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◆ロッテ6―8西武(18日・千葉マリン) ベビーフェースが勝負師の顔に変わった。二塁走者の中島は腹を決めてスタートを切った。7回1死二塁。日本代表選出の吉報を追い風に、アクセル全開で駆けだした。投球前に三盗を敢行すると、あわてたマウンドの松本は三塁へ悪送球。一気に本塁を陥れ、勝負を決める1点を奪った。
「狙ってました」。二塁打で出塁後、左腕の松本が登板。ワンポイント起用で打者に集中する投手心理を見透かし、ノーサインで走った。8回に1点差に迫られただけに、事実上の“決勝点”。渡辺監督は「予想もつかないことをする。デンジャラスボーイだ」と独特の言葉で称賛した。
北京への思いが25歳に火をつけた。17日に発表された日本代表24人の“最後の一人”として滑り込んだ。星野監督が会議で投手枠を10人に削減する決断をした瞬間、田淵ヘッドコーチは「中島を入れよう」と切り出した。プロ入り前を含め初の日本代表。中島は「メッチャうれしかった」と心から喜び、士気を最大限まで上げて試合に臨んだ。
打っては7回の右中間二塁打に続き、9回にはダメ押し右前適時打を放った。星野監督は野手のメンバー選考時、外角に広いストライクゾーン対策として右打ちの技術を重視。右方向への2安打で国際試合への適性もアピールした。
昨年9盗塁から今季早くも16盗塁。打率はリーグトップを走り、17本塁打と長打力も備える。「選ばれたからには気合入れて頑張ります」。打力、走力に頭脳まで兼ね備えたデンジャラスな男が、星野JAPANの救世主になる。
参照元:スポーツ報知
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