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◆阪神0-3ロッテ(9日・スカイマーク) ロッテ期待の和製大砲、大松が「なんば走法」ならぬ「なんば打法」で2戦連続のアーチを放った。7回無死一塁、久保田をえじきにした。カウント0―2から甘いスライダーを思い切り引っ張り、右翼ポール際へ2号2ラン。「甘い球を1球で仕留められた。久保田から打てたのは自信になる」と自画自賛した。
左翼の定位置獲得のため、足元を見つめ直した。今年1月、鈍足解消を目的に母校・東海大の陸上部に“入門”。400メートル走の日本記録保持者、高野進氏(同大助教授)のもとで、ひざを高く上げない日本古来の「なんば走法」習得に励んだ。2月のキャンプ中も毎晩DVDで日本代表クラスの走りをチェック。スムーズな体重移動を覚えたことで「体(の軸)を振らないで、腕をうまく使えて打てるようになっている」と打撃のレベルアップにもつながった。
2日連続「4番」で起用するなど、バレンタイン監督の期待値は高い。昨季はベニー、竹原との併用で77試合、5本塁打にとどまった。「ライバルが多いのでやりがいがある」と話す主砲候補が、開幕スタメンへスイスイ走る。
参照元:スポーツ報知
◆日本ハム1―2巨人(9日・札幌ドーム) 怪物、ギブアップ。不振にあえぐ日本ハムの中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=が9日、開幕1軍入りに白旗を掲げ、2軍落ちを覚悟した。巨人戦の8回に代打出場したが、クルーンの前に二飛に倒れた。これで11打席連続無安打とスランプは深刻。実力不足を痛感した中田は「2軍に落としてもらった方がいいくらいのレベル。一からやり直したい」と率直な気持ちを語った。
偽りない本音だった。現実を受け止めた中田は、正直に今の心境を打ち明けた。「今のレベルなら2軍にいてもおかしくないし、2軍に落としてもらった方がいいくらいのレベル。開幕1軍と言えるレベルではないです」肌で感じたプロの壁。ファーム降格志願ともとれる言葉に、苦悩がにじんだ。
初の2試合連続ベンチスタート。8回1死に代打で登場したが、この日一番の大歓声に応えるだけの力はなかった。クルーンにバットを折られ、当てるのが精いっぱいの二飛。「ファンの方々の前で絶対打ちたい気持ちはあったけど、自分の実力のなさです。本当に情けない」と実力不足を責めた。
これで11打席連続無安打。キャンプ当初の自信は完全に失われた。開幕が近づくにつれ、投手の仕上がり度合いに反比例するように打率が急降下。1軍とのレベル差を痛感した中田は「今は手も足も出ない状態」と白旗を掲げるしかなかった。
極度のスランプで開幕1軍は風前のともしび。練習態度などについて首脳陣から注意されたこともあり、「甘く見すぎていた」と猛省した。絶不調の状態で1軍に帯同している現状に思いは複雑。「ファームにも自分よりレベルの高い選手がたくさんいる。申し訳ないです」と吐露し、「1軍でやれるならその方が勉強することがたくさんある。けど、たくさんの人のことを考えると1軍は早いと思う」と続けた。
日本ハムは14日に開幕1軍メンバーを決定する。中田の発言を聞いた梨田監督は「自分で決めることじゃない。こっちが決めること」と意に介さなかった。一塁、右の代打枠を争うジョーンズは左脇腹痛で開幕が微妙な状況。今後の結果次第ではルーキーに開幕1軍、スタメンのチャンスは残されている。
この日の試合後には「やらないと打てないですから」と初めて居残り特打を志願。試合後、約50分にわたって打ち込んだ。14日の“Xデー”まであと4日。絶望感に包まれながら、怪物は確かに前を向いて動き始めた。
参照元:スポーツ報知
◆中日3―3ソフトバンク(10日・岐阜)中日はオープン戦初先発の山本昌が5回を投げて2失点。2本塁打されたが、制球は安定していた。ソフトバンクのホールトンは3回3失点といまひとつ。3番手の大隣が5回を1安打に抑えた。3年目の松田は2号ソロなど2安打。
参照元:スポーツ報知
前日の8日に3度目の登板を終えたドジャースの黒田博樹投手、これからは中4日での先発が続く。
登板間隔が中6日だった日本では、先発2日前に35球程度投げていた。それだけに「体の状態を見ながら、シーズンまでに試行錯誤したい」と調整法をあれこれ考えている。
参照元:スポーツ報知
◆ドジャース4―0レッドソックス(9日・フロリダ州ベロビーチ) レッドソックスの松坂大輔投手は先発で3回0/3を投げ、3点本塁打を浴び3点を失った。内容は3安打3四球5三振。
松坂は、4回途中まで3失点に「良い部分と悪い部分がはっきり出た」と冷静に振り返った。
課題の速球の細かな制球は、この日ももうひとつだった。1回、甘い速球を二塁打され、四球でピンチを広げた。2死から、シュート回転で真ん中に入る速球を、3年目のケンプにとらえられ3点本塁打を許した。「ホームランを打たれたのは、シーズン中は絶対投げてはいけない球。そんなことは百も承知」と唇をかんだ。
4回は、先頭の打者に四球を与えて降板した。「3回で(交代だと)気持ちを切ったのに、あと5球投げてくれと言われた」と驚いた様子。首脳陣はイニングとイニングの間の調整を経験させるため4回の予定だったとしており、意思疎通の面でも悪い部分が出た。
参照元:スポーツ報知
◆ブルワーズ2―0マリナーズ(9日・アリゾナ州メリーベール) マリナーズのイチロー外野手は「1番・中堅」で出場、3打数無安打だった。内容は中飛、遊ゴロ、二ゴロで、オープン戦の連続無安打は自己ワーストの7試合、19打数になった。
イチローのオープン戦初安打はまたもお預けとなった。無安打は7試合、計19打数続いている。だが、相変わらずイチローに深刻さは感じられない。
最も安打の可能性が高かった打球は2打席目の三遊間の深い位置に転がった遊ゴロ。しかし、相手遊撃手の好守で阻まれた一打を「アウトにしてくれ、と思いながら走った。あれでヒットというのはこの状況ではつまらない」とあっさり言った。
参照元:スポーツ報知
◆ツインズ4―6ヤンキース(9日・フロリダ州フォートマイヤーズ) ヤンキースの松井秀喜外野手は「3番・指名打者」でオープン戦初出場、3打数無安打だった。内容は一ゴロ併殺打、右飛、一ゴロだった。7回に代打を送られた。
井川慶投手は2番手で5―0の5回から投げ、2回を無安打3四球で無失点だった。
2回を無安打無失点で切り抜けた井川だったが、課題は残った。5回から登板して先頭打者に四球。これを含め3四球で満塁のピンチを背負った。「回を投げないとまとまらない。最初さえうまく立ち上がれば」と反省する。好投した4日のブルージェイズ戦も先頭打者にはカウント0―3としていた。
松井秀のオープン戦初打席は一ゴロ併殺打だった。
「試合でしか味わえない緊張感と気持ちというものがある。そういうものを久しぶりに味わって『いいな』と思いました」。約10日遅れで臨んだ実戦は、指名打者で3打数無安打だった。
全力疾走は内野ゴロの2度だった。右ひざへの不安点として挙げていた急停止を強いられることはなかった。それでも打撃から走塁への切り替えなど、試合でしかできないことを確認した。
参照元:スポーツ報知
◆イースタン教育リーグ 巨人3―1楽天(8日・ジャイアンツ球場) 右脇腹痛で出遅れている巨人・内海哲也投手(25)が1軍復帰の最終テストに合格した。8日、イースタン教育リーグの楽天戦(G球場)に2番手で登板し、4回を1安打無失点。キャンプ中の2月1日に患部を痛めて以来、2度目の実戦でしっかりと結果を残した。
本来の迫力が戻った。9回2死、最後は伊志嶺のバットを140キロ直球でへし折って一ゴロに打ち取った。「前回よりも感覚は良かったです」6回から登場すると、2四球を与えるなど変化球の制球に苦しむ場面もあったが、最速143キロの直球に力があった。尻上がりに調子を上げ、得点を許さなかった。
実戦復帰した2日の教育リーグ湘南戦は2回を無失点。この日の好投と着実にステップアップしており、原監督も「いい状態で来ているということです」と、近日中の1軍合流を示唆。次回は1軍オープン戦に登板する見込みだ。
参照元:スポーツ報知
◆巨人1―3日本ハム(8日、札幌ドーム) わずかに、届かなかった。8回先頭、金子誠の放った一、二塁間へのゴロに、巨人・坂本がダイビングキャッチを試みた。定位置の遊撃ではなく、プロ入り初めてとなった二塁でいきなり打球が飛んできた。グラブをかすめて右前安打を許したが、瞬時の状況判断に迷いはない。8回1死一、二塁から小谷野の三ゴロで、二塁ベースカバーに入り、軽快な動きで一塁へ転送。三―二―一の併殺を完成させた。「ゲッツーを取れたのは良かった」ミスもなく、役割を果たせたことに納得した。
「7番・遊撃」で先発出場した。「今はいろいろ経験させて、光るものがあれば、チームにとって大きなものが得られる」という原監督の意向で、8回に遊撃から二塁へ移動した。脇谷を三塁、遊撃に寺内を入れ、若手選手の適性を再確認した形となった。
以前から、坂本の器用さに注目していた伊原ヘッドコーチは「二塁だけじゃなくて、一塁以外は守る可能性がある」と説明。左ひざを手術し、現在リハビリ中の小笠原、二岡が開幕戦に間に合っても、フル出場は厳しい。それだけに、スーパーサブ役としても、大きな期待をかけられている。
参照元:スポーツ報知
◆巨人1―3日本ハム(8日、札幌ドーム) 2年ぶり8度目の開幕投手に当確ランプがともった。巨人・上原がオープン戦2度目の先発。5回を4安打1失点、61球でまとめる好投で、課題とした左打者への内外角のカットボールに手応えをつかんだ。順調に調整を進めるエースに、原監督は「(最初の登板日は)頭にあります。近日中に本人に言います」と大役の内定を示唆。上原はいよいよヤクルトとの開幕戦(28日、神宮)に照準を絞り、仕上げに入る。
力なく上がった飛球を見て、上原は確信した。「カット系に関しては使えるかな、とメドが立った。そういう面では良かったと思います」
3回2死二塁。昨秋の五輪予選で、ともに日の丸を背負った稲葉を迎えた。カウント0―1から内角高めのカットボールでファウルを打たせると一転、3球目は外へのカットボール。「1球前のファウルで、かなり(内角を)意識してたと思う」逆を突いて中飛に仕留めると、右手でグラブを叩いた。自身に合格を言い渡した瞬間だった。
オープン戦2度目のマウンド。課題は左打者へのカットの精度だった。ストッパーを務めた昨年、痛打されて後半に封印した変化球。1日のソフトバンク戦でも打たれ、宿題となっていた。1回、先頭の森本、田中賢に連続長打を浴びて1点を失うスタート。ギアを入れ替えた2回以降はカットを内外に投げ分け、ピンチもなし。5回を4安打1失点。61球のうち18球“課題球”を試し、手応えをつかんだ。
エースの順調な調整を見て、これまで開幕投手について言葉を控えてきた原監督が、ようやく口を開いた。上原のシーズン最初の登板日について頭の中にはあります」と明言。「4月? 俺の考えは違うね」と続けた。4月1日からの2カード目は、本拠地・東京ドームの中日戦。3月の登板なら、28日のヤクルト開幕戦以外に考えられない。「よほどのアクシデントがない限り変わらないでしょう。近日中に本人に言います」指揮官はエースの開幕登板にゴーサインを出した。
それでも上原は冷静だ。「調整という段階ではない。まだトレーニング期間だから」この日もマウンドを降りた後、ブルペンで約50球を投げた。「100球を超えてからどうなるか」とスタミナを確認するためだった。「今は投げることが楽しい。もうちょっとイニングを投げたいね」自然に浮かんでくる笑みが、何より頼もしい。球団史上最多、自身の記録を更新する8度目の開幕投手へ道は開けた。あとは力強い足取りで、2年ぶりの栄誉へ歩を進めるだけだ。
◆他球団の開幕投手 過去、開幕投手の最多記録は金田正一(国鉄、巨人)、鈴木啓示(近鉄)の14度。鈴木はそのうち9勝を挙げ、開幕戦の“最多勝”となっている。また、山田久志(阪急)は75年から86年まで12年連続で開幕投手を務め、そのうち5年連続で開幕戦勝利を挙げている。ともに日本記録だ。セでは松岡弘(ヤクルト)が71年から7年連続で開幕投手を務め、上原とともにセ最長記録となっている。
参照元:スポーツ報知
◆横浜0―4ロッテ(8日、山口西京) ロッテが「3タテローテ」で、3連覇を狙う日本ハムの出はなをくじく。昨年2冠(防御率、勝率)をつかんだ成瀬善久投手(22)が先発し、4回1/3を無失点。0封をオープン戦3試合、9回1/3に伸ばし、22日の日本ハム第2戦(札幌ドーム)へ順調な仕上がりを見せた。20日の開幕戦は小林宏が確定し、23日の第3戦は渡辺俊が浮上。バレンタイン監督は3本柱で開幕カードを3連勝し、3年ぶりのリーグ優勝へ好スタートを切る。
ロッテの誇る投手陣は盤石だ。この日、順調な仕上がりを見せたのは成瀬だった。4回1/3をゼロに抑え、オープン戦は3試合で9回1/3を無失点。「やっとゲームができる状態になってきた」と手応えをつかんだ。
1、4回に先頭打者に安打を許し、変化球が抜けるなど、絶好調とは言えなかった。それでも結果を残すところが、昨季16勝1敗で最高勝率(9割4分1厘)、最優秀防御率(1・817)の2冠に輝いた男の真骨頂。「打たれて覚えることもあるので、打たれてないことが逆に怖い」と、ぜいたくな悩みを漏らすまでに仕上げてきた。
バレンタイン監督も同じだ。先発投手陣は、オープン戦から原則的に中6日登板。開幕投手は小林宏で、ほぼ確定的だ。成瀬は順当なら第2戦の先発となる。しかし、2冠左腕の安定を無視できないボビーは、「開幕投手はまだ決めていない。渡辺俊もいるしね」とうれしい悲鳴を上げた。
この豪華3本柱を開幕カードで投入するプランを、ボビーは頭の隅に描いている。渡辺俊は24日のソフトバンク戦(ヤフードーム)に回ることもできるが、オープン戦の登板順を考えれば、日本ハムとの第3戦に先発する可能性が高い。3人は昨季、日本ハム相手に合計13試合で7勝1敗と相性抜群。3年ぶりV奪回へ弾みをつけるため、王者の足もとをすくう。
参照元:スポーツ報知
◆中日2―0楽天(8日・ナゴヤドーム) 楽天の大学・社会人1巡目ルーキー、長谷部康平投手(22)=愛知工大=が開幕絶望となった。左ひざを痛めていたことが分かり、8日の中日戦の先発を回避した。2日のロッテ戦(長崎)の守備で痛めたもので、名古屋市内の病院で診察を受けた結果、「左ひざ半月板損傷」と診断された。現在は経過を観察中だが、手術をした場合は復帰まで約4か月かかる見込みで、前半戦絶望の可能性も出てきた。
期待から一転、奈落の底へ落とされた。この日、左ひざの故障の詳細が球団から発表され、長谷部は予定されていた中日戦の先発を回避。「そんなに痛いわけではない。ただ、あれから走っていないので走った時は分からない」とショックを隠しきれない様子だった。
前回、先発した2日のロッテ戦(長崎)の1回に飛球を追って一塁方向へ走った際に左ひざを痛めた。時間が経過しても痛みが引かないことから、7日、遠征先の名古屋市内の病院で精密検査を受けた。その結果、予想外の重傷であることが判明した。
さすがの野村監督も動揺を隠せない。ロッテ戦では左ひざを痛めたことに気づかず続投させ、5回無失点の新人左腕に開幕ローテーション入りのお墨付きを与えていた。新人王の期待さえしていたノムさんは「重傷だから困る。全然知らなかった。(開幕カードの)ソフトバンクは左打者が多いから余計に長谷部と思っていたのに」とボヤきっぱなしだった。
南谷チーフトレーナーは「2、3週間様子を見て、ランニングが再開できるかどうかを判断する。痛みが引かない場合は手術も視野に入れている。手術した場合、復帰はオールスター明け」と説明。長谷部は9日の名古屋遠征終了後、仙台で調整する。
野村監督は長谷部の離脱でローテーションの再編を迫られた。「(抑え候補の)ドミンゴを先発に回すしかないな。そうすると抑えは小山で辛抱するしかない。最下位決定だな」と肩を落とした。悲願のAクラス入りへ暗雲が垂れこめた。
参照元:スポーツ報知
◆巨人1―3日本ハム(8日、札幌ドーム) ベンチに戻る日本ハム・中田翔内野手の表情は暗かった。7回2死に代打で出場したが、吉武の外角へ逃げるカットボールに空振り三振。一度もバットに当たらなかった。自己ワーストの10打席無安打。期待の裏返しだろう。覇気のない怪物に対して、首脳陣から批判が続出した。
オープン戦15打席で8三振。三振数を気にするあまり、明るさを失いつつある。7日には福良コーチから練習態度について説教を受けた。
福良ヘッドコーチ「ちょっと暗い。三振は気にするなと言ったけど、(打席に)行く前から弱気になっている」
特打を志願することもなく、不振の中田は8日の試合後、ロッカーで卓球に興じた。不振そのものより、現状打開へのひたむきさを感じさせない、新人らしくない態度が問題視されている。
中島打撃コーチ「ほかの選手は言われなくても(特打を)やっている。一番年下で言いにくいだろうが、もっと一生懸命やる姿勢を見たい」
不振が態度にも影響している。
平野打撃コーチ「悩んでいるようにも、ふて腐れているようにも見える。あいさつができないとか、(行動が)タラタラしているとか」
梨田監督は中田に「もっと胸を張ってほしい」と注文を付けた。悩める怪物は「まだまだです」と言葉少なに球場を出た。9日は初の2戦連続スタメン落ちが決定した。目標の開幕スタメンは黄ランプがともったままだ。
参照元:スポーツ報知
◆カージナルス6―20ドジャース(8日・フロリダ州ジュピター) ドジャースの黒田博樹投手は先発で2回を投げ、2三振を奪ったが、5安打1死球で3失点(自責点2)だった。
3試合目で初めて得点を許した。球数が45球と多くなり、味方打線の攻撃が長引いたため、予定の3回を投げずに降板した。結果は悪かったが、黒田は「そんなに打たれた感じはない」。今回は大胆な投球で打者の反応を見ることがテーマ。安打も詰まった当たりが多く、「シュートがよく動いた。右打者にはファウルでカウントを稼ぎ、左打者は空振りがとれた」と収穫を強調した。
参照元:スポーツ報知
◆ダイヤモンドバックス1―4カブス(8日・アリゾナ州メサ) カブスの福留孝介外野手は「2番・右翼」で出場、3打数1安打1四球だった。内容は投ゴロ、四球、投ゴロ、中前打。
福留がオープン戦で初めて盗塁を試みた。ピネラ監督からは「出塁したら代走を出してもいいし、自分で走ってみてもいい」と言われていたそうで、福留は「やってみたかった」とプレーを続行。しかし、相手バッテリーにうまく刺されて失敗に終わった。
これまでは走る機会がなかったが「これからも走るタイミングを計っていきたい」と意欲的だった。
参照元:スポーツ報知
ヤンキースの松井秀喜外野手は9日のツインズ戦に指名打者として出場することになったことが、8日分かった。翌日の遠征メンバーに自分の名を確認すると「楽しみではあるよね」。ほかの選手たちより約10日遅れてオープン戦開幕を迎える。
参照元:スポーツ報知
◆アスレチックス7x―6カブス(8日・アリゾナ州フェニックス) カブスの高津臣吾投手は1点リードの9回から6番手で登板。2死を取ったが、2安打2四死球で2点を失い、逆転サヨナラ負けを喫した。
参照元:スポーツ報知
巨人の原辰徳監督(49)が7日、売り出し中の2年目・坂本勇人(はやと)内野手(19)に“秘密特訓”を施した。オープン戦の日本ハム戦(8日)を翌日に控えた札幌ドームでの練習で、村田打撃コーチと3人でブルペンにこもり、打撃面をみっちりアドバイス。2回で計1時間にわたる熱血指導を終えた指揮官は、「活を入れました」と説明した。開幕1軍、そしてレギュラー奪取に挑む若武者は、熱いゲキに改めて気合を入れ直していた。
大粒の汗が熱血指導を物語っていた。ブルペンから姿を見せた原監督は、厳しい表情でグラウンドへ戻っていった。
札幌ドームでの練習中、原監督は村田打撃コーチと坂本の3人でブルペンにこもった。“秘密特訓”の始まりだった。途中でペットボトルの水やバスタオルが運び込まれるなど、指導の白熱ぶりが伝わってくる。約40分の1回目の指導が終わると、坂本は500ミリリットルの水をほとんど飲み干していた。
原監督は練習後、「活を入れた」と説明した。「毎日、1軍の試合に出ている以上、高校を出て2年目の選手と思ってやっているんじゃないだろうな」と、飛躍を期待しているからこその厳しい言葉だった。
坂本は「バッティング全体について教えてもらいました」と話すにとどめた。顔面を保護する捕手用のマスクも運び込まれたことから、昨年の秋季キャンプと同じく、内角打ちを徹底的に練習したと見られる。特訓を受けた後のフリー打撃では、脇を締めてコンパクトにバットを振ることを意識していた。
前日(6日)の燦燦会では、長嶋茂雄終身名誉監督(72)=報知新聞社客員=も19歳の若武者を次代のスター候補生に指名。将来の巨人を背負って立つ存在として、期待が集まっている。
原監督は独特の表現でゲキを飛ばした。「レギュラーを目指さないとダメなんだと、なでなでしました」この日の守備練習では遊撃に加え、二塁も守らせた。とにかく開幕1軍を、そしてスタメンをつかみ取れ―。北の大地で、指揮官の情熱がほとばしった。
参照元:スポーツ報知