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◆横浜0―4ロッテ(8日、山口西京) ロッテが「3タテローテ」で、3連覇を狙う日本ハムの出はなをくじく。昨年2冠(防御率、勝率)をつかんだ成瀬善久投手(22)が先発し、4回1/3を無失点。0封をオープン戦3試合、9回1/3に伸ばし、22日の日本ハム第2戦(札幌ドーム)へ順調な仕上がりを見せた。20日の開幕戦は小林宏が確定し、23日の第3戦は渡辺俊が浮上。バレンタイン監督は3本柱で開幕カードを3連勝し、3年ぶりのリーグ優勝へ好スタートを切る。
ロッテの誇る投手陣は盤石だ。この日、順調な仕上がりを見せたのは成瀬だった。4回1/3をゼロに抑え、オープン戦は3試合で9回1/3を無失点。「やっとゲームができる状態になってきた」と手応えをつかんだ。
1、4回に先頭打者に安打を許し、変化球が抜けるなど、絶好調とは言えなかった。それでも結果を残すところが、昨季16勝1敗で最高勝率(9割4分1厘)、最優秀防御率(1・817)の2冠に輝いた男の真骨頂。「打たれて覚えることもあるので、打たれてないことが逆に怖い」と、ぜいたくな悩みを漏らすまでに仕上げてきた。
バレンタイン監督も同じだ。先発投手陣は、オープン戦から原則的に中6日登板。開幕投手は小林宏で、ほぼ確定的だ。成瀬は順当なら第2戦の先発となる。しかし、2冠左腕の安定を無視できないボビーは、「開幕投手はまだ決めていない。渡辺俊もいるしね」とうれしい悲鳴を上げた。
この豪華3本柱を開幕カードで投入するプランを、ボビーは頭の隅に描いている。渡辺俊は24日のソフトバンク戦(ヤフードーム)に回ることもできるが、オープン戦の登板順を考えれば、日本ハムとの第3戦に先発する可能性が高い。3人は昨季、日本ハム相手に合計13試合で7勝1敗と相性抜群。3年ぶりV奪回へ弾みをつけるため、王者の足もとをすくう。
参照元:スポーツ報知