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第4回世界大学野球選手権大会(来年7月17~27日、チェコ・プラハ)で初優勝を目指す大学日本代表候補の強化合宿が7日、愛媛・松山市内でスタート。松山空港には、早大・斎藤佑樹投手(1年)見たさに、平日の午前中にもかかわらず約200人のファンが出迎えるなど、四国初上陸の佑ちゃんがグラウンド内外でケタ外れの存在感を示した。
午前11時すぎ、定刻から15分ほど遅れて大学JAPANのメンバーが松山空港に降り立つと、フラッシュの嵐がわき起こった。お目当ては、もちろん佑ちゃんだ。坊っちゃんスタジアムでの練習は、あいにくの雨模様で室内練習場で行ったが、100人以上のファンが窓越しに熱視線を送り続けるなど、大学JAPANでは初の試みとなる冬季強化合宿は、異様な熱気に包まれた。
人気だけでなく、“本業”の方でも貫録を示した。総勢15人の投手陣で唯一、ブルペン入りを回避。キャッチボール程度のマイペース調整にも「ノースロー? きょうは何もしなかったですね。あと2日あるので」。今夏の日米大学野球で慶大・加藤(ヤクルト1巡目)、東洋大・大場(ソフトバンク1巡目)とともに先発3本柱の一角を担った新エース候補の余裕をのぞかせた。
また、練習用ユニホームの背中には、長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督(71)の代名詞でもある「背番号3」が輝いていた。サイズの都合で、今合宿限定でたまたまつけることになったものだが、観客、報道陣の視線を自らの背中に集中させ「つけごこち? 最高です」とニヤリ。野球人生で初めてという栄光の背番号3に上機嫌だった。
◆佑ちゃんの背番号メモ 早実時代は1年夏の西東京大会に「18」で初めてベンチ入り。同年秋から「10」になり、2年夏からはずっと「1」。3年夏の甲子園大会後に選出された高校日本選抜でも、優勝投手として「1」を背負った。早大進学後は、期待の1年生に託されるといわれている「16」をつけているが、日米大学野球を戦った大学日本代表では、横浜商大・根本(ロッテ3巡目)に「16」を譲って「20」をつけた。これは、小1で少年野球チームに入った斎藤が初めてもらった背番号にちなんだもの。今回、つけた「3」はそれ以前にも背負ったことがなかった。
◆佑ちゃんの合宿初日VTR 3月の早大の沖縄・浦添キャンプでは、100球という制限を解除。大学では最多となる295球の熱投を披露。6月に神奈川・平塚で行われた日米大学野球の代表選考合宿では紅白戦に登板。1回1安打無失点の好投で河原井正雄監督から投手陣の柱に指名された。また、早実時代の昨年8月、日本高校選抜の練習初日、駒大苫小牧との引き分け再試合の決勝戦から中3日にもかかわらず、20球を投げ込んだ。
参照元:スポーツ報知