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◆オリックス4x―3中日(14日・京セラドーム大阪) 青ざめた表情のまま、岩瀬はマウンドを降りた。プロ10年目で初となるサヨナラ被弾。カブレラのヒーローインタビューが流れるベンチ裏で、肩を落としながらスパイクの土を落とした。「打たれたら何の言い訳もありません」。消え入りそうな声で小さくつぶやくと、足早に選手バスへと乗り込んだ。
1点リードの9回だった。代打・下山に中前安打を浴び、無死一塁でカブレラを迎えた。簡単にカウント2―1と追い込んだものの、4球目に落とし穴が待っていた。133キロの内角高めのスライダーに、助っ人砲のバットが巻きついた。高々と舞い上がった11号2ランが左翼席の最上段で大きくはねた。
落合竜が誇る必勝パターンが、最後の最後で崩れた。1点ビハインドの6回に、ウッズ、和田の2者連続アーチであっさり逆転。エース・川上も6回2失点と粘り、チェン、吉見のリレーで、ゴール寸前までたどり着いていた。
今季2度目の3連敗で、交流戦の勝ち越しが消滅した。「岩瀬でやられたらな。代わりはいないんだから」と淡々と振り返った落合監督だが、この黒星はあまりにも痛い。ロッテに敗れた首位・阪神との差を詰めることが出来ず、3位・巨人とも2ゲーム差。昨季の日本一軍団が、今季最大のピンチに立たされた。
参照元:スポーツ報知
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