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古田前監督の涙の退任会見から約1か月。現役時代、巨人のV9を支え、引退後も日本ハム監督、巨人コーチ、そして、GMとして実績を残した高田氏に、ヤクルトの次期監督を任せることが正式に決まった。鈴木球団社長は「決まってホッとしています。フロントと現場が一体となって、強化、育成に努めていかないといけない。高田さんは監督、コーチ、GMでも成功されている。安心しています」と安どの笑みを見せた。
この日、日本ハムも高田GMの退任を発表。「昨年は念願の日本一となり、そして、今年も連覇を目指している今、球団を去ることは大変心苦しく、また寂しく思います。本当にお世話になり、ありがとうございました」とコメントした。25日にはヤクルトと正式契約を交わし、記者会見に臨むことになる。
新たなチームの顔を球団もギリギリまで待ち続けた。11月23日から発売する来年用カレンダーの表紙を用意。本来ならすでに印刷に入っているところだが、作業を止め、発表の日まで締め切りを延ばした。就任会見後、すぐに撮影を行う予定で、これが「ヤクルト・高田監督」としての初仕事になる。
今季、21年ぶりの最下位に低迷。OB招へいという既定路線を打ち破ってまで、経験豊富な高田氏にチーム再建を託した。望むのは育成によるチーム力の底上げ。高田流の球団改革で、新たな黄金時代を築いていく。
◆高田 繁(たかだ・しげる)1945年7月24日、鹿児島県生まれ。62歳。浪商高から明大に進み、東京六大学ベストナインを1年秋から7季連続で受賞。67年ドラフト1位で巨人に入団。68年に新人王。69年から4年連続ベストナインに輝いたほか、ゴールデングラブ賞を外野手で4度、三塁手で2度獲得。80年に引退後、85年から日本ハム監督を4年間務めた。巨人の1軍コーチ、2軍監督などを歴任し、04年11月から日本ハムGMに就任していた。
参照元:スポーツ報知