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昨年7月に受けた左ひざ手術からの復帰を目指すオリックス・清原和博内野手(40)が1日、2軍キャンプ地の高知市東部球場で今季のスタートを切った。昨年のキャンプ以来、1年ぶりのユニホームで元気な姿を披露。練習後には日本ハムの高校生ドラフト1巡目ルーキー・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=を絶賛して、エールを送った。
自分と同じ“ニオイ”を持つ規格外ルーキーの出現が、うれしくて仕方なかった。話題が中田に及ぶと、清原のトークが切れ味を増した。「久々に面白いというかね。(年明けのメディア露出が)朝青龍より多かったんやろ? それは大したもんや」そう切り出すと、“番長流”の爆笑エールが次々と展開された。
「今時珍しい、昔っぽい選手やね。やんちゃっぽい感じがしていいね」と、まずは同じ丸刈りの“昔の悪ガキ”然とした容姿に合格点。また「小遣いは月30万円」などの仰天発言で話題をさらう点も、「ええことやと思うよ。プロっちゅうのはそういう個性の集まりやからね」と、好意的にとらえていることを明かした。
ちょっぴり不合格だったのは、普通に「彼女がいます」と公表したことだ。「『おらん』って言ったら、アイドルみたいやからね」と理解は示したものの、「『4、5人おる』って言えば面白いのに。『大変ですわ、“こなす”のに』ってね」と、1ランク上の「ボケ」を提案する熱の入りようだった。
中田も同じ大阪の高校であるPL学園出身の清原を尊敬しており、西武時代の1986年にマークした31本塁打の新人記録の更新を狙っている。年の差こそあれ、互いに意識している間柄。清原が「本当はオリックスに入ったら一番よかったんだけど…」と最後に漏らした本音は、中田を自分の後継者と考えていたことを想像させた。
だが、違うチームに入団した以上は、エールだけでは済まさない。この日、2軍キャンプでは異例の約70人の報道陣とファン約300人を集めた。1軍宮古島キャンプより報道陣が多いことを聞いて喜んだが、「中田には負けてるかな」と、早くも18歳をライバル視した。まずは故障を治してグラウンドに戻り、パ・リーグの主役が誰かを思い知らせる意気込みだ。
参照元:スポーツ報知