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◆オリックス0-2楽天(27日・スカイマーク) マウンドに立つ岩隈の球威は、まったく衰えなかった。まなざしは冷静でも、ボールはうなりをあげた。これこそが本当の姿だ。9回、2死。代打の木元は力ない一ゴロに倒れた。大きな笑顔で今季初白星の喜びをかみしめた。わずか2安打無失点。楽天移籍後初、4年ぶり3度目の完封勝利をマークした。
近鉄時代の04年4月18日、対オリックス戦(大阪ドーム)以来のシャットアウト劇。無四球は自身初だ。「とにかく先頭を出さないことだけ。執念でアウトを取りに行きました」ボールは低めに集まり、7三振を奪った。度重なる右ひじなどの故障に苦しみ、楽天では過去3年で15勝だった右腕が、ついに完全復活だ。
「開幕戦の悔しさが晴れましたよ」20日のソフトバンク戦で2点リードしたまま7回、1失点、93球で降板。昨年10月に手術した右ひじをいたわっての交代だったが、ドミンゴが逆転サヨナラ3ランを浴びる衝撃の敗戦を喫した。オレが完投していれば―25日のブルペン調整から燃えていた。「とてつもないボールだった」紀藤コーチが感じたのは、エースの自覚と気迫だった。
チーム2年ぶりの連続完封勝利。06年は1試合が継投によるものだったが、今回は永井、岩隈の2完封で2連勝。球団初の快挙だ。ノムさんの口調も滑らかになるはずだ。「きょうは(援護が)1点でもよかった。言うことナシ。投手王国になってきたな。次のマー君にいいタイミングだ」29日は、ようやくホーム開幕戦。日本ハムを迎えて田中が先発する。開幕4連敗はとうの昔。楽天に勢いがついた。
参照元:スポーツ報知
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