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楽天・田中将大投手(19)が2日、雨の中でフリー打撃に今季初登板。43球を投げ、順調な仕上がりぶりを見せた。ルーキーイヤーも、ことごとく初登板時に雨にたたられているマー君は、今年も「雨男伝説」を継続。新人王に輝いた昨季と同じく、今季も勝利を積み重ねる予感は十分だ。
晴れ間が見えていた上空が、みるみるうちに怪しくなった。田中が鉄平に向かって第1球を投げた直後、シャワーのように雨が降り注ぐ。ナインからは「おい、またか!」と声が相次ぐ。それでも、表情一つ変えないマー君。10分間で43球を投げ終えると、グラウンドに再び光が差した。
「また雨? 何を言わせたいんですか?」と意に介さないが、昨年はフリー打撃、紅白戦、オープン戦初登板がいずれも雨だった。これを吉事と受け取っていいほど、予定通りに調整は進んでいる。鉄平と平石を相手に、すべて直球で安打性の当たりは6本。「がむしゃらだった去年と違い、考えながらできています」と手応えを感じていた。
中日、阪神のスコアラーも、田中チェックにやってきた。昨年、6月13日の対戦(フルキャスト宮城)で初完封を献上した中日の矢口スコアラーは「結構、やられましたからね。当然、見る選手」と警戒。包囲網は厳しくなるが、野村監督は「けがさえしなけりゃ、大丈夫」と安心顔だ。2年目のマー君は“天”にも味方されている。
◆マー君は雨男 07年の久米島キャンプでのフリー打撃初登板は、雨で室内に変更された。同年2月14日の紅白戦初登板も雨で中止。6球団のスコアラー計8人が肩すかしを食らった。さらに、鹿児島で同期の大嶺とデビュー対決と騒がれた同25日のロッテ戦(鹿児島)も雨で1日順延している。
参照元:スポーツ報知