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◆ヤンキース3―5パイレーツ(13日・フロリダ州タンパ) ヤンキースの松井秀喜外野手は初めて左翼守備に就き「5番」で出場、一ゴロ、左翼線二塁打の2打数1安打だった。5回の二塁打の後、代走と交代した。
松井秀がことし初めての左翼守備で打球に触ったのは2度だった。2回1死、定位置やや後方の飛球を捕ると、次打者の左翼線への打球はランニング捕球した。「今日の試合の中だったら、まったく問題ない。あのくらいだったら大丈夫」と振り返った。
打撃では5回に外角速球を左翼線に打ち返して二塁打。余裕をもって二塁に到達できる当たりだった。「うまく打てた。今日みたいにいい打席が増えるといい」と話した。
◆人気俳優ビリー・クリスタルが出場
○…ヤンキースと一日契約を結んだ人気俳優ビリー・クリスタル(59)が「1番・指名打者」で出場、バットに球を当てた。
クリスタルは1回、パイレーツの左腕マホラムの2球目を一塁線にファウルした。結局、フルカウントから三振したが、ジラルディ監督は「球数を投げさせたし、スイングも良かった。当てるとは。もう60歳なのにすごい」と感心。最後に142キロのカットボールを振らせたマホラムは「相手はずっと野球が好きで、大リーグを夢見てきた人。僕も真剣に投げようと思った」。
参照元:スポーツ報知
◆アストロズ7―6ドジャース(13日・フロリダ州キシミー) ドジャースの黒田博樹投手は先発で3回を投げ、6点を失った。6安打2三振1四球で自責点は5。アストロズの松井稼頭央内野手は出場しなかった。
黒田は初めて中4日で臨んだオープン戦で、3回6安打6失点と崩れた。2回、4点を失い、なお1死二塁で、たまらずハニーカット投手コーチがマウンドへ。だが、さらに連打と失策で失点し、この回だけで5点を奪われた。
「球が高いのが一番(の原因)。バランスがおかしいときがあった」と黒田。次回登板は18日。5回、75―80球をめどにする。「いい球もあった。前向きに考えたい」と話した。
◆首脳陣、黒田かばう
○…チームの中国遠征中、フロリダ残留組を指揮するラソーダ元監督は、“メジャー初黒星”を喫した黒田を「球も制球もすごく良かった。バックのサポートがなかっただけだ」とかばった。
◆三村元監督が黒田を観戦
○…広島時代に監督、コーチとして黒田を指導した楽天の三村敏之編成本部長が観戦した。三村部長は大量失点にも「まあ、大丈夫だよ」と話していた。
参照元:スポーツ報知
◆マリナーズ3―3ジャイアンツ=延長10回=(13日・アリゾナ州ピオリア) マリナーズのイチロー外野手は「1番・中堅」で出場、1打席目の二塁内野安打で今オープン戦の初安打を記録した。この日は4打数1安打で、6回に代走を送られた。内容は二塁内野安打、三ゴロ、二ゴロ、一ゴロ。イチローはこれまでの26打席、安打が出ていなかった。
城島健司捕手は出場しなかった。
イチローはベースカバーに走る相手投手をやすやすと追い抜いた。塁審が両手を大げさに広げる。オープン戦9試合目の初ヒットは二塁内野安打という渋さ。「あ、抜いちゃった」。一塁に駆け込む瞬間は葛藤(かっとう)さえ覚えたという。
「ちょっと残念かな。もうちょっと(連続無安打と)付き合ってもよかった。お別れするのがちょっと寂しい感じですよ」
26打席無安打は公式戦でも経験したことがない。しかしイチロー自身に重圧はなかった。「(周囲の)反応が結構面白かった。だからむしろ追い風だったような気がする」。心配するファンの声。同僚らの好奇心と同情が入り交じった視線。普段なら淡々と過ぎていくこの時期では異例の注目度だ。それがイチローには心地よかった。
参照元:スポーツ報知
ヤンキース松井秀喜外野手(33)は、6回まで3打数無安打。変化が出たのは8回だった。ウィーラーの球をカットして粘るうちに余裕が出てくる。8球目を右翼線にライナーでファウルすると9球目を見て四球を選んだ。「4打席目のカウントが進んでいく中で徐々に投手に対するタイミングが合いだした。(第4打席に)立っておいて良かった」。
右つま先を痛めたデーモンの欠場で左翼守備の開始が早まりそう。「もちろんできると思います」。開幕に向け、攻守に準備は進んでいる。
参照元:nikkansports.com
守備では前方の打球を捕ってすぐ送球するプレーは問題なくできる。「問題は横や後ろの打球を捕って踏ん張って投げるときでしょう」。打球の深さによっては慎重にならざるを得ない。早ければ、この週末となる左翼守備の開始に向け、確認が続く。
参照元:nikkansports.com
◆阪神5―2巨人(11日、スカイマーク) 今季初めての“伝統の一戦”。巨人は新外国人左腕のバーンサイドが先発。3回に矢野の本塁打、4回には鳥谷の適時打で2点を失ったが、荒れ球を武器に5回3安打2失点。打線は2回、阪神の先発・福原を攻め、若武者・坂本の適時二塁打で先制。坂本は4打数4安打の活躍を見せた。3回にはゴンザレスの適時打で1点を加えたが、10安打を放ちながら2点とつながりの悪さは解消できず。阪神は2-2の8回、巨人・西村から葛城、坂の連続適時打で3点を勝ち越し、そのまま逃げ切った。
参照元:スポーツ報知
楽天の山崎武司内野手(39)が10日、遠征先の横浜スタジアムで30分の打ち込みと特別メニューの30メートルダッシュに挑戦。オープン戦初参加だった先週末の中日2連戦で5打数ノーヒットに終わった2冠王が、キャンプなみの猛練習で巻き返しをアピールした。
地元・ナゴヤでの初実戦では、「変化球は打てたけど、真っすぐに振り遅れた」という主砲。「きのう、寝ないで考えたんだ。遅れないためにはやっぱり、キレが必要」と、39歳の体にもう一度、活を入れることを決断した。打ち込みを終えると、タイムを計りながら30メートルダッシュを十数本。必死の形相で全力疾走を繰り返した。
キャンプ中に痛めた股(こ)関節の不安を感じさせない激走に、「とりあえず、走ることに関しては9・5くらいまできた。あとは10のスイングができるかだ」と手応えを感じた様子。「とにかく、真っすぐを打ち返したい」と、11日の横浜戦を含むオープン戦残り5試合で、万全のスイングを取り戻す構えだ。横浜スタジアムでは昨年5月27日、推定飛距離145メートルの超特大場外アーチを放っている。「そんな余裕は今はない」と笑ってみせたが、ゲンのいい球場で、急上昇のきっかけをつかみたい。
参照元:スポーツ報知
ヤクルトの高校生ドラフト1巡目ルーキー・佐藤由規投手(18)=仙台育英=は10日、開幕1軍生き残りへソフトバンク・松中斬りを宣言した。この日、明治神宮での必勝祈願の後、絵馬に書いたのは「開幕一軍」。大願成就へ、入団前から対戦したい打者に挙げていた04年のパ・リーグ3冠王を叩く。
開幕ローテ奪取へのラストチャンスは、13日のソフトバンク戦(神宮)。「(6日の日本ハム戦で2回5失点した)同じ失敗は繰り返したくないけど、受け身にはなりたくない。ソフトバンクは強力打線というイメージがあるけど、攻めていきたい」。その象徴ともいえる主砲を封じ込むことで、開幕1軍への重い扉をこじ開けるつもりだ。
この日は1、2軍の全メンバーが一緒に練習。普段は神宮外苑グラウンドで練習する投手陣も新しくなった本拠地で汗を流し、由規も課題のフォームバランスを修正した。強気の投球スタイルを取り戻し、運命の一戦に挑む。
参照元:スポーツ報知
エースが怪物の「開幕1軍」を切望した。日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が10日、不振にあえぐ黄金ルーキー・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=について「あいつは1軍にいなきゃいけない選手」と訴えた。現在、11打席連続無安打の中田は、ファーム降格を志願するとも取れるコメントをしているが、エース右腕はチーム全体でバックアップする必要性も強調。これを伝え聞いた中田も「頑張らないといけないと思う」と巻き返しを誓った。
ダルビッシュの口からかわいい後輩に対する思いが、とめどなくあふれ出た。「(中田は)開幕2軍とか言ってますけど、あいつはどんだけ実力がなくても、1軍にいなきゃいけない選手。ファンを沸かせる選手なんですから」
ここまで11打席連続無安打の中田は、9日の試合後には「2軍に落としてもらった方がいいくらいのレベル」など弱音を連発。それでも、右腕は「僕としては開幕は1軍にいてほしい」と“共闘”を希望した。
その上で周囲の理解も求めた。不振が影響しての中田のふてぶてしい態度は、首脳陣の怒りを買ったが、エースは「行動、態度が目につくかもしれないけど、あいつは中学、高校と一番だったし、仕方がない」と分析。続けて「逆境のはね返し方も心得ていないし、チーム全体で理解していかないと」と言葉を並べた。
自身は新人の時に未成年による喫煙問題を起こし、世間の批判にさらされた。「18歳は(周りが)思っている以上に傷つくんです」。だが、ダルビッシュは過去の失敗をとがめないヒルマン前監督らの支えがあって、立ち直れた。だからこそ、チーム全体でのバックアップを求めている。
中田の落ち込みぶりは肌で感じている。「キャンプ中の『誰だって打てますよ』という(自信満々の態度)のがない。(食事などで)一緒にいても、暗い時間が多い」それだけに、9日も「行ってこい! どこが悪いか(コーチに)聞いてこい!」と試合後の特打を促した。復活を期待してやまない右腕は「頑張ってほしいですよ」とエールを送った。シーズン開幕まであと10日。ダルビッシュの心からの願いをかなえるのも、中田の頑張りにかかっている。
◆父ファルサさん競演「変な感じ」 ○…ダルビッシュは、父・ファルサさん(47)とともに10日、「札幌三越」でのトークショーに出席した。ファルサさんが同百貨店で祖国イランの伝統工芸品を展示するイベントを4~10日まで開催したことがきっかけだが、プロ入り後初の“親子競演”に「変な感じがします」と苦笑い。父の出身国への思いは強く「日本とイランの懸け橋? そう思う気持ちはあります」と今後も野球用具などをイランへ贈る考えだ。
参照元:スポーツ報知
阪神は11日、金村暁投手(31)が10日に兵庫・尼崎市内の病院で検査を受け「左太もも裏筋挫傷」と診断されたと発表した。8日の西武戦(皇子山)の試合前に左太もも裏の強い張りを訴え、先発登板を回避していた。常川チーフトレーナーは「歩行は大丈夫。今後の様子を見ていく」と説明。岡田監督も「そんなにひどくない。これからの回復具合を見てやな」と見通しを明かしたが、開幕ローテーション入りは極めて困難な状況となった。
参照元:スポーツ報知
◆カブス4―6ブルワーズ(10日・アリゾナ州メリーベール) カブスの福留孝介外野手は「2番・右翼」で出場、2打数無安打、1四球2三振だった。高津臣吾投手は4番手で3―5の6回に登板、1回を無安打無失点だった。
福留はオープン戦初の2三振も「ま、こんな日もあるでしょう」。2度とも最後は外角球を空振りした。
前回登板は救援に失敗していた高津は4番手で1回を無失点。「とりあえず無失点でよかった」と、ほっとしていた。
投球内容は、3番からの主軸が相手に二死からの四球以外は上々の内容。「狙ったところに緩急をつけて投げられた。これからも悔いのないように投げていきたい」とメジャー生き残りに向け、気を引き締めていた。
参照元:スポーツ報知
ドジャースの黒田博樹投手が苦手の打撃の向上に取り組んでいる。10日は投球練習を行わず、サブグラウンドの打撃ケージでコーチの投げる球を熱心に打った。
黒田は広島での11年間の通算打率は1割に満たない。9日にオープン戦で訪れたレッドソックスの松坂は打撃が得意で、投手が打席に立つナ・リーグをうらやましがったという。黒田は「代わってほしいよ。手が痛いし、制球が良くない投手は怖い」と苦笑いだった。(ベロビーチ共同)
参照元:スポーツ報知
◆ヤンキース4―0レッズ(10日・フロリダ州タンパ) ヤンキースの松井秀喜外野手は「7番・指名打者」で出場、第1打席でオープン戦初安打となる左前打を放った。第2打席では中前適時打し、3打数2安打1打点だった。
9日に初のオープン戦に出場したヤンキースの松井秀は、右ひざの状態を確かめ、10日のレッズ戦に臨んだ。
9日のツインズ戦で1回にいきなり一ゴロで全力疾走。それでもひざに異常がなかった。
この日は2回一死、ベイリーの変化球を左前に運んでオープン戦初安打。一塁走者として2度けん制された。結果的にはいずれも四球だったが、フルカウントからスタートを切って二進、三進した。3回には一死一、三塁からカーブを中前に打ち返し、初打点も挙げた。
松井秀は2安打1打点の打撃よりも、塁上での動きから得た手応えを強調した。
「帰塁は右足で踏ん張って戻らないといけない。自然に戻れた。痛みはなかった。いい材料です」と2度けん制された2回を語った。その後フルカウントから2度スタートを切り「現時点での全力です」。
走塁を確認できたのは、2度の出塁があったからだ。2回はチェンジアップを左前に運んだ。3回は一死一、三塁からカーブを中前に打ち返し、打点を挙げた。オープン戦2試合目で球への対応に不安は見られない。
「対応というよりも、甘い球をしっかり打てるか。(打った球が)ストライクか、ボールかの違いです。チャンスで打てたのは良かったですね」と振り返った。
参照元:スポーツ報知
◆メッツ1―1レッドソックス=延長10回=(10日・フロリダ州ポートセントルーシー) レッドソックスの岡島秀樹投手は、2番手で0―0の5回から2回を投げ、1安打1三振で無失点だった。
岡島は5度目の登板で初めて2回を投げ、1安打無失点の好投。「投げたい球が投げられたし四球を出さなかったのが良かった」と振り返った。
要所で新球「ドキドキボール」が低めに決まった。6回、好打者のレイエスに対し、カウント1―0から2球続けて空振りを奪い3球三振に。次回は13日に登板する予定だ。
参照元:スポーツ報知
◆ロイヤルズ15―6ジャイアンツ(10日・アリゾナ州サプライズ) ロイヤルズの野茂英雄投手はオープン戦3試合目の登板で初先発し、3回を4安打2失点、1三振1死球だった。
野茂は初先発でも50球すべてセットポジションで投げた。
だが、1回は球が上ずり、3長短打で2点を失う。2、3回も得点圏に走者を置く苦しいマウンドだった。3回4安打2失点。「初回は高めに浮いたけど、調子自体はいい」と過去2度の登板より好感触を得ていた。
しかし、この日までに投手6人を含む10人が1次カットされた。野茂を取りまく状況は楽観できない。次は15日のブルワーズ戦での先発が濃厚だ。
参照元:スポーツ報知
◆広島6-1ソフトバンク(9日・尾道) 1点リードで迎えた5回。無失点投球を続けてきた大場が、2死からまさかの3連続四球。満塁のピンチを招くと、続く緒方には高めに入った直球を右前にはじき返され、逆転2点適時打を許した。たまらず王監督が交代を告げたが、後続も打ち込まれて、4回2/3を4失点で“プロ初黒星”。1日の巨人戦(4回2失点)に続き、予定の回数をクリアできず「最悪なパターン。きょうはあそこだけです」と、うなだれた。
直球は最速146キロどまり。スライダー、フォークを軸に2回裏の3者連続を含む8奪三振をマークしたが、直球でねじ伏せる豪快なスタイルは影を潜めたままだ。王監督も「2死から四球3つじゃあな。シーズン中にもあることだけど、勝利投手の権利はその回がチェンジにならないと」と、厳しい言葉を投げかけた。次回は16日のオープン戦最終試合(対西武)が有力。ラスト登板で、開幕ローテ入りへの不安を一掃したい。
◆広島・前田健粘った4回1失点 19歳の前田健が4回を4安打1失点に抑え、開幕1軍に踏みとどまった。2日の西武戦では2回6安打6失点。「前回の悔しさを思い出して粘り抜いた。絶対に結果を残さないといけなかった」初回は1死後から四球、2回には3安打を許す不安な立ち上がりも最少失点でしのいだ。「この前は高めが多かったので、低めを意識して投げた。スライダーをうまく使えた」と、満足そうに振り返った。
参照元:スポーツ報知
◆ヤクルト3-8西武(9日・神宮) 真新しいマウンドの上でヤクルトのルーキー、加藤が何度も首をひねった。球威を欠きコントロールも定まらない。4回を投げ、3本の本塁打を含む10安打を浴び8失点。暴投もボークもあった。ここまで順調に結果を残してきた左腕が、慶大時代にプレーした神宮でプロの厳しさを突きつけられた。
大きな期待を背負っての登板だった。改修された神宮の初戦、その先発投手に指名された。2月の練習試合では、2試合で計5回を無失点。開幕ローテ入りがほぼ確定した状態で迎えたオープン戦デビューだった。初回、打球が左足つま先に当たったが「影響はなかったと思います。今日は何も言うことはありません」と球場を後にした。
本人はショックの色を隠せなかったが、高田監督の評価は変わらなかった。「順調すぎるぐらい順調に来てたから。まだ修正して立ち直る時間はある。やってくれるでしょう、次は」残り2度の登板で、立ち直ることを期待した。
試合後、荒木投手コーチと共に試合のビデオを見て修正ポイントをチェックした。16日の楽天戦(神宮)が有力視される次回登板で、知性派左腕の真価が問われる。
参照元:スポーツ報知
◆ヤクルト3-8西武(9日・神宮) 慣れ親しんだ神宮球場で“らしさ”を見せた。古巣相手にオープン戦初登板の石井一が5回1失点。走者を再三出しながら、のらりくらりと要所を締めて“移籍初勝利”をマーク。「悪いなりに点を与えずに投げられた。まあ行きあたりばったりでしたけど」と表情を崩した。
緩急自在だ。かつての150キロの剛球は最速141キロにまで減速したが、その分をベテランの味で埋めた。初回に自らの失策もあって無死一、二塁のピンチを招いたが最少失点で切り抜け、2回も2死一、二塁をしのいだ。5回までに94球を費やし、被安打8、5奪三振。それでも1失点。ここぞの場面で力勝負を避け、スライダー、カットボール、チェンジアップ、フォークを織り交ぜ打者を幻惑。日米通算17年目、137勝の実績から培った頭脳的な投球術でツバメ打線を軽く料理した。
新天地で技術はさらに磨かれた。「脂はだいぶ乗りきって、もうなくなってきちゃったけど」相変わらずのオトボケでかわしたが、渡辺監督も「打たれ強いねえ。ちょっと打たれすぎだけど、まあ(のらりくらりは)彼の持ち味」と評価。小野投手コーチも「(投球術が)うまい」と、レオの新左腕エースとして期待感を示した。
開幕に向けて死角なしだ。キャンプ終盤に腰痛を発症、調整遅れが指摘されたが、古巣を踏み台に順調な仕上がりぶりをアピール。リニューアルされた神宮球場について「ボクのポスティング分ぐらいで改装できてよかった」と笑いを誘い、昨年までつけていた背番号16の加藤と投げ合ったことに「まだまだ早いですね。ボクの16番をつけるのは早いです」とチクリ。本業はもちろん、独特の“石井一節”の方も今季は絶好調だ。
参照元:スポーツ報知