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プロ野球セ・リーグが28日に開幕する。巨人・原辰徳監督(49)は27日、「8番・二塁」で先発出場する坂本勇人内野手(19)に大きな期待をかけた。「スタメンは力で奪い取った。これからどう歴史に名を残すか。出るからには堂々と戦ってほしい」。巨人では松井秀喜(現ヤンキース)以来の10代開幕スタメンとなる若武者に檄を飛ばした。「投打の歯車がかみ合った、勝つ野球をしていきたい」と力強く宣言。日本一奪回への戦いがいよいよ始まる。
最終調整を行った神宮球場の冷たい風にさらされても、原監督の声には張りがあった。「2月1日からチームとして動き、いい形で明日を迎えられる。個々がしっかりと調整をし、思い描いたメンバーでスタートできる。気持ちは高まっています」恒例の開幕前日会見。凛(りん)とした表情に充実感が漂っていた。
開幕オーダーには指揮官期待の若武者が名を連ねた。プロ2年目、19歳の坂本が「8番・二塁」で先発出場する。巨人では、94年松井以来14年ぶりとなる10代開幕スタメンだ。「長い戦いの中で力で奪い取った。スタメンに入るのは大変なこと。これからどう歴史に名を残すか。一挙手一投足の積み重ねだ」円熟味を増した野手陣の中で、新しい息吹を吹き込むことを願っている。
原監督はキャンプ、オープン戦と若手の台頭を熱望していた。「今年の野手陣の中に割って入るのは至難の業。だからこそ、そういう選手が出てきたら価値がある」。坂本は期待以上の成績を残し、ついにレギュラーの座を勝ち取った。「彼に足りないのは経験だけ。結果に一喜一憂することなく、出るからには堂々と戦ってほしい」と、激しく檄を飛ばした。
長丁場のペナントレースで、指揮官は明確なビジョンを立てている。スタートダッシュについては「もちろん、スタートはいいに越したことはないが、もしそうでなくても、軌道修正していけばいい」と、どっしりと構える。8月には北京五輪が控え、主力が抜ける戦いが強いられる。「どんな状況になっても対応できるような準備をしておかなければいけない」シーズンを戦いながら、対策を練っていくつもりだ。
目標はただ一つ、日本一奪回しかない。「これが現時点でのベスト、というメンバーでスタートする。チームとして『勝つ野球』をしていきたい」投打の歯車をかみ合わせ、勇猛果敢に戦うのが「勝つ野球」だ。原巨人が連覇、そして6年ぶりの日本一へ、いよいよスタートを切る。
巨人・原監督「2月1日からチームとして動き、いい形で迎えられる。今年は思い描いていたメンバーで開幕をスタートできる。若手は投手も含め野手も新人王が狙える選手がいる。目標は日本一奪回。それしかありません」
参照元:スポーツ報知