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◆チャリティードリームマッチ 茨城ゴールデンゴールズ5―7サムライ(19日・横浜スタジアム) レッドソックスの松坂大輔投手(27)が19日、横浜スタジアムで自身の草野球チーム「サムライ」を率いて、萩本欽一監督(66)の茨城ゴールデンゴールズ(GG)とチャリティーマッチを行い、7―5で今季“初勝利”を挙げた。打ってはGGの助っ人として参加した元マリナーズ投手・佐々木主浩氏(39)との新旧メジャーリーガー対決で、フェンス直撃の二塁打。投げては2度登板し、最速136キロの力投で15000人のファンを沸かせた。
横浜の寒空に、強烈な弾道が描かれた。白球は加速し、バックスクリーンへと向かう。入るか。わずかに足りない。自らのバットがたたき出したフェンス直撃の大飛球に、二塁へ達した松坂は満足げに笑う。大魔神はマウンド上で苦笑いするしかなかった。
「後が怖いので、打っていいのかと思ったけど、体が勝手に反応しました」9回表1死。1番打者の松坂が打席に向かうと、萩本監督は迷わず佐々木をマウンドに送った。8回を3者凡退に封じ、お役ご免となっていたが、大魔神も気持ちよく再登板した。松坂は121キロ直球をフルスイング。新旧大リーガーによる夢の対決。15000人は寒さを忘れて熱くなった。
怪物・松坂の季節外れの熱投に、ハマスタが沸いた。この日は「1番・中堅」でスタメン出場。誰もが待ちに待ったマウンドは、8回だった。始動直後の冬場にもかかわらず、136キロの直球で剛腕健在をアピール。9回1死一塁では、代打に俳優の柳葉敏郎がコールされると、再びマウンドへ。最後の欽ちゃんには94キロの“思いやり直球”で投ゴロ併殺に仕留めた。0―8で敗れた昨年1月7日の“壮行試合”の雪辱を果たした。
白星は大事なオフに出場を了承してくれた、レ軍のテリー・フランコーナ監督(48)にささげる。「Rソックスの一員として、幸先いい1勝を挙げることができた。喜んでくれると思う。出場することを認めてくれて、感謝します」最後は全員が三本締めで、松坂の健闘を祈った。ハマスタは横浜高時代、栄光と挫折を味わった思い出のマウンド。原点の地で拍手に包まれ、怪物が勝負のメジャー2年目をスタートさせた。
◆佐々木は最速133キロ GGでは多彩な助っ人が出場し、夢の対決を盛り上げた。8回に登板した大魔神・佐々木は最速133キロの直球に往年のフォークも披露。1Kを奪い3者凡退に抑えた。9回には打者・松坂に再登板して二塁打を浴びたが、「松坂はこれから体も締まってくるし、これからでしょう。去年もちゃんとやってるから大丈夫」と太鼓判。5回から代打で登場し、中前安打を放った中日・荒木も「楽しい野球でしたね」と満足そうだった。
参照元:スポーツ報知