にダルビッシュを指名。「打てないと分かっているけど、打席に立って生でボールを見てみたい」と話していたが、今春に限ってはかなわぬ夢となりそうだ。
両雄の対決が実現すれば、名護キャンプ最大の目玉となっただけに、集客面でも痛手だが、球団関係者の中には「中田が完ぺきに抑えられて、自信喪失になるよりはいいのでは…」と前向きにとらえた。まだプロ生活は始まったばかり。黄金ルーキーは力をつけながら、大エースの胸を借りる時を待つ。
◆ダルビッシュの昨春の紅白戦 2月18日、沖縄・国頭村(くにがみそん)で行われた紅白戦で初の実戦マウンドに立った。田中賢、稲葉ら主力を相手に直球は148キロを計測。2イニングを打者6人で抑えるパーフェクト投球を見せた。紅白戦登板はこの1度だけだったが、プロ3年目で初の開幕投手に向けて、順調な調整ぶりをうかがわせた。
参照元:スポーツ報知
日本ハムの大物ルーキー、中田翔内野手が26日、大阪府大東市にある大阪桐蔭高の卒業式に出席し、3年間の高校生活に別れを告げた。
式の終わりで感極まって涙を見せる場面も。「最初は気を紛らわせていたけど、もう(ここに)戻ってこないんだな、と思った」と中田。2月1日から始まる春季キャンプでプロとして本格的に始動。「プロでも通用することを学んできた。自分を磨いてプロにふさわしい人間になりたい」と話した。
参照元:スポーツ報知
巨人を退団した前田幸長投手(37)が米時間28日にアリゾナ州サプライズで、米大リーグのスカウトの前で単独トライアウト(入団テスト)を受けることが25日に明らかになった。エージェント契約を結んでいる「SFX」が発表した。
前田投手は今オフ巨人を退団。都内で連日、自主トレに励んでいた。「SFX」によれば、トライアウトに参加を表明しているのは約7球団。
中継ぎ左腕は米各球団ともに不足している。日本プロ野球で通算595試合に登板し経験豊かな左腕がどうアピールするのか注目される。
参照元:スポーツ報知
米大リーグが24日、今季のレギュラーシーズン日程を発表した。3月25、26日に東京ドームでRソックス・アスレチックス2連戦でスタート。米国内では3月30日にワシントンの新球場でナショナルズがブレーブスを迎える1試合だけ。翌日は14球場で行われ、本格的に開幕する。
日本人選手所属同士の開幕戦は、井口内野手のパドレスと松井稼内野手のアストロズがいきなり激突。福盛投手入団のレンジャーズはイチロー、城島所属のマリナーズと戦う。交流戦は5月中旬から6月下旬に行われ、オールスター戦は7月15日に、今季限りで閉鎖されるヤンキー・スタジアムで開催。9月28日でレギュラーシーズンの幕を閉じる。
参照元:スポーツ報知
巨人・坂本勇人内野手(19)が名人養成グラブで開幕1軍を狙う。24日、G球場で自主トレし、宮崎春季キャンプに「極小グラブ」を持ち込むことを明かした。チームメートの名手、小坂が使っているような投手用より小さいグラブで、捕球感覚を養い、送球を早くすることなどが狙い。特守で使って守備を磨き、目標の1軍定着を目指す。
球界屈指の守備職人に少しでも近づきたい。坂本の目はそんな強い意志がこもっていた。「キャンプにはめっちゃ小さいグラブを持っていくつもりです」と秘密兵器の導入を明かした。
きっかけは主将の一言だった。9日からグアムで阿部の自主トレに同行。キャッチボールをした際に、グラブの使い方について「次の動作に素早く移るために、(グラブの芯に)当てて手の上に落とすようなイメージでやれ。小坂さんはそうだぞ」と助言された。
そこで極小グラブの使用を思いついた。通常より網の部分が極端に小さく小、中学生向けに見える大きさ。球を「つかむ」というより「当てて止める」という感覚を養って、捕ってから投げるまでの間隔を短くする。もちろんグラブの芯で捕球することで上達も見込める。「小坂流」の免許皆伝へ、しばらく使っていなかった投手用より小さいグラブを荷物に詰め込んだ。
まずは二岡に続く遊撃手の2番手の座を奪う。寺内、円谷らと競った昨秋キャンプでは、伊原ヘッドコーチから「守備では寺内が少し抜けている」とライバルへの遅れを指摘された。勝負強い打撃は十分に1軍クラス。課題の守備力を磨いて目標の開幕1軍、そして1軍定着を狙う。
この日は22日の帰国後、初めてG球場を訪れ、今オフ初のマシン打撃を行った。ロングティーはグアムでも続けていたが、本格的な打撃練習再開に「久しぶりで腰が痛いですよ」とおどけた。名手養成グラブで2年目の飛躍を狙う。
◆坂本 勇人(さかもと・はやと)1988年12月14日、兵庫県生まれ。19歳。青森・光星学院高から2006年、高校生ドラフト1巡目で巨人入り。昨季9月6日の中日戦で延長12回2死満塁から、プロ初安打となる決勝2点適時打を放った。183センチ、76キロ。右投右打。独身。
参照元:スポーツ報知
パ・リーグ6球団は24日、昨年まで日本ハム、ソフトバンク、ロッテ、楽天で行っていたインターネット中継を今季から全6球団に拡大。パ球団主催の全試合(一部地方試合を除く)を動画ポータルサイト「Yahoo!動画」でインターネット動画中継すると発表した。
参照元:スポーツ報知
横浜の工藤公康投手(44)が24日、今季の巨人戦勝ち越しに自信を見せた。昨季は8勝16敗と大きく負け越したチームの中で、チーム最多の3勝(3敗)をマーク。「計算していかないと太刀打ちできない。考えながらやっていく」とベテランらしい投球で超強力打線を抑え込む。
昨季は両リーグ最多の191本塁打を放った巨人。ラミレスが加入して、さらに手ごわい相手と承知でも「(ソロの)1点はしようがないと割り切ってやらないと。四球が絡んで大量失点の方がいけない」と大砲のそろう打線への対応策は頭にある。
沖縄・宜野湾で自主トレ中のプロ27年目左腕はこの日、ウエートトレや体幹トレに約3時間汗を流した。「(昨季)バテてしまったこともあるし、(キャンプで)しっかり体づくりをする」と昨季4月に2軍落ちした反省を踏まえて取り組んでいる。1年間きっちりローテーションを守ることで、古巣からの勝ち星も増やしていく。
参照元:スポーツ報知
楽天・田中将大投手(19)が24日、8月の北京五輪の日本代表入りへ向け、チームメートの林恩宇らを“講師”にした中国語の特訓に意欲をのぞかせた。
日本代表の星野監督は、球団史上初の2ケタ勝利となる11勝をマークして新人王に輝いた田中について「常に向上心を持っている。もちろん代表候補」と明言している。それを伝え聞いたマー君は「候補止まりですよ」と謙そんしたが、実際はやる気満々。自主トレの帰り際に報道陣へ向け「再見(さよなら)!」と叫ぶなど、すでに予習は進んでいるところを披露した。
金メダルを命題とする星野ジャパン。田中の物おじしない態度は、短期決戦の五輪には持ってこいの性格だ。チームには中国語を話す台湾出身の林やインチェがおり、これまで以上にプライベートで親交を深め、言葉に対する不安感を払しょくするつもりのようだ。大舞台に強いことは折り紙付き。海外が舞台となる国際大会でも、異文化に動じないところを見せつける。
参照元:スポーツ報知
中日の沖縄キャンプにテスト参加するマキシモ・ネルソン投手(25)=イスラエルリーグ、モディン・ミラクル=、トマス・デラロサ内野手(29)=米大リーグ、ジャイアンツ傘下3A=が24日、ドミニカ共和国から中部国際空港に来日した。米国入国を拒否されているネルソンは、日本を永住の地とすることを誓った。
「本当にうれしい。日本でチャンスをつかめるように頑張る」球団史上最長身となる204センチの大男が、意気込みを口にした。ヤンキース傘下のルーキーリーグで将来を嘱望されていたが、2004年にドミニカ人女性のビザ発給を目的とした偽装結婚が発覚。以後は米国入国を拒否され、所属先を失った。母国のチームにも見限られ、昨季はレベルの落ちるイスラエルリーグでプレー。目標を失った時に中日からオファーが届いた。
入国拒否の影響で米国経由の便には乗れず、この日はパリ経由で日本に到着。約30時間の長旅となった。「MAXは155キロだ。日本で通用することを見せたい」浪人時代には農業で生計を立てた異色のビッグユニットが、必死の努力で夢をつかむ。
◆マキシモ・ネルソン(Maximo・Nelson)1982年4月21日、ドミニカ共和国生まれ。25歳。米大リーグ、ヤンキースのドミニカアカデミーからルーキーリーグでプレー。マイナー昇格が決定していた04年に偽装結婚が発覚。昨年はイスラエルリーグの「モディン・ミラクル」に所属し、主に先発。13試合で5勝3敗、防御率3・55。204センチ、86キロ。右投右打。
参照元:スポーツ報知
日本ハムの高校生ドラフト1巡目ルーキー・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=が「日サロデビュー」でコワモテ仕様に変身した。24日、千葉・鎌ケ谷のファイターズタウンで自主トレ。23日のオフに同4巡目の大平らと船橋市内の日焼けサロンに行き、日焼けした顔で練習した。精悍(せいかん)さを増した怪物に、日焼けマシンを愛好するオリックス・清原を思わせる「番長オーラ」が漂ってきた。
新人合同自主トレ第4クール開始。中田はいつものようにグラウンドに現れた。どこか様子が違う。顔が季節外れの黒さを増していた。「前から興味があったわけじゃなく、思いつきっすね。黒くしたろかな、という感じ」大物新人は実戦デビューを前に、早くも「日サロデビュー」を飾っていた。
前日のオフは4年目の市川に誘われ、大平とともに外出。船橋市内で天丼など昼食を平らげ、ビリヤードを楽しんだ後に、初めて日焼けサロンに入店した。密閉式の日焼けマシンに入り、全裸で30分横になった。閉所恐怖症の怪物は「閉じこめられるんじゃないかと思って、いざとなったら出られるスペースを開けときました」と恐怖と闘いながら肌を焦がした。
仕上がりについては「黒い方が迫力がありますかね。トレーナーからは『顔が小さくなったな』と言われました」と満足げ。「今後も行く? 暇があれば」と気に入った様子だ。
日焼けマシンといえば、オリックスの清原が連想される。精悍な顔つきになった中田も、さっそく「番長」ぶりを発揮した。真っ赤に焼けてしまった大平の背中を爪で引っかく振る舞いで、「のたうち回ってましたよ」と高笑い。コワモテ仕様に変身した怪物は貫録十分だった。
遊んでいるばかりではない。中田は「『日サロに行く暇があったら、バット振っとけ』と、またおかん(香織さん)に怒られますわ」と渋い表情。肌を焼いた後も、寮に戻ってウエートトレに励んだ。22日の練習中に訴えた左足親指の「巻き爪」も「まだ痛い」が、この日は通常通りのメニューを消化。若き怪物はグラウンド、オフを問わず企画外の行動で周囲を驚かせる。
参照元:スポーツ報知