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楽天のエース・岩隈久志投手(26)が24日、来年2月1日のキャンプ初日からのブルペン入りと2ケタ勝利を誓った。今月16日に右ひじ遊離軟骨の除去手術を終えたばかりの右腕は、この日、経過報告などを兼ねて球団事務所を訪問。秋季キャンプ中の野村克也監督(72)にあいさつした。リハビリもすでにスタート。“ガラスのエース”を返上。万全の状態で来季を迎えることになりそうだ。
エースの視線は、すでに来季に向いていた。球団事務所を訪れた岩隈は「2月1日に、しっかりと合わせたいですね。野村監督にも『来年は頼んだぞ』と言われましたし、ぼくもそのつもりです」―。いきなり、キャンプ初日からのブルペン入りを宣言した。
悔しすぎるシーズンだった。登板予定だった開幕2戦目、3月31日の試合直前、広背筋炎症などでいきなり離脱。5月に一度は復帰も、再度、左脇腹痛で戦列を離れた。終盤に復帰したが、目標だった15勝からはほど遠い5勝どまり。来季にかける思いは誰よりも強い。
「来年は2ケタ勝利はもちろん、チームの柱として働きたい。そうすれば、クライマックスシリーズも見えてくると思う」。ルーキー・田中らの活躍で今季、4位に躍進した楽天。さらに上のAクラス入りを目指すために、エースの復活は必要不可欠だ。
右ひじのクリーニング手術を受け、体への不安は消えた。病院では、横浜の大ベテラン左腕・工藤と入院生活をともにした。「勉強になった」と振り返るとおり、様々なアドバイスを受ける貴重な時間になった。
キャンプ初日からの投球に備え、来月からキャッチボールも始められる見込み。「気持ちもスッキリしました。あとは、しっかりとリハビリをして来季に備えたいですね」。ファンのサイン攻めにも笑顔で応えたエースの表情は、晴れやかだった。
参照元:スポーツ報知