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楽天・田中将大投手(19)が1日、沖縄・久米島でのキャンプ初日にブルペンで快投を演じた。捕手を座らせて力のこもった38球を披露し、ノムさんも「マー君に2年目のジンクスはない」と断言。ボヤキを完全に封印した。昨季新人王の剛腕が、2年目へ向け好調なスタートを切った。
ブルペンに足を踏み入れると、田中の顔つきは急に引き締まった。ルーキー捕手の伊志嶺を相手に、ワインドアップから力強いボールを投げ込む。カーブやチェンジアップなどの変化球もひと通り試した。最後は直球を3球続けてフィニッシュ。気持ちのいいミットの音を聞き、笑顔がこぼれた。
身を乗り出して眺めていた野村監督も上機嫌。「2年目のジンクス、何するものぞ。何も心配はないな。あのストレートに磨きをかければ」と初日ながら、直球の威力に文句なしの合格点だ。指揮官からはボヤキの一声も聞かれなかった。
田中も不動心の2年目を強調した。「2年目のジンクス? それは周りがはやしたてるからそうなるんですよ。僕自身はそんなこと考えてないし、やるべきことをキッチリやればいい」と一気にまくしたてた。周囲の雑音は一切、マー君には入ってこない。
「相手が研究してくるからといって、自分で何かを変えることはない」これは昨オフにRソックス・松坂と初対面して言葉を交わした時、ともに高卒新人王に輝いた投手として意見が一致した哲学だ。「1年目は不安があったけど、今年はない。自分で考えながらスタートできました」自分を貫く姿勢に死角は見当たらない。
参照元:スポーツ報知
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