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北京五輪野球の日本代表編成委員会が17日、都内で行われ、日本代表24選手が発表された。
自らの言葉で、巨人・上原浩治投手(33)は不安をぬぐい去った。「応援する国民へ抱負を」と報道陣に聞かれた時だった。「大丈夫です、と言いたいんですけど…」2秒、間をあけて続けた。「どうにかします」最後は自分に言い聞かせるように、力を込めて言った。
2度目の五輪出場にも表情はこわばった。「前回(アテネ五輪)、悔しい思いをしているので、金メダルを取りたい」と頂点を目指すことを宣言。だが「個人的には周りに迷惑をかけないように。それしか言えないです」と歯切れが悪かった。
先発復帰した今季、開幕から不調で、4月下旬には2軍での再調整を命じられた。交流戦明けから中継ぎとして1軍に戻ったが、ここまで14試合、2勝4敗、防御率6.46と屈辱の数字が残っている。
一向に復調しない状況に「辞退」の2文字が頭をよぎったこともあった。「正直、今でも悩んでいます。自分だけ成績を挙げていないのにいいのか、という思いはあります」それでも「過去の実績は関係ない。プライドも捨ててやっていかないと」と泥にまみれてでも再生することを誓った。
◆阿部金で恩返し ○…巨人・阿部は中大4年時の00年シドニー五輪に出場して以来の選出。「今回はプロとして行くので、想像を絶するプレッシャーがあると思う。結果を出すことが選んでくれた方々への恩返し」と闘志を燃やした。「目指すものは金メダル」ときっぱり。「北京は暑いと聞いているので、合宿では(本番で)バテないような練習ができれば」と、まずは酷暑に体を慣らす。
参照元:スポーツ報知