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ソフトバンク・斉藤和巳投手(30)が米ロサンゼルス市内の病院で、9日に内視鏡による右肩腱(けん)板修復手術を受けることが6日、決まった。全治は未定だが、球団も完治を最優先させる方針で、復帰は早くても後半戦からになる見込みだ。
昨季は右肩の筋疲労のため、中10日の登板を余儀なくされ、6勝止まり。シーズン後に米国で検査を受けた時点で手術の可能性を示唆されたが、肩周りの強化トレーニングに励み、回避の努力を続けてきた。しかし、今回の再検査で筋力の回復が十分でないことが判明。「このままでは08年も、前年と同じ状況でプレーせざるを得ない可能性が高まったことから、監督及び球団に迷惑をかけることができないと判断しました。今は1日も早く戦列に復帰できるよう、術後のリハビリに精力的に取り組んでいきます」と苦渋の選択となった。
報告を受けた王監督は「チームにとっては痛手であり、彼にとってもいちばんつらい選択でしょう。しかし、チームの将来や彼の将来を考えたとき、一番いい方法が手術なんだと考えています」と球団広報を通じ、無念のコメントを発表した。5年ぶりのV奪回を目指すシーズンは、選手会長でもある大黒柱を欠き、スタートする。
◆斉藤の故障歴 斉藤はプロ入り後、右肩の故障に悩まされ続けている。プロ3年目の97年、1軍初登板を果たすが、肩関節不安定症(ルーズショルダー)のために故障が多く、一時は打者転向も視野に入れたほどだ。98年には右肩を手術したが、01年にも右肩痛を発症し、戦線離脱を余儀なくされた。05年も開幕直前に発症、06年は秋の日米野球に監督推薦で出場予定だったが、これも右肩炎症で辞退している。
参照元:スポーツ報知