横浜、来季は外国人６人態勢

横浜は７日、前メッツのデーブ・ウィリアムス投手（２８）、前ブレーブス傘下３Ａリッチモンドのラリー・ビグビー外野手（３０）、前レッドソックス傘下３Ａポータケットのトラビス・ヒューズ投手（２９）を獲得したと発表した。また、今季途中から加入したマットホワイト投手（２９）とは２０００万円増の年俸６０００万円（いずれも推定）で再契約。すでに発表されている新外国人２選手を含め、来季は球団史上初となる外国人選手６人態勢で臨むことになる。

　異例の布陣について、村上チーム運営部門統括は「来た外国人が全部当たるチームはない。次を準備するには時間がかかる。その選手たちを、現場がパズルのようにうまく使っていけるか」と説明した。同時に出場選手登録できる外国人は４人までだが、１軍登板なしに終わった今季のチアソンなどの教訓を踏まえた考えだ。

　メジャー通算２２勝のウィリアムスは年俸７５００万円、背番号４８、メジャー通算３１発を誇るビグビーは年俸６５００万円、背番号６、ヒューズは年俸６０００万円、背番号４２。いずれも１年契約となっている。

　◆デーブ・ウィリアムス（Ｄａｖｅ　Ｗｉｌｌｉａｍｓ）１９７９年３月１２日、米アラスカ州生まれ。デラウェア工科短大から９８年ドラフト１７巡目でパイレーツ入団。メジャー通算成績は８２試合に登板、２２勝３１敗、防御率４・８３。１８８センチ、９３キロ。左投左打。

　◆ラリー・ビグビー（Ｌａｒｒｙ　Ｂｉｇｂｉｅ）１９７７年１１月４日、米イリノイ州生まれ。ボール州立大から９９年ドラフト１巡目でオリオールズ入団。メジャー通算成績は３９２試合出場、打率２割６分７厘、３１本塁打、１３７打点。１９３センチ、８６キロ。右投左打。

　◆トラビス・ヒューズ（Ｔｒａｖｉｓ　Ｈｕｇｈｅｓ）１９７８年５月２５日、米カンザス州生まれ。カウリー・カウンティ短大から９７年ドラフト１９巡目でレンジャース入団。メジャー通算成績は、２４試合登板で１勝１敗、防御率６・３１。１９６センチ、１０６キロ。右投右打。

参照元：スポーツ報知