野球の最新ニュースをあなたにお届けします。
スポンサードリンク
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
◆阪神3―2中日(8日、甲子園) 個人の記録よりチームの勝利。金本の野球観を凝縮させた“凡打”だった。通算2000安打にリーチをかけて臨んだこの試合。無安打で迎えた最終打席。1点を勝ち越した後の7回1死一、三塁で、2番手の左サイドハンドの小林に食らいつくように三遊間へボテボテのゴロ。併殺崩れの間に貴重な1点を追加した。
「あの投手には、あれが精いっぱいやろう。ゲッツー崩れしかないかなと思ってた」安打よりも追加点の確率が高い“犠牲打”を選んだ。結局3打数無安打1四球で通算2000安打はお預け。だが、1点差勝利に直結する1打点を挙げた。
そんなアニキに代わって甲子園の虎党を熱狂させたのは弟分の新井だった。この回、同点としてなお1死一、三塁。フルカウントから「気持ちが入っていたので、あまり覚えていないです」と内角直球を魂で運んだ当たりは、詰まりながらも左前へ転がった。勝ち越し。右腕で力こぶを作って一塁を回り、両手を思い切りひっぱたいて自分自身を祝福した。
「チームの人も、ファンの人も、特別な雰囲気があるのが伝わってきました」この日、金本の2000安打は達成されなかったが、新井自身は通算1000安打まであと3本と迫った。「同時達成? 無理です、無理」と謙そんしたが、兄弟分同時達成への期待が、大きくふくらんだ。岡田監督も「明日(9日)は金本がいい形で打ってもらいたいな」とメモリアル安打が勝利を呼ぶことを願っていた。
参照元:スポーツ報知
PR
この記事にコメントする