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ヤクルトの高校生ドラフト1巡目ルーキー、佐藤由規投手(18)=仙台育英=が19日、高田繁監督(62)の前でブルペン投球を初披露し、ダルビッシュの日本ハム入団時より「体力では上」の絶賛評価を受けた。熱のこもった40球の“御前投球”に、指揮官も1軍キャンプ抜てきを即決した。
すべての視線を一身に受けた。高田監督、小川ヘッド、荒木、伊藤智、八木沢の3投手コーチに中西、飯田両コーチ、全スカウト、編成担当、調査役…。総勢約30人の首脳陣が埼玉・戸田グラウンドのブルペンに集結するなか、由規が涼しい顔で自主トレ3度目の投球練習を始めた。
「最初は緊張したけど途中からは自分の世界に入れた」捕手を立たせたまま、初めてフォーク、チェンジアップも披露。くぎ付けになっていた高田監督も「ダルビッシュの入ってきた時より体力では上。プロのキャンプも十分ついていける」と、正式決定ではなかった1軍キャンプ帯同を決めた。「ウチはただでさえ投手がいないんだから」と即戦力としての期待感を示した。
ダル級の投球で1軍キップをほぼ手中に収めたルーキー。「ちょっとずつ上げていきたい」20日もブルペンに入り、アピールを続けていく。
◆ルーキー起用へ 高田監督は由規のブルペン投球を視察後、千葉・幕張メッセで行われた全日本野球会議の野球指導者講習会で講演。質疑応答のコーナーで参加者からチームの再建策を聞かれ、「ヤクルトは、お金を出して出来上がった選手を補強はできない。自前の選手を育てていかないといけない。だから若手にはチャンスを与えていく」と、期待のルーキーらを大胆に起用していく考えを改めて明らかにした。
参照元:スポーツ報知