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巨人の原辰徳監督(49)が7日、売り出し中の2年目・坂本勇人(はやと)内野手(19)に“秘密特訓”を施した。オープン戦の日本ハム戦(8日)を翌日に控えた札幌ドームでの練習で、村田打撃コーチと3人でブルペンにこもり、打撃面をみっちりアドバイス。2回で計1時間にわたる熱血指導を終えた指揮官は、「活を入れました」と説明した。開幕1軍、そしてレギュラー奪取に挑む若武者は、熱いゲキに改めて気合を入れ直していた。
大粒の汗が熱血指導を物語っていた。ブルペンから姿を見せた原監督は、厳しい表情でグラウンドへ戻っていった。
札幌ドームでの練習中、原監督は村田打撃コーチと坂本の3人でブルペンにこもった。“秘密特訓”の始まりだった。途中でペットボトルの水やバスタオルが運び込まれるなど、指導の白熱ぶりが伝わってくる。約40分の1回目の指導が終わると、坂本は500ミリリットルの水をほとんど飲み干していた。
原監督は練習後、「活を入れた」と説明した。「毎日、1軍の試合に出ている以上、高校を出て2年目の選手と思ってやっているんじゃないだろうな」と、飛躍を期待しているからこその厳しい言葉だった。
坂本は「バッティング全体について教えてもらいました」と話すにとどめた。顔面を保護する捕手用のマスクも運び込まれたことから、昨年の秋季キャンプと同じく、内角打ちを徹底的に練習したと見られる。特訓を受けた後のフリー打撃では、脇を締めてコンパクトにバットを振ることを意識していた。
前日(6日)の燦燦会では、長嶋茂雄終身名誉監督(72)=報知新聞社客員=も19歳の若武者を次代のスター候補生に指名。将来の巨人を背負って立つ存在として、期待が集まっている。
原監督は独特の表現でゲキを飛ばした。「レギュラーを目指さないとダメなんだと、なでなでしました」この日の守備練習では遊撃に加え、二塁も守らせた。とにかく開幕1軍を、そしてスタメンをつかみ取れ―。北の大地で、指揮官の情熱がほとばしった。
参照元:スポーツ報知