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◆中日2―0楽天(8日・ナゴヤドーム) 楽天の大学・社会人1巡目ルーキー、長谷部康平投手(22)=愛知工大=が開幕絶望となった。左ひざを痛めていたことが分かり、8日の中日戦の先発を回避した。2日のロッテ戦(長崎)の守備で痛めたもので、名古屋市内の病院で診察を受けた結果、「左ひざ半月板損傷」と診断された。現在は経過を観察中だが、手術をした場合は復帰まで約4か月かかる見込みで、前半戦絶望の可能性も出てきた。
期待から一転、奈落の底へ落とされた。この日、左ひざの故障の詳細が球団から発表され、長谷部は予定されていた中日戦の先発を回避。「そんなに痛いわけではない。ただ、あれから走っていないので走った時は分からない」とショックを隠しきれない様子だった。
前回、先発した2日のロッテ戦(長崎)の1回に飛球を追って一塁方向へ走った際に左ひざを痛めた。時間が経過しても痛みが引かないことから、7日、遠征先の名古屋市内の病院で精密検査を受けた。その結果、予想外の重傷であることが判明した。
さすがの野村監督も動揺を隠せない。ロッテ戦では左ひざを痛めたことに気づかず続投させ、5回無失点の新人左腕に開幕ローテーション入りのお墨付きを与えていた。新人王の期待さえしていたノムさんは「重傷だから困る。全然知らなかった。(開幕カードの)ソフトバンクは左打者が多いから余計に長谷部と思っていたのに」とボヤきっぱなしだった。
南谷チーフトレーナーは「2、3週間様子を見て、ランニングが再開できるかどうかを判断する。痛みが引かない場合は手術も視野に入れている。手術した場合、復帰はオールスター明け」と説明。長谷部は9日の名古屋遠征終了後、仙台で調整する。
野村監督は長谷部の離脱でローテーションの再編を迫られた。「(抑え候補の)ドミンゴを先発に回すしかないな。そうすると抑えは小山で辛抱するしかない。最下位決定だな」と肩を落とした。悲願のAクラス入りへ暗雲が垂れこめた。
参照元:スポーツ報知