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◆アストロズ0-13ヤンキース(15日・ヒューストン) ヤンキース打線が15安打を放ち、13―0の圧勝で敵地でのアストロズ戦に3連勝。今季2度目の4連勝で、貯金を今季最多の4とした。松井秀喜外野手(34)は先制点の起点となる二塁打を含む2安打1打点。オールスター戦(7月15日、ヤンキー・スタジアム)選出に向けて再び調子を上げてきた。また、ヤ軍関係者がこの日、松井の地元・石川県庁を訪問。球宴ファン投票への協力を呼び掛けた。
大勝に沸く試合後のクラブハウスに、大音量の音楽が響いた。敵地で同一カード3連勝。「なかなかないこと。ここ何試合かは非常にいい戦いぶりです」浮上の手応えを感じるチーム状態に松井の表情も緩んだ。
5月22日以来の「3番(DH)」に入ったこの日、3回の第2打席で先制点の起点になる左中間二塁打。6回、2死一、三塁では中前に適時打を放ち勝利に貢献。「センター方向に強い打球が飛んだし、得点にもつながったからよかった」この日は父の日。MLBは毎年、この日に合わせ前立腺がん治療のチャリティーのため、選手に青いリストバンドを着けて試合に出場させているが、松井も腕に巻いて試合に臨んだ。父・昌雄さんにはプレゼントを贈ったが、バットでも感謝の気持ちを表した。
打率は2厘上げて3割2分5厘。再び上昇ムードが出てきた。前週の球宴第3回中間発表ではDH部門でオーティズ(Rソックス)に大差をつけられての2位。出場には一般投票の得票を伸ばすことが前提になるが、選手間投票の票と、監督推薦を勝ち取るためにも、打つことで存在をアピールしたい。
同僚のデイモンも調子を上げているだけに、より一層の爆発が求められる状況だ。しかし、チームが低迷していては印象も薄い。打って、なおかつチームが上位に食い込むことが条件となる。
ただ、上位進出を狙う上で不安もある。先発・王建民が6回の走塁で右足を痛めて退場。ねん挫と見られているが、16日に受ける精密検査の結果次第では、今季8勝を挙げている右腕の長期離脱の可能性も出てきた。
「軽ければいいですけど…。早く治してほしい」と松井も心配。ニューヨークでの休日を1日挟み、17日からは借金8でナ・リーグ西地区3位のパドレス、借金5で中地区最下位のレッズとの6連戦に臨む。下位球団相手に取りこぼしは許されない。この1週間を投票アピール週間にする。
参照元:スポーツ報知