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◆ソフトバンク3―10西武(15日・福岡ヤフードーム) いただきまーす。狙い通りの直球がやってきて、おかわり君がパクついた。6回2死。左翼席に中村の9号ソロが吸い込まれて勝ち越すと、7回に細川が7号、8回にボカチカが2戦連発の10号と今季13試合目の1試合3発以上。「直球が来るんじゃないかと思って速い球に合わせてました」左頬骨(きょうこつ)骨折もなんの、背番号60が、11日のオリックス戦(スカイ)での顔面死球以降、初めて快音を響かせた。
前日(14日)は4発11点の打線の中、1人ノーヒット。顔面死球の後、この一発が出るまで9打数1安打と不調に陥っていた。防御シールド付きの特殊ヘルメットを用意しながらも、見づらさを理由に、死球前と変わらぬスタイルで打席に立つ。気迫で打った5試合ぶりの一発だ。
死球を受けた夜。大久保打撃コーチから「ライオンに追われるウサギがお前だったら、どうする?」と尋ねられ、間髪入れずに答えた。「ライオンを食べちゃいます」と。つかみかけたレギュラーを死守する決意の表れだった。コンパクトに振り抜いても打球が確実に飛ぶようにと、バットを昨季までより15グラム重い920グラムに変更。05年に22本塁打を放った時の輝きを取り戻すために必死だ。
食べる時にまだ少し、顔が痛い。13日の宮崎遠征の時。「地鶏に挑戦したけど痛くてダメで、ミートスパゲティに変えました」そんなおかわり君の頑張る姿勢に、打線も2試合連続で2ケタ得点のお祭り騒ぎ。「サンペイ(中村の愛称)の一発で勢いづいたね」6カード連続の勝ち越しに渡辺監督もニンマリだ。連勝で貯金は最多の14。他のパ5チームのみなさん、ごちそうさまです。
◆西口やっと1勝
○…西口が今季6試合目の先発で、ようやく初勝利を手にした。「いやー、ほんとうれしい。何も考えずにがむしゃらに自分の投球をしようと思った」ゲンを担いで無精ヒゲをそらずにマウンドに上がり、7回3失点、89球で通算152勝目をつかんだ。渡辺監督も「長かったな、これでそろったな、という感じ。腕が振れていたし、内容も良かった」と評価していた。
参照元:スポーツ報知