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昨年7月の左ひざ手術からの復帰を目指すオリックスの清原和博内野手(40)が2日、2軍キャンプ地の高知市東部球場でリハビリを行い、二重契約問題の渦中にある前巨人のジェレミー・パウエル投手(31)について言及。ソフトバンクの王貞治監督(67)に向け「かわいそうやからオリックスにやれと言って」と訴えた。
長期化必至のパウエルの二重契約問題。一向に解決の糸口が見えてこない難題に触れたのは、ほかならぬ清原本人だった。左ひざのリハビリも順調で、この日は手術後最多となる計120スイングのティー打撃を行った。その後「ところであの問題はどうなったん?」。そして、こう付け加えた。「オレはオリックス(の選手)やから援護せなあかんな」。
1月31日に「もし(パウエルが)ソフトバンクに入ったら、登録名は『お金』や」と怒りを爆発させたばかり。だが、自軍に入団する可能性も残されており、言い過ぎと反省したようで、この日は「(オリックスに)来たら『ごめん』って謝るけど」と、照れくさそうに笑った。
「JP(パウエル)ぐらいの投手が来たらやっぱり大きいもん。ハートも強いし、気持ちを前面に出してくるやろうから。ウチにとっては投手陣の中心的存在になってくれると思う」と大絶賛。そんな強い気持ちが、王監督への異例の懇願となって表れた。
「王さんも、オレら(昨季)最下位やから弱い者いじめせんといてくれや。『かわいそうやからオリックスにやれ』って、そういう言葉ないの。お互い一歩も引けない? だからこそ、世界の王さんのひと言で!」口調こそ冗談めかしたが、目は真剣。名球会の先輩で、ソフトバンクのGM権を持つ王監督に、助っ人右腕を譲ってもらえるように頼み込んだ。
参照元:スポーツ報知